東芝メモリのIPO(上場)はいつになるか?世界が注目する日本株最大のIPOに大注目!!

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日本最大の半導体メーカーである東芝メモリが、IPO(新規上場)に向けた準備を着々と進めています。

2019年7月18日には、社名を東芝メモリから「キオクシアホールディングス」に変更すると発表。IPOは時間の問題であると期待されます。

世界中の投資家が最も注目する日本株IPO案件と言っても過言ではない、東芝メモリのIPO観測情報に注目していきましょう!

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1.東芝メモリのIPOに期待

日本最大の半導体メーカーである東芝メモリのIPOに大きな注目が集まっています。

1-1.東芝メモリとは?

東芝メモリは、東芝ブランドのNAND型フラッシュメモリを製造する半導体メーカーです。

かつては日本のお家芸とも言われた半導体ですが、残念ながら日本の半導体メーカーは世界市場からほとんど姿を消してしまっています。

東芝メモリは、最後の日の丸半導体メーカーとして健闘しており、2017年の世界シェアは第8位となっていました。名実ともに、日本最大の半導体メーカーだと言えます。

東芝メモリは、東芝から半導体メモリ事業が切り離される形で設立された会社です。

東芝の半導体メモリ事業は、2015年には8,456億円の売上で、1,100億円の営業利益を稼ぎ出すなど、東芝の主力事業となっていました。

しかし2016年12月に東芝が買収した原子力企業の資産価値が想定を大きく下回ったことから、巨額の損失額を計上しなければならないことが発覚。

東芝は大幅な債務超過に陥る見通しとなりました。

粉飾決算の影響で、東芝は新株発行による資金調達ができなかったため、花形事業である半導体メモリ事業を売却せざるを得なくなってしまったのです。

こうして、東芝の債務超過を解消する目的のために、東芝メモリは2017年2月10日に設立されました。

その後、買収先を巡って紆余曲折あったものの、2018年6月1日に、東芝から「日米韓企業連合」Pangeaに東芝メモリの全株式が譲渡されました。

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2024年7月1日

1-2.東芝メモリのIPO観測情報は?

日本最大の半導体メーカーである東芝メモリのIPOは、世界中の投資家が最も期待している日本株IPO案件であると言っても過言ではありません。

2019年8月現在、残念ながら東芝メモリのIPOに関する具体的な観測情報はまだ出ていません。

しかし東芝メモリはIPOへ向けて着々と準備を進めていることは確かです。

また2019年7月18日には、10月1日付で社名を「キオクシアHD」に変更すると発表しました。

既に東芝の連結子会社ではなくなったことを理由に社名から“東芝”の文字が消え、ステイシー・スミス会長は「将来、上場企業になるための第一歩を踏み出す」と述べています。

ただ東芝メモリは着々とIPOへの準備を進めていますが、東芝メモリを取り巻く状況はあまり芳しくありません。

2018年後半からの世界的な半導体バブル崩壊によって、多くの半導体メーカーが苦境に陥っていますが、東芝メモリもその例外ではなく、2019年4~6月期連結決算では952億円の大幅な赤字となっています。

とはいえ、投資家の東芝メモリへのIPOへの期待は高く、今後のIPOを巡るニュースには大きな注目が集まることに変わりありません。

★注目ポイント1

・東芝メモリは、東芝の花形事業であった半導体メモリ事業が切り離されて設立された半導体メーカー
・東芝メモリはIPOへの準備を着々と進めており、社名を「キオクシアホールディングス」に変更することを発表した。

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2.東芝メモリIPO関連銘柄の推移

 

東芝メモリのIPOで動向が注目される関連銘柄の、直近の価格動向を見ていきましょう。

2-1.東芝メモリの主要株主!【6502】東芝

【6502】東芝は、東芝メモリを日米韓企業連合に売却して筆頭株主ではなくなったものの、未だに東芝メモリの株式を40.2%保有する主要株主です。

東芝メモリのIPOが決定すれば、影響を受けることはほぼ間違いありません。

東芝の株価は、粉飾決算もあったことから長らく低迷していますが、2019年にはやや反発しています。

東芝の株価を具体的に見てみると、2019年の初めには3,030円を付けていましたが、2019年4月には一時3,820円にまで上昇。2019年に入ってから最大+26%の上昇となっています。

ただ、4月に高値を付けてからは下落しており、2019年8月現在は3,200円前後まで値を落としています。

2-2.東芝メモリの株主!【7741】HOYA

眼鏡用レンズや半導体用マスクなどを手掛ける【7741】HOYAは、東芝メモリの株式を9.9%保有する主要株主となっています。

東芝メモリのIPOが決まれば、その流れで半導体関連銘柄に資金が流入してくることが期待されますが、同社はその筆頭銘柄でもあります。

同社の株価は、2019年1月初めには6,457円を付けていましたが、その後は一貫して上昇を続けており、2019年7月には8,701円を付けて上場来高値を更新。2019年に入ってからの上昇率は最大+34%となっています。

底値圏で長期低迷する東芝とは対照的な力強い値動きとなっており、今後も上場来高値を更新していくことが期待されます。

東芝メモリのIPOに関わらず、長期投資におすすめの安定の東証一部銘柄です。

★注目ポイント2

・東芝メモリのIPOでは、主要株主である東芝とHOYAに注目

・東芝メモリのIPOが決まれば、半導体関連銘柄に資金が流入してくることも予想される

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3.東芝メモリ関連銘柄リスト

東芝メモリ関連銘柄リストを見ていきましょう。

3-1.東芝メモリ関連銘柄チェックリスト

銘柄主なサービス
【6502】東芝東芝メモリの主要株主(40.2%)
【7741】HOYA東芝メモリの主要株主(9.9%)
【3436】SUMCO半導体シリコンウエハー世界シェア2位
【4063】信越化学王業半導体シリコンウエハー世界シェア1位
【6146】ディスコ半導体製造装置メーカー
【6723】ルネサスエレクトロニクス半導体メーカー
【6857】アドバンテスト半導体製造装置メーカー
【6920】レーザーテック半導体検査装置メーカー
【7735】SCREENホールディングス半導体製造装置メーカー
【8035】東京エレクトロン半導体製造装置メーカー

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5.まとめ

東芝メモリは、社名を「キオクシアホールディングス」に変更することを発表するなど、IPOに向けた準備を着々と進めています。

一方、足元の半導体市場は良い状況とは言えず、東芝メモリの直近の決算も大きな赤字となっていることがやや気掛かりです。

ただ半導体株は2018年には大きく値を下げたものの、2019年に入ってからは大きく回復しており、【6857】アドバンテストや【6920】レーザーテックなどは上場来高値を更新するほどの強さとなっています。

東芝メモリのIPOが決まったら、【6502】東芝や【7741】HOYAといった関連銘柄に加えて、半導体関連銘柄の価格動向にも注目です。

東芝メモリのIPOに関するニュースにはアンテナを張っておきましょう!

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