半導体関連銘柄2018年の動向!世界が連動するセクターの注目株!

2017年は年初来高値を更新する銘柄が続出した、半導体関連銘柄。

スマホ、IoT、自動運転などを支えに強い成長シナリオを描くことで、半導体は世界で需要拡大が見込まれています。

ITバブル時の高値を更新する銘柄もある中、2018年も引き続き半導体関連銘柄の動向が気になります。

2017年の動きを振り返りながら、今後の展望を考えていきましょう。

1.半導体とは

2017年は世界的に注目度の高かった半導体関連銘柄ですが、まずは半導体の基本からおさらいしておきます。

1-1.半導体はあらゆる電機・電子機器になくてはならない部品

半導体とは

電気を通す物質の「導体」電気を通さない物質の「絶縁体」がありますが、半導体とはそれら中間の特性をもつ物質のことを指します。

この半導体の特性を生かすことで、様々な電気、電子機器を制御することが可能になります。

半導体が利用されているものとしては

  • スマホ
  • パソコン
  • エアコン
  • 冷蔵庫

といった様々なデジタル家電製品に使われていたりすることで、ご飯を美味しく炊けたり快適な温度で暮らせたりどこでも高速インターネットなどが出来ます。

また、家電製品以外の分野でも半導体は使われており、自動車や電車、銀行から医療といった様々な場面で半導体は私たちの生活を支えています。

この半導体が、近年技術の進化により高性能化し、その進化に合わせIoTと一緒に注目されています。

それにより思っている以上に生活は大きく変わり始めています

このIoTにより、様々な電気機器やモノがインターネットと繋がることで必然的に半導体、パワー半導体の需要が拡大します。

つまり、迫り来るIoT社会にあわせ、半導体関連銘柄は今後も世界的に注目度が高いと言えます。

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1-2.世界各国で中心的な半導体セクター

半導体は世界の株式市場で重要な役割を果たしており、半導体関連銘柄は各国の中心銘柄として物色されています。

さらに、半導体には関連銘柄も数多く存在し

  • パワー半導体
  • 半導体製造装置

といった関連から、NAND型フラッシュメモリといったメモリ関係も半導体関連として物色されます。

これら半導体関連銘柄は世界で重要なセクターとして認識されています。

また、半導体関連銘柄にはある特徴があり、

各国の半導体関連銘柄は株価や業績が同じような動きをする特徴がある。

つまり、どこかの国で半導体関連銘柄に大きな材料が出たり、レーティングが変更されることで各国の関連銘柄にも影響が出ると言うこと。

それを象徴したのが、2017年11月に起こった韓国の半導体大手サムスン株が格下げされたこと。

これを受け、米国、台湾と次々に半導体関連銘柄の格下げが起こり、日本の半導体関連銘柄にも影響が及び株価は下落しました。

日本で半導体関連大手の【8035】東京エレクトロンは3営業日で約16%の下げを見せるなど、日本株にも影響がでました。

これらのことからも分かるのは、半導体関連銘柄は、各国の株式市場で中心的な銘柄となっていることからも、特にシンクロ率が高いセクターとなるようです。

つまり、半導体関連銘柄は世界の動向と合わせてチェックする必要があります。

半導体の動きをチェックできる指数として、米国半導体銘柄で構成されるSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)があります。

このSOX指数を日々チェックすることが、世界の中心セクターの流れを掴むことになります。

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1-3.米国の主要な半導体関連銘柄

世界の半導体関連銘柄に大きな影響を与える、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)についてもう少し深く掘り下げます。

SOX指数は、米国の代表的な半導体メーカー30銘柄で構成されており、米国を代表する株価指数の一つです。

その動向は、日本のハイテク、半導体関連銘柄にも大きな影響を与えるためチェックすべきです。

主要な構成銘柄を見ていくと

 

  • インテル(INTC)
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米最大手の半導体メーカーで、コンピュータ・情報通信業界向けの集積回路を主体とする。総合デジタル技術製品の開発を手掛ける。

 

  • アプライド マテリアルズ(AMAT)
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世界最大の半導体製造装置メーカーで、半導体、フラットパネル・ディスプレイ、サービス、ソフトウェアなどを手がける。

 

  • テキサス インスツルメンツ(TXN)
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アナログ半導体で世界シェア1位。自動車向けが好調で、幅広い電子機器メーカーと取引関係する。

 

  • アドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)
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CPU、GPUなどを手掛ける半導体メーカー。管理用施設を世界中に保有し、ゲーム用PC向けのGPU伸びている。

 

  • エヌビディア(NVDA)
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画像処理に使われる(GPU)を得意とした半導体メーカー。ゲーム、PC、自動車分野で売上が増加。

上記のような米国半導体メーカーで構成されます。その他にも有名半導体メーカーが勢ぞろいしていますが、有名企業の動向は押さえておいた方がいいでしょう。

特にエヌビディアはAI、EV(自動運転)といったテーマとも大きく絡み、日本企業との提携なども行っていることから見逃せません。

 
★注目ポイント1
 半導体関連銘柄はIoT社会などにより世界的に需要拡大が見込め、中心的な重要セクターである

 2.半導体関連銘柄の推移

世界の半導体関連セクターや日本の半導体関連銘柄は、2017年にどのような動きをしたのかチェックしておきましょう。

2-1.6月に調整が入った半導体関連セクター

半導体関連セクターの株価は、2016年から続いた世界的に好調な流れを引き続き意識し、2017年序盤から全体的に力強い上昇を見せました。

ただ、2017年6月には買われすぎということもあり、一旦株価の調整が入りましたが、IoT、スマホ高機能化、自動運転といった巨大市場に支えられた半導体関連セクターは、再び世界的に力強い上昇を見せる展開

