スパイバー(spiber)のIPOは期待度MAX!上場時期と関連銘柄をチェック!

 

 合成クモ糸繊維「QMONOS」は、重さ当たりのタフネス(靭性)が鋼鉄の340倍の強度

そんな新素材を手掛ける、慶應義塾大学発の繊維ベンチャー企業スパイバー(spiber)は、ここ数年IPOの期待を集めています

IPOが実現すれば、個人投資家を中心に大きなテーマとなること間違いなしです。

合成クモ糸繊維が、低コスト化・量産化に成功したら、産業革命以来のパラダイムシフトを起こすことから期待値が日に日に高まっています。

今回は、そんなベンチャー企業スパイバー(spiber)のIPOと関連銘柄に注目していきます。

 

1.「QMONOS」を手掛けるスパイバー(spiber)

 今回は、クモの糸の新素材を手掛けるスパイバー(spiber)に注目していきます。

1-1.スパイバー(spiber)とは?

スパイバー(spiber)とは
合成クモ糸繊維「QMONOS(クモノス)」の量産化に世界で初めて成功した慶應義塾大学発の繊維ベンチャー企業です。
企業名 Spiber株式会社
設立 2007年9月15日
資本金 174億4,366万円
代表者 関山和秀
本社 山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1
  • 2007年9月15日
    慶應義塾大学先端生命科学研究所でクモの糸を研究していた関山和秀氏が、クモの糸の製品化・量産化を目的に設立されました。
  • 2013年5月24日
    合成クモ糸繊維「QMONOS」の量産化に成功したと発表し、2013年11月28日からは共同で開発している小島プレス工業との試作品工場が稼働を開始しています。
  • 2014年9月26日
    小島プレス工業と共同で合成クモ糸繊維「QMONOS」の工場運営会社「Xpiber(エクスパイバー)」を設立しました。
  • 2015年9月30日
    スポーツウェア大手のゴールドウインと事業提携を結び、「QMONOS」を使ったムーンパーカーのプロトタイプを発表しています。
  • 2016年10月
    パリモーターショーでトヨタの高級車レクサスのシート背面の裏側に「QMONOS」が起用されたことも大きな話題となりました。

また、経済産業省が主導している、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップ企業を支援するプログラム「J-Startup」にも選定されています。

 

1-2.スパイバー(spiber)のIPOや関連銘柄は?

 合成クモ糸繊維を始めとしたタンパク質素材は、機能性・環境性に優れており、量産化できれば産業革命以来のパラダイムシフトを起こす基幹素材になると期待されています。

合成クモ糸繊維は、重さ当たりのタフネス(靭性)が鋼鉄の340倍とされ、自動車や航空機、建築素材などあらゆる産業で使われることが想定されます。

現在、タンパク質素材が普及するネックになっているのがコストの問題です。技術革新によってコストが大きく改善されれば、タンパク質素材が広く普及する可能性が出てきます。

スパイバー(spiber)は、現在アパレル分野と輸送機分野に重点を置いていますが、将来的には医療や建築、ロボットや宇宙といった産業での実用化を目指していると発表しています。

合成クモ糸繊維を低コストでの量産化に成功すれば、産業の構造そのものを変える可能性があるため、スパイバー(spiber)のIPOへの期待は相当に高いものと見られます。

 

2018年11月28日

海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)などから新たに50億円の資金を調達したと発表。

今回の出資で、クモノスの本格的な量産化に向け生産拠点をタイに建設。

生産コストの高さが大きな課題だったが、関山和秀代表は「1キログラムあたり40~50ドルまで下げられるメドが付いた」

新規株式公開(IPO)については「将来的な資金調達の手段として検討している」と話した。

 

このニュースにより、スパイバーのIPOに期待が高まります。

2019年中のIPOに期待し、スパイバー(spiber)関連のニュースにはアンテナを張っておきましょう。

 

★注目ポイント1
 スパイバー(spiber)とは、合成クモ糸繊維「QMONOS」を手掛ける慶應義塾大学発の繊維ベンチャー。レクサスのシート背面に起用されるなど、世界を変える新素材を開発していることで注目される。

2.スパイバー(spiber)関連銘柄の推移

 スパイバー(spiber)関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.スパイバー(spiber)と共同で世界初の人工タンパク質素材衣服を製造したゴールドウイン

 スポーツウエア・スポーツ用品の製造販売を手掛ける【8111】ゴールドウインは、スパイバー(spiber)関連銘柄の最有力候補です。

同社は、スパイバー(spiber)と業務・資本提携を結んでおり、2015年10月には30億円出資したことを発表しています。

また、「QMONOS」を使って、同社の代表的ブランドであるTHE NORTH FACEの“ANTARCTICA PARKA”をベースにしたアウタージャケットのプロトタイプ製造にも成功しています。

