必読必須の厳選3記事
ドローン市場は急成長を遂げており、宅配や警備、測量などの分野で利用が増えていくことが確実視されており、日本では人手不足が深刻化していることもドローンにとって追い風になっています。
ドローン関連銘柄に注目していきましょう!
目次
1.ドローンとは?
ドローンに関するニュースや関連銘柄の動向について見ていきましょう。
1-1.活躍の幅が多いドローンについて
ドローンは元々軍事用に開発されましたが、産業向けに使われるようになっています。
2013年には、ネット通販大手のAmazonがドローンを使った商品の無人宅配便を検討していることを公表して大きな注目を集めました。
日本でも、2015年に千葉市でドローンを使った宅配の実用化実験が行われており、ドローン宅配便の実用化には期待が高まっています。
また、2015年12月10日には、ドローンに関する基本的な飛行ルールを定めた改正航空法が施行されました。
株式市場においても、ドローンは次世代技術関連テーマとして注目を集めていますが、ドローンの製造は中国のDJI社が世界シェアの80%前後を占めています。
そのため、ドローン関連銘柄として注目されるのは、ドローンを製造している銘柄ではなく、ドローンを使った何らかのサービスを手掛けている銘柄が中心になっています。
1-2.2018年以前に急騰したドローン関連銘柄は?
宅配や警備といった領域で注目されるドローンですが、この他にも測量やインフラ点検、災害対応など様々な分野で応用されることが期待されています。
2018年以前に急騰したドローン関連銘柄としては、航空測量大手の【9233】アジア航測が挙げられます。同社は、航空測量のためのドローンパイロットスクールを運営していることでも知られています。同社の株価は、2017年の上半期は500円前後で小さく推移していましたが、2017年7月に急騰し、わずか1ヶ月で1,942円まで上昇しました。
この急騰の背景にあったのは、同社がドローンによる写真測量のためのクラウド型3Dモデリングサービスの開始を発表したことです。
このニュース一発で、株価は1ヶ月で約4倍にまで急騰することになりました。
しかし、さすがにこの1ヶ月で上げ過ぎてしまったために、その後の株価は1,000円以下で低空飛行し続けています。
★注目ポイント1 |
ドローンとは、遠隔操作やコンピューター制御による自律型飛行が可能な無人航空機。宅配や警備を中心に、測量やインフラ点検、災害対応など様々な分野で応用されることが期待される。 |
2.ドローンの新たな活用法

2-1.あらゆる場面で活躍が期待される
ドローンは、宅配や空撮、災害救助などで社会的活用が期待されていますが、人を乗せて飛べる「空飛ぶクルマ」のようなドローンの実証実験が次々と始まっています。
2019年12月には、航空機・ドローン・自動車のエンジニアから発足したスタートアップ企業SkyDriveが、国内初となる「空飛ぶクルマ」での有人飛行試験を開始したと発表しました。
また、2020年1月には、トヨタ自動車が「空飛ぶタクシー」の開発で知られるアメリカのベンチャー企業ジョビー・アビエーションに約430億円出資したことを発表。
ついにトヨタ自動車がドローン業界に参入したこともあり、2020年は「空飛ぶクルマ」を中心にドローンに大きな注目が集まる1年になるかもしれません。
2-2.ドローンに力を入れている企業をピックアップ!
ドローンに力を入れている注目銘柄を見ていきましょう。
衛星画像や医療画像の販売に強みを持つ【2667】イメージワンは、衛星画像販売の一環でドローン事業も手掛けており、ドローン関連ソフトウェアの販売に力を入れる方針を示しています。
測量・GPSシステムの世界的企業である【7732】トプコンは、空中写真測量専用ドローン「MATRICE 600 PRO for TS」を発表しており、ドローン関連銘柄としても注目が集まります。
航空測量大手の【9232】パスコも、ドローンによる三次元測量支援サービスを提供しています。
そして、今後のドローン関連銘柄の命運を握るかもしれない銘柄として注目が集まるのが、商業用ドローンの製造販売を行う【6232】自律制御システム研究所です。
国産ドローンの製造・販売を手掛けるというドローン関連銘柄のど真ん中銘柄である同社のIPOの結果次第では、ドローン関連銘柄に大きな資金が流入してくる展開も考えられます。
★注目ポイント2 |
ドローンのさまざまな実験が開始されており、ドローンに力を入れている企業にも今後注目したい |
3.ドローン関連銘柄の推移
この1年で大きく上がったドローン関連銘柄を見ていきましょう。
3-1.ドローン関連銘柄のバロメータ!【6232】自律制御システム研究所(ACSL)
商業用ドローンの製造販売を手掛ける【6232】自律制御システム研究所(ACSL)は、日本で数少ないドローン専業企業であり、ドローン関連銘柄を代表する銘柄です。
同社が開発した産業用ドローン「ACSL-PF1」は、多様なアプリケーションに対応する飛行性能や安全性、メンテナンス性を実現しています。