強い成長シナリオと共に半導体関連銘柄は調整後、勢いを取り戻しました。

個別で大きな動きを見せた銘柄として、【6857】アドバンテスト

半導体関連銘柄として代表格の銘柄ですが、2016年の調子を引き続き受け、一段高を見せました。

2017年1月には、年初来高値を更新し7年ぶりの高値を狙う格好に。

その後、2017年後半にはボックス相場を抜け出し、2698円の高値つけ年初来高値更新。

このように、2017年は注目度の高い動きとなりました。

 

2-2.半導体大相場が続いた2017年後半

2017年後半では、米国市場の半導体関連株が一斉に高値圏へ突入

それらの流れを受け、半導体関連銘柄で構成されるSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も高値水準を突き進みました。

この米国半導体関連銘柄の流れは日本市場にも影響を与え、日本株もそれに乗る格好となります。

半導体の指標的銘柄【8035】東京エレクトロンが、2000年のITバブル時につけた株価を更新。

日経平均225採用の【3436】SUMCOが上昇率トップを見せる。

その他半導体関連銘柄で大きな動きと言えば、米半導体メーカーのエヌビディア(NVIDIA)関連銘柄でしょう。

同社のGPUがAI発展のカギを握るとされ、連日買いが入りエヌビディア株を含め、関連銘柄にも強い買いが入りました。

そんなこともあり、半導体関連セクターは高値を更新する銘柄が続出し、2017年後半も強い値動きとなりました。

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★注目ポイント2
 2017年の半導体関連銘柄は米国株を主導に、力強い値動きを見せた

3.半導体関連銘柄チェックリスト

半導体関連銘柄といっても製造、販売、開発など、様々な企業が関連銘柄として上げられます。その中でも注目したい14銘柄をピックアップ。

銘柄株価主なサービス
【2146】UTグループ3,560円製造業派遣・請負事業を行う。半導体関連製造アウトソーシング業界大手
【3131】シンデン・ハイテックス4,250円半導体、液晶、タッチパネルなど電子部品販売を主軸
【3321】ミタチ産業2,040円半導体、電子部品等、幅広い事業展開を行っているエレクトロニクス商社
【3132】マクニカ富士2,474円半導体・集積回路等の販売、輸出入を行う半導体商社
【4063】信越化学工業12,110円半導体用のシリコンウエハで世界首位。シリコン事業の研究開発体制を強化
【4186】東京応化工業5,110円半導体や液晶パネル製造に使われるフォトレジストを主力とする
【6264】マルマエ2,135円半導体やFPDの製造装置に使用される部品などを製造
【6502】東芝(★低位株)318円NAND型フラッシュメモリーといった半導体事業が柱
【6728】アルバック7,380円真空技術に定評があり、半導体・液晶ディスプレイなどの製造装置を手掛ける
【6871】日本マイクロニクス1,213円半導体計測器具などの開発、製造から販売
【6857】アドバンテスト2,193円半導体試験装置で世界シェアトップ
【7587】PALTEK813円FPGAの受託設計などを行う半導体商社
【8035】東京エレクトロン21,695円半導体製造装置で世界4位。その他FPD、太陽電池製造装置などの開発、製造
【9995】ルネサスイーストン747円半導体回路などを中心に手掛ける半導体商社

2018年1月15日終値より算出

★注目ポイント3
 フィラデルフィア半導体株指数の上昇に合わせ、多くの半導体関連銘柄は上昇基調で推移している。

 4.半導体関連銘柄上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までで上昇率を算出し、半導体関連銘柄の中で上昇率の高い上位3銘柄を発表致します。
※2017年1月15日~2018年1月15日の1年で算出

4-1.第1位【6264】マルマエ

チャート画像
上昇率 4.2倍(安値:505円 → 高値:2,137円)
市場 東証二部
RSI 80.6(かなり買われ過ぎ)

4-2.第2位【2146】UTグループ

チャート画像
上昇率 3.7倍(安値:941円 → 高値:3,495円)
市場 ジャスダック
RSI 59.88(やや買われている)

4-3.第3位【3321】ミタチ産業

チャート画像
上昇率 3.5倍(安値:612円 → 高値:2,195円)
市場 東証一部
RSI 77.65(買われ過ぎ)

※RSIは2018年1月15日終値より算出

★注目ポイント4
 半導体関連銘柄は全体的に上昇率が高めだが、世界的需要拡大に合わせまだまだ上昇余地はある。

5.まとめ

半導体関連銘柄は世界で重要な位置にあるセクターです。

米国株を主体に動く半導体関連銘柄は、日本株にも大きく影響を与える為、世界中の投資家はその動向から目が離せません。

半導体バブルにより、関連銘柄は2018年もまだまだ上昇する可能性がある為、米国株、注目銘柄を中心に動きをチェックしておきましょう。

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