ダブルバガー、トリプルバガーとは?大化け株候補銘柄を発掘しよう!

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今回は2024年に大化け株になるかもしれない大化け株候補銘柄について見ていきます。

多くの人はテンバガー(10倍株)を探し当てることを夢見ますが、確率や期待値で考えると、ダブルバガー(2倍株)やトリプルバガー(3倍株)を探し当てる方が合理的です。

本記事では、ダブルバガー、トリプルバガーの発掘方法、候補銘柄をご紹介しています。

今年の大化け株を発掘していきましょう!

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1.大化け株はテンバガーだけじゃない

ダブルバガーやトリプルバガーになるかもしれない大化け株に注目していきましょう。

1-1.ダブルバガー トリプルバガーとは

1年で株価が10倍となる「テンバガー」銘柄を探し求める投資家は数多くいます。

2023年には【6573】アジャイルメディア・ネットワークと【9560】プログリットがテンバガーとなり、2022年には【4393】バンク・オブ・イノベーションと【7901】マツモトがテンバガー達成となりました。

しかし、テンバガー銘柄を事前に探し出すのは簡単ではなく、さまざまな条件が揃っていないと難しいということが現実です。

【2024年版】テンバガー(株価10倍)候補銘柄を大胆予測!誰もが夢見る10倍株とは?

2024年2月28日

2024年3月1日時点では、東証主要3市場には3,834銘柄(東証プライム1,655銘柄、東証スタンダード1,613銘柄、東証グロース566銘柄)が上場しています。

テンバガー銘柄は年間2銘柄前後のため、最もテンバガーが出やすい東証グロース銘柄に絞ったとしても非常に低い確率です。

テンバガーは魅力的ですが、投資の目的である「お金を増やす」という観点から考えると、ダブルバガー(2倍)やトリプルバガー(3倍)の方が圧倒的に多く、より魅力的で身近な銘柄となっています。

例えば、2020年以降は、世界的なDX(デジタルトランスフォーメーション)や生成AIブームを受けて、多くの半導体関連銘柄(半導体株)がダブルバガーやトリプルバガーを達成しています。

1年でテンバガーを達成した半導体関連銘柄は見当たりませんが、1年でダブルバガーやトリプルバガーを達成した銘柄は【8035】東京エレクトロンや【6857】アドバンテストといった主要銘柄にもある状況です。

2023年に大きく上げた半導体関連銘柄を見てみると、【6526】ソシオネクストは4.95倍、【6315】TOWAは4.60倍、【6254】野村マイクロ・サイエンスは4.06倍、【6871】日本マイクロニクスは3.26倍などとなっています。

半導体関連銘柄のような注目テーマ株をしっかり押さえておけば、テンバガーは難しいとしても、ダブルバガーやトリプルバガーを達成できる確率は大きくなると言えるでしょう。

1-2.ダブルバガー トリプルバガー銘柄

2023年にダブルバガーやトリプルバガーを達成した銘柄を見ていきましょう。

半導体製造装置大手!【6857】アドバンテスト

 

半導体試験装置の世界的企業である【6857】アドバンテストは、2023年から2024年に掛けてトリプルバガーを達成しています。

同社は、【8035】東京エレクトロンに次いで半導体製造装置関連銘柄を代表する銘柄となっており、日経平均株価の主要構成銘柄でもあります。

アドバンテストの株価は、2023年1月には2,050円を付けていましたが、2024年3月1日時点では7,119円まで上昇しており、この期間に3.47倍のトリプルバガーを達成。

半導体製造装置関連銘柄は東証で最も強いテーマ株の一つとなっており、2023年1月~2024年3月1日までで見ると、【8035】東京エレクトロンは3.00倍、【6920】レーザーテックは1.90倍となっています。

重要な点としては、半導体株の中でも【6526】ソシオネクストや【6315】TOWA、【6254】野村マイクロ・サイエンスといった探しづらいマイナーな銘柄ではなく、主要銘柄がダブルバガーやトリプルバガーになっているということです。

バフェット株としても話題!【8058】三菱商事

 

総合商社大手の【8058】三菱商事は、バフェット銘柄としても話題となり、2023年にダブルバガーを達成しています。

ウォーレン・バフェット氏は日本の5大商社株(【8058】三菱商事、【8031】三井物産、【8001】伊藤忠商事、【8053】住友商事、【8002】丸紅)に投資していることで知られています。

2023年4月にバフェット氏が5大商社株を買い増すと報じられたことが一つのきっかけとなって、日本株が大きな上昇となったことも話題となりました。

2023年1月から2024年3月1日に掛けて、【8058】三菱商事は2.31倍、【8031】三井物産は1.76倍、【8001】伊藤忠商事は1.61倍、【8053】住友商事は1.62倍、【8002】丸紅は1.66倍となっています。
※上昇率は2023年1月1日始値→2024年3月1日終値より。

このように、「生成AIブームを受けた半導体需要」や「バフェット効果で買われる5大商社株」といったテーマ株をしっかりと押さえておけば、ダブルバガーやトリプルバガーを狙える確率は高くなります。

★注目ポイント1
株価が10倍となるテンバガーを探し出すのは宝くじを当てるようなもの。ダブルバガー、トリプルバガーは数多く出現しており、テンバガーを探し当てるより期待値が大きい。

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2.2024年の大化け株候補10選!

2024年にダブルバガーやトリプルバガーが期待できそうな銘柄を見ていきましょう。

2-1.大化け株候補10選!

銘柄主なサービス
【3778】さくらインターネットデータセンター大手。政府クラウドや生成AIで注目。
【3655】ブレインパッドビッグデータ活用によるAIビジネス。
【3984】ユーザーローカルSNS分析・ビッグデータ解析、AI業務支援ツール。
【6526】ソシオネクストファブレスでSoC(システム・オン・チップ)の設計・開発。2023年最強の半導体関連銘柄。
【4186】東京応化工業半導体フォトレジストで世界トップの半導体材料関連銘柄。
【6613】QDレーザ半導体レーザや網膜走査型レーザアイウェア。IPO後低迷中の半導体株。
【6721】ウインテスト液晶やイメージセンサー向けの半導体検査装置。半導体ボロ株。
【4344】ソースネクスト自動翻訳機「ポケトーク」を手掛けるインバウンド低位株。
【8698】マネックスグループネット証券「マネックス証券」、仮想通貨取引所「コインチェック」。新NISA・仮想通貨関連銘柄。
【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)世界株ETF(オルカン)。新NISAの長期投資でダブルバガーを狙いたい場合に。

 

★注目ポイント2
2024年の大化け株候補としては、注目度の高い生成AI関連銘柄や半導体関連銘柄を中心に押さえておきたい。インバウンド・大阪万博や新NISAなども化ける可能性あり。急騰しやすい低位株にも期待。

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3.まとめ

短期間でトリプルバガーを達成した銘柄が、更に2~3倍以上の暴騰を遂げるには、より巨大な資金の流入が必要になってくるため、テンバガーを達成するには大きな壁を乗り越える必要があります。

テンバガーは魅力的ですが、ダブルバガーやトリプルバガーを狙っていく方が資金効率や確率の観点から見ると合理的であると言えます。

注目テーマ株や低位株といった大化け候補銘柄の動向にはアンテナを張っておきましょう。

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