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【4732】ユー・エス・エスは+59%!【3377】バイク王&カンパニーは+109%!
半導体不足やサプライチェーンの混乱を背景に自動車生産の遅れは続いており、中古車市場は過去最高の好況となっています。
中古車関連銘柄は、中古車市場の活況を背景に注目テーマ株となっており、【3377】バイク王&カンパニーは2020年から2021年に掛けて一時16倍以上の上昇となりました。
中古車関連銘柄に注目していきましょう!
1.中古車関連銘柄とは?
半導体不足やサプライチェーンの混乱を背景に新車生産が遅れていることから中古車価格の高止まりが続いており、中古車関連銘柄も注目テーマ株となっています。
1-1.中古車関連銘柄とは
中古車は、新車と比べて価格が安いため高いグレードの車を買いやすく、また納車が早いことも消費者にとってメリットです。
中古車情報大手カーセンサーが発表した「カーセンサー中古車購入実態調査2021」によると、2021年の中古車市場は4兆1,699億円で過去最大となり、購入台数は269万台と推計されています。
2021年の国内新車販売台数は前年比-9%減の421万台だったことから、日本で購入される自動車の3分の1以上は中古車となっていることが分かります。
同調査によると、2021年の中古車購入単価は155.0万円となっており、前年より+19.5万円の増加となりました。
中古車市場が活況となっている背景には、新型コロナ禍で半導体不足やサプライチェーンの混乱によって新車生産が遅れていることが挙げられます。
新車の納期は大きく遅れており、新車が欲しくても供給されないため、中古車を買うしかない状況が続いています。
中古車関連銘柄も、2020年以降の中古車市場の活況を受けて、注目テーマ株となっている状況です。
中古車関連銘柄は長期的には、モビリティ革命MaaSの一つに位置付けられることが期待されるテーマ株でもあります。
今後、ライドシェアやカーシェアリングが進むことによって、自動車は「保有」から「シェア(共有)」へ変わっていくことは確実な情勢となっており、中古車の活用や社会的位置付けがどのように変わっていくのかも注目です。
1-2.2022年も半導体不足を背景に中古車市場の活況は続く!
中古車関連銘柄は、コロナ禍で半導体不足が深刻化したことで注目テーマ株となり、2020年3月のコロナショック後から徐々に買われ始め、2021年には顕著な上昇となりました。
特に、低位株の中古車関連銘柄であった【3377】バイク王&カンパニーは、2020年3月に付けていた116円から、2021年9月には1,917円まで上昇し、約1年半で16.52倍(+1,552%)のテンバガーを達成しています。
2022年も、半導体不足や中国・上海でのロックダウンによるサプライチェーンの混乱から自動車生産は元に戻っておらず、中古車供給は少ない一方で需要が急増していることから、中古車価格は高止まりしています。
中古車オークション最大手「ユー・エス・エス」が発表した2022年6月の中古車の平均落札価格は、前年同月比+25.5%の107万9,000円と過去最高となり、25ヶ月連続で前年同月を上回っている状況です。
中古車関連銘柄は、2021年に急騰したことで2022年は調整となっている銘柄もありますが、中古車価格に連動して上場来高値を更新する好調な銘柄もあります。
中古車市場の活況は、半導体不足やサプライチェーンの問題が解決されるまでは長期化しそうな様相となっています。
★注目ポイント1 |
・コロナ禍の半導体不足やサプライチェーンの混乱を背景に新車生産が遅れていることから、中古車市場は活況となっており、中古車価格は過去最高を更新している。 ・中古車関連銘柄は、2020年以降注目テーマ株となっており、低位株だった【3377】バイク王&カンパニーは1年半で16.52倍に! |
2.中古車関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2022年の中古車関連銘柄の動向を見ていきましょう。
2-1.中古車関連銘柄で最も激しい値動き!【3377】バイク王&カンパニー
中古バイク買取り専門店最大手「バイク王」を展開する【3377】バイク王&カンパニーは、中古車ではなく中古バイク最大手ですが、中古車関連銘柄としては最も大きく動いている銘柄です。
同社は、2020年3月コロナショック時に付けていた116円から、2021年9月には1,917円まで上昇し、この期間に最大16.52倍(+1,552%)となりました。
ただ、2021年9月以降は急騰の反動から大きく下げ、2022年1月には708円まで下落。
2022年に入ってからは再び上昇しており、4月6日には1,480円まで反発しています。
2022年に入ってからの最大上昇率は+109%です。
