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【8001】伊藤忠商事は+39%!【8002】丸紅は+46%!【8058】三菱商事は+55%!【8015】豊田通商は+72%!
日本の総合商社関連銘柄は、高成長・高配当・日本独自の事業形態であり、ウォーレン・バフェット氏が5大商社株に投資していることでも知られています。
総合商社関連銘柄は、個人投資家の長期投資にもおすすめのテーマ株となっており、新NISAを使った長期・積立・分散投資もおすすめです。
総合商社関連銘柄に注目していきましょう!
1.総合商社関連銘柄とは?
日本株の総合商社関連銘柄は、ウォーレン・バフェット氏が5大商社に投資していることでも知られている高成長・高配当セクターのテーマ株です。
1-1.総合商社とは?
なお、商社は、今回見ていく総合商社と、特定の商品に特化した専門商社に分かれます。
総合商社は、エネルギーやテクノロジー、食糧など幅広い分野を手掛けていますが、事業領域で線引きすると、資源分野と非資源分野に分類できます。
資源分野とは、原油や天然ガス、石炭といったエネルギー資源や、銅や鉄鉱石、レアメタルといった鉱物資源を扱うものです。
非資源分野とは、食料品や輸送、IT事業といった、資源以外の幅広い商材を扱います。
日本の総合商社は、7大商社を押さえておきましょう。
・【8058】三菱商事
・【8031】三井物産
・【8001】伊藤忠商事
・【8002】丸紅
・【8053】住友商事
・【8015】豊田通商
・【2768】双日
7大商社の中では、三菱商事・三井物産・双日の3社が資源分野に強く、他の4社は非資源分野に強い傾向があります。
この傾向は、総合商社関連銘柄の株価動向にも表れており、2022年のロシアによるウクライナ侵攻の際の資源高では、三菱商事・三井物産・双日の3社は資源株として物色されました。
総合商社関連銘柄の特徴としては、配当利回りが高い高配当株であり、かつ長期的に成長している成長株であることが挙げられます。
このため、総合商社関連銘柄は、投資初心者から上級者まで、長期投資におすすめのテーマ株です。
1-2.5大商社株はバフェット銘柄としても注目される
総合商社関連銘柄の中でも、5大商社株(【8058】三菱商事、【8031】三井物産、【8001】伊藤忠商事、【8002】丸紅、【8053】住友商事)は、バフェット銘柄としても知られています。
世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏は、2020年8月、日本の5大商社株の発行済み株式の5%超を取得したと発表しました。
さらに、2022年秋には、5大商社株の保有比率をそれぞれ6%台まで高めたことを公表。
2023年4月にバフェット氏が来日した際には、「日本株に追加投資を検討したい」と日本株に強気な見方を強調し、「バフェット効果」として日経平均株価が3万円台に回復するきっかけの一つになりました。
バフェット氏は2023年6月、総合商社株4社の保有比率が8%を超えたと発表しています。
バフェット氏が、日本の総合商社株に強気な背景としては、長期的に業績が良く、配当利回りが高く、総合商社は日本独自の事業形態であるといった要因が指摘されています。
長期投資の神様であるバフェット氏が総合商社株に投資しているというだけでも、個人投資家にとっては心強いことは言うまでもありません。
2024年から始まる新NISAでは、総合商社関連銘柄に長期・積立・分散投資することもおすすめです。
★注目ポイント1 |
・総合商社関連銘柄は7大商社が中心。高配当・高成長・日本独自の事業形態と、長期投資におすすめのテーマ株。 ・ウォーレン・バフェット氏は、5大商社株(【8058】三菱商事、【8031】三井物産、【8001】伊藤忠商事、【8002】丸紅、【8053】住友商事)に投資しており、バフェット銘柄としても意識される。 |
2.総合商社関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
総合商社関連銘柄の株価動向について見ていきましょう。
2-1.資源に強い総合商社!【8058】三菱商事
総合商社の【8058】三菱商事は、資源・非資源のいずれにも強い代表的な総合商社関連銘柄です。
天然ガスや石油などエネルギー資源に強く、機械や化学、食品といった非資源分野にも強みを持っていることで知られています。
直近1年間では+55%(4,283円→6,669円)と、バフェット効果もあり大きな値上がりとなっています。
※2022年12月終値→2023年12月19日終値までの値。
直近5年間では+113%(3,119円→6,669円)と、長期投資にもおすすめです。
※2018年12月終値→2023年12月19日終値までの値。
これだけ大きく上がっていても、配当利回りは3.14%(2023年12月19日時点)の高配当銘柄でもあります。