同社の株価は、2019年1月初めには2,899円を付けており、5月には5,430円にまで上昇。
しかし、その後は乱高下となり、9月には2,551円にまで下落。
2020年2月現在は3,800円前後まで戻しています。
3-2.航空測量最大手!【9232】パスコ
セコム系の航空測量最大手【9232】パスコは、ドローンによる三次元測量支援サービスなどを手掛けていることから、ドローン関連銘柄の一角に数えられます。
同社は、2019年にドローン関連銘柄で最も上昇した銘柄です。

同社の株価は、2019年1月初めには692円を付けていました。上昇してから横ばいとなっていましたが、2019年10月の決算で最高益となったことを発表して急騰。
2020年1月には2,290円の高値まで上昇しました。
この1年での最大上昇率は+230%となっています。
4.注目のドローン関連銘柄
銘柄 | 主なサービス |
【2667】イメージワン | ドローン関連ソフトウェア |
【6232】自律制御システム研究所 | 商業用ドローンの製造販売 |
【7732】トプコン | 空中写真測量専用ドローン「MATRICE 600 PRO for TS」 |
【9232】パスコ | ドローンによる三次元測量支援サービス |
【9233】アジア航測 | ドローンによる航空測量、ドローンパイロットスクール |
ドローンに関連するその他テーマ記事
★注目ポイント3 |
ドローン市場はドローンを使ったサービス分野を中心に今後も急成長することが確実視される。 |
5.オススメのドローン関連銘柄3選
【6232】自律制御システム研究所(ACSL)
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | 商業用ドローンの販売を手掛けるドローン専業企業 |
日本で数少ないドローン専業企業である自律制御システム研究所(ACSL)は、ドローン関連銘柄として必ず抑えておきましょう。
自律制御システム研究所(ACSL)の株価動向は、投資家のドローンへの関心・注目度を表すバロメータとしても見ることができます。
【2667】イメージワン
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | 医療画像・衛星画像販売を手掛ける |
イメージワンは、医療画像販売を中心にしたヘルスケアソリューションと、衛星画像販売を手掛けるGEOソリューションの2本柱を展開しています。
特にGEOソリューションでは、microdrones社製のドローンを取り扱っています。株価は700円弱と、ドローン関連銘柄の中では最も価格帯が安くなっておりおすすめです。
【7732】トプコン
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 測量・GPSシステム最大手。 |
東証一部のドローン関連銘柄としては、測量・GPSシステム最大手のトプコンがおすすめです。
同社は、世界最大のドローンメーカーであるDJI JAPANと共同で、ドローン測量を効率化する空中測量専用機を発売しています。
ドローン関連銘柄に長期投資してみてはいかがでしょうか?
6.まとめ
今後のドローンは宅配や警備、測量などの分野を中心に更なる急成長を遂げるものと期待されます。
さらに人もモノも運ぶドローンの活用方法は多岐に渡り、今後もさまざまなサービスが増えていくことが予想されます。
それらのことから、ドローンが度々マーケットで注目される可能性を秘めています。
ドローン関連銘柄の動向はチェックしておきましょう。
厳選テンバガー狙いの3銘柄を無料で!

分析者が精査済みの短期急騰期待が出来る低リスク3銘柄情報を先行配信しております。
サポート体制には自信があり、銘柄相談も無料にて承っておりますので是非ご活用下さい。厳選3銘柄も先行配信しております。