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新興市場にバイオバブル到来か!?新興市場でバイオベンチャー企業の株価高騰が続いています。
【4579】ラクオリアは株価8倍!【4592】サンバイオ【2385】総医研は株価4倍強達成です。
再生医療の実用化やがん治療薬の開発を始めとするバイオテクノロジー関連銘柄は、2020年東京オリンピック以降にも続く息の長いテーマとなることが有望視されています。
不治の病を治せるようになるかもしれないバイオテクノロジーに関するニュースと、関連する銘柄の動向に注目していきましょう。
1.バイオテクロノジーとは?
不治の病を治せるようになるかもしれない期待から、再生医療やがん治療を始めとしたバイオテクロノジーが大きな注目を集めています。
1-1.バイオテクロノジーの発展もここまで来た!
バイオテクロノジーとは
生物学(バイオロジー)と技術(テクロノジー)の合成語で、生物を工学的な見地から研究し、実社会に有用な形で応用する技術のこと
生物工学や遺伝子工学とも呼ばれ、食料問題や難病の克服、環境問題や資源問題などの幅広い分野で役立つ技術として、世界的に大きく期待されています。
遺伝子組み換え技術を用いたゲノム編集や品種改良、iPS細胞を始めとする再生医療の実用化やがん治療薬の開発に至るまで、バイオテクノロジーに関連する次世代技術は多岐に渡ります。
遺伝子組み換えを説明すると、例えば不可能の象徴であった青いバラ(Blue Rose)の開発成功
それまで、交配や品種改良では青いバラを誰も実現できなかったことから、「Blue Rose」は不可能の象徴といわれてきましたが、最先端のバイオテクロノジーでサントリーが開発に成功。
また、バイオテクノロジーは高齢化社会の進展で世界をリードする日本が外貨を稼げる産業の一つになるとの期待も高く、政府は官民一体となってオールジャパンで推進していく姿勢を示しています。
今後、再生医療やがん治療などの最新テクロノジーに対する期待が世界的に高まっていくことは確実と見られています。
そのため、バイオテクロノジー関連銘柄は非常に息の長いテーマとなることが期待されます。
1-2.再生医療やがん治療などで大きな注目を集める
バイオテクロノジーは医療や医薬品、食料など多岐に渡りますが、その中でも特に注目しておきたいのが、再生医療やがん治療、新薬開発といったテーマ。
現在、特に大きく注目されているのが、iPS細胞を初めとする再生医療の実用化で、失われた人体を回復させる再生医療が実用化されれば、社会に与えるインパクトは計り知れません。
特に、京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞の実用化は、日本が世界をリードしている分野であるため、マーケットでの関心も非常に高くなっています。
再生医療と並んで注目されるテーマになっているのが、がんの発生原因を解明したり、がんの治療薬を開発するなど、がん治療に関するものです。
この他にも、遺伝子組み換え操作によるDNA技術の応用や健康食品の開発など、バイオテクノロジー関連銘柄として注目されるテーマは多岐に渡ります。
再生医療やがん治療といった注目されやすいテーマには特にアンテナを張っておき、関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
★注目ポイント1 |
バイオテクロノジーは不治の病を治せるかもしれない夢の技術として注目されている。特に、iPS細胞を始めとした再生医療やがん治療といったテーマは要チェック! |
2.高騰を続けるバイオテクロノジー関連銘柄
未来技術として大きな期待を集めるバイオテクロノジー関連銘柄ですが、その期待を裏付けるかのように、バイオテクノロジー関連銘柄は高騰を続けています。
2-1.疼痛に有効な特許取得を発表したラクオリア創薬
創薬ベンチャーの【4579】ラクオリア創薬は、がんなどの疼痛疾病に対して強みを持っているバイオベンチャー企業の代表格です。
特に同社が注目を浴びる材料となったのは、2017年5月に、疼痛において高い有効性を示すことが確認されている物質の特許を、中国、ヨーロッパで相次ぎ取得したと発表したことです。
このニュースの発表によって、買いの安心感が広がるとともに、同社が手掛ける創薬ビジネスに対する期待が買いを呼ぶ展開となりました。
同社の株価は2017年3月時点での405円から、1年間に渡って上昇し続けていき、2018年1月には一時3,320円と、1年で8.1倍以上の上昇となりました。
2-2.再生医療の補助金を獲得したサンバイオ
脳梗塞や外傷性脳損傷を対象とした再生細胞薬の開発に強みを持つ【4592】サンバイオは、再生医療分野において注目を集めているバイオテクノロジー関連銘柄です。
特に大きな材料として注目されたことは、2017年9月に、カリフォルニア州再生医療機構から総額2000万ドルの補助金を獲得したというニュースを発表したことでした。
