半導体関連銘柄は海外投資家の資金集まる最重要セクター!半導体製造装置やシリコンウエハーなどの半導体材料が人気!

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【6146】ディスコは+97%!【6920】レーザーテックは+107%!【6857】アドバンテストは+124%!【6526】ソシオネクストは+267%!【6338】タカトリは+620%!!

半導体関連銘柄は、2020年~2021年は半導体不足を背景に最強テーマ株となり、2022年は米国利上げで調整相場となりましたが、2023年は急反発して東証全体を先導しています。

半導体関連銘柄は、全体相場を先導する傾向があるため、投資する・しないに関わらずチェックが必要な最重要テーマ株の一つです。

熊本県のTSMC工場誘致や日の丸半導体ラピダスなど、日本の半導体動向は世界中の投資家から注目を集めており、海外マネーの流入も目立ちます。

半導体関連銘柄に注目していきましょう!

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1.半導体関連銘柄とは?

世界的半導体企業TSMCの日本誘致や日の丸半導体ラピダスなどへの期待も背景に、半導体関連銘柄に海外マネーの資金流入が続いています。

1-1.半導体関連銘柄とは?

半導体とは電気を通す導体と電気を通さない絶縁体の中間の性質を持つ物質で、スマホやパソコンをはじめ、ありとあらゆる電化製品に使われている電子部品です。

半導体のメイン市場である半導体メモリ市場では、日本企業の凋落は否めませんが、半導体製造装置やシリコンウエハーなどの半導体材料、パワー半導体といった分野では日本企業は現在でも世界影響力を持ちます。

中国CINNO Researchが発表した半導体製造装置メーカートップ10(2022年)では、4位に【8035】東京エレクトロン、6位に【7735】スクリーン、7位に【6857】アドバンテスト、9位に日立ハイテクノロジーズが入っており、トップ10社のうち日本企業が4社を占めます。

市場シェアプラットフォーム・ディールラボの調査によると、シリコンウエハーの世界シェア(2021年)は、【4063】信越化学工業が30.1%で1位、【3436】SUMCOが23.2%で2位と、日本企業2社で半分以上のシェアです。

東証の半導体関連銘柄(半導体株)は、半導体製造装置やシリコンウエハーなどの半導体材料を手掛けている銘柄が中心となります。

また、半導体関連銘柄は、世界経済の影響を強く受ける景気敏感株(シクリカル銘柄)としても知られており、株価の先行指標になりやすいことが特徴です。

このため、半導体関連銘柄に投資する・しないに関わらず、相場全体の先行きを占う上では、半導体関連銘柄の動向は要チェックが必要となります。

かつては鉄鋼株が代表的な景気敏感株でしたが、IoT全盛の現代においては、半導体が「産業のコメ」となっており、半導体関連銘柄が鉄鋼株に代わって代表的な景気敏感株セクターとなっています。

▼半導体関連銘柄について

パワー半導体関連銘柄は半導体×EV株!調整局面から再び上昇局面へ!?

2022年11月15日

1-2.半導体関連銘柄は最重要セクター!2021年最強テーマ株→2022年調整→2023年急反発

半導体関連銘柄は、日経平均にも影響する半導体製造装置大手【8035】東京エレクトロンや、10年間で170倍になった人気銘柄【6920】レーザーテックなど重要銘柄が多く、最重要セクターの一つです。

半導体関連銘柄の株価動向は、全体相場に先導する傾向があるため、日経平均株価・TOPIXと合わせてチェックしておくことが欠かせません。

特に重要なのが、WSTS(世界半導体市場統計)が発表している、最新の世界半導体市場予測です。

2023年の半導体市場予測は、前年比-4.1%減の5,565億ドルになる見通しとなっており、半導体市場の先行きは厳しい見方となっています。

半導体関連銘柄は、新型コロナ禍では半導体不足が大きなニュースとなり、2020年から2021年に掛けては最強テーマ株の一角となりました。

2021年11月以降は米国利上げの影響でハイテク株が真っ先に売られる流れとなり、景気敏感株である半導体関連銘柄は2022年の調整相場を先導して下落しました。

WSTSの半導体予測は良くないものの、半導体関連銘柄は2022年後半から持ち直してきています。

半導体関連銘柄が2022年後半から持ち直してきている背景としては、ChatGPTなどの生成系AI需要が強く、GPU大手のNVIDIAが大きく反発してきていることも要因の一つに挙げられます。

また、日本では熊本県が台湾の世界的半導体企業TSMCの工場を誘致することで九州地方に半導体バブルが起きつつあり、日の丸半導体ラピダスの動向なども注目材料です。

★注目ポイント
・日本株の半導体関連銘柄は、半導体製造装置やシリコンウエハーなどの半導体材料を手掛ける銘柄を要チェック。
・半導体関連銘柄は、全体相場に先駆けて株価が先行しやすい景気敏感株。
・半導体関連銘柄の株価動向:2020年~2021年は半導体不足背景に最強テーマ株→2022年は米国利上げで調整相場→2023年は急反発!

