HRテック関連銘柄はAIやクラウドによる人事DX株!IPOゴール銘柄には要注意!

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【2170】リンクアンドモチベーションは+147%!【3991】ウォンテッドリーは+256%!

人事業務にAIやクラウドなどの最新テクノロジーを導入して効率化する「HRテック」が、人事におけるデジタルトランスフォーメーションとして注目を集めています。

HRテック関連銘柄は急成長株が多い一方で、上場時に高値を付けて以降は暴落する“IPOゴール”となっている銘柄が多いことには注意が必要です。

HRテック関連銘柄に注目していきましょう!

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1.HRテック関連銘柄とは?

最新テクノロジーの発展と人手不足が進む中、人事業務に最新テクノロジーを導入する「HRテック」が注目されています。

1-1.HRテックとは?

HRテックとは、AI(人工知能)やビッグデータ、クラウドサービス(SaaS)などの最新テクノロジーを用いて、人事業務を効率化し、質の向上を目指すサービス全般のことを差します。

 

HRテックは、「人的資源」を意味する「HR(Human Resource)」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語です。

HRテックが積極推進される背景には、AIやクラウドといったテクノロジーの急激な発展が進んでおり、また人事部門が複雑・高度化していることが挙げられます。

さらに、日本では長年の少子化による労働力不足によって、働き方改革やジョブ型雇用の導入、70歳定年制への延長など、社会構造が変化していることもHRテックの導入を後押しします。

そして、2020年以降の新型コロナ禍では、テレワークが思うように進展しないなど、日本企業のデジタル化の遅れも浮き彫りになりました。

新型コロナをきっかけに、多くの企業の人事部門でもデジタルトランスフォーメーションが進みつつあり、今後もHRテックの動きは加速していくものと見られます。

1-2.HRテック関連銘柄にはどのような銘柄がある?

デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査によると、2021年度のHRTechクラウド市場規模は、前年比132.9%の566億円になると予測されています。

今後もHRテック市場は成長していき、2025年には現在の3倍以上となる1,710億円まで成長する見込みとのことです。

人事分野別に見てみると、「採用管理」、「人事・配置」、「労務管理」、「育成・定着」のいずれの領域でもHRテック市場は拡大していくものと予測されています。

人事分野別のHRテックのトレンドとしては、「採用管理」ではWeb面接の急増によって好調業種での新規案件獲得に活用されており、「人事・配置」では業務評価や適材配置ニーズが拡大、「労務管理」では大手企業での導入が進んでおり、「育成・定着」ではコロナ禍のエンゲージメント向上に向けたツールとして注目されているとのことです。

今回注目していくHRテック関連銘柄は、AI(人工知能)やビッグデータ、クラウドサービス(SaaS)などを企業向けに提供している銘柄が中心となります。

HRテック関連銘柄には急成長株も多い一方で、IPO時に上場来高値を付けて以降は下げ続ける“IPOゴール”となってしまっている銘柄も少なくないため、銘柄選びの際はやや注意が必要です。

★注目ポイント1
・HRテックとは、AIやクラウドなどの最新テクノロジーを用いて、人事業務を効率化し、質の向上を目指す人事DX。
・HRテック関連銘柄は、AIやビッグデータ、クラウドサービス(SaaS)などを企業向けに提供している銘柄が中心となる。

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2.HRテック関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

 

2021年のHRテック関連銘柄の株価動向を見ていきましょう。

2-1.HRテック事業に注力!【3991】ウォンテッドリー

求人情報サービス「Wantedly VISIT」と名刺管理アプリ「Wantedly PEOPLE」を軸とするビジネスSNS「Wantedly」を展開する【3991】ウォンテッドリーは、HRテック関連銘柄としても注目されている銘柄です。

同社は、2021年9月2日から、従業員の定着と活躍を支援するサービス「Engagement Suite」の正式提供を発表するなど、エンゲージメント事業に力を入れています。

同社の株価は、2021年1月初めには一時1,020円を付けていましたが、5月10日には3,640円まで上昇。

この期間に最大+256%の上昇率となっています。

ただ、5月に高値を付けてからは下落が続いており、2021年12月時点では1,600円前後で推移しています。

この他のHRテック関連銘柄としては、診断とコンサルティングにより従業員エンゲージメントの向上を図る「モチベーションクラウド」を提供している【2170】リンクアンドモチベーションが最大+147%の上昇率となりましたが、2021年11月以降に暴落して1ヶ月で半値以下となってしまいました。