同社の株価は、2017年3月の1,012円から、2018年1月には一時4,565円を付け、1年で約4.5倍にまで上昇しました。
ただ、同社のような有望なベンチャー企業は多数ありますが、研究資金は潤沢であるとは言えないのが現状です。
そこがポイントで、有望なバイオベンチャー企業が研究資金を獲得したというニュースが流れれば、その期待から同社のように大きく買われるパターンもあります。
2-3.医薬品開発ベンチャーを子会社化した総医研
抗疲労食品や化粧品の販売などを手掛ける【2385】総医研ホールディングスも、大きく注目を浴びているバイオテクノロジー関連銘柄の一つです。
上昇のきっかけとなったのは、2017年5月に、医薬品の開発に強みを持つNRLファーマを子会社化すると発表したことでした。
同社は、2017年3月時点では210円の低位株でしたが、2018年3月には一時1,011円を付け、1年で約4.8倍の上昇となりました。
このニュースで、同社が強みを持つ健康食品や化粧品の開発との相乗効果が生まれるとの期待から買い注文が広がりました。
★注目ポイント2 |
バイオテクロノジー関連銘柄は創薬や再生医療、健康食品まで幅広い銘柄に資金が流入してきている。材料となるニュースが流れれば株価は数倍になるバイオベンチャーは数多くあるので注目すべき。 |
3.主要バイオテクロノジー関連銘柄チェックリスト
バイオテクロノジー関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【2191】テラ | 765円 | 細胞医療 |
【2370】メディネット(低位株★) | 132円 | がん治療、iPS細胞 |
【2385】総医研HD | 876円 | 健康食品 |
【2395】新日本科学 | 596円 | 免疫細胞療法 |
【2397】DNAチップ研究所 | 1,312円 | 遺伝子解析 |
【4565】そーせい | 9,070円 | がん治療 |
【4571】ナノキャリア | 781円 | がん治療薬 |
【4572】カルナバイオ | 1,334円 | がん治療薬 |
【4579】ラクオリア創薬 | 1,926円 | ファイザー系創薬ベンチャー |
【4586】メドレックス | 1,975円 | がん治療薬 |
【4587】ペプチドリーム | 5,450円 | ペプチド治療薬 |
【4592】サンバイオ | 3,995円 | 再生細胞薬 |
【4593】ヘリオス | 2,009円 | iPS細胞 |
【4978】リプロセル(低位株★) | 340円 | iPS細胞 |
【7776】セルシード | 1,328円 | 細胞シート |
※株価は2018年3月16日終値で算出
★注目ポイント3 |
バイオテクノロジー関連銘柄を抽出してみると、バイオベンチャーが多い。今後、材料として注目されるニュースを発表した新興銘柄は数倍になる可能性を秘めている。 |
4.バイオテクノロジー関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!
過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったバイオテクノロジー関連より上位3銘柄を発表致します。
※2017年3月16日~2018年3月16日の1年で算出
4-1.第1位【4579】ラクオリア創薬
上昇率 | 8.1倍(安値:405円 → 高値:3,320円) |
市場 | ジャスダック |
RSI | 36.87(やや売られている) |
4-2.第2位【2385】総医研HD
上昇率 | 4.8倍(安値:210円 → 高値:1,011円) |
市場 | 東証マザーズ |
RSI | 60.16(やや買われている) |
4-3.第3位【4592】サンバイオ
上昇率 | 4.5倍(安値:1,012円 → 高値:4,565円) |
市場 | 東証マザーズ |
RSI | 52.9(売り買い均衡) |
※RSIは2018年3月16日終値より算出
★注目ポイント4 |
バイオテクノロジー関連銘柄は全体で見ても高い上昇率となっている。バイオベンチャーが多い事も上昇率の高さに繋がっていると思われる。 |
5.まとめ
ラクオリア製薬を筆頭に、バイオテクロノジー関連銘柄は過去1年間で23銘柄が株価2倍以上を記録。
つまり、新興市場で最も注目されているテーマであると言えます。
今後、高齢化社会の更なる進展によって、がん治療や再生医療への期待が高まることは確実とみられ、世界的な技術競争が繰り広げられていくことは間違いありません。
がん治療や再生医療などのバイオテクノロジーに関するニュースには、特にアンテナを張っておき動向をチェックすべきと言えます。
バイオベンチャーならではの上昇ポテンシャルも秘めていることから、バイオテクノロジー関連銘柄は魅力がいっぱいです。
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