防衛関連銘柄の株価動向は北朝鮮情勢次第?おすすめ銘柄を要チェック!

豊和工業は+59%!細谷火工は+82%!

2018年6月の米朝首脳会談以降、北朝鮮情勢は落ち着いたように見えますが、北朝鮮は依然としてミサイルの発射を続けています。

日本の軍事・防衛に携わるテーマ株である防衛関連銘柄は、北朝鮮情勢を受けて急騰を繰り返しており、またいつ大きな上昇となってもおかしくありません。

防衛関連銘柄に注目していきましょう!

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1.防衛関連銘柄とは?

日本の防衛・軍事に携わるテーマ株である防衛関連銘柄が大きな注目を集めています。

1-1.防衛関連銘柄とは?

中国・韓国・北朝鮮と日本の不安定な外交や周辺での戦争・テロ、ミサイルなど有事に関連したニュースが報じられるたびに動意づく防衛関連株。

近年は北朝鮮情勢を巡るニュースを受けて買われることが多いテーマ株となっており、一部の投資家やトレーダーの間では「北朝鮮関連銘柄」などと呼ばれることもあります。

防衛関連株とは攻撃から自国を守るために必要な存在を指しており、日本の防衛に関連する銘柄の総称を言います。

北朝鮮がミサイルを発射するなどして、東アジア情勢が緊迫化すればするほど、防衛関連銘柄に資金が流入してくる傾向があります。

特に2017年8月29日の早朝には、北朝鮮がミサイルを発射したことで日本中にJアラートが鳴り響きました。このとき防衛関連銘柄は大暴騰となったことは記憶に新しいかもしれません。

北朝鮮問題で日本中が揺れ動いていた裏で、世界中の投資家やトレーダーの資金が日本の防衛関連銘柄に殺到していたのです。

防衛関連銘柄は、このようにマーケットのリアルな側面を映し出すテーマ株であることから、やや不謹慎なテーマ株であると言えます。

なお、北朝鮮情勢は、2018年6月の米朝首脳会談以降は安定化していることから、この1年程度は防衛関連銘柄にはさほど大きな資金は殺到しておらず安定している状態にあります。

1-2.防衛費予算は過去最高を更新中

日本の軍事や防衛を巡るニュースは、北朝鮮だけではありません。

防衛省が2019年8月30日に発表した2020年度の防衛費予算は5兆3,222億円となり、8年連続で過去最高を更新しています。

2020年度の防衛費は、宇宙やサイバー、電磁波といった新領域への対処を強化する点が特徴となっており、航空自衛隊に宇宙空間の監視を専門とする新部隊を設立するとのことです。

また、中東を巡る情勢も緊迫化しており、日本の対応に注目が集まっています。

今年の6月には、ホルムズ海峡で日本企業が攻撃を受けるなど、中東ではタンカーなどが標的とされる事案が相次いでいます。

10月にはサウジアラビアの石油施設がドローンによる攻撃を受け、一時石油価格にも大きな影響が出ました。

緊迫化する中東情勢を受けてアメリカはイラン包囲網を敷こうとしていますが、同盟国であるアメリカと友好国であるイランとの間で板挟みとなる中で、日本政府の自衛隊派遣に関する対応に注目が集まります。

★注目ポイント1
地政学リスクの高まりは長期化することが予想されるため、今後も防衛関連株に関心が集まっていくと期待できる。

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2.防衛関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

防衛関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

2-1.自衛隊向けの照明弾を手掛ける!【4274】細谷火工

火工品を手掛ける【4274】細谷火工は、自衛隊向け照明弾・発煙筒を手掛けており、北朝鮮情勢に敏感に反応する防衛関連銘柄として知られています。

同社は北朝鮮情勢が緊迫化した2017年には防衛関連銘柄として大暴騰し、2017年10月には2,343円まで上昇しました。

しかしその反動でその後は大暴落しており、2018年12月には564円まで値を落としています。

2019年に入ってからは反発しており、1月初めに付けていた697円から、3月には1,274円まで戻しています。2019年の上昇率は最大+82%です。

その後も、北朝鮮が飛翔体を発射したり、韓国が日韓軍事情報協定(GSOMIA)を破棄したりといった防衛関連ニュースがある度に物色されています。

しかし、北朝鮮情勢が緊迫化していた2017年とは異なり、ニュースによる買いは長く続かず、2019年10月現在は850円前後まで再び値を落としています。

2-2.防弾車輌や火器を手掛ける防衛機器メーカー!【6203】豊和工業

工作機器大手で、防弾車輌や火器などの防衛機器を手掛ける【6203】豊和工業も、防衛関連銘柄として抑えておきましょう。

同社も北朝鮮情勢と株価が同期しやすい銘柄となっており、2017年10月には一時2,876円の高値を付けました。その後は暴落となっており、2019年1月初めには714円を付けていました。

