防衛関連銘柄の本命は三大重工株!ウクライナ情勢や防衛費倍増議論を要チェック!

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ロシアによるウクライナ侵攻から3年で、【7012】川崎重工業は4.09倍!【7013】IHIは4.95倍!【7011】三菱重工業は8.10倍!!

2022年のロシアによるウクライナ侵攻から3年以上が経ちましたが、この間に防衛関連銘柄は大きな上昇となりました。

2025年2月から3月に掛けては、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の交渉が決裂し、世界中で防衛費増大が避けられない見通しから、防衛関連銘柄は一段高となっています。

防衛関連銘柄に注目していきましょう!

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1.防衛関連銘柄とは?

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の交渉が決裂し、米国によるウクライナ支援停止の可能性を受けて、防衛関連銘柄が再急騰の展開となっています。

1-1.防衛関連銘柄とは?

防衛関連銘柄とは、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の交渉が決裂し、米国によるウクライナ支援停止の可能性を受けて、防衛関連銘柄が再急騰の展開となっています。

防衛関連銘柄の主力銘柄としては、三大重工株の【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHIが挙げられます。

2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻以前は、防衛関連銘柄は北朝鮮情勢で急騰するテーマ株となっていました。

具体的には、【6208】石川製作所、【4274】細谷火工、【6203】豊和工業といった中小の防衛関連銘柄は、北朝鮮情勢が緊迫化した2017年に急騰。

一方、三大重工株は、北朝鮮情勢ではほとんど物色されていませんでした。

【7011】三菱重工業の株価は、2015年6月に付けていた805円から、2020年10月には218.1円と、大きく売られていたほどです。

2022年ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、日本でも「防衛費倍増議論」が浮上し、三大重工株が大きく買われる展開となっています。

防衛費倍増議論とは、対GDP比1%程度の日本の防衛費予算を、NATO並みの2%程度に引き上げるものです。

2022年時点で約5兆円だった防衛費を倍増するため、防衛省との関わりが深い三大重工株にとっては大きなインパクトとなり、「国策に売りなし」を体現する形となっています。

1-2.三菱重工はウクライナ情勢後8倍に!米国のウクライナ支援の動向に注目が集まる

ロシアによるウクライナ侵攻以降、代表的な防衛関連銘柄である三大重工株の株価は次のようになっています。

・【7011】三菱重工業:8.10倍(311円→2,520.5円)
・【7012】川崎重工業:4.09倍(2,225円→9,120円)
・【7013】IHI:4.95倍(2,305円→11,430円)
※株価は2022年2月始値→2025年3月6日終値の値。

三菱重工は、この3年間で8倍以上の値上がりとなっており、1996年6月に付けていた上場来高値969円を、3倍近く更新している状況です。

さらに、2025年2月末に行われた、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談は交渉決裂に終わり、世界中に衝撃を与えました。

米国のウクライナ支援が停止することになれば、地政学リスクが高まり、各国の防衛費が増大するという思惑から、世界中の防衛関連銘柄が急騰しました。

第二次トランプ政権は、トランプ関税の動向が世界中のマーケットに影響を与えていますが、ウクライナ支援を始めとする国家安全保障についても注視が必要となりそうです。

★注目ポイント1
・防衛関連銘柄(防衛株)は、三大重工株の【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHIに注目!
・2022年ロシアのウクライナ侵攻を受けた防衛費倍増議論によって、三菱重工業の株価は3年で8倍以上となった。
・2025年2月末には、トランプ大統領がウクライナ支援停止をちらつかせ、世界中の防衛関連銘柄が一段高となっている。

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2.防衛関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

防衛関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2-1.防衛関連銘柄の代表格!【7011】三菱重工業

防衛装備庁「中央調達における令和5年度調達実績」によると、【7011】三菱重工業は1兆6,803億円で1位となっており、2位の【7012】川崎重工業:3,886億円に4倍以上の差を付けています。

三菱重工業は、防衛費倍増議論を受けて最も買われた銘柄となっており、2022年2月から2025年3月6日に掛けて8.10倍(311円→2,520.5円)となっています。