このプロトタイプは、工業ラインで制作された世界初の人工タンパク質素材を使った衣服であり、今後、低コスト化・量産化が進むことが期待されます。

ゴールドウインの株価は、2017年8月初めには3,470円を付けていましたが、この1年一貫して上昇しており、2018年6月には一時10,330円まで上昇しました。

この1年で最大約3倍の上昇となっていますが、直近の2ヶ月は大きく下げており、2018年8月現在は7,000円前後まで値を下げています。

この1年の株高は、同社が発表した決算で26年ぶりの過去最高益が寄与した部分が大きいと見られます。

 

2-2.LEXUSのシート背面に「QMONOS」を起用したトヨタ紡織

 自動車シートとエアフィルターで国内首位の自動車部材メーカー【3116】トヨタ紡織も、スパイバー(spiber)関連銘柄として名前が挙がってくる銘柄です。

同社もスパイバー(spiber)と業務・資本提携を結んでおり、2017年10月には16億円出資したことを発表しています。

また、2016年10月に行われたパリモーターショーでは、長時間運転による疲労軽減や運転のしやすさの向上を目指してデザインされたレクサスのコンセプトシートに「QMONOS」を起用したことが話題となりました。

トヨタ紡織の株価は、2017年8月には2,175円を付けていましたが、この1年は横ばい~下落となっており、2018年8月現在は2,000円前後で推移しています。

スパイバー(spiber)関連銘柄は、事業提携を結んでいる【8111】ゴールドウインと【3116】トヨタ紡織の2銘柄がメインであると言えます。

 
★注目ポイント2
 スパイバー(spiber)関連銘柄は、業務・資本提携を結んでいるゴールドウインとトヨタ紡織の2銘柄に注目。

3.主要スパイバー(spiber)関連銘柄チェックリスト

 スパイバー(spiber)関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【3101】東洋紡1,861円  繊維大手
 【3104】富士紡ホールディングス3,075円  繊維大手
 【3107】ダイワボウ6,290円  合成繊維
 【3116】トヨタ紡織1,950円  レクサスのシート背面に「QMONOS」を起用
 【3401】帝人2,200円  合成繊維大手
 【3402】東レ807.9円  合成繊維大手
 【3405】クラレ1,563円  合成繊維
 【3409】北日本紡績993円  合成繊維
 【8111】ゴールドウイン6,950円  「QMONOS」を使ったムーンパーカーのプロトタイプ
 【8750】第一生命ホールディングス2,069円  スパイバーに出資

※株価は2018年8月22日終値で算出

★注目ポイント3
 ゴールドウインとトヨタ紡織の2銘柄がスパイバー(spiber)関連銘柄のメインとなる。繊維関連銘柄もスパイバー(spiber)のIPOで注目される可能性はある。

4.スパイバー(spiber)関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 スパイバー(spiber)関連銘柄として上記の10銘柄から、過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった上位3銘柄を発表致します。

※2017年8月23日~2018年8月23日の1年で算出

 

4-1.第1位【8111】ゴールドウイン

チャート画像
上昇率 2.84倍(安値:3,625円 → 高値:10,330円)
市場 東証一部
RSI 40.64(やや売られている)
 

4-2.第2位【3107】ダイワボウ

チャート画像
上昇率 1.69倍(安値:3,940円 → 高値:6,670円)
市場 東証一部
RSI 58.82(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【3409】北日本紡績

チャート画像
上昇率 1.6倍(安値:1,140円 → 高値:1,830円)
市場 東証二部
RSI 48.99(売り買い均衡)

※RSIは2018年8月23日終値より算出

★注目ポイント4
 スパイバー(spiber)関連銘柄筆頭の【8111】ゴールドウインが上昇率1位だった。同社は今後もスパイバー関連銘柄として注目しておきたい銘柄と言えます。

5.まとめ

 現時点でスパイバー(spiber)関連銘柄のメインと言えるのは、ゴールドウインとトヨタ紡織との2銘柄です。

その中でもやはり、外せないのはゴールドウイン

ただ、投資家のスパイバー(spiber)への関心は、IPO一点の方が強いと考えた方が良さそうです。

合成クモ糸繊維「QMONOS」の低コスト・量産化に成功すれば、産業に与えるインパクトは相当大きいと考えられるため、IPOには大きな期待が集まります

注目のベンチャー企業「スパイバー(spiber)」のIPOに期待し、関連するニュースはチェックしておきましょう。

 

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