【ペット好き必見!】拡大するペット市場規模と関連銘柄をチェック!

 

 未婚率の上昇や高齢独居世帯の増加を背景に、国内ペット市場が堅調に成長しています。

ペットには心を癒し、孤独を解消する効果があることから、今後もペット市場の拡大は続くものと見られます。

ペット関連銘柄の動きを見ると

【6039】日本動物高度医療センター1.93倍
【8715】アニコムHD1.87倍
【8113】ユニチャーム1.4倍

このように、堅調に推移する銘柄も多く見られます。

そんなペット関連銘柄について、今後や注目銘柄をチェックしておきましょう!

1.ペット関連銘柄に期待

 今回は、未婚率の上昇や高齢化社会の進展でも大きな注目が集まるペットに関連した銘柄に注目していきます。

1-1.ペット関連銘柄とは?

ペットとは
愛玩を目的に飼育される動物のことを意味します。「愛玩動物」や「伴侶動物」、「コンパニオンアニマル」とも呼ばれます。

ペットとして最もポピュラーなのはイヌとネコですが、イヌとネコ以外にも、ハムスターやシマリス、ウサギ、インコ、カメなどもペットとして飼われています。

また、金魚や昆虫もペットであり、近年は植物もペットに分類されることもあります。

定義上では「愛玩動物」であるとはいえ、ペットは家族の一員として心を和ませたり楽しませてくれる存在であり、多くの家庭で大切に飼育されています。

ペットを飼うメリットとしては、癒し効果や孤独の解消などが挙げられます。また、子どもの健全な心を育成する効果があることも分かっています。

また、ペットを連れて散歩に出かけることには運動効果があり、ペットを飼うことで健康促進にも繋がると期待されます。

日本では未婚率が年々上昇しており、また伴侶に先立たれた高齢者も増えていることから、2022年には3世帯に1世帯が独居世帯になることが確実な情勢となっています。

ペットは、これから孤独大国・高齢者大国になることが避けられない日本を救う救世主になるものと期待されます。

ただ、ペットブームに沸く一方で、ペットの殺処分や無理な繁殖、野生化、近隣トラブルといった問題も起きています。

 

1-2.ペット市場の動向は?

 日本のペット市場の動向を見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会が発表した「平成29年 全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の飼育数は、2013年の1,026万頭から2017年には892万頭まで減少しています。

一方、ネコの飼育数は、2013年の937万頭から2017年は952万頭と微増となっています。

近年は、「ネコノミクス」とも言われる空前のネコブームが起きていると言われていますが、2017年には初めてネコの飼育数がイヌの飼育数を追い抜きました。

イヌは減少傾向にあり、ネコは微増~横ばい傾向にあるため、ペット数全体で見ると減少しているように見えます。

ところが、ペット数は減っていても、ペット市場は順調に成長しています。

国内市場のマーケティング調査を行う矢野研究所によると、2016年度のペット市場は約1兆4,889億円となった見込みで、毎年1%ずつ成長しています。

ペット市場の内訳を見ていくと、ペットフード、ペット美容室、ペット医療、ペット保険などあらゆるペットサービスがほぼ一律に1%ずつ増加していることが分かります。

これらのデータからは、ペット数自体は減っているものの、ペット1匹当たりに掛ける金額が増加していることが読み取れてきます。

未婚率の上昇や高齢独居世帯の増加を背景に、ペットを大切にする傾向が今後も続くことは間違いないと見られます。

 

★注目ポイント1
 ペットには、癒し効果や孤独の解消、運動不足の解消といった多くのメリットがある。未婚率の上昇や高齢独居世帯の増加を背景に、ペット市場は堅調に成長している。

2.ペット関連銘柄の推移

 ペット関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.ペットフード販売国内2位のユニチャーム

 ペット関連銘柄としてまず注目したいのが、ペットフードの販売を手掛けている銘柄です。

日本のペットフード市場は、マースジャパン(非上場)、【8113】ユニチャーム、日本ヒルズ・コルゲート(非上場)、ネスレ(非上場)の4社がトップ4社となっています。

ペットフード大手4社の内、唯一上場している【8113】ユニチャームを見ていきましょう。

ユニチャームは紙おむつのトップメーカーとして有名ですが、ペットフード販売でも国内2位となっています。

同社の株価は、2017年8月には2,587円を付けていましたが、この1年堅調に上昇しており、2018年7月には3,637円まで上昇しています。

この1年で最大+40%の上昇となっており、2018年8月現在も3,350円前後で堅調に推移しています。

ペットフードを手掛けている銘柄は他にもたくさんありますが、国内2位のユニチャームには特に注目しておきましょう。

 

