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【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングスは10.28倍!【2150】ケアネットは10.48倍!【3962】チェンジは10.91倍!
デジタルトランスフォーメーションは、新型コロナワクチンと並んで2020年最強のテーマ株となっており、テンバガーが多数輩出されています。
新型コロナで社会のデジタル化が大きく進んだことから、テレワーク関連やクラウド、サイバーセキュリティなどを手掛けるデジタルトランスフォーメーション関連銘柄が大きく買われました。
さらに2020年9月に発足した菅政権ではデジタル庁の創設を目玉政策に掲げたことから、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は国策テーマ株として買われています。
デジタルトランスフォーメーション関連銘柄に注目していきましょう!
目次
1.デジタルトランスフォーメーション関連銘柄とは?

1-1.デジタルトランスフォーメーションとは?
具体的には、人工知能(AI)や次世代通信規格5G、クラウドコンピューティングやサイバーセキュリティなどが挙げられます。デジタルトランスフォーメーション関連銘柄とは、これらの最新ITテクノロジー全般を総称したテーマ株だと抑えておきましょう。
デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は、2020年新型コロナ相場で最強テーマ株の一つとなっています。
株式市場においてデジタルトランスフォーメーション関連銘柄の頂点に君臨するのは、アメリカの巨大IT企業GAFA+M(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)です。
GAFA+Mの業績は新型コロナ下でも絶好調で、2020年5月には時価総額が東証一部全銘柄の時価総額を上回りました。
2020年11月時点ではこの差はさらに広がっており、Facebookを除く4社と東証全体の時価総額がほぼ同じになっています。
※2020年10月末時点の東証全体の時価総額は約623兆円。GAFA+Mの2020年11月20日時点の時価総額は、Apple2.02兆ドル、Microsoft1.61兆ドル、Amazon1.56兆ドル、Google(Alphabet)1.19兆ドル、Facebook0.77兆ドル。
デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は、GAFA+Mを頂点に全世界の株式市場で最も注目されているテーマ株と言って間違いなく、2020年代に株式投資を行う上では必ず抑えておく必要があります。
1-2.デジタルトランスフォーメーションは新型コロナ・デジタル庁で注目の最強テーマ株!
残念ながら日本にはGAFA+Mのような世界的なデジタルトランスフォーメーション関連銘柄はありませんが、東証でもデジタルトランスフォーメーション関連銘柄は2020年最強のテーマ株となっています。
具体的に注目されているDXテーマとしては、「クラウド(SaaS)」や「サイバーセキュリティ」、「テレワーク」や「オンライン教育」「遠隔医療」、テレワークに必要な「電子認証」などが挙げられます。
いずれも共通するのは、新型コロナ前から成長トレンドとなっており、新型コロナによって成長が加速されたITテーマであることです。
2020年3月のコロナショック後から始まった新型コロナ相場では、これらのデジタルトランスフォーメーション関連銘柄が大きく買われました。
さらに、2020年9月に発足した菅政権では、新型コロナで露呈した日本のデジタル化の遅れを取り戻すべく「デジタル庁」の創設が目玉政策に掲げられました。
デジタル庁創設はデジタルトランスフォーメーション関連銘柄にとって好材料となり、2020年9月以降にも上昇が加速されています。
新型コロナ相場で大きく上げていた【3962】チェンジ、【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス(旧・GMOクラウド)、【2150】ケアネットの3銘柄は、デジタル庁創設で再急騰してテンバガーを達成しています。
★注目ポイント |
・デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は、GAFA+Mを頂点に株式市場で最も注目されているテーマ株。 |
2.デジタルトランスフォーメーション関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

テンバガーを達成したデジタルトランスフォーメーション関連銘柄を見ていきましょう。
2-1.クラウド・電子認証を手掛けるDX銘柄!【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス
大手IT企業GMOグループ系でクラウドや電子認証を手掛ける【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス(旧・GMOクラウド)は、東証一部を代表するデジタルトランスフォーメーション関連銘柄です。
同社は、クラウド関連(SaaS関連)で注目されるとともに、電子認証サービス「GMO電子印鑑Agree」を手掛けていることからテレワークやデジタル庁関連でも注目されました。
同社の株価は、コロナショックでは2020年3月19日に1,381円まで売られましたが、その後は大きく買われていき、6月29日には11,990円まで上昇。

