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【2743】ピクセルカンパニーズは12.40倍!!【3778】さくらインターネットは17.21倍!!!
生成AI需要を背景に、データセンター関連銘柄が最注目テーマ株の一つになっています。
日本へのデータセンター投資も活発化しており、政府クラウドに指定されて急騰した【3778】さくらインターネットは大きな話題になりました。
データセンター関連銘柄に注目していきましょう!
1.データセンター関連銘柄とは?
生成AI需要を背景に、データセンター関連銘柄が注目されています。
1-1.データセンターとは?
サーバーなどのIT機器は設置スペースが必要となり、安定的に運用するためには電源やネットワーク環境を厳重に管理する必要があります。
データセンターは、火災や災害など、どのような事態が起きても常に安定運用が求められているため、複数の電力系統による電源供給や自家発電装置、蓄電池などが必要で、空調設備も欠かせません。
企業がサーバーを全て自社内で管理しようとすると、設置場所や環境管理のためのコストが莫大になってしまうため、外部のデータセンターを利用する需要が生まれます。
日本は地震大国であるため、企業にとっては耐震・免震構造になっているデータセンターを活用することが、企業活動を継続する上でのリスクヘッジにもつながります。
データセンター事業を手掛けているデータセンター関連銘柄は、企業に安全なサーバースペースを貸し出すビジネスを手掛けている企業が中心です。
1-2.データセンター関連銘柄は生成AI需要で注目が集まる
データセンター関連銘柄は、新型コロナ禍の2020年に、次世代通信規格5Gやテレワーク・巣ごもり需要などを背景に、テーマ株として一時注目されました。
2023年以降は、「ChatGPT」などの生成AI需要の高まりから、データセンター関連銘柄はかつてないほどの注目を集め始めています。
生成AIを使うにはAIサーバーが必要となり、AIサーバーを設置するデータセンターの需要が急増しているためです。
日本政府も、生成AI需要によるデータセンター投資を後押しする姿勢を見せており、「政府クラウド」に指定されたデータセンター大手【3778】さくらインターネットは大きな動きとなっています。
また、データセンター関連銘柄の派生テーマ株として、データセンターは電力需要が激しいため「電力株」、空調も必要になるため「空調株」などにも注目しておきましょう。
★注目ポイント1 |
・データセンターとは、サーバーなどのIT機器を安定的に運用する施設の総称。 ・データセンターは生成AI需要で注目を集めており、「政府クラウド」に指定された【3778】さくらインターネットは大きな値動きに。 ・データセンター関連銘柄の派生テーマ株として、電力株や空調株にも注目しておこう。 |
2.データセンター関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2-1.「政府クラウド」指定で急騰!【3778】さくらインターネット
【3778】さくらインターネットは、レンタルサーバーやVPSなどを手掛けるデータセンター運営大手で、代表的なデータセンター関連銘柄です。
2023年から2024年に掛けては、日本株で最も注目されてきた銘柄と言っても過言ではありません。
同社の株価は、2015年から2016年1月に掛けては20倍以上に急騰して、2016年1月には2,110円を付けましたが、その後は長期低迷となり、長らく400~800円台で推移していました。
2023年6月16日、経済産業省が国内での生成AI開発の基盤づくりのため、さくらインターネットが整備するスーパーコンピューターの経費の半額を補助すると日本経済新聞が発表。
上記ニュースを受けて同社は急伸し、11月28日にはデジタル庁が同社のIaaS型クラウド「さくらのクラウド」をガバメントクラウドに認定したと発表し、「政府クラウド」銘柄となりました。
同社の株価は、2023年6月始値は638円でしたが、2023年12月末には2,209円まで上昇し、2024年に入ってからも買いは止まらず、2024年3月7日には10,980円まで急騰。
この期間に17.21倍(+1,621%)と、東証プライム銘柄としては驚異的な上昇率となりました。
しかし、3月8日以降は暴落となっており、6月24日には4,205円まで下げています。
同社株を高値掴みしてしまった投資家も相次いでおり、SNSでは大損となった投稿が目立ちネットニュースでも報じられることになりました。
2-2.ボロ株からテンバガー達成!【2743】ピクセルカンパニーズ
