人気の「リノベーション」に関連する銘柄をチェックしてみよう!

 

今回注目するテーマは「リノベーション」関連

【8844】コスモスイニシア2.4倍
【8892】日本エスコン2.3倍
【3491】GA technologiesはIPOで5倍

首都圏のマンション価格の高騰や中古住宅市場の拡大を背景に、リノベーションが広まりを見せています。

人口減少と住宅供給過多を背景に、中古住宅価格は下落すると見られていることから、リノベーション市場は有望市場になるものと期待されます

そんな注目のリノベーション関連銘柄について、注目していきましょう!

 

1.リノベーション関連銘柄に期待

今回は、中古住宅市場の活性化により注目されるリノベーションに関連した銘柄を見ていきます。

1.リノベーション関連銘柄に期待

リノベーションとは
大規模な改修工事を行い、住宅の機能や性能を向上させるなどの付加価値を与えることです。

リノベーションと混同される言葉としては「リフォーム」がありますが、リフォームとは老朽化した住宅を新築の状態に戻すことを指します。

例えば、外装を塗り直したり、壁紙を張り替えたり、キッチン設備を新しいものに変えたりするような小規模な工事はリフォームに該当します。

リノベーションは、古くなった住宅機能の修復のみならず、壁を壊して間取りを変更するなど新築時の住宅機能に付加価値を与えるための大規模な工事を指します

リノベーションは中古住宅を購入して行うことが一般的となっており、新築の住宅やマンションを購入するよりも費用を大きく抑えられることが最大のメリットであると言えます。

現在、首都圏では不動産価格の上昇が続いており、不動産経済研究所が発表した「マンション市場動向(2018年7月)」によると、首都圏のマンションの平均価格は6,191万円にまで高騰しています。

首都圏のマンション市場はバブルの様相を呈しており、今後、首都圏を中心にリノベーションが盛り上がっていくものと期待されます。

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1-2.リノベーション市場が活性化するポイントは?

新築に比べて費用を抑えられること以外にも中古住宅をリノベーションするメリットは多く、自由に内装を設計できることや物件の選択肢が多くなることなどがメリットとして挙げられます。

一方、デメリットとしては、中古住宅は耐震性能などに問題がある場合があることや、リノベーション代には住宅ローンを使えないことなどが挙げられます。

現在、リノベーションを含めた日本のリフォーム市場は、約6.5兆円市場となっています。

今後、日本のリノベーション市場が活性化していくポイントは、中古住宅市場の流動性にあると考えられます。

人口減少や空き家問題を背景に、中長期的には日本の不動産価格は下落傾向にあると考えられます。

ただ、新築の価格は変わっておらず、かといって中古住宅価格もそこまで安くないというのが現状です。

日本の中古住宅価格が高止まりしている背景には、欧米先進国と比べて日本の中古住宅市場が整備されていないことが挙げられます。

欧米では住宅市場に占める中古住宅の割合が60%から90%とも言われてる一方で、日本では20%にも達していません。

しかし近年、日本でも中古住宅市場が拡大傾向にあり、国土交通省も中古住宅の流通を促進させる動きを見せ始めています

中古住宅の流動性が高まり、中古住宅価格が適正になれば、リノベーション市場が更に活性化していくことが期待されます。

 

★注目ポイント1
リノベーションとは、住宅の機能や性能を向上させる付加価値を与えること。新築物件を購入するより費用を抑えられることが最大のメリットであり、中古住宅市場の拡大とともに注目される。

2.リノベーション関連銘柄の推移

リノベーション関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.リノベーションを手掛けるコスモスイニシア

首都圏のマンション販売に強い【8844】コスモスイニシアは、リノベーション関連銘柄としても注目されます。

同社は、リノベーション済みマンションの販売や中古マンションのリノベーション事業も手掛けていることで知られます。

同社の株価は、2017年9月には427円の低位株でしたが、大きく上昇していき、2018年1月には1,025円にまで上昇しました。

この期間に2.4倍の上昇になりましたが、高値を付けてからは下落し続けており、2018年9月現在は650円前後で推移しています。

 

