「美容関連銘柄」は安定した需要で高い上昇率!【美】は一生のテーマ!

 
 「美容関連セクター」は化粧品関連を中心に好調で

【2930】北の達人6.6倍
【2928】RIZAPグループ3.88倍

コーセーは2.1倍!資生堂は2.3倍!ファンケルは3倍を記録!

急速な少子高齢化が進む中、美容業界は高齢者市場の開拓を進めています。

美は人間の一生のテーマであり、美容市場は高齢社会において内需を牽引する重要セクターになることが期待されています。

美容関連銘柄に注目していきましょう!

1.美容関連銘柄に期待

 高齢化社会の進展に伴い、美容業界はシニア向けにシフトし始めています。

1-1.美容関連銘柄とは?

 今回は、安定した高い需要が見込まれる美容関連銘柄に注目していきます。

美容関連銘柄とは
化粧品や美容院、エステといった美容に関する銘柄全般のことを指します。

近年、美容市場では、主力である若い女性向けに限らず、男性やシニア向けの市場開拓が進んでいます。

シニア向けの美容市場が成長していることから、介護が必要な人の自宅や病院に出向いて美容師として施術する福祉美容師も増加しています。

ただ、現在社会問題となっている人手不足も顕在化しており、美容師不足が深刻な問題となっています。そのため、美容師の労働環境の整備や給与の見直しなどが課題となっています。

少子化によって、若い女性の絶対数が今後減っていくことは確実であることから、美容業界は高齢者市場に更に力を入れていくものと予測されます

美は人間にとって永遠のテーマであることから、化粧品や美容院を始めとした美容市場は、高齢者需要を取り込むセクターとして有望視されています。

 

1-2.美容市場の動向は?

 今回注目する美容関連銘柄は、化粧品や美容院、エステの3分野が中心となってきます。ここでは、それぞれの市場動向について見ていきましょう。

まず、化粧品市場は、美容関連銘柄の主力セクターです。

2017年の化粧品市場は前年比+7%の1兆6,292億円となり、過去最大となっています。国内需要も好調ですが、日本の化粧品は訪日外国人からの評価も高く、インバウンド消費を牽引しています。

そして、化粧品を手掛ける美容関連銘柄は、この1年で大きく上昇しているテーマ株となっています。

オリジナル化粧品の通信販売を手掛ける【2930】北の達人は、2017年の1年間に10倍以上の値上がりとなり、2017年東証1部値上がりランキング1位となりました。

化粧品市場は好調な一方で、美容院やヘアサロンといった理美容市場、美顔や脱毛といったエステティックサロン市場はやや苦戦しています。

2017年の理美容市場は前年比-0.5%の2兆1,474億円となり、2017年の国内エステティックサロン市場は前年比+0.2%増の3,579億円となっています。

理美容市場は、少子高齢化の影響で店舗数が減少し、顧客が高齢化していることに加え、節約志向の高まりから来店サイクルが長期化し、低価格チェーンが台頭していることなどから微減に留まりました。

ただ、低価格チェーンが台頭する一方で、単価が高い高級サロンの人気も根強く、価格帯の二極化が進行しています。また、美容師の人手不足も大きな課題となっています。

「化粧品関連銘柄は強い!」需要増加により2018年も注目のセクター!

2018.04.13
★注目ポイント1
 美容市場は、化粧品市場が牽引している一方で、理美容・エステは苦戦している。今後、高齢者向け需要が更に拡大することが期待される。

2.美容関連銘柄の推移

 美容関連銘柄は、化粧品を手掛ける銘柄がこの1年で大きく上昇しています。

2-1.オリジナル化粧品の通信販売を手掛ける北の達人

 通信販売会社の【2930】北の達人コーポレーションは、美容関連銘柄を牽引する銘柄です。

同社は、自社開発したオリジナル化粧品や健康美容食品の販売を手掛けており、自社開発したオリジナル商品をネット販売する高収益ビジネスモデルが投資家から注目されています。

同社の株価は、2017年7月初めには166.4円(※)でしたが、その後大きく上昇していき、2018年4月には1,105円まで上昇しました。
※株価は、2017年11月5日に行われた1→2の株式分割、2018年2月15日に行われた1→3の株式分割後の値で算出。

この1年で最大6.6倍の暴騰となり、その後は下げましたが、それでも2018年7月現在は800円前後で推移しています。

なお、同社は2017年の1年間では10.9倍の上昇となり、2017年の東証1部上昇ランキングで1位となりました。

2018年1月には更に2倍となったため、2017年1月初めから2018年1月末までの13ヶ月24.6倍になっています。

これは2017年にバブルとなったビットコインに匹敵・凌駕する値上がり幅であり、高値から3分の1以下まで暴落したビットコインと違い、北の達人はそこまで値を下げていません。

 
 