2-2.非資源に強い総合商社!【8001】伊藤忠商事
【8001】伊藤忠商事は、非資源分野に強い総合商社関連銘柄です。
非資源分野の中でも生活消費関連ビジネスに強く、中国ビジネスにも力を入れており、傘下にはコンビニ大手「ファミリーマート」もあります。
直近1年間では+39%(4,146円→5,803円)と、バフェット効果もあり大きな値上がりとなりました。
※2022年12月終値→2023年12月19日終値までの値。
直近5年間では+183%(2,049.5円→5,803円)と、非常に大きな値上がりとなっています。
※2018年12月終値→2023年12月19日終値までの値。
総合商社関連銘柄の中では成長株という印象が強いですが、配当利回りは2.75%(2023年12月19日終値時点)と、ほぼ高配当株です。
この他の総合商社関連銘柄の直近1年間の値上がり率は次の通りです。
・【8031】三井物産:+33%(3,853円→5,129円)
・【8002】丸紅:+46%(1,515円→2,222.5円)
・【8053】住友商事:+38%(2,196円→3,045円)
・【8015】豊田通商:+72%(4,885円→8,449円)
・【2768】双日:+28%(2,513円→3,218円)
総合商社関連銘柄7社は、いずれの銘柄も直近1年間、直近5年間で大きな値上がりとなっており、いずれも高配当株となっています。
★注目ポイント2 |
・総合商社関連銘柄の7大商社株は、いずれの銘柄も長期的に上昇しており、高配当株となっている。 |
3.総合商社関連銘柄リスト
厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 主なサービス |
【8058】三菱商事 | 資源・非資源のいずれにも強い総合商社 |
【8031】三井物産 | 鉄鉱石や原油を始めとするエネルギー資源に強い総合商社 |
【8001】伊藤忠商事 | 生活消費関連ビジネスなど非資源に強い総合商社 |
【8002】丸紅 | 紙・パルプや食料、電力などに強い総合商社 |
【8053】住友商事 | 金属や輸送機、非鉄資源に強い総合商社 |
【8015】豊田通商 | 自動車関連に強いトヨタ系総合商社 |
【2768】双日 | LNG(液化天然ガス)や炭鉱など資源に強い総合商社 |
【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信 | 商社株ETF |
4.オススメの総合商社関連銘柄3選!
総合商社関連銘柄の中でも、オススメの銘柄を見ていきましょう。
【8058】三菱商事
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 資源・非資源に強い総合商社。 |
三菱商事は、資源・非資源のいずれにも強く、総合商社関連銘柄の中でも最も代表的な銘柄と言えるでしょう。
成長性はもちろん、配当利回りも3%を超える高配当株となっています。
新NISAによる個別株投資にもおすすめの銘柄です。
【8031】三井物産
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 鉄鉱石や原油などエネルギー資源に強い総合商社。 |
三井物産は、鉄鉱石や原油などエネルギー資源に強い総合商社です。
資源に強いことから、2022年はウクライナ情勢による資源株としても真っ先に物色された銘柄です。
配当利回りも3.31%(2023年12月19日時点)と高配当株となっています。
【8001】伊藤忠商事
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 生活消費関連ビジネスなど非資源に強い総合商社、傘下にコンビニ「ファミリーマート」。 |
伊藤忠商事は、非資源に強い総合商社です。
総合商社関連銘柄の中でも、成長性に優れており、直近5年間の上昇率は三菱商事・三井物産を大きく上回っています。
成長株でありながら、配当利回りも3%弱となっており、長期投資におすすめの銘柄です。
5.まとめ
総合商社関連銘柄の7大商社株は、いずれの銘柄も長期的に上昇しており、高配当株となっています。
特に5大商社株は、ウォーレン・バフェット氏が投資している“バフェット銘柄”としても知られており、個人投資家が新NISAを使って長期投資することもおすすめです。
総合商社関連銘柄は、高成長・高配当であることに加えて、日本独自の事業形態であるということも、バフェット氏をはじめとする外国人投資家に人気の理由としてありそうです。
ウォーレン・バフェット氏の5大商社株投資のニュースにはアンテナを張っておき、総合商社関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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