2-2.リノベーション事業に力を入れる日本エスコン

関西や首都圏で分譲マンションを手掛ける【8892】日本エスコンは、この1年で大きく上昇したリノベーション関連銘柄です。

同社は、築年数の経過した集合住宅に付加価値を加えるリノベーション事業に力を入れています

同社の株価は、2017年9月初めには459円でしたが、大きく上昇していき、2018年2月には1,063円の高値まで上昇しました。

この期間に2.3倍の上昇となり、2018年9月現在は800円前後で推移しています。

 

2-3.「リノシー」の開発・運営を手掛けるGA technologies

不動産関連銘柄でいま最も投資家の注目を集めている銘柄が【3491】GA technologiesです。

同社は、中古不動産流通ポータルサービス「リノシー」の開発・運営を手掛けており、今年7月にIPOしたばかりの銘柄です。

中古不動産はリノベーション活性化のカギを握ることから、リノベーション関連銘柄としても大きく注目されています。

同社は、IPO公募価格が2,510円だったのに対して、2018年7月25日に付けた初値は公募価格の2倍以上となる5,780円を付けました。

多くのIPO銘柄は“上場ゴール”となり初値を付けてからは暴落することが多いにも関わらず、同社はIPOしてからも大きく上昇し、2018年8月には公募価格の5倍となる12,640円まで上昇しました。

ただ、その後は大きく下げており、2018年9月現在は7,000円前後まで値を下げています。

2018年9月26日には「1:2」の株式分割を行っている。

また、IPO銘柄としては、中古住宅の販売やリノベーションを手掛ける【8919】カチタスもIPOで付けた初値から最大で2.8倍にまで上昇しています。

 

★注目ポイント2
リノベーション関連銘柄は、低位株やIPO銘柄が大きな上昇を見せている。

3.主要リノベーション関連銘柄チェックリスト

リノベーション関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【1439】安江工務店1,356円名古屋を拠点に中古住宅・マンションのリノベーション
【1911】住友林業1,969円リノベーション住宅
【1925】大和ハウス工業3,425円中古住宅のリノベーション
【3230】スター・マイカ2,050円リノベーションマンション
【3490】アズ企画設計2,022円中古不動産のリノベーション
【3491】GA technologies3,615円中古不動産流通ポータルサービス「リノシー」
【6064】アクトコール844円不動産リノベーション
【8802】三菱地所1,936.5円リノベーションマンション
【8840】大京2,297円リノベーションマンション
【8844】コスモスイニシア668円リノベーションマンション
【8885】ラ・アトレ748円リノベーションマンション
【8892】日本エスコン807円リノベーションマンション
【8893】新日本建物(低位株★)312円中古不動産のリノベーション
【8919】カチタス3,475円中古住宅のリノベーション
【8940】インテリックス806円リノベーションマンション

※株価は2018年9月25日終値で算出

★注目ポイント3
リノベーション関連銘柄を抽出してみると、主にマンションを手掛ける不動産関連銘柄が数多く挙がってくる。

4.リノベーション関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったリノベーション関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年9月25日~2018年9月25日の1年で算出

 

4-1.第1位【8919】カチタス

チャート画像
上昇率2.87倍(安値:1,638円 → 高値:4,715円)
市場東証一部
RSI57.41(やや買われている)
 

4-2.第2位【8844】コスモスイニシア

チャート画像
上昇率2.41倍(安値:425円 → 高値:1,025円)
市場ジャスダック
RSI44.26(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【3491】GA technologies

チャート画像
上昇率2.32倍(安値:2,720円 → 高値:6,320円)
市場東証マザーズ
RSI39.1(やや売られている)

※RSIは2018年9月25日終値より算出

★注目ポイント4
リノベーション関連銘柄の上昇率トップは、2017年12月に新規上場した【8919】カチタスの2.87倍!3位には同じくIPO銘柄がランクインしており、今後の動向が注目される。

5.まとめ

 

リノベーション関連銘柄としては、低位株から急騰したコスモスイニシアと日本エスコン、IPO銘柄のGA technologiesとカチタスが大きな上昇となっています。

現在、首都圏のマンション価格はバブルの様相を呈しており、中古住宅市場も徐々に活性化してきていることから、リノベーションは有望な市場になっていくものと考えられます

日本でリノベーションが活性化するカギを握るのは、中古住宅市場の拡大にあります。

国土交通省が促進している中古住宅市場の活性化に関するニュースには注目しておきましょう。

 

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