「EV急速充電器」規格を日本と中国が統一!注目度UPで関連銘柄に熱視線!

 

 EV普及の鍵を握っているEV急速充電器関連銘柄は

【5986】モリテック スチール4.58倍
【6938】双信電機3.93倍

と、高い上昇ポテンシャルを持ちます。

世界中でEVシフトの波が進む中、EV普及の鍵を握る急速充電器で、日本と中国が規格を統一するというビッグニュースが入ってきました。

EVの普及や開発では中国が一歩リードしている状態ですが、急速充電器に強い日本企業にも莫大な商機が生まれることが期待されます。

EV急速充電器の関連銘柄に注目していきましょう!

 

1.EV急速充電器関連銘柄に期待

 今回は、EV(電気自動車)の普及には欠かせないEV急速充電器に関連した銘柄に注目していきます。

1-1.電気自動車充電器とは?

電気自動車充電器とは

電気自動車の充電を行うためのインフラ設備のことです。EVへの充電は充電設備から専用ケーブルを繋いで行われます。

電気自動車充電器は、普通充電器急速充電器の2種類に分かれます。

普通充電器は、100V/200V商用電源を使って充電を行うもので、長時間駐車することを目的とした一部の駐車場や住宅、ホテルや商業施設などで導入され始めています。

普通充電器のメリットとしては、商用電源が利用できるため設置コストが安く、深夜電力を利用できれば電力コストが抑えられることが挙げられます。

一方、デメリットとしては、充電に多くの時間が掛かることが挙げられます。

急速充電器は、三相200V電源(出力50kW)を使って充電を行うもので、高速道路のSAなどに設置されています。

急速充電器のメリットとしては、短時間で急速な充電が行えることが挙げられます。

一方、デメリットとしては、高圧電源を使うため設置コストが高くなり、昼間の電力を使うため電力コストも高くなることが挙げられます。

現在マーケットで注目されているのは、急速充電器です。

今回注目するEV急速充電器関連銘柄は、EV用急速充電器を手掛けている銘柄が中心になってきます。

2018年EV関連銘柄!世界はEV(電気自動車)の開発を加速中!

2017.12.22
 

1-2.日中で急速充電器の規格統一の流れへ!

 現在、世界のEVの開発・普及状況を見ると、中国が一歩リードしている状況です。

中国でEVの普及が進んでいる背景には、滴滴出行(ディディチューシン)を始めとするライドシェアが推進されており、原発による安価な電力を使用できることが挙げられます。

EVはその性質上、ライドシェアとの親和性が非常に高く、ライドシェアの普及が電気自動車の普及の鍵を握っているとも言われます。

一方、日本では未だにライドシェアが解禁されておらず、また原発の再稼働も困難であるため、EVの普及において不利な状況にあるというのが現状です。

しかし、2018年8月22日、EV向けの急速充電器について、日本と中国が次世代規格を統一して、2020年頃までの実用化を目指して共同開発に乗り出すというニュースが発表されました。

日本の急速充電器規格「CHAdeMO(チャデモ)」と中国の「GB/T」には互換性がありませんが、規格を統一することで、世界シェアは9割に達して国際標準になる可能性が高くなってきました

世界のEV市場の鍵を握る中国と規格統一することで、日本のEV急速充電器メーカーに莫大な商機が生まれることが期待されます。

日中の急速充電器の規格統一について、今後の展開に注目していきましょう!

 

★注目ポイント1
 EV急速充電器はEV普及の鍵を握る。日中で急速充電器の規格が統一されることにより、日本メーカーに商機が生まれることが期待される。

2.EV急速充電器関連銘柄の推移

EV急速充電器関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.EV/PHV用ケーブル自動巻取り式充電スタンドを手掛けるモリテックスチール

 板金加工品大手の【5986】モリテックスチールは、EV急速充電器関連銘柄として大きく上昇した銘柄です。

同社は、EV/PHV用のケーブル自動巻取り式充電スタンドを取り扱っており、立体駐車場などに設置されています。

同社の株価は、2017年8月には299円の低位株でしたが、2017年9月にEV関連銘柄として注目されて急騰し、2018年1月には1,380円まで上昇しました。

この1年で最大4.58倍の上昇となりましたが、高値を付けてからは大きく下げており、2018年8月現在は550円前後まで暴落しています。

EV関連銘柄は2017年9月に多くの銘柄が急騰しましたが、これは中国がガソリン車の購入規制を強めることでEVシフトを加速させる政策を発表したことが大きく影響しています。

 

