「半導体」×「低位株」=13銘柄!500円以下の低位株をピックアップ!

 

 全てのモノがインターネットに繋がるIoT社会の進展から、日常のありとあらゆる製品に半導体が使われるようになっており、半導体市場がバブルの様相を呈しています

社会のIoT化が今後更に進むことは確実で、半導体関連銘柄は一段高になってもおかしくありません。

しかし、多くの半導体関連銘柄は高騰しており、個人投資家にとってはやや手を出しずらい価格になってきています。

今回は、個人投資家にも買いやすい500円以下の半導体関連低位株に注目していきます。

1.人気テーマ「半導体」と低位株

 IoT社会の進展によりバブルが到来している半導体市場ですが、半導体関連銘柄の低位株に注目していきましょう。

1-1.半導体とは?

2017年の半導体市場(世界)は4,122億ドルとなり、史上初めて4,000億ドルの大台を突破し過去最大となりました。成長率も2016年比で+21.6%という高い伸び率を記録しています。

特に、メモリは前年比+61.5%の1,240億ドルとなっており、その驚異的な成長率で半導体市場を牽引しています。メモリの内訳を見ると、DRAMが+76.8%、NANDが+47.5%となっています。

この半導体バブルの背景にあるのは、スマホや自動車など、あらゆる製品がIoT化していることによる半導体需要の増大があります。

社会のIoT化は今後更に加速すると見られており、半導体バブルは今後も続くと見られています

半導体バブルを背景に、半導体製造装置やNAND型フラッシュメモリなどを手掛ける半導体関連銘柄は多くの銘柄がこの1年で高騰しており、東証で最注目のテーマ株となっています。

半導体というと、エルピーダメモリの経営破綻や東芝のメモリ事業売却に象徴されるように、近年は日本企業が衰退しているイメージが強いかと思います。

しかし、半導体製造装置の世界シェアは日本企業だけで約40%を握っており、外国人投資家が物色しやすいセクターであることが知られています。

半導体メモリの分野では日本企業の存在感が薄れている傾向はありますが、半導体製造装置などでは、世界的リーディングカンパニーとなっている日本企業は未だ多いのです。

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1-2.半導体関連銘柄×低位株=3倍以上

 半導体関連銘柄は、IoT社会の更なる進展を背景に、今後も長期間に渡って世界中の投資家から注目されるテーマ株であり続けることは間違いないと見られています。

ただ、近年の半導体バブルによって多くの半導体関連銘柄が高騰していることから、投資資金が少ない個人投資家にはやや手を出しづらいテーマ株となっています。

そこでおすすめしたいのが、少数の資金でも投資できる500円以下の低位株です。

500円以下の低位株は、既に売られて値が下がっているため下落リスク(売り圧力)が小さく、その一方で注目されると暴騰しやすいことから、期待値が高いことが特徴として挙げられます。

今回注目した半導体関連銘柄の低位株投資の成功例としては、NAND型フラッシュ型メモリで世界2位のシェアを誇っていた【6502】東芝が挙げられます。

2015年に不正会計問題が発覚した東芝は、この問題を受けて、2016年初めには株価が一時100円台にまで暴落していました。

しかし、東芝は2016年2月に155円の安値を付けてから大きく上昇していき、2016年末には最安値から3倍以上となる475.2円まで値を回復しました。

2018年6月に東芝メモリは売却されたため、東芝は半導体関連銘柄からは外れていますが、半導体関連銘柄の低位株にはこのような動きをする銘柄が少なくありません。

 
 
★注目ポイント1
 半導体市場は、IoT社会の進展を背景に2017年には過去最大の市場規模となった。半導体関連銘柄は個人投資家には買いづらい価格にまで上がっているが、低位株ならまだ間に合う?

