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会員制転職サイト「ビズリーチ」や「キャリトレ」、人材活用クラウド「HRMOS」を提供するビズリーチのIPOに大きな注目が集まっています。
ビズリーチのような働き方改革関連銘柄のIPOは成功率が高く、2019年3月にIPOしたカオナビ、2018年8月にIPOしたチームスピリットはそれぞれ2倍の上昇となっている鉄板テーマ株です。
ビズリーチのIPO観測情報に注目していきましょう!
1.ビズリーチのIPOに期待
会員制転職サイト「ビズリーチ」の運営などを手掛けるビズリーチのIPOに大きな注目が集まっています。
1-1.ビズリーチとは?
ビズリーチが2009年4月に開設した転職サイト「ビズリーチ」は、「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」をキャッチコピーに、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイトとしての地位を確立しています。
また2014年4月には、今やCMでもお馴染みの20代向け転職サイト「キャリトレ」、同年5月にはキャリア女性のための転職サイト「ビズリーチ・ウーマン」を開設しています。
さらに2015年5月には求人検索エンジン「スタンバイ」のサービスを開始。
「スタンバイ」はインターネット上にある1,000万件以上の求人情報を1ヶ所に集約し、自宅や学校、駅の近くにある仕事を効率的に探し出せるサービスとなっています。
ビズリーチの主力事業は上述した人材サービスが柱となっていますが、近年は企業向けのクラウドサービスに力を入れている傾向があります。
2016年6月には、人材活用クラウド「HRMOS(ハーモス)」を発表。「HRMOS」は、あらゆる人材データをAIが分析し、人のパフォーマンスを効率よく最適・最大化するOSです。
2019年1月には、クラウド型従業員データベース「HRMOS Core」を、2019年4月には人事評価クラウド「HRMOS 評価」をリリースしています。
1-2.ビズリーチのIPO観測情報は?
人手不足による働き方改革が日本中で叫ばれる中、人材サービスを手掛ける働き方改革関連銘柄は、ホットなテーマ株としてマーケットでも注目を集めています。
人材サービスを手掛けるビズリーチのIPOは、働き方改革関連銘柄のIPOということで、投資家の間でも注目のIPO案件です。
しかし2019年9月現在、ビズリーチのIPO観測情報は残念ながら出ていないようです。
ビズリーチの南壮一郎CEOは2016年6月、大手ニュースのブルームバーグの取材に対して今後5年間で東京証券取引所に上場したいという考えを述べていましたが、その後の動きは特に見られていません。
ただ、ビズリーチは資金調達をたびたび実施しています。
2016年3月には、ヤフーの投資子会社であるYJキャピタル株式会社や電通、楽天から資金調達を実施。
同年10月にも、東京理科大学ベンチャーファンドやベンチャーキャピタルであるグロービス・キャピタル・パートナーズから資金調達を受けています。
2017年以降は、資金調達に関する公式リリースはされていませんが、ビズリーチが力を入れるAIやクラウドサービスの拡大には資金が必要となることから、資金調達目的でIPOしても不思議ではありません。
南壮一郎CEOは、2016年6月から5年以内にIPOしたいという考えを述べていることからも、ビズリーチのIPO観測情報にはアンテナを張っておきましょう。
★注目ポイント1 |
・ビズリーチは、ハイクラス転職サイト「ビズリーチ」などの人材サービスを手掛けている ・ビズリーチは、近年はAIやクラウドサービスを使った企業向けサービスに力を入れている ・ビズリーチのIPO観測情報は出ていないが、資金調達目的でいつ上場しても不思議ではない |
2.ビズリーチIPO関連銘柄の推移
ビズリーチのIPO関連銘柄に注目していきましょう。
2-1.クラウド人材管理システムを提供!【4435】カオナビ
クラウド人材管理システム「カオナビ」を提供する【4435】カオナビは、働き方改革関連銘柄としても期待される銘柄です。
同社が提供する「カオナビ」は、社員の顔や名前、経験、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することによって、最適な人材配置や抜擢といった人材マネジメント業務をサポートする企業向けクラウドサービスです。
「カオナビ」は、働き方改革を実現するテクノロジーとして、業種・業態を問わない1,400社以上の企業に導入されています。
同社は2019年3月15日に東証マザーズにIPOしたばかりの銘柄です。
公開価格は1,980円でしたが、IPOによって付けた初値は3,970円と約2倍に。
2019年5月には一時9,390円まで上昇しており、公開価格の4.7倍にまでなっています。
2-2.働き方改革プラットフォームを提供!【4397】チームスピリット
働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供する【4397】チームスピリットも、IPOから大きく買われている働き方改革関連銘柄です。
同社が提供する「TeamSpirit」は、従業員の働き方を可視化し、データを活用した働き方改革を実現するクラウドサービスとなっています。
同社もまた、2018年8月にIPOしたばかりの銘柄です。
このときの公開価格は1,200円でしたが、IPOによって付けた初値は2,417円と約2倍に。
IPO後も中長期的に上昇しており、2019年4月には1→2の株式分割も実施。2019年5月には3,375円の高値を付けています。
株式分割も考慮したIPOからの上昇率は約5.6倍となっています。
ビズリーチのIPOで参考になりそうな働き方改革関連でIPOした2銘柄を見てきましたが、いずれもIPOからの初値では2倍以上を付けており、中長期的にも上昇していることが分かります。
★注目ポイント1 |
・ビズリーチと同じ働き方改革関連銘柄でIPOしたカオナビとチームスピリットは、いずれも2倍以上の初値を付けており、中長期的にも大きな上昇となっている |
3.ビズリーチ関連銘柄リスト
【3632】グリー | ビズリーチに出資 |
【3923】ラクス | 中小企業向けクラウドサービス「楽楽精算」「楽楽明細」「楽楽労務」を提供 |
【4324】電通 | ビズリーチに出資 |
【4397】チームスピリット | クラウド型働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供 |
【4435】カオナビ | クラウド人材管理システム「カオナビ」を提供 |
【4755】楽天 | ビズリーチに出資 |
【4849】エンジャパン | 転職情報サイト「エンジャパン」を運営 |
【6098】リクルート | 求人サービス最大手、求人マッチングサイト「indeed」を運営 |
【6563】みらいワークス | コンサルタントに特化したマッチングサイト「FreeConsultant.jp」を運営 |
【7060】ギークス | ITフリーランスのマッチングサイト「geechs job(ギークスジョブ)」を運営 |
4.まとめ
働き方改革はマーケットでも中長期的に注目を集めているホットなテーマ株だけあって、IPOでも投資家から注目されるテーマとなっています。
2019年3月にIPOしたカオナビ、2018年8月にIPOしたチームスピリットはそれぞれIPOで2倍の上昇となっており、中長期的にも大きな上昇となっています。
IPOで公開価格を大きく上回る初値を付けた銘柄の多くは、中長期的には厳しい値動きとなることが多い中です。
しかしその中で買われ続けているのですから、同様の事業を手掛けるビズリーチのIPOに期待が高まらないはずがありません。
2019年9月時点ではビズリーチのIPO観測情報は出ていませんが、今後のビズリーチのIPO観測情報にはアンテナを張っておきましょう。
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