2-2.EV用急速充電器の測定器を手掛けるHIOKI

 電子計測器を手掛ける【6866】HIOKIも、EV用急速充電器の測定器を手掛けていることからEV急速充電器関連銘柄として注目されます。

同社の株価は、2017年8月には2,105円を付けていましたが、この1年上昇しており、2018年7月には5,230円まで上昇しています。

この1年で最大2.48倍の上昇となっており、2018年8月現在は4,000円前後で推移しています。

 

2-3.EV用急速充電器に使われるノイズフィルターを手掛ける双信電機

 産業用ノイズ除去フィルターを中心に手掛ける電子部品メーカーの【6938】双信電機も、EV急速充電器関連銘柄として大きく上昇しました。

同社は、EV用急速充電器に使われるノイズフィルターを手掛けている低位株だったことから、多くの投資家にEV関連として物色されました。

同社の株価は、2017年8月には322円の低位株でしたが、中国のEVシフト政策を受けて一段高となり、2017年10月には1,267円まで高騰しました。

このわずか2ヶ月の間に3.93倍の上昇となりましたが、その後は下げ続けており、2018年8月現在は500円前後と低位株に逆戻りしています。

この他にも、急速充電器用部品を手掛ける【6926】岡谷電機産業も、中国のEVシフト政策を受けて最大2倍の上昇になっています。

 
★注目ポイント2
 EV急速充電器関連銘柄は、2017年9月に中国がEVシフトを鮮明化したことで多くの銘柄が急騰した。日中で急速充電器の規格が統一されるニュースを受けて更なる期待が高まる。

3.主要EV急速充電器関連銘柄チェックリスト

 EV急速充電器関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【5986】モリテック スチール564円  EV/PHV用ケーブル自動巻取り式充電スタンド
 【6201】豊田自動織機6,040円  新型PHV・EV用充電スタンド
 【6506】安川電機3,555円  車載電池用急速充電器「Enewell-CEV」
 【6507】シンフォニアテクノロジー(低位株★)379円  EV用急速充電器「ENERSTA」
 【6617】東光高岳1,687円  急速充電器
 【6641】日新電機955円  EV用充電スタンド「EVMATE」
 【6651】日東工業1,851円  EV・PHEV用充電器
 【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーション507円  EV用急速充電器
 【6728】アルバック4,190円  EV用急速充電器
 【6844】新電元工業4,970円  EV用急速充電スタンド「SDQC」
 【6866】HIOKI3,970円  EV用急速充電器の測定器
 【6926】岡谷電機産業525円  急速充電器部品
 【6938】双信電機(低位株★)490円  EV用急速充電器に使われるノイズフィルター
 【6996】ニチコン1,244円  EV用急速充電器
 【7201】日産自動車1,031.5円  EV用急速充電器、電気自動車リーフ

※株価は2018年8月24日終値で算出

★注目ポイント3
 EV急速充電器関連銘柄を抽出すると、急速充電器を手掛ける銘柄を中心に、日産自動車や急速充電器用部品メーカーなども挙がってくる。

4.EV急速充電器関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったEV急速充電器関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年8月24日~2018年8月24日の1年で算出

 

4-1.第1位【5986】モリテック スチール

チャート画像
上昇率 4.58倍(安値:301円 → 高値:1,380円)
市場 東証一部
RSI 43.06(やや売られている)
 

4-2.第2位【6938】双信電機

チャート画像
上昇率 3.93倍(安値:322円 → 高値:1,267円)
市場 東証一部
RSI 49.72(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【6866】HIOKI

チャート画像
上昇率 2.48倍(安値:2,105円 → 高値:5,230円)
市場 東証一部
RSI 27.61(売られ過ぎ)

※RSIは2018年8月24日終値より算出

★注目ポイント4
 上昇率トップの【5986】モリテック スチールは、2018年1月に付けた高値から半値以下となっている事や、EV急速充電器関連として注目されやすいことから、今後の動向は特に期待したい。

5.まとめ

 EV急速充電器関連銘柄は、中国がEVシフトを鮮明化したことを受けて、この1年で多くの銘柄が暴騰しています。

EVで注目されるアメリカのテスラモーターズは上場以来赤字続きにも関わらず、株価はこの8年で15倍以上になっており、EVは世界中の投資家から注目されるテーマになっています。

日本の自動車メーカーはEVではやや出遅れていますが、日本のEV関連銘柄としては急速充電器を手掛けている銘柄が世界中の投資家から注目されていると言えます。

また、日本と中国が規格を統一するという材料からも、今後の注目度も更に高まりました

EV急速充電器関連銘柄の動向を要チェックです。。

何かと話題の米Tesla(テスラ)!日本の関連銘柄動向も気になるところ!

2018.06.15
 

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