直近1年間で見てみると、1,182.5円(2024年2月終値)→2,520.5円と2.13倍です。

三菱重工の株価は、2022年、2023年、2024年と毎年2倍になっているペースです。

ただ、PERは35.2倍にまで達しており、防衛費倍増議論に対して投資家が過剰に期待している面には注意しておきましょう。

2-2.防衛関連銘柄の中小株!【7760】IMV

ロシアによるウクライナ侵攻以降の防衛関連銘柄については、三大重工株(【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHI)さえ押さえておけば問題ありません。

2022年の防衛費倍増議論以前は、【6208】石川製作所、【4274】細谷火工、【6203】豊和工業が北朝鮮情勢のミサイル発射などで物色されていましたが、近年はかつてのような大きな動きは見られません。

中小株の防衛関連銘柄では、防衛産業向けに試験装置を手掛ける【7760】IMVが買われています。

IMVの株価は、2024年3月始めに付けていた610円から、2025年3月6日には1,607円まで上昇しており、2.63倍となっています。

★注目ポイント2

・【7011】三菱重工業は、2022年以降は毎年2倍となっており、防衛費倍増議論で最も注目される防衛関連銘柄。
・ロシアによるウクライナ侵攻以降の防衛関連銘柄は、三大重工株(【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHI)を確実に押さえておこう。

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3.防衛関連銘柄リスト

銘柄主なサービス
【7011】三菱重工業護衛艦、潜水艦、次期戦闘機など。防衛省契約実績1位
【7012】川崎重工業P-1固定翼哨戒機、C-2輸送機など。防衛省契約実績2位
【7013】IHI水中無人機、次期戦闘機、次期戦闘機用エンジンシステムなど。防衛省契約実績7位
【7760】IMV防衛産業向け試験装置
【5631】日本製鋼所火砲システム、ミサイル発射装置
【6507】シンフォニアテクノロジー防衛航空機用電源システム
【4274】細谷火工自衛隊向け照明弾、発煙筒
【6203】豊和工業自衛隊向け小銃や迫撃砲、発煙弾
【6208】石川製作所海上自衛隊向け機雷、航空自衛隊向けフライトデータレコーダー
【7224】新明和工業US-2救難飛行艇、US-2機体定期修理

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4.オススメの防衛関連銘柄3選!

オススメの防衛関連銘柄を3銘柄見ていきましょう。

【7011】三菱重工業

市場東証プライム市場
企業概要総合重機最大手。航空・宇宙・造船・防衛関連に強み。

三菱重工業は、防衛省との関わりが最も深い、防衛関連銘柄を代表する銘柄です。

2022年に防衛費倍増議論が活発化してから3年間で、株価は8倍以上となりました。

2010年代に、小型航空機MRJの失敗で株価が長期低迷していた時代は、もはや遠い過去となっています。

ウクライナ情勢や台湾有事懸念などで、今後も要注目の主力銘柄です。

【7012】川崎重工業

市場東証プライム市場
企業概要総合重機大手。航空宇宙や鉄道車両、大型二輪などに強い。

川崎重工業は、三菱重工業に次ぐ代表的な防衛関連銘柄です。

防衛省の契約実績では2位となっており、P-1固定翼哨戒機やC-2輸送機などを納品しています。

三菱重工業とともに、必ず押さえておきましょう。

【7013】IHI

市場東証プライム市場
企業概要総合重機大手。航空エンジンやボイラー、車用ターボが主力。

IHIは、三菱重工業と川崎重工業と並ぶ三大重工株の一角です。

防衛省契約実績は7位で、水中無人機や次期戦闘機、次期戦闘機用エンジンシステムなどを納品しています。

衛省実績は7位であるものの、防衛費倍増議論を受けて三菱重工業と川崎重工業とともに買われています。

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5.まとめ

防衛関連銘柄は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降、東証の主力テーマ株となっています。

防衛関連銘柄は、三大重工株の【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHIを押さえておけば問題ありません。

特に、防衛費倍増議論は、三大重工株にとってはインパクトが大きく、「国策に売りなし」を体現する株価展開となっています。

ウクライナ情勢や米軍の動向はもちろん、日本にとっては台湾有事も避けては通れない問題であるため、息の長いテーマとなりそうです。

米国トランプ政権のウクライナ支援や日本の防衛費倍増議論といったニュースにはアンテナを張っておき、防衛関連銘柄の動向を要チェックしておきましょう。

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