BRICs関連銘柄を知る!それぞれの国の特徴や注目すべき銘柄&上昇率トップ3!

 
 BRICs関連銘柄をチェック!

【2768】双日1.5倍【7269】スズキ1.3倍【9983】ファーストリテイリング1.4倍の上昇を見せております!

そんなBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)は世界経済に大きな影響力を持ち始めています。

BRICsの経済規模はこの10年で2倍になっており、世界の国土面積の29%、世界人口の40%以上を占めていることから、今後更なる経済成長が期待されます。

BRICs関連銘柄に注目していきましょう!

1.21世紀の世界経済を牽引すると期待されるBRICs

 BRICsが世界経済に大きな影響力を持ち始めています。

1-1.BRICsとは?

 今回は、21世紀に世界経済を牽引していくと期待されるBRICsに関連した銘柄に注目していきます。

BRICs(ブリックス)とは
2000年代以降高い経済成長を遂げているブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国の総称です。

2001年に、世界的投資銀行であるゴールドマンサックスが発表したレポートでこの略称を用いたことが起源となり、以後この略称が世界的に広まりました。

BRICsの4ヶ国を合わせると、国土面積は世界の29.2%、人口は40%以上を占めており、その潜在能力の高さが伺えます。

10年前の2008年時点では、G7こと先進7ヶ国(アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ)のGDP合計は約33兆ドルだったのに対し、BRICsの合計は約9兆ドルに過ぎませんでした。

2017年時点では、G7のGDP合計約36兆ドルに対し、BRICsは約18兆ドルになっています。

つまり、先進国各国は低成長を続ける中、BRICsはこの10年で経済規模が2倍になっていることが分かります。

今回注目するBRICs関連銘柄とは、BRICs4ヶ国と取引を行う総合商社や、自動車メーカーを始めとする輸出系企業が中心になってきます。

また新興4ヶ国にその後加わった、南アフリカ共和国を含む総称は「BRICS」と小文字の「s」から大文字の「S」へと変わります。

南アフリカ(South Africa)

 

1-2.BRICs4ヶ国の特徴は?

 BRICs4ヶ国それぞれの国の特徴を見ていきましょう。

  • ブラジルは、この10年でイタリアを抜き世界8位の経済大国となっています。

ブラジルは輸出が強く、大豆や食肉などの農業品や鉄鉱石を始めとする鉱物資源に強みを持ち、航空機産業では世界3位の航空機メーカー「エンブラエル」で知られています。

  • ロシアは、この10年でGDPが減少しており、経済規模は世界8位から世界12位へと下落しています。

ロシア経済は、天然ガスや石油といったエネルギー資源に大きく依存しており、リーマンショック以降の原油価格の下落が経済に大きなダメージを与えています。

また、BRICsの中では唯一人口減少が懸念されており、今後の先行きが心配されます。

  • インドは、この10年でGDPが2.1倍という驚異的な成長を遂げており、イギリスに次ぐ世界6位の経済大国になっています。

歴史的に農業が強く、近年はIT分野がインド経済を牽引しています。また、労働力人口は2050年まで増え続けると予測されており、今後も持続的な成長が期待されます。

  • 中国も、この10年でGDPが2.6倍という驚異的な経済成長を成し遂げており、日本を抜き世界2位の経済大国となり、名実ともにアメリカと並ぶ超大国になりつつあります。

「世界の工場」と形容される世界最大の工業生産国であり、アジアのシリコンバレーこと深センからはアリババやテンセントといった世界的IT企業が輩出されています。

しかし、経済成長の裏では、貧富の拡大や環境破壊、急速に進む少子高齢化などの懸念事項も多く抱えています。

 

★注目ポイント1
 BRICsとは、ブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国の総称。特に、インドと中国はこの10年で驚異的な経済成長を成し遂げている。

2.BRICs関連銘柄の動向は?

 BRICsと深い関りがあるBRICs関連銘柄の、この1年の値動きを見ていきましょう。

2-1.自動車や航空機に強い双日

 自動車や資源、航空機に強い総合商社の【2768】双日は、この1年で大きく値上がりしました。

同社の株価は、2017年6月には276円の低位株でしたが、この1年上昇していき、2018年5月には433円まで上昇しました。

この1年で最大1.5倍の上昇となり、2018年6月現在も高値圏で推移しています。

世界経済はグローバル化しており、BRICsと関りがある企業は無数にありますが、特に商社セクターはBRICs関連銘柄として必ず抑えておきましょう

 

