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人生100年時代に向けて、ヘルスケアやフィットネス、ダイエットが全世代でブームとなっています。
未上場のヘルスケアAIベンチャーであるFiNC Technologiesが開発したプラットフォームアプリ「FiNC」のダウンロード数は800万を超えており、多くの投資家からIPOが注目されています。
FiNCは資金調達に積極的なベンチャー企業として知られており、いつIPOを発表してもおかしくありません。
FiNCのIPO観測情報に注目していきましょう!
1.FiNCのIPOに期待
ヘルスケアテクノロジー企業FiNCのIPOに大きな注目が集まっています。
1-1.FiNCとは?
FiNCの事業の柱は、ヘルスケアに特化したプラットフォームアプリ「FiNC」です。
プラットフォームアプリ「FiNC」は、2020年1月時点で累計800万ダウンロードを突破している大人気ヘルスケアアプリとなっています。
同アプリでは、専門家監修の信頼性の高いコンテンツを提供するとともに、特定条件を達成したユーザーに対してインセンティブを付与することでアクティブ性を持たせています。
同アプリの最大の特徴は、ユーザーの悩みや毎日の体重・歩数・食事などのデータをもとに、美容や健康のアドバイスをお届けするAIトレーナーです。
プラットフォームアプリ「FiNC」を中心に、専門家とマンツーマンで相談できる「FiNC プレミアム」やオンラインダイエットサービス「FiNC ダイエット家庭教師」、健康通販サイト「FiNC MALL」なども展開しています。
1-2.FiNCのIPO観測情報は?
プラットフォームアプリ「FiNC」のダウンロード数が800万を超えていることもあり、多くの投資家がFiNCのIPOに注目しています。
しかし残念ながら2020年1月時点では、FiNCのIPO観測情報は特に出ていません。
ただ、FiNCは資金調達に積極的なベンチャー企業として知られています。
直近の2020年1月6日には、第三者割当増資により約50億円の資金調達を行ったことを発表しています。
この資金調達によって、プラットフォームアプリ「FiNC」のAI開発や新規事業の拡大、マーケティングの強化に焦点を当てていくとのことです。
今回の資金調達により、創業からのFiNCの資金調達額は累計150億円強となっています。
AI事業はビッグデータが必要になるなど事業展開をしていくには多額の資金が必要になります。今後、資金調達に積極的なFiNCが株式上場(IPO)という手段を選んでもおかしくありません。
AIベンチャーのIPOは、2018年に初値が公募価格の11倍となったHEROZの例もあることから、高値が付きやすくなる傾向があります。
FiNCのIPO観測情報にはアンテナを張っておきましょう。
★注目ポイント1 |
・FiNCはヘルスケアに特化したAIベンチャー。プラットフォームアプリ「FiNC」のダウンロード数は800万超 ・FiNCは資金調達に積極的であり、いつIPOを発表してもおかしくない。 |
2.FiNC IPO関連銘柄の推移
FiNCのIPOで注目されるかもしれない関連銘柄を抑えておきましょう。
2-1.FiNCとウェルネスソリューションを共同開発!【6701】NEC
通信設備やITサービス大手の【6701】NECはFiNCと業務提携をしており、NECの先端IoT技術とFiNCの法人向けウェルネスサービス「FiNC for BUSINESS」を組み合わせた新たなウェルネスソリューションの共同開発を進めています。
NECの株価は2019年の1年間で大きく上昇しています。2019年1月初めには3,230円を付けていましたが、2020年1月には5,180円にまで上昇。
この1年で+60%の上昇となっています。
ただ仮にFiNCがIPOすることになったとしても、企業規模からしてNECの株価には全く寄与しないと考えるのが現実的です。
FiNCはNECの他にも、キリンホールディングスや資生堂、SBI生命保険など多くの企業と業務提携しています。しかし、いずれの企業も大企業であるため、FiNCのIPOが株価に影響することはないと思われます。
2-2.フィットネス関連銘柄に注目!【2378】ルネサンス、【4801】セントラルスポーツなど
FiNCのIPOで注目される可能性があるのは、フィットネス関連銘柄です。
具体的には、スポーツクラブ「ルネサンス」を展開する【2378】ルネサンス、「セントラルウェルネスクラブ」「セントラルフィットネスクラブ」を展開する【4801】セントラルスポーツなどが挙げられます。
また、やや大型株になりますがスポーツクラブ「コナミスポーツクラブ」を展開する業界首位の【9766】コナミホールディングス、新興銘柄としては減量ジム「ライアップ」を展開する【2928】RIZAPグループも要チェックです。
上記4銘柄のフィットネス関連銘柄は、いずれも2017年~2018年に高値を付けてからは停滞しています。
2020年には東京オリンピックの影響でフィットネスブームが加速することも考えられるため、FiNCのIPOを抜きにしてもフィットネス関連銘柄はチェックしておいても損はありません。
★注目ポイント1 |
・FiNCが業務提携している銘柄はいずれも大型株であるため、FiNCのIPOが株価に影響する可能性はほとんどない ・FiNCのIPOで動意付くとしたら、フィットネス関連銘柄に注目 |
3.FiNC関連銘柄リスト
【2503】キリン | 「iMUSE」とFiNCがタイアップ |
【4581】大正製薬 | 「AdryS」とFiNCがタイアップ |
【4911】資生堂 | 「ザ・コラーゲン リッチリッチ」とFiNCがタイアップ |
【6701】NEC | ウェルネスソリューションをFiNCと共同開発 |
【8473】SBI | SBI生命保険の就業不能保険「働く人のたより」でFiNCとタイアップ |
【9409】テレビ朝日 | テレビ番組「フィンク1分フィット」 |
【2378】ルネサンス | スポーツクラブ「ルネサンス」を展開するフィットネス関連銘柄 |
【2928】RIZAP | 減量ジム「ライアップ」を展開するフィットネス関連銘柄 |
【4801】セントラルスポーツ | スポーツクラブ「セントラルウェルネスクラブ」「セントラルフィットネスクラブ」を展開するフィットネス関連銘柄 |
【9766】コナミ | スポーツクラブ「コナミスポーツクラブ」を展開するフィットネス関連銘柄 |
4.まとめ
健康・ヘルスケア・美容に特化したAI企業であるFiNCは、人生100年時代に最も期待されるAIベンチャーになるかもしれません。
FiNCは多くの企業と業務提携を結んでいますが、提携企業は大型株が多いため、FiNCの動向が株価に寄与する可能性は小さいと見られます。
FiNCのIPOによってフィットネス関連銘柄が動意付く可能性もありますが、そこまで大きな期待はできません。
FiNCに関する投資家の関心は、IPO一本に絞られていると言ってよいでしょう。
2018年にはAIベンチャーのHEROZがIPO初値で公募価格の11倍を付けてIPOテンバガーを達成するなど、AIベンチャーはIPOで高値を付けやすい傾向があるため期待が高まります。
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