2.2018年7月13日付け「半導体」低位株リスト13銘柄

 個人投資家にも買いやすい500円以下の半導体関連銘柄を見ていきましょう。

※2018年7月13日終値で算出※

 

【6803】ティアック

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市場 東証一部
株価 41円
主なサービス 音楽制作機器が主力。半導体製造装置に使われるロードセル関連製品を手掛ける


【6131】浜井産業

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市場 東証二部
株価 135円
主なサービス 半導体シリコンウエハー向けラップ盤を手掛ける


【6721】ウインテスト

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市場 東証二部
株価 150円
主なサービス 半導体検査装置事業を主力とする

 

【6840】AKIBAホールディングス

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市場 ジャスダック
株価 206円
主なサービス メモリ製品の製造・販売を手掛ける

 

【5703】日本軽金属ホールディングス

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市場 東証一部
株価 241円
主なサービス アルミ総合メーカー。子会社の日軽パネルシステムが半導体製造に欠かせないクリーンルーム向け断熱パネルを生産

 

【3727】アプリックス

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市場 東証マザーズ
株価 250円
主なサービス IoT事業に注力。IoT向け半導体事業を手掛ける

 

【6300】アピックヤマダ

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市場 東証二部
株価 316円
主なサービス 金型技術に強みを持つ半導体製造装置メーカ。

 

【4392】FIG

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市場 東証一部
株価 336円
主なサービス 子会社の石井工作研究所が半導体製造装置メーカー


【3106】クラボウ

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市場 東証一部
株価 356円
主なサービス 綿紡大手メーカー。半導体向け液体成分濃度計を手掛ける


【6590】芝浦メカトロニクス

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市場 東証一部
株価 367円
主なサービス 半導体製造装置メーカー。液晶向け洗浄装置では世界トップ


【6507】シンフォニア

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市場 東証一部
株価 388円
主なサービス 精密機器メーカー。半導体装置用クリーン搬送機器を手掛ける


【6862】ミナトホールディングス

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市場 ジャスダック
株価 441円
主なサービス 子会社のSanMaX Technologiesがメモリモジュールや半導体デバイスを手掛ける


【6938】双信電機

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市場 東証一部
株価 496円
主なサービス 半導体製造装置向けノイズフィルタを手掛ける
 
※株価は2018年7月13日終値で算出
 
★注目ポイント2
半導体関連銘柄を低位株に絞って抽出してみると、やはり半導体製造装置関連が多い。この中では、双信電機がこの1年で一時5倍以上にまで高騰した実績がある。

3.番外編:「半導体」値嵩株トップ3!

 ここからは、番外編として株価の高い値嵩株をチェックしてみます。

株価の高い順にてランキング方式で発表!

1位【6146】ディスコ

 

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市場 東証一部
株価 20,300円
主なサービス 半導体製造装置を始めとする精密加工装置を手掛ける
注目ポイント 半導体・電子部品に使われる材料素材の精密加工装置を開発・製造している世界トップメーカー。半導体素材の加工は、半導体の小型化になくてはならない工程であり、スマホを始めとする機器の小型化・高機能化に寄与している。半導体関連銘柄を代表する銘柄。

 

2位【6981】村田製作所

 

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市場 東証一部
株価 19,665円
主なサービス 日本を代表する世界的電子部品メーカー。セラミックコンデンサーを始め数多くの電子部品でトップシェアを誇る。
注目ポイント 同社が強みを持つセラミックスは半導体であり、スマホを始め世界中のIoT機器に搭載されている。ただ、同社は電子部品や素材といったイメージが強いため、半導体関連銘柄として物色されることは少ない。

 

3位【8035】東京エレクトロン

 

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市場 東証一部
株価 18,705円
主なサービス 世界第3位の半導体製造装置メーカー。
注目ポイント 日本を代表する半導体製造装置メーカー。売上の9割を半導体製造装置が占めており、まさに半導体関連銘柄の代表格と言える銘柄。

※株価は2018年7月4日終値で算出

★注目ポイント3
 半導体関連銘柄の値嵩株を抽出してみると、日本を代表する世界的リーディングカンパニーが並ぶ。村田製作所はともかく、ディスコと東京エレクトロンは半導体関連銘柄の代表格。

4.まとめ

 

 今回は、半導体や半導体製造装置に関するテーマから低位株を算出してみました。

低位株は下落リスクが小さく暴騰しやすい特徴から、個人投資家を中心に人気がありますが、「ただ単に安くて買いやすいから」という安易な理由では、低位株に手を出さないように注意しておきましょう。

近年の半導体バブルにも関わらず、株価が上昇せず低位株に留まっているということは、その背景に業績不振などの“買われない理由”を抱えている場合が少なくありません。

低位株投資を行う際は、銘柄選定やリスク管理には細心の注意をもって行うように心掛けていきましょう。

今回算出した半導体関連の低位株から急騰銘柄が出るか期待です。

 

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