2-2.中古車オークション最大手!【4732】ユー・エス・エス
中古車オークション最大手で、中古車買い取り店「ラビット」も展開する【4732】ユー・エス・エスは、代表的な中古車関連銘柄の一つです。
同社の株価は、2021年11月には一時1,666円を付けていましたが、以降は上昇しており、2022年7月25日には2,660円まで上昇、上場来高値を更新しています。
直近1年間の最大上昇率は+59%です。
この他の中古車関連銘柄としては、【3186】ネクステージ、【3964】オークネット、【7199】プレミアグループなどが、2022年8月時点で上場来高値付近となっています。
中古車関連銘柄は、注目テーマ株として大きく買われた2021年ほどではないものの、中古車市場の活況を背景に2022年も堅調に推移していると言えるでしょう。
★注目ポイント2 |
・中古車関連銘柄は中古車市場の活況を背景に、2022年も堅調に推移している。 |
3.中古車関連銘柄リスト
中古車関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。
銘柄 | 主なサービス |
【2788】アップルインターナショナル | 中古車買取り専門店「アップル」 |
【3186】ネクステージ | 中古車販売店「ネクステージ」 |
【3377】バイク王&カンパニー | 中古バイク買取り専門店「バイク王」 |
【3964】オークネット | BtoB中古車ネットオークション |
【4193】ファブリカ | 中古車ビジネス支援プラットフォーム「symphony」 |
【4298】プロトコーポレーション | 中古車サイト「グーネット」 |
【4732】ユー・エス・エス | 中古車オークション「USSオートオークション」、中古車買取り店「ラビット」 |
【7199】プレミアグループ | 中古車オートクレジット |
【7599】IDOM | 中古車買取り専門店「ガリバー」 |
【7602】カーチスホールディングス | 自動車買取り店「カーチス」 |
4.オススメの中古車関連銘柄3選!
中古車市場の活況で注目されるオススメの中古車関連銘柄を押さえておきましょう。
【3186】ネクステージ
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 中古車販売店「ネクステージ」を運営。 |
ネクステージは、中古車販売店大手「ネクステージ」を運営していることで知られる、代表的な中古車関連銘柄です。
長期投資において定評のある銘柄となっており、2013年7月のIPOから9年で20倍以上となり、2022年8月時点でも上場来高値付近で推移しています。
【4732】ユー・エス・エス
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 中古車オークション最大手「USSオートオークション」を展開。中古車買取り店「ラビット」も。 |
ユー・エス・エスは、中古車オークション最大手で知られる中古車関連銘柄です。
中古車関連銘柄の中では、【3186】ネクステージと並んで取引量が多い人気銘柄となっています。
2022年7月には上場来高値を更新しており、中古車市場の活況を背景に今後も期待される銘柄です。
【7602】カーチスホールディングス
市場 | 東証スタンダード市場 |
企業概要 | 中古車買取り店「カーチス」を展開。 |
カーチスホールディングスは、中古車買取り店「カーチス」を展開している中古車関連銘柄です。
2020年から2022年に掛けては、【3377】バイク王&カンパニーや【2788】アップルインターナショナル、【7599】IDOMといった低位株の中古車関連銘柄が買われましたが、同社は低位株で取り残されたままです。
出遅れ低位株の中古車関連銘柄としてチェックしておきましょう。
5.まとめ
中古車関連銘柄は、低位株だった【3377】バイク王&カンパニーが1年半で最大16倍となり、代表銘柄の【3186】ネクステージと【4732】ユー・エス・エスは上場来高値付近で推移するなど好調です。
中古車関連銘柄の好況の背景にあるのは、半導体不足とサプライチェーンの混乱による新車生産の遅れですが、そう簡単には収まりそうになく、長期化しそうな様相となっています。
また中古車関連銘柄は、長期的には、モビリティ革命ことMaaS関連でも注目される可能性があるテーマ株です。
ライドシェアやカーシェアリングが広まり、自動車は「保有」から「シェア(共有)」の時代になっていく過程においても、中古車の活用に注目です。
中古車市場や自動車生産に関するニュースにはアンテナを張っておき、中古車関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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