2-2.ペット保険大手のアニコムホールディングスとアイペット損保

 ペットフードに次いで注目されるのが、ペット保険を手掛けている銘柄です。

日本のペット保険市場は、【8715】アニコムホールディングス傘下のアニコム損保と【7323】アイペット損保の2社で70%以上を占めている寡占市場となっています。

【8715】アニコムホールディングスの株価は、2017年8月初めには2,803円を付けていましたが、この1年上昇しており、2018年8月には4,865円の高値まで上昇しています。

この1年で最大+73%の上昇となっており、今後更なる高値の更新が期待されます。

一方の【7323】アイペット損保は、今年4月に新規上場(IPO)したばかりで、今後の動向が注目されます。なお、IPOでは公募価格の2,850円に対して、初値は+57.9%となる4,500円を付けました。

 

2-3.イヌ・ネコへの高度医療を手掛ける日本動物高度医療センター

 イヌ・ネコ専門に高度医療を手掛ける【6039】日本動物高度医療センターも、ペット関連銘柄として注目の銘柄です。

同社は、一般の動物病院では治療が困難である患者動物に対して、CTやMRI、放射線治療器などの高度医療機器を用いた治療を提供しています。

同社の株価は、2017年8月初めには2,081円を付けていましたが、この1年間上昇しており、2018年4月には3,875円まで上昇しています。

この1年で最大+93%の上昇となっていますが、高値を付けてからはやや下げており、2018年8月現在は2,800円前後で推移しています。

 
★注目ポイント2
 ペット関連銘柄は、ペットを家族の一員として大切にする傾向を背景に、この1年で多くの関連銘柄が堅調に上昇している。

3.主要ペット関連銘柄チェックリスト

 ペット関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【2002】日清製粉グループ本社2,169円  子会社に日清ペットフード
 【2053】中部飼料1,435円  子会社のスマックがペットフードを手掛ける
 【2060】フィード・ワン(低位株★)198円  ペットフード
 【2734】サーラコーポレーション689円  アニマルヘルスケア事業
 【2831】はごろもフーズ1,327円  ペットフード
 【4452】花王8,084円  ペット用品
 【4912】ライオン2,193円  子会社のライオン商事がペット用品を手掛ける
 【6039】日本動物高度医療センター2,770円  ペット高度医療
 【7323】アイペット損保4,645円  ペット保険
 【7427】エコートレーディング682円  ペットフード・ペット用品卸売、ペット関連専門学校運営
 【8113】ユニチャーム3,353円  ペットフード大手
 【8267】イオン2,347.5円  ペットショップ「イオンペット」
 【8715】アニコムホールディングス4,030円  ペット保険

※株価は2018年8月15日終値で算出

★注目ポイント3
 ペット関連銘柄を抽出してみると、ペットフード、ペット用品・ペットショップ、ペット保険、ペット医療を手掛けている銘柄に分かれる。

4.ペット関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったペット関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年8月16日~2018年8月16日の1年で算出

 

4-1.第1位【6039】日本動物高度医療センター

チャート画像
上昇率 1.93倍(安値:2,000円 → 高値:3,875円)
市場 東証マザーズ
RSI 7.29(かなり売られ過ぎ)
 

4-2.第2位【3546】ダイユー・リックホールディングス

チャート画像
上昇率 1.91倍(安値:841円 → 高値:1,614円)
市場 東証一部
RSI 44.88(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【8715】アニコムホールディングス

チャート画像
上昇率 1.87倍(安値:2,597円 → 高値:4,865円)
市場 東証一部
RSI 30.46(やや売られている)

※RSIは2018年8月16日終値より算出

★注目ポイント4
 ペット関連銘柄の中で上昇率トップは、イヌ・ネコ専門に高度医療を手掛ける【6039】日本動物高度医療センター。2位にはペットショップ「アミーゴ」を運営する【3546】ダイユーHDがランクインした。

5.まとめ

 ペット関連銘柄は、ペットフード大手のユニチャーム、2大ペット保険企業のアニコムHDとアイペット損保を筆頭に、この1年で多くの銘柄が堅調な上昇を見せています

少子高齢化やライフスタイルの変化に伴う独身世帯の増加は、あと2~30年は変わることはない日本の人口動態トレンドであることから、ペット市場は今後も堅いと見られています。

ただ、ペットブームの裏では、動物虐待や無責任な飼い主の増加といった悲しいニュースも増えてくることが懸念されます。

ペットに関するニュースにはアンテナを張っておき、関連銘柄の動向はチェックしておきましょう。

 

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