2019年に入ってからは反発しており、3月には1,138円まで上昇し年始からの上昇率は最大+59%に。

しかし、その後は下落しており、2019年10月現在は750円前後で推移しています。

多くの防衛関連銘柄が、2019年3月に高値を付けた一方で、その後は大きく下落しています。

これは、2019年3月には、北朝鮮がミサイル発射施設を復旧するなど、米朝交渉打ち切りの懸念が出てきていたためです。

その後、北朝鮮情勢が“安定したことにより”、防衛関連銘柄からは資金が流出して下落しています。

★注目ポイント2

・2019年の防衛関連銘柄は、3月に米朝交渉打ち切り懸念が出たことで大きく反発

・4月以降は北朝鮮情勢が安定化したことにより資金が流出し株価は下落している。

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3.主要防衛関連株&出遅れ低位株チェックリスト

トランプ大統領が12月6日にエルサレムをイスラエルの首都と認めたことで、中東情勢悪化の恐れから防衛関連株がより一層注目を集めています。

銘柄主なサービス
【4274】細谷火工照明弾、発煙筒などの防衛機器
【5631】日本製鋼所火砲システム、ミサイル発射装置などの防衛機器
【6203】豊和工業防弾車輌、火器などの防衛機器
【6208】石川製作所機雷などの防衛機器、関東航空計器株式会社を子会社化
【6946】日本アビオニクス防衛用電子機器
【7011】三菱重工業航空・宇宙・防衛など幅広く手掛ける総合重機最大手
【7012】川崎重工業航空機や潜水艦などを手掛ける総合重機大手
【7224】新明和工業水陸両用飛行艇「US-2」など防衛省向け航空機
【7721】東京計器レーダー警戒装置、慣性航法装置など
【7963】興研防衛省向け防塵・防毒マスク

 

★注目ポイント3
防衛関連株は全体的に買われているため低位株が少ないものの、長期化するテーマなので割安を狙うことで大きなリターンが期待できる。

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4.オススメの防衛関連銘柄3選!

おすすめの防衛関連銘柄を抑えておきましょう。

【7011】三菱重工業

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市場東証一部
企業概要総合重機最大手。小型旅客機MRJにも参入

三菱重工業は、日本を代表する防衛関連銘柄です。

防衛庁には護衛艦や16式機動戦闘車などを納入しており、防衛装備庁が発表している平成30年の契約実績によると、シェア13.5%で全企業の中でトップとなっています。

防衛庁向けシェア2位である【7012】川崎重工業とともに抑えておきましょう。

【6208】石川製作所

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市場東証一部
企業概要段ボール印刷機や繊維機械を製造・販売。防衛事業を拡大。

石川製作所は、海上自衛隊向けの機雷を手掛けている他、航空自衛隊に実績がある関東航空計器株式会社を子会社化したことでも注目される防衛関連銘柄です。

【4274】細谷火工、【6203】豊和工業と同じく、北朝鮮情勢と株価が同期する銘柄として知られており、2019年3月には株価が大反発しました。

【7224】新明和工業

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市場東証一部
企業概要ダンプカーやゴミ収集車などの特装車最大手

新明和工業はダンプカーなどの特装車最大手で、水陸両用飛行艇「US-2」など防衛省向け航空機も手掛けています。

同社の株価は、ここ数年は1,000円以上の高値圏で推移しており、いつ高値をブレイクアウトしてもおかしくありません。

北朝鮮情勢の影響をあまり受けない防衛関連銘柄の成長株として、長期投資におすすめです。

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5.まとめ

2019年の防衛関連銘柄は、北朝鮮情勢に米朝交渉打ち切り懸念が出た3月には大きく上昇しましたが、その後は北朝鮮情勢が安定化したことによって下落傾向にあります。

北朝鮮情勢は今後どのような展開になっていくかはまだ予断が許さない状態にあるため、引き続き注目しておきましょう。

特に【4274】細谷火工、【6203】豊和工業、【6208】石川製作所の3銘柄は北朝鮮情勢と株価が同期しやすい銘柄となっています。

日本を取り巻く防衛関連ニュースとしては、緊迫化する中東情勢や自衛隊派遣なども挙げられますが、北朝鮮情勢に比べると株価に与えるインパクトは小さいと言わざるを得ません。

北朝鮮情勢にはアンテナを張っておき、防衛関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!

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