【2743】ピクセルカンパニーズは、データセンター事業への注力を発表しているデータセンター関連銘柄です。
同社は、金融向けシステム開発を柱としていましたが、2023年12月から2024年1月に掛けてデータセンター事業への注力を相次いで発表。
同社の株価は、2023年10月には32円の安値を付けるボロ株でしたが、2024年2月から急騰し、4月4日には397円まで急伸。
最大12.40倍と、ボロ株からのテンバガー達成となっています。
ただ、その後はテンバガー銘柄の宿命として暴落しており、2024年6月24日時点では182円と、高値から半値以下になっています。
2023年から2024年に掛けて、データセンター関連銘柄からは【3778】さくらインターネットと【2743】ピクセルカンパニーズの2銘柄がテンバガーとなっており、テーマ株としての強さが分かります。
★注目ポイント2 |
・2023年から2024年に掛けて、生成AI需要を背景にデータセンター関連銘柄は注目されており、【3778】さくらインターネットと【2743】ピクセルカンパニーズの2銘柄がテンバガー達成となった。 |
3.データセンター関連銘柄リスト
銘柄 | 主なサービス |
【3778】さくらインターネット | データセンター運用大手、政府クラウド認定 |
【2743】ピクセルカンパニーズ | データセンター事業に注力 |
【3648】AGS | データセンター「さいたまiDC」 |
【4761】さくらケーシーエス | 三井住友銀系のデータセンター事業者 |
【3776】ブロードバンドタワー | 都市型データセンター運用のパイオニア |
【9509】北海道電力 | 北海道の電力会社大手 |
【1980】ダイダン | 空調工事大手 |
【6701】NEC | 日本全国でデータセンターを展開 |
【6702】富士通 | 日本全国でデータセンターを展開 |
【9613】NTTデータ | 日本全国でデータセンターを展開 |
4.オススメのデータセンター関連銘柄3選!
【3778】さくらインターネット
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | データセンター大手。政府クラウド認定で注目。 |
さくらインターネットは、データセンター関連銘柄の最右翼銘柄として注目です。
ただ、2024年6月24日時点では4,205円と、2024年3月に付けた高値10,980円からは-60%以上の暴落となっており、売買代金も逓減傾向にあります。
デイトレやスイングトレードといった短期投資向けの銘柄になりつつあるのが現状です。
【6702】富士通
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | サーバー・ITシステム国内トップ。量子コンピューターにも強み。 |
安定的なデータセンター関連銘柄としては、【6702】富士通、【6701】NEC、【9613】NTTデータといったIT大手株が上げられます。
面白味はあまりないかもしれませんが、長期投資で固いとしたら、これらの大手IT株です。
【1980】ダイダン
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 空調・電気・水道衛生工事を手掛ける総合設備大手。 |
データセンター関連銘柄は、周辺テーマ株も強く、安定的なデータセンター運用に欠かせない空調株や電力株も上がっています。
具体的には、空調株の【1980】ダイダンは最大2.86倍(1,229.5円→3,520円)、電力株の【9509】北海道電力は最大3.28倍(532.1円→1,750円)となっています(2023年6月→2024年6月までの最大上昇率)。
5.まとめ
生成AI需要を背景に、データセンター関連銘柄は最注目テーマ株の一つとなっており、【3778】さくらインターネットと【2743】ピクセルカンパニーズの2銘柄がテンバガー達成となっています。
特に、【3778】さくらインターネットは大相場からの大暴落となり、多くのニュースでも取り上げられるなど、この1年間で最も注目された銘柄と言っても過言ではありません。
生成AI需要が今後も続くことはほぼ間違いないため、データセンター関連銘柄への注目は続くものと見られます。
データセンター関連銘柄に加えて、周辺テーマ株である空調株や電力株も押さえておきたい所です。
生成AI関連株として、データセンター関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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