2-2.HRテック関連銘柄はIPOゴールに注意!【4435】カオナビなど

HRテック関連銘柄としては、人事管理サービス「カオナビ」を手掛ける【4435】カオナビや、業務管理クラウドサービス「TeamSpirit」を展開する【4397】チームスピリットなどが主力銘柄となります。

しかし、【4435】カオナビは4,510円→2,911円、【4397】チームスピリットは1,984円→711円と、2021年に大きく下げています。
※いずれも2021年1月始値から2021年12月9日終値の値

また、HRテック関連銘柄は、上場時に高値を付けて以降は暴落する“IPOゴール”となっている銘柄が多いことにも注意が必要です。

【4019】スタメンや【4013】勤次郎はIPOゴールとなっており、新規上場以降は下げ続けています。

2021年のHRテック関連銘柄は、全体としては大きく下げている銘柄が目立っている状況と言わざるを得ません。

2021年は、デジタルトランスフォーメーション株全般が2020年に急騰した反動から大きく下げていますが、HRテック関連銘柄も例外ではないということです。

★注目ポイント2
・HRテック関連銘柄は、2021年には大きく下げている銘柄の方が目立つ。特に、“IPOゴール”となっている銘柄には注意が必要。

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3.HRテック関連銘柄リスト

厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄主なサービス
【2170】リンクアンドモチベーション組織改善クラウド「モチベーションクラウド」
【3991】ウォンテッドリーエンゲージメントサービス「Engagement Suite」
【4013】勤次郎HRMソリューション「ERP勤次郎Enterprise」
【4019】スタメンエンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」
【4071】プラスアルファ・コンサルティングHRテック事業「Talent Palette」
【4194】ビジョナル人財活用プラットフォーム「HRMOS」
【4377】ワンキャリア新卒採用サービス「ONE CAREER CLOUD」
【4397】チームスピリット業務管理クラウドサービス「TeamSpirit」
【4435】カオナビ人事管理サービス「カオナビ」
【6194】アトラエエンゲージメント解析ツール「Wevox」
【6550】Unipos従業員称賛サービス「Unipos」

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4.オススメのHRテック関連銘柄3選!

 

人事DX株としてオススメのHRテック関連銘柄を押さえておきましょう。

【6194】アトラエ

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市場東証一部
企業概要人材紹介サイト「Green」を運営。HRテックにも注力。

アトラエは、エンゲージメント解析ツール「Wevox」を展開するなど、AIを使ったHRテックに注力していることで知られるHRテック関連銘柄です。

HRテック関連銘柄はマザーズ市場の銘柄が多いですが、同社は東証一部銘柄です。同社の株価は安定しており、高値圏で推移しています。

HRテック関連銘柄への長期投資には、最も適している銘柄と言ってよいでしょう。

【6550】Unipos

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市場東証マザーズ
企業概要従業員同士の相互評価サービス「Unipos」を展開する。

Uniposは、従業員同士が「貢献に対する称賛のメッセージ」と「少額のインセンティブ」を送り合う相互評価サービス「Unipos」を展開しているHRテック関連銘柄です。

同社の株価は、2017年6月IPO時の1,515円から、2021年12月時点では200円台にまで落としています。

リスクはあるものの、急騰する可能性は十分にあるHRテック低位株です。

【4013】勤次郎

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市場東証マザーズ
企業概要HRMソリューション「ERP勤次郎Enterprise」など人事管理ソリューションを展開。

勤次郎は、HRMソリューション「ERP勤次郎Enterprise」を展開するHRテック関連銘柄です。

株価は2020年10月IPO時の5,500円から、2021年12月時点では1,000円を割り込みそうな所まで暴落しています。

典型的な“IPOゴール”となってしまった銘柄ですが、IPOから1年で5分の1にまで暴落しているため、大きく反発する可能性もあります。

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5.まとめ

HRテック関連銘柄を全体として見てみると、2021年には大きく下げている銘柄の方が目立ちます。

2020年に最強テーマ株となったデジタルトランスフォーメーション株は、2021年には急騰の反動で大きく下げていますが、HRテック関連銘柄も例外ではないということです。

特に、上場時に高値を付ける“IPOゴール”となっているHRテック関連銘柄は多く、IPO直後のHRテック関連銘柄に手を出すのはリスクが高い行為であると認識しておくようにしましょう。

2021年のHRテック関連銘柄は不調ではあるものの、最新テクノロジーの発展と人手不足が進む日本では、HRテックの導入は不可避な状況にあり、今後の成長が続くことはほぼ確実です。

働き方改革やデジタル化といった日本の人事制度に関するニュースにはアンテナを張っておき、HRテック関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

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