【5G関連・2019!】過去・現在までの動向から「5G元年」の本命銘柄を探る!

 

今回は、2019年の最注目テーマの最右翼とも言える次世代通信規格5G関連銘柄について、過去から現在までの動向と2019年の注目ポイントを見ていきます。

2019年は5Gの実用化が本格的に始まる「5G元年」になると言われており、マーケットにおいても5Gへの期待は高まっています。

5G元年に向けて、5G関連銘柄の動向を抑えておきましょう!

 

1.「5G」の過去(2017年~)

2018年以前の5G関連銘柄の動向を振り返っておきましょう。

1-1.2018年以前の5G動向

5Gとは
「5th Generation」の略語で、現在使われている移動体通信方式の4G LTE/LTE-Advancedをより高速・大容量化させた次世代(第5世代)の移動体通信システムのことです

5Gは4G LTEの1,000倍の高速・大容量通信を可能とすることから、社会のIoT化には欠かせない通信インフラとして注目されています。

5Gの研究・開発自体は、4G LTEの次世代システムとして2010年頃から始まっていましたが、社会やマーケットにおいて5Gが注目を集めるに至ったのはこの数年以内のことです。

スマートフォンはもちろん、スマートスピーカーやコネクテッドカー(自動車版IoT)を始めとするあらゆるIoT機器を使うには、センサーから取得した情報を大量通信できる環境が必要不可欠です。

社会のIoT化が更に進むことが間違いない2020年代以降には、日本全体の情報通信量が現在の1,000倍以上になると予測されています。

そのため、携帯キャリアや総務省が官民一体となって、2020年までの5Gの実用化を目指しています

5Gは、IoT社会には必要不可欠のインフラであるため、特にIoT関連銘柄との親和性が高いテーマ株として、2017年頃からマーケットでも注目され始めてきました。

 

1-2.過去に急騰した5G関連銘柄

5Gは長らくマーケットでは注目されることのないテーマとなっていました。

5Gの研究開発を手掛けるのは携帯3大キャリアが中心であり、いくら5Gが次世代テーマであるとしても、携帯3大キャリアの株価に大きな影響を及ぼすほどの影響力はありませんでした。

しかし、総務省が5Gを積極推進する意向を見せ始めたことから、マーケットでも5Gが徐々に注目を集めるようになってきました。

5Gがマーケットにおいて大きく注目されるきっかけとなったのは、2017年11月に、総務省が5G時代の到来に向けて「周波数再編アクションプラン」を発表したことです。

5G関連銘柄は銘柄数も少なく、それまでマーケットで大きく注目されることもありませんでしたが、総務省の5G積極推進の意向を受けて関連銘柄は大きく上昇。

特に、通信機器関連のソフトウェア開発に強みを持つ【3852】サイバーコム

2017年11月初めには997円を付けていましたが、2018年4月には2,750円まで上昇しました。

 

★注目ポイント1
5Gとは、次世代(第5世代)の移動体通信システム。IoT時代においては必須となる通信インフラであり、携帯キャリアと総務省が2020年までの実用化を進めている。

2.「5G」の現在(2018年)

2018年の5G関連ニュースや関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.2018年の5G関連銘柄動向

2018年には、5GとともにIoT時代の核となるAI(人工知能)関連銘柄が大きく上昇しました。

一方、5G関連銘柄にはAI関連銘柄ほど大きな資金が流入してきているとは言い難い状況となっています。

この1年で明確に上昇したと言える5G関連銘柄は、前述した【3852】サイバーコム、ネットワークシステム構築大手の【7518】ネットワンシステムズ、携帯基地向け通信ソフトの開発を手掛ける【9702】アイ・エス・ビーの3銘柄に留まります。

また、いずれもこの1年間での値上がり率は2倍程度に留まっており、この1年でALBERTやブレインパッドなどが数倍~10倍まで急騰したAI関連銘柄に比べると、やや寂しいと言わざるを得ません。

多くの経済ニュースでは、5Gに大きな期待が集まっているといった論調が多く聞かれますが、2018年の株式市場を見てみると、ニュースで言われるほどには5G関連銘柄に大きな資金が流入してきてはいないものと見てとれます。

 

2-2.「5G」に力を入れている企業をピックアップ!

