ソフトバンクグループ子会社の新規上場(IPO)がついに決定!積極的動きに注目!

個人投資家にも大人気の銘柄として知られる【9984】ソフトバンクグループですが、携帯事業会社のソフトバンクが2018年11月12日、ついに上場承認がおりました。

12月19日に新規上場します。

ソフトバンクは21世紀のAI・ロボット時代をにらんで、孫正義社長主導のもと積極的な企業買収やベンチャー投資で攻勢を強めており、今後の企業動向が世界的に注目されます。

ソフトバンクグループとソフトバンク関連銘柄に注目していきましょう!

 

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1.ソフトバンク関連銘柄に期待

今回は、日本を代表するIT企業であるソフトバンクグループに関連した銘柄に注目していきます。

1-1.ソフトバンクグループとは?

企業名ソフトバンクグループ株式会社
設立 1981年(昭和56年)9月3日
資本金2,387億72百万円(2018年3月末現在)
代表者代表取締役会長 兼 社長 孫 正義
本社東京都港区東新橋1-9-1

東証を牽引する銘柄であり、日経平均にも採用されている【9984】ソフトバンクグループは、昔から個人投資家に大人気の銘柄として知られています。

取引しやすい価格帯であり、出来高や値幅も安定していることから、個人の投資家やトレーダーの中には、ソフトバンクグループ1銘柄の取引で生活している人も少なくないと言われています。

そんなソフトバンクグループは子会社、関連会社などを含めると

  • 子会社数   :1,141社
  • 関連会社数  :385社
  • 共同支配企業 :26社

※2018年3月末現在

これだけの規模の巨大組織に成長しています。

また、ソフトバンクと言えば、プロ野球球団の福岡ソフトバンクホークスの保有や、世界初の感情認識ヒューマノイドロボット「Pepper」なども有名です。

「Pepper」は様々な業種、利用シーンで活躍できることもあり、2017年3月末時点で、Pepperを導入している企業は2,000社以上。

また、Pepper以外にも業務用清掃ロボット事業を取り組んでおり、「AI清掃PRO」を販売予定としています。

 

1-2.ソフトバンクグループの事業は?

ソフトバンクグループは、孫正義社長の主導のもとで数多くの事業を手掛けていることで知られています。

ソフトバンクグループの事業を見ると

  • 国内通信事業
  • スプリント事業
  • ヤフー事業
  • 流通事業
  • アーム事業
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業
  • その他

特に、企業買収やベンチャー企業投資には積極的であり、アメリカ第4位の携帯会社Sprintや、イギリスの半導体大手ARMを買収しています。

ベンチャー企業投資としては、中国のアリババに早くから投資しており、2018年現在でも29.2%の株式を保有しており、最大株主となっています。

アリババの時価総額は、アメリカの5大IT企業に次ぐ規模となっており、ソフトバンクが保有するアリババ株の時価は15兆円以上にのぼります。

ベンチャー投資に積極的なソフトバンクグループですが、2017年5月には、サウジアラビア政府系の公共投資ファンドと共同で10兆円規模の投資ファンドを設立しています。

今回の携帯事業会社のソフトバンクの上場による調達資金も、財政基盤の強化とベンチャー企業への投資拡大による成長事業に充てるとされています。

携帯事業を手掛けるソフトバンクは、次世代通信規格である5Gはもちろんのこと、AIやIoTにも力を入れていることで知られています。

2017年6月にはGoogle傘下のロボット開発会社ボストン・ダイナミクスを買収しており、人工知能用GPUを手掛けるNVIDIAやライドシェア世界大手のUberにも出資しています。

孫正義社長は、2017年10月20日付けの日経新聞で、向こう10年でAIやIoT、ロボット関連企業に100兆円規模で投資する展望であることを語っており、今後の動向が注目されます。

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1-3.子会社ソフトバンクのIPOは今年最大規模

3大携帯キャリアの一つである携帯事業会社のソフトバンクは、東証一部に上場している【9984】ソフトバンクグループ傘下の会社となっています。

ソフトバンクグループは、2018年2月7日に「ソフトバンク株式会社の株式上場準備の開始について」というプレスリリースを発表し、携帯事業会社のソフトバンクの株式上場準備を始めることを発表しました。

2018年7月9日には東京証券取引所へ新規上場予備申請を行ったことが発表されました。

そしてついに、2018年11月12日上場承認されました

証券コードは【9434】

上場日は12月19日で想定価格は1,500円、初値予想は1,400~1,700円。

3大キャリアの一つであるソフトバンクが新規上場すれば、メルカリを凌ぐ今年最大のIPO案件となることから注目されます。

携帯事業会社のソフトバンクの新規上場によって、ソフトバンクグループは投資会社、ソフトバンクは通信会社という分類になっていくものと思われます。

 

★注目ポイント1
個人投資家に大人気の銘柄であるソフトバンクグループは、携帯事業会社であるソフトバンクが新規上場するなど、AIやロボットが中心となる時代に備えて攻勢を強めている。

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 2.ソフトバンク関連銘柄の推移

ソフトバンク関連銘柄のこの1年の動向を見ていきましょう。

2-1.ソフトバンクグループの動向は?