2-2.インドで圧倒的シェアを誇るスズキ

 軽自動車トップメーカーの【7269】スズキは、インド関連銘柄として注目されます。

同社の子会社である「マルチ・スズキ・インディア」は、インドの自動車市場で47%もの圧倒的なシェアを誇っていることで知られます。

同社の株価は、2017年6月には5,330円を付けていましたが、緩やかに上昇していき、2018年1月には一時6,811円まで上昇しました。

この1年で約1.3倍の上昇となり、2018年6月現在は6,300円前後で推移しています。

インドで圧倒的なシェアを誇っているスズキはもちろんのこと、中国でも日本車の人気は高くドイツ車と凌ぎを削っています。

日本を代表する輸出セクターである自動車銘柄もBRICs関連銘柄として注目していきましょう。

 

2-3.中国事業で好調なファーストリテイリング

 衣料品チェーン「ユニクロ」や「ジーユー」を展開する【9983】ファーストリテイリングは、中国関連銘柄として注目されます。

同社が2018年2月に発表した中間決算では、海外事業の売上高が史上初めて国内売上高を上回ったことが明らかとなりました。

同社は特に中国市場を強化しており、多くの日系企業が苦戦する中で業績を伸ばしています

同社の株価は、2017年6月には37,420円を付けており、2017年9月には一時30,000円まで値を落としましたが、その後は大きく反発しており、2018年6月には53,420円まで上昇しました。

この1年で1.4倍の上昇となり、今後更なる高値更新が期待されます。

BRICs関連銘柄の動向を見てみると、大きな上昇を遂げているのは、やはり成長著しい中国とインドに積極的に進出している企業であることが分かります。

 
 
★注目ポイント2
 BRICs関連銘柄では、成長著しい中国とインドで業績を伸ばしている銘柄がこの1年で堅調な上昇を遂げた。

3.主要BRICs関連銘柄チェックリスト

 BRICs関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【2768】双日(低位株★)403円  総合商社
 【4612】日本ペイントホールディングス4,605円  総合塗料、中国事業に強み
 【4613】関西ペイント2,250円  総合塗料、インド事業に強み
 【6367】ダイキン工業13,575円  エアコンメーカー、インドで首位
 【7201】日産自動車1,078.5円  自動車メーカー
 【7203】トヨタ自動車7,199円  自動車メーカー
 【7261】マツダ1,368.5円  自動車メーカー
 【7267】ホンダ3,342円  自動車メーカー
 【7269】スズキ6,321円  軽自動車メーカー、インドで首位
 【7270】SUBARU3,280円  自動車メーカー
 【8002】丸紅829.9円  総合商社
 【8031】三井物産1,801円  総合商社
 【8053】住友商事1,826.5円  総合商社
 【8058】三菱商事3,092円  総合商社
 【9983】ファーストリテイリング52,140円  衣料品チェーン「ユニクロ」展開、中国市場に強み

※株価は2018年6月22日終値で算出

★注目ポイント3
 BRICs関連銘柄として、総合商社と自動車メーカーを中心に抽出した。成長著しい中国とインドに積極的に力を入れる銘柄には要注目。

4.BRICs関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったBRICs関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年6月22日~2018年6月22日の1年で算出

 

4-1.第1位【5344】MARUWA

チャート画像
上昇率 2.3倍(安値:4,435円 → 高値:10,230円)
市場 東証一部
RSI 47.7(売り買い均衡)
 

4-2.第2位【4922】コーセー

チャート画像
上昇率 2.2倍(安値:11,820円 → 高値:26,340円)
市場 東証一部
RSI 76.51(買われ過ぎ)
 

4-3.第3位【6366】千代田化工建設

チャート画像
上昇率 2.1倍(安値:537円 → 高値:1,150円)
市場 東証一部
RSI 39(やや売られている)

※RSIは2018年6月22日終値より算出

★注目ポイント4
 セラミック部品大手のMARUWAがトップ。また、特徴として上昇率トップの銘柄は短期急騰ではなく、右肩上がりの堅調な上昇を見せていることが分かった。強気姿勢がいつまで続くのか注目したいところ。

5.まとめ

 BRICs関連銘柄は、成長著しい中国とインドに積極進出している銘柄が大きな上昇をしています

中国は、政治面においては習近平国家主席の独裁体制が懸念されますが、独裁体制は大胆な経済政策がとれることから経済には大きなプラスになるとの期待もあります。

インドは、シリコンバレーにも多数の人材を輩出しているIT産業はもちろんのこと、労働力人口が2050年まで増え続けるという人口動態が魅力的です。

ロシアはここの所の原油価格の上昇から経済の持ち直しが期待され、ブラジルも航空機産業を中心に更なる経済発展が期待されます。

今後もBRICsへの事業進出といったニュース、株価動向などは、是非チェックしておきましょう。

 

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