5Gに力を入れている企業としては、携帯3大キャリアである【9437】NTTドコモ、【9433】KDDI、【9434】ソフトバンクが挙げられます。

ただ、携帯3大キャリアは間違いなく5Gに最も力を入れている企業群ですが、その企業規模の大きさからして5G関連銘柄として暴騰するようなことはないものと考えられます。

また、携帯3大キャリアは儲け過ぎが指摘されており、2018年10月には菅官房長官が携帯電話料金を「最大4割引き下げる余地がある」と主張したことから株価は軒並み暴落するなどのリスクも抱えます。

そのため、5G関連銘柄としては、携帯キャリアではなく、5G関連のシステム開発やソフト開発を手掛ける中小株が目玉になるものと考えられます。

特に、今年大きく上昇した【3852】サイバーコム、【7518】ネットワンシステムズ、【9702】アイ・エス・ビーには継続して注目です。

5G関連銘柄は今年に入ってからもまだ精々2倍程度の上昇に留まっているため、「5G元年」とも言われる2019年に一段高になってもおかしくありません。

 

★注目ポイント2
5G関連銘柄は、同じくIoTを支えるAI関連銘柄に比べると、2018年にはそこまで大きく上昇していない。

3.「5G」の未来(2019年)

「5G元年」とも言われる2019年の5Gの注目ポイントを見ていきましょう。

3-1.2019年の5G関連銘柄注目ポイント!

2019年に掛けて5G関連ニュースでまず注目が集まるのは、総務省の5G用周波数割り当てに関するニュースです。

現在、5G用の周波数割り当てを巡って携帯3キャリアが激しいプレゼンを繰り広げており、今年度末の総務省の5G用周波数割り当てニュースにはマーケットでも注目が集まるものと期待されます。

また、5Gの実用化は2020年を目指していましたが、2018年10月に大手携帯3キャリアは従来の方針を1年前倒しして、2019年から実用化を始め、2020年に個人のスマホでも使えるようにするという方針を示しました。

2019年は5Gの実用化が本格的に始まる「5G元年」になると言われており、有力企業の5Gビジネスへの新規参入が相次ぐ可能性が考えられます。

そのため、携帯キャリアや通信システム・通信ソフトを手掛ける従来の5G関連銘柄以外にも、新たな5G関連銘柄が登場してもおかしくありません。

「5G元年」と言われる2019年には、経済ニュースで5Gが中心になるのはほぼ間違いないものと思われます。

株式市場においても5G関連銘柄は注目される可能性が高いため、5G関連ニュースや関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

 

3-2.注目の5G銘柄

2019年も注目されそうな5G関連銘柄チェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【3852】サイバーコム1,645円通信機器のソフト開発
【7518】ネットワンシステムズ2,221円ネットワーク構築
【9433】KDDI2,619.5円携帯キャリア
【9437】NTTドコモ2,551.5円携帯キャリア
【9434】ソフトバンク(2018年12月19日に新規上場予定)携帯キャリア
【9702】アイ・エス・ビー2,159円携帯基地向け通信ソフト開発

※株価は2018年12月10日終値で算出

 

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★注目ポイント3
2019年は5Gの実用化が本格的に始まる「5G元年」。株式市場においても5G関連銘柄に注目が集まる!?

4.まとめ

 

IoT関連テーマとして注目される5Gですが、同じくIoT関連テーマであるAIに比べると関連銘柄は大きな値上がりにはなっていません。

ただ、これは逆を言えば、大きな伸びしろがまだ残っていると見ることができます。

「5G元年」となる2019年には、今年多くの銘柄が大きな上昇を遂げたAI関連銘柄のように、5G関連銘柄の暴騰が相次いでも不思議ではありません。

5G関連の本命銘柄を絞り込むためにも、総務省の5G周波数割り当てや5G事業の新規参入といった5G関連ニュースにはアンテナを張っておきましょう。

 

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