まずは、今回注目の【9984】ソフトバンクグループの動向を見ていきましょう。同社の株価は、2017年7月には8,958円を付けており、2017年10月には一時10,500円まで上昇したものの、その後は下げており、2018年5月には7,540円まで下落しました。

この1年で最大+17%まで上昇する一方で、-15%まで下落しています。2018年7月現在は反発しており、10,000円目前で推移しており、この1年で見ると株価は微増となっています。

続いて、ソフトバンクグループの系列会社やソフトバンクが筆頭株主となっているソフトバンク関連銘柄を見ていきましょう。

2-2.ヤフー子会社のバリューコマース

ソフトバンク傘下のヤフーの子会社である【2491】バリューコマースは、この1年で大きく上昇しました。

同社は、成果報酬型広告(アフィリエイト広告)に強く、右肩上がりで成長を続けるネット広告市場で存在感を発揮しています。同社の株価は、2017年7月には685円を付けていましたが、この1年間上昇していき、2018年7月には1,963円まで上昇しました。

この1年で2.8倍の上昇となり、今後更なる高値更新が期待されます。

2-3.ヤフーが筆頭株主のクレオ

同じく、ヤフーが第2位の筆頭株主である【9698】クレオも、大きく上昇しています。

同社は、人事・会計・資産管理ソフト「ZeeM」の開発で知られるソフト開発会社です。同社の株価は、2017年7月には548円を付けており、その後は横ばいとなっていましたが、年末から上昇していき、2018年4月には1,340円の高値を付けました。

この1年で最大2.4倍の上昇となり、2018年7月現在は950円前後で推移しています。

ソフトバンクと資本関係にあるソフトバンク関連銘柄では、バリューコマースとクレオは大きく上昇していますが、その他の銘柄は停滞しています。 

 
★注目ポイント2
 ソフトバンクグループの系列会社や筆頭株主であるソフトバンク関連銘柄は、一部の銘柄は上昇しているが、全体的には芳しくない動きとなっている。

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3.主要ソフトバンク関連銘柄チェックリスト

ソフトバンク関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【2148】アイティメディア538円ソフトバンク傘下、IT関連ニュースサイト運営
【2491】バリューコマース1,850円ヤフー傘下、アフィリエイト広告
【2656】ベクター(低位株★)424円ソフトバンク傘下、ソフトのダウンロード販売
【2678】アスクル3,060円ヤフー傘下、オフィス用宅配サービス
【3313】ブックオフ786円ヤフー傘下、中古書籍販売
【3658】イーブックイニシアティブジャパン1,214円ヤフー傘下、電子書籍配信
【4689】ヤフー(低位株★)361円ソフトバンク傘下、ネット広告・ECサイト運営
【4726】ソフトバンク・テクノロジー1,600円ソフトバンク傘下、ECサイト運営
【6031】サイジニア1,510円ソフトバンク傘下、購買行動分析サービス
【6562】ジーニー1,667円ソフトバンクが大株主、インターネットメディアの収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」
【7502】プラザクリエイト本社(低位株★)358円ソフトバンクが筆頭株主、DPE
【9698】クレオ949円ヤフーが筆頭株主、ソフト開発
【9831】ヤマダ電機562円ソフトバンクが筆頭株主、家電量販店大手
【9984】ソフトバンクグループ9,604円携帯電話世界3位(ソフトバンク、Sprint)

※株価は2018年7月17日終値で算出

★注目ポイント3
 ソフトバンク関連銘柄として、ソフトバンクグループの系列会社や筆頭株主である企業を抽出した。今後、新規上場を控える携帯事業会社のソフトバンクの動向にも注目。

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4.ソフトバンク関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったソフトバンク関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年7月18日~2018年7月18日の1年で算出

 

4-1.第1位【2491】バリューコマース

チャート画像
上昇率3倍(安値:642円 → 高値:1,963円)
市場東証一部
RSI36.93(やや売られている)
 

4-2.第2位【9698】クレオ

チャート画像
上昇率2.7倍(安値:490円 → 高値:1,340円)
市場ジャスダック
RSI53.31(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【7502】プラザクリエイト本社

チャート画像
上昇率1.5倍(安値:327円 → 高値:506円)
市場ジャスダック
RSI43.07(やや売られている)

※RSIは2018年7月18日終値より算出

★注目ポイント4
ソフトバンク関連銘柄として上昇率をみるとトップは、ヤフー子会社のバリューコマース。携帯事業会社ソフトバンクの新規上場が決定すれば関連銘柄がどう動くのか注目したいところ。

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5.まとめ

ソフトバンク関連銘柄として、ソフトバンクグループの系列会社や筆頭株主である銘柄を見てきました。

携帯事業会社の【9434】ソフトバンク12月19日に新規上場(IPO)することも決まり、今後も要注目となります。

また、その他関連銘柄として注目なのは、日本企業ではなくアメリカのSprintや筆頭株主となったUber、最大株主で世界時価総額ランキング第6位である中国のアリババでしょう。

※イギリスのARMはソフトバンクグループが完全子会社化しており上場廃止となっています。

ソフトバンクグループは積極的企業の買収やベンチャー投資に関するニュースが多い為、海外企業の動向もあわせてチェックしておきましょう。

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