2-2.「ライザップ」の運営や美容健康商品を手掛けるRIZAPグループ

 減量ジム「ライザップ」や美容健康商品の通信販売を手掛ける【2928】RIZAPグループは、近年の健康ブームを象徴する銘柄です。

ライザップは若者向けのイメージが強いですが、50代以上の高齢層の利用が増えており、50代以上の会員比率は2017年4月時点で22.4%となっています。

同社の株価は、2017年7月には830.5円を付けていましたが、この1年上昇していき、2017年11月には3,090円まで上昇しました。

この1年で最大3.88倍となりましたが、その後は大きく下げており、2018年7月現在は1,500円前後で推移しています。

なお、同社が上場しているのは東証ではなく札証アンビシャスであり、証券会社によっては株を買えない場合があるため注意しておきましょう。

近年は美容の一環として、フィットネスや筋トレなどにも大きな注目が集まっています。美容関連銘柄として、フィットネス関連の銘柄もチェックしておきましょう。

人生100年!健康志向の高まりから「フィットネス関連銘柄」に追い風!

2018.07.02

2-3.高級化粧品に強いコーセー

 高級化粧品に強みを持つ化粧品大手の【4922】コーセーは、美容関連銘柄を代表する銘柄です。

同社の株価は、2017年7月には11,870円を付けていましたが、この1年上昇していき、2018年6月には26,340円まで上昇しています。

この1年で最大2.2倍となり、今後更なる高値更新が期待されます。

美容関連銘柄の中でも化粧品を手掛ける銘柄は強く、この他にも【4911】資生堂は2.3倍、【4921】ファンケルは3倍になるなど、大手化粧品メーカーの株価はこの1年で軒並み高騰しています。

 
★注目ポイント2
 美容関連銘柄は、化粧品を手掛ける銘柄がこの1年で軒並み大きく上昇した。

3.主要美容関連銘柄チェックリスト

 美容関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【2406】アルテ サロン ホールディングス561円  美容院チェーン「アッシュ」「ニューヨーク・ニューヨーク」
 【2928】RIZAPグループ1,512円  減量ジム「ライザップ」、美容健康商品
 【2930】北の達人コーポレーション754円  化粧品、健康美容食品
 【3180】ビューティガレージ2,140円  サロン向け美容品の専門商社
 【4452】花王8,414円  化粧品
 【4679】田谷676円  美容院チェーン「TAYA」
 【4901】富士フィルムホールディングス4,394円  アンチエイジング化粧品
 【4911】資生堂8,876円  化粧品
 【4919】ミルボン5,020円  業務用ヘア化粧品
 【4921】ファンケル6,220円  化粧品
 【4922】コーセー24,340円  化粧品
 【6571】キュービーネットホールディングス2,251円  ヘアカット専門チェーン「QB ハウス」
 【6630】ヤーマン1,795円  美容家電
 【7806】MTG7,330円  美容ローラー、化粧品
【9439】エム・エイチ・グループ(低位株★)247円  美容院チェーン「モッズ・ヘア」

※株価は2018年7月17日終値で算出

★注目ポイント3
 美容関連銘柄を抽出してみると、化粧品と美容院関連の銘柄が多く並ぶ。新規上場したばかりのMTGにも注目。

4.美容関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった美容関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年7月17日~2018年7月17日の1年で算出

 

4-1.第1位【2930】北の達人コーポレーション

チャート画像
上昇率 6.6倍(安値:166.4円 → 高値:1,105円)
市場 東証一部
RSI 44.47(売り買い均衡)
 

4-2.第2位【2928】RIZAPグループ

チャート画像
上昇率 3.88倍(安値:795円 → 高値:3,090円)
市場 札証アンビシャス
RSI 15.89(かなり売られ過ぎ)
 

4-3.第3位【6069】トレンダーズ

チャート画像
上昇率 3.6倍(安値:1,092円 → 高値:4,025円)
市場 東証マザーズ
RSI 51.22(売り買い均衡)

※RSIは2018年7月17日終値より算出

★注目ポイント4
 上昇率トップは、2017年の東証1部上昇ランキングで1位となった北の達人!その他美容関連銘柄も化粧品メーカーを中心に軒並み高騰していることから、2018年後半の動きも注目。

5.まとめ

 2000銘柄以上ある東証1部銘柄の中で値上がりトップとなった北の達人を始め、化粧品を手掛ける美容関連銘柄は大きな上昇を遂げています。

また、運動による美容も大きな注目を集めていることから、RIZAPやMTGのようなフィットネス関連にも注目です。

化粧品セクターを始めとする美容関連銘柄は、高齢社会とインバウンド消費に強いため、今後の日本株を牽引するセクターになる可能性が高いと見られます。

2018年後半も、美容や化粧品といったニュースはチェックしておきましょう。

 

為になったらぽちっとシェア!