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【7456】松田産業は+122%!【5857】アサヒホールディングスは+151%!【5713】住友金属鉱山は+200%!【5724】アサカ理研は+457%!!
コロナショックを受けて世界中の投資家の資金が、絶対的な安全資産である金(ゴールド)に流れ込んでいます。
また新型コロナ禍では、金(ゴールド)だけではなく、白金(プラチナ)や銀といった他の金属価格も上昇しており、非鉄金属や都市鉱山株を中心とする金(ゴールド)関連銘柄には追い風です。
金(ゴールド)関連銘柄に注目していきましょう!
1.金(ゴールド)関連銘柄とは?
新型コロナ禍では、株や仮想通貨だけではなく、金(ゴールド)を始めとする金属価格も高騰しています。
1-1.金(ゴールド)関連銘柄について
金(ゴールド)は、地球上での埋蔵量が限られており、化学変化もせず価値を保存できることから、絶対的な安全資産に位置付けられている金属資産です。
金(ゴールド)価格は世界経済リスクが表面化すると買われる傾向があり、2008年のリーマンショックや2020年のコロナショック直後には大きく上昇しました。
今回注目していく金(ゴールド)関連銘柄としては、鉱山株とも呼ばれる非鉄金属、金属リサイクル業者の2業種が挙げられます。
なお携帯電話やパソコン、カメラなどをリサイクルして金属を回収・リサイクルする事業を手掛けている銘柄は都市鉱山関連銘柄とも呼ばれます。
また東証には金(ゴールド)価格に連動するETF(上場投資信託)も多数上場しており、ETFを通してゴールド投資をすることも可能です。
金(ゴールド)ETFは、株やREITのように配当金は出ないものの、現物の金(ゴールド)投資に比べて安価な手数料であることがメリットです。
1-2.新型コロナ禍で金(ゴールド)価格は高騰している
新型コロナ禍で金(ゴールド)価格は高騰しています。
ニューヨーク市場の金(ゴールド)先物価格は、リーマンショック後の2010年~2018年までは長らく1,000ドル~1,400ドルの間で推移していました。
コロナショックで金(ゴールド)価格は急騰し、2020年8月には史上最高値となる2,063ドルを記録。2020年8月以降は軟調となっており、2021年3月には一時1,681ドルを付けました。
しかしその後は再び上昇しており、仮想通貨が大幅安となった2021年5月には急騰、1,900ドル前後まで戻しています。
金(ゴールド)価格が高騰している背景には、新型コロナによる世界経済リスクに加えて、新型コロナで世界中が財政出動したマネーが金属に向かっていることも挙げられます。
新型コロナ禍では、金(ゴールド)だけではなく、白金(プラチナ)や銀、銅など他の金属価格も大きく上昇しており、金属バブルの様相を呈している状況です。
金(ゴールド)などの金属価格の上昇を背景に、金(ゴールド)関連銘柄は買われており、今後も金(ゴールド)などの金属価格の推移には要チェックが必要となりそうです。
★注目ポイント1 |
・金(ゴールド)関連銘柄とは、金(ゴールド)価格の影響を受けるテーマ株。非鉄金属と金属リサイクル業者(都市鉱山株)が中心となる。 ・コロナショックで金(ゴールド)価格は上昇。2020年8月には史上最高値を付け、以降も高値圏で推移している。 ・新型コロナ禍では、白金(プラチナ)や銀、銅など他の金属価格も上昇しており、金(ゴールド)関連銘柄には追い風となっている。 |
2.金(ゴールド)関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2020年から2021年に掛けて上がっている金(ゴールド)関連銘柄を見ていきましょう。
2-1.東証を代表する鉱山株!【5713】住友金属鉱山
非鉄金属大手の【5713】住友金属鉱山は、日本株を代表する金(ゴールド)関連銘柄です。日本株で”鉱山株”と言うと、同社のことを指すのが一般的です。
同社は特にニッケルに強みを持ち、金・銀・銅・プラチナも手掛けています。
同社の株価は、コロナショックで2020年3月に1,859円を付けて以降は上昇し続けており、2021年2月には5,584円を付けました。
コロナショックから1年で最大+200%の上昇率となっており、2021年5月には4,800円前後で推移しています。
金(ゴールド)価格が高値を付けた2020年8月以降も上昇が続いており、新型コロナ禍で金属価格全般が上昇している影響を受けた形となっています。
2-2.代表的な都市鉱山株!【5857】アサヒホールディングス
都市鉱山リサイクル事業や北米で金銀精錬事業を手掛ける【5857】アサヒホールディングスは、高配当株としても有望な金(ゴールド)関連銘柄です。