7月には一時6,810円まで急落したものの、デジタル庁創設を受けて再急騰し、10月15日には14,210円まで上昇しました。
コロナショック安値から最大10.28倍(+928%)のテンバガーを達成しています。
2-2.クラウドやAIを手掛けるDX銘柄!【3962】チェンジ
クラウドやビッグデータを使った業務効率化支援サービスを手掛ける【3962】チェンジも、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄としてテンバガーを達成しました。
同社の株価は、コロナショック後の2020年4月3日に1,170.5円まで落としていましたが、その後は半年間に及ぶ上昇トレンドとなり、9月28日には12,780円まで到達しました。

2020年の最大上昇率は10.91倍(+991%)のテンバガーとなっています。
2020年には、テンバガーが出にくい東証一部銘柄から【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングスと【3962】チェンジの2銘柄がテンバガーとなっており、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄の強さを象徴していると言えます。
さらに、遠隔医療で注目される【2150】ケアネットも、最大10.48倍(537円→5,630円)のテンバガーを達成しました。
2020年には、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄に位置付けられている銘柄からテンバガーが3銘柄輩出されています。
★注目ポイント |
・デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は2020年最強のテーマ株となっており、【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス、【3962】チェンジ、【2150】ケアネットの3銘柄がテンバガーを達成した。 |
3.デジタルトランスフォーメーション 関連銘柄リスト

【2150】ケアネット | 遠隔医療分野でブイキューブと提携 |
【3681】ブイキューブ | 遠隔治療やオンライン会議などの遠隔操作ソフト |
【3683】サイバーリンクス | 流通業・自治体向けに特化したITクラウドサービス |
【3788】GMOグローバルサイン | GMOグループ系でクラウド・電子認証事業を手掛ける |
【3962】チェンジ | クラウドやビッグデータを使った業務効率化支援サービス |
【4488】AI inside | AIによる光学式文字読み取り装置(OCR)サービス |
【4776】サイボウズ | テレワークに必要なグループウェアソフトを手掛ける |
【6027】弁護士ドットコム | 電子契約サービス「クラウドサイン」 |
【6701】NEC | 顔認証技術にも強い大手IT企業 |
【6702】富士通 | 量子コンピューターにも強い大手IT企業 |
4.オススメのデジタルトランスフォーメーション関連銘柄3選!
2020年代の長期投資にもオススメのデジタルトランスフォーメーション関連銘柄を抑えておきましょう。
【4776】サイボウズ
市場 | 東証一部 |
企業概要 | グループウェアソフトの開発を手掛ける。クラウド向けに注力。 |
サイボウズは、代表的なテレワーク株として注目のデジタルトランスフォーメーション関連銘柄です。
2020年年初からは約2倍の上昇に留まっていますが、アベノミクス相場が始まった2013年から見ると10倍以上となっている成長株です。東証一部銘柄の中でも長期投資におすすめの銘柄となります。
【3681】ブイキューブ
市場 | 東証一部 |
企業概要 | ネット会議や遠隔治療、セミナー配信などの遠隔操作ソフトを手掛ける。 |
ブイキューブは、遠隔医療やテレワーク、オンライン教育といった遠隔操作ソフトに強いデジタルトランスフォーメーション関連銘柄です。
新型コロナで生活様式が変わった2020年を代表する銘柄となっており、新型コロナ相場で平均出来高は10倍以上、株価は5倍以上となった人気銘柄です。
【6702】富士通
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 官公庁向けに強いITシステム最大手。量子コンピューターにも強み。 |
デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は、ほとんどの銘柄が急騰しているため、これから手を出すにはリスクが大きい銘柄が多くなっています。富士通やNECなどの大手IT銘柄は上昇率も緩やかであり、リスクも小さめです。
4.まとめ
デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は、GAFA+Mを頂点に全世界の株式市場において2020年最強のテーマ株となっています。
日本市場でも、【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス、【3962】チェンジ、【2150】ケアネットの3銘柄がテンバガーを達成しました。
ただ、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄は2020年に大きく上げ過ぎている点には注意が必要です。2021年に掛けて大きな調整に入る展開も考慮しておく必要があります。
とはいえ、長期的には、今後もデジタルトランスフォーメーション関連銘柄がマーケットの中心になっていくトレンドが続くことはほぼ間違いないと考えられます。
新型コロナによるデジタル化やデジタル庁創設に関するニュースにはアンテナを張っておき、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!
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