【サイバーセキュリティ関連】過去・現在までの動向から2019年有望銘柄を探る!

 

今回は、キャッシュレス化やIoT化の進展で、社会にとってより重要性が増しているサイバーセキュリティ関連銘柄に注目していきます。

2018年には、仮想通貨NEMの流出事件やクレジットカード不正利用が急増したこともあり、サイバーセキュリティ関連銘柄は多くの銘柄が上昇しています。

2019年も、引き続きサイバーセキュリティ関連銘柄に注目していきましょう!

 

1.サイバーセキュリティの過去(2018年以前)

2018年以前のサイバーセキュリティ関連ニュースや関連銘柄の動向を見ていきましょう。

1-1.2018年以前のサイバーセキュリティの動向

サイバーセキュリティとは
コンピューターやサーバーなどへの不正アクセスやデータ改竄、情報漏洩、コンピューターウイルスへの感染といったサイバー攻撃に対して安全を確保すること

情報化社会の進展とともに、ハッカーによるサイバー攻撃は年々増加の一途を辿っています。

多くの製品がインターネットに繋がるIoT社会が到来しつつあることから、サイバーセキュリティの需要が大きくなることはあれど小さくなることは考えられません

このような状況に対応するため、日本では2014年11月6日に「サイバーセキュリティ基本法」が衆議院本会議で成立し、2015年1月9日から施行されました。

とはいえ、企業がいくらサイバーセキュリティ対策を講じても、社員のヒューマンエラーから情報が流出してしまうケースは後を絶ちません。

サイバーセキュリティへの技術的対策だけではなく、従業員一人一人の情報セキュリティ意識を高めていくことが、IoT時代には重要になっていくものと考えられます。

 

1-2.過去に急騰したサイバーセキュリティ関連銘柄

2018年以前に急騰したサイバーセキュリティ関連銘柄を見ていきましょう。

セキュリティソフトの輸入販売やサイバーセキュリティ対策サービスなどを手掛ける【4288】アズジェントは、サイバーセキュリティ関連銘柄として注目の銘柄です。

同社の株価は長らく1,000円前後で推移していましたが、2017年に大きく上昇し、2017年7月には一時4,690円にまで上昇しました。特に、2017年5月から7月までの2ヶ月の間に3倍以上の急騰になりました。

この急騰の背景にあったのは、ヨーロッパやロシアなどで大規模サイバー攻撃があったことが挙げられます。

このニュースを受けて、同社を始めとするサイバーセキュリティ関連銘柄は軒並み大きく買われることになりました。

ハッカーによるサイバー攻撃は世界的に年々急増しているため、今後もこのようなことが起こると想定されます。

 

★注目ポイント1
IoT社会の進展とともに年々増加するサイバー攻撃に対するサイバーセキュリティの需要が高まっている。

2.サイバーセキュリティの現在(2018年)

2018年に注目されたサイバーセキュリティに関するニュースを抑えておきましょう。

2-1.2018年のサイバーセキュリティの動向

2018年に注目されたサイバーセキュリティ関連のニュースを見ていきましょう。

2018年1月に、仮想通貨取引所のコインチェック社から約580億円相当分の仮想通貨NEMが流出した事件はまだ記憶に新しいかと思います。

コインチェック社からのNEM流出を受けて、仮想通貨取引所のサイバーセキュリティに対する重要性がより認識されるようになりました。

世界に目を向けてみると、3月には世界最大のSNSサイトFacebookから最大8,700万人分もの個人情報が流出したことが明らかになりました。

また、2018年は政府がキャッシュレス化を積極推進するニュースが多く流れましたが、その一方でクレジットカードの不正利用被害は年々増加の一途を辿っています。

一般社団法人日本クレジット協会によると、2017年のクレジットカード不正利用被害額は236.4億円となり、これは2016年の142億円から約1.7倍となっています。

キャッシュレス化は社会の生産性を上げる人手不足対策として期待されていますが、セキュリティ面での対策も急務となっています。

 

2-2.サイバーセキュリティに力を入れている企業をピックアップ!

サイバーセキュリティに力を入れている企業を見ていきましょう。

フィルタリングソフトで国内首位の【2326】デジタルアーツは、サイバーセキュリティ関連銘柄を代表する銘柄です。株価も好調で、今年1年間で年初から1.5倍の上昇となっています。

サイバーセキュリティ製品を手掛ける【3356】テリロジーにも注目が集まります。同社の株価は、今年1年間で年初から最大で5倍にまで上昇しています。

ウイルス対策ソフトやセキュリティソフトの開発を手掛ける【4344】ソースネクストも、今年1年で株価が2倍以上に高騰しています。

ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」で知られる【4704】トレンドマイクロも、サイバーセキュリティ関連銘柄として必ず抑えておきましょう。

サイバーセキュリティ関連銘柄は、IoT化が進みキャッシュレス化が積極推進されたこの1年で多くの銘柄が大きな上昇を遂げています。2019年にも引き続き注目しておきましょう。

 

★注目ポイント2
サイバーセキュリティ関連銘柄は、社会のIoT化が進み、キャッシュレス化が積極推進されたこの1年で多くの銘柄が上昇した。

3.サイバーセキュリティの未来(2019年~)

2019年のサイバーセキュリティ関連の注目ポイントを抑えておきましょう。

3-1.2019年のサイバーセキュリティ関連銘柄注目ポイント!

2019年のサイバーセキュリティ関連ニュースとしては、年々増加し、その規模も大きくなっているサイバー攻撃関連のニュースには引き続き注目しておきましょう。

また、2018年12月に100億円還元セールで注目されたQRコード決済の「PayPay」ですが、不正利用が相次いだことが大きく取り上げられています。

「PayPay」に限らず、キャッシュレス化が推進されるに伴って、クレジットカードの不正利用被害が今後も相次ぐことは間違いありません。

今後は社会のIoT化の進展によって、AIやIoT機器などを狙ったサイバー攻撃も増加することが懸念されます。

キャッシュレス化やIoT、AIといったテクロノジーの進歩は、サイバー攻撃の増加という陰の面も持ち合わせています。

社会を科学技術発展の負の面から守るサイバーセキュリティ関連ニュースにも注目していきましょう。

 

3-2.注目のサイバーセキュリティ銘柄

2019年も注目しておきたいサイバーセキュリティ関連銘柄チェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【2326】デジタルアーツ6,310円フィルタリングソフト
【3356】テリロジー1,000円サイバーセキュリティ製品
【4288】アズジェント1,480円サイバーセキュリティ対策製品・サービス
【4344】ソースネクスト580円サイバーセキュリティソフト
【4704】トレンドマイクロ5,960円ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」

 

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★注目ポイント3
2019年には、キャッシュレス化の推進によるクレジットカード不正利用、AIやIoTを狙ったサイバー攻撃などのニュースに注目が集まる。

4.まとめ

 

2018年は、デジタルアーツやテリロジーを始め、多くのサイバーセキュリティ関連銘柄が大きな上昇を遂げた1年になりました。

特に、キャッシュレス化の推進により、クレジットカードの不正利用が増加している点には注目が集まります。

2019年以降は、AIやIoTが社会に浸透する中で、AIやIoTを狙ったサイバー攻撃が増える可能性が指摘されています

それらのことからも、世界的なサイバー攻撃といったサイバーセキュリティに関するニュースには引き続きアンテナを張っておきましょう。

サイバーセキュリティ関連銘柄の動向は2019年も要チェックです。

 

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