同社の株価は、2020年3月のコロナショックでは966円まで下げましたが、以後は上昇し続けており、2021年5月12日には2,425円まで上げました。コロナショックから1年2ヶ月で最大+151%の上昇率です。
また、同社は配当利回りが高い高配当銘柄としても知られており、これだけ大きな上昇となったにも関わらず、配当利回りは3.85%(2021年5月24日終値時点)となっています。
金属リサイクル(都市鉱山)を手掛ける金(ゴールド)関連銘柄は、新型コロナ禍で金属価格が上昇したことを受けて好調で、【7456】松田産業は+122%、【5724】アサカ理研は+457%となっています。
※2020年3月から2021年5月までの最大上昇率。
金(ゴールド)価格は2020年8月に高値を付けてからは停滞していますが、他の金属も手掛けている金(ゴールド)関連銘柄は、金属価格の高騰を受けて高値更新が続いている状況です。
★注目ポイント2 |
・金(ゴールド)価格は2020年8月に高値を付けてからは停滞しているが、金(ゴールド)関連銘柄は金(ゴールド)以外の金属価格高騰の影響を受けて高値更新が続いている。 |
3.金(ゴールド) 関連銘柄リスト
今後も注目しておきたい金(ゴールド)関連銘柄を、数銘柄ピックアップしました。
銘柄 | 主なサービス |
【1540】純金上場信託(現物国内保管型) | 金(ゴールド)価格連動型ETF |
【5706】三井金属 | 非鉄金属大手 |
【5711】三菱マテリアル | 総合材料大手 |
【5713】住友金属鉱山 | 非鉄金属大手 |
【1491】中外鉱業 | 貴金属リサイクル |
【1491】中外鉱業 | 貴金属リサイクル |
【5724】アサカ理研 | 貴金属リサイクル |
【5857】アサヒホールディングス | 貴金属リサイクル |
【7456】松田産業 | 貴金属リサイクル |
【4973】日本高純度化学 | 貴金属めっき |
【8053】住友商事 | 非鉄に強い総合商社 |
4.オススメの金(ゴールド)関連銘柄3選!
【5713】住友金属鉱山
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 非鉄金属と電子材料の両輪。ニッケルにも強み。 |
住友金属鉱山は、東証を代表する鉱山株であり金(ゴールド)関連銘柄です。
金(ゴールド)関連銘柄としては最も基本的な銘柄となります。配当利回りも3%弱になっており、投資初心者の長期投資にもおすすめの銘柄です。
【5857】アサヒホールディングス
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 貴金属リサイクルや廃棄物処理を手掛ける。 |
アサヒホールディングスは、貴金属リサイクルを手掛けており、都市鉱山株として代表的な金(ゴールド)関連銘柄です。
高配当株としても知られており、配当利回りは3.85%(2021年5月24日終値時点)となっています。金(ゴールド)投資は配当金や分配金が出ないことがネックですが、金(ゴールド)関連銘柄なら配当金も貰うことが可能です。
【1491】中外鉱業
市場 | 東証二部 |
企業概要 | 貴金属リサイクルを柱に、不動産・中古機械販売も手掛ける。 |
中外鉱業は、貴金属リサイクルを手掛けている、ボロ株の金(ゴールド)関連銘柄です。株価は32円(2021年5月24日終値)となっており、典型的なボロ株となっています。
2020年には金(ゴールド)価格と連動して、2020年3月→2020年8月に13円→69円まで急騰しましたが、その後は半値まで急落しています。ボロ株投資の夢はあるものの、リスクが高い銘柄であることには注意が必要です。
4.まとめ
金(ゴールド)価格はコロナショック後に急伸し、2020年8月に史上最高値を付け、その後は高値圏で推移しています。
新型コロナ禍では、新型コロナ対策の財政出動で溢れたマネーが、白金(プラチナ)や銀といった他の金属価格を押し上げることにも繋がっており、金(ゴールド)関連銘柄は金(ゴールド)価格以上に好調となっています。
金(ゴールド)投資を行う投資家も増えていますが、現物金投資や金(ゴールド)価格に連動するETFは、分配金が出ないことがデメリットです。
非鉄金属と都市鉱山株を中心とする金(ゴールド)関連銘柄は、配当利回りが高い銘柄が多いことが、金(ゴールド)投資に比べたメリットです。
金(ゴールド)やその他の金属価格にはアンテナを張っておき、金(ゴールド)関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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