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 2.半導体関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2022年から2023年に掛けて大きく買われている半導体関連銘柄について見ていきましょう。

2-1.半導体製造装置メーカーは2023年反発!【6920】レーザーテックなど

半導体関連銘柄の中心セクターである半導体製造装置メーカーは、2022年には大きく売られましたが、2022年後半から持ち直してきています。

主要な半導体製造装置メーカーの2022年後半以降の上昇率は次の通りです。

・【8035】東京エレクトロン:+64%(11,516.7円→18,920円) ※上場来高値:23,056.7円(2022年1月)
・【6857】アドバンテスト:+124%(6,600円→14,800円)
・【6920】レーザーテック:+107%(14,320円→29,645円) ※上場来高値:36,090円(2022年1月)
・【6146】ディスコ:+97%(9,836.7円→19,450円)
※上昇率は2022年5月以降の安値から2023年5月23日までの高値の値

【8035】東京エレクトロンと【6920】レーザーテックは2022年に大きく下げたこともあり上場来高値からはまだ大きく下げていますが、【6857】アドバンテストと【6146】ディスコは2023年5月に上場来高値を更新しました。

日経平均株価は2023年5月に31,000円を超えてバブル後高値を更新しましたが、半導体関連銘柄は特に強く買われており、相場全体をけん引しています。

2-2.半導体関連銘柄はIPOでも強い!【6526】ソシオネクスト

2023年に特に強い半導体関連銘柄としては、2022年IPO銘柄の【6526】ソシオネクストが挙げられます。

同社は、ファブレスでSoC(システム・オン・チップ)の設計・開発・販売を手掛ける半導体企業で、2022年10月12日に東証プライム市場にIPOしました。

初値が大きく出にくい東証プライム上場だけに、公開価格3,650円に対して、初値は3,835円と+5.1%に留まりましたが、上場後は一貫して買われ続けており、2023年5月24日には14,100円まで上げています。

上場から7ヶ月で+267%の上昇率となっており、2022年IPO銘柄の中では最注目の銘柄となっています。

新興株の半導体関連銘柄としては【6338】タカトリが2022年には非常に強く、直近1年間では最大+620%となり、2022年に最も大きく上げた半導体関連銘柄となりましたが、2023年には下げています。

★注目ポイント
・半導体関連銘柄は、2022年は米国利上げを背景に売られて相場全体の調整を先導したが、2023年は海外マネーを中心に買われて好調な日本株を先導している。

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3.半導体関連銘柄リスト

半導体関連銘柄といっても製造、販売、開発など、様々な企業が関連銘柄として上げられます。

その中でも注目したい10銘柄をピックアップ。

銘柄主なサービス
【8035】東京エレクトロン世界4位の半導体製造装置メーカー
【6857】アドバンテスト半導体検査装置に強い世界7位の半導体製造装置メーカー
【6146】ディスコマスクブランクス欠陥検査で世界トップシェアの半導体製造装置メーカー
【6920】レーザーテックマスクブランクス欠陥検査で世界トップシェアの半導体製造装置メーカー
【7735】SCREENホールディングスウエハ洗浄装置に強い世界6位の半導体製造装置メーカー
【4063】信越化学工業シリコンウエハーで世界トップシェアの半導体材料大手
【3436】SUMCOシリコンウエハーで世界シェア2位の半導体材料大手
【6723】ルネサスエレクトロニクス車載半導体で世界3位の半導体メモリ大手
【6338】タカトリパワー半導体にも力を入れる半導体製造装置企業
【6526】ソシオネクストファブレスでSoC(システム・オン・チップ)の設計・開発・販売、2022年IPO銘柄

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 4.おすすめの半導体関連銘柄3選

景気敏感株として全体相場を占う上でも要チェックしておきたいオススメの半導体関連銘柄を押さえておきましょう。

【8035】東京エレクトロン

市場東証プライム市場
企業概要世界4位の半導体製造装置企業。

東京エレクトロンは、世界4位の半導体製造装置企業であり、日本株を代表する半導体関連銘柄です。最も代表的な半導体株であり、日経平均株価にも影響を与える銘柄として知られています。

全体相場の先行きを占う上でも重要な銘柄であるため、投資する・しないに関わらず、要チェックが必要な銘柄です。

【6920】レーザーテック

市場東証プライム市場
企業概要マスクブランクス検査装置に強みを持つ半導体検査装置メーカー。グローバルニッチ株としても注目。

レーザーテックは、長期投資家からデイトレーダーまで多くの市場参加者に人気の半導体関連銘柄です。

上場した2012年3月(210.5円)から2022年1月(36,090円)までで171倍の上昇率となった東証屈指の成長株です。

2022年以降は大きく売られていますが、要チェックが必要な銘柄であることには変わりありません。

【4063】信越化学工業

市場東証プライム市場
企業概要シリコンウエハー・塩化ビニールで世界トップの総合化学大手。

信越化学工業は、半導体材料のシリコンウエハーで世界トップシェアを誇る半導体関連銘柄です。多くの半導体関連銘柄は半導体専業企業ですが、同社は化学企業でもあるという特殊性があります。

半導体株の中では比較的ローリスク銘柄であり、2022年にも最大下落率は約-30%と他の半導体株に比べると半分程度で済んでおり、2023年には上場来高値更新まで回復してきています。

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5.まとめ

半導体関連銘柄は、2020年~2021年は半導体不足を背景に最強テーマ株となり、2022年は米国利上げで調整相場となりましたが、2023年は急反発して日本株全体を先導しています。

半導体関連銘柄は、全体相場を先導する景気敏感株であるため、投資する・しないに関わらず【8035】東京エレクトロン【6920】レーザーテックの株価動向はチェックしておきましょう。

2023年5月には、日経平均株価は31,000円を超えてバブル後高値を更新しましたが、特に海外マネーによる半導体関連銘柄の強さが目立ちます。

世界的な半導体不足はほぼ解消され、2023年の半導体需要予測は厳しいものとなっていますが、ChatGPTなどの生成系AI需要や、熊本県のTSMC工場誘致などが好材料になっているものと見られています。

半導体需要や日本への半導体誘致のニュースにはアンテナを張っておき、半導体関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

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