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第二金曜日の「SQ」は、なぜ注目されるのか?
SOが株式市場に与える影響について把握していない投資家は多いのですが、SQに関するアノマリーが存在するほど、投資をするうえでSQは重要な存在となります。
また、SQの種類や特徴を利用した投資として、個人投資家に向いているのが低位株!
普段と違う投資法や、SQリスク対策のためにもSQについて理解し今後の投資に役立てていきましょう!
1.SQ(Special Quotation)について
1-1.メジャーSQとは
先物取引には決済期限が定められていますが、この期限までに清算が行われなければ強制決済されます。
このときの清算価格がSQ値(特別清算指数)です。
株価指数先物の清算月は3月、6月、9月、12月で、年4回の第二金曜日が先物取引の清算日として「メジャーSQ」と呼ばれています。
3の倍数月の第二金曜日はメジャーSQと覚えておきましょう。
1-2.マイナーSQ(オプションSQ)とは
オプション取引は毎月清算されるため、このとき強制決済の清算価格として毎月第二金曜日にSQ値が算出されます。
毎月第二金曜日のSQ日の中でも、メジャーSQと重ならない1月、2月、4月、5月、7月、8月、10月、11月が「マイナーSQ(オプションSQ)」です。
メジャーSQとマイナーSQが算出されるSQ日は、先物・オプション取引最終日(第二木曜日)の翌日にあたるため、第二金曜日となります。
2.SQと株価の関係
SQ日とその直前は取引量が増加し、株価変動が起こりやすい傾向にあります。
2-1.SQが株価に与える影響
先物やオプションの動向が現物市場に与える影響は大きく、SQ日でもとくに3の倍数月の第二金曜日、メジャーSQは要注意です。
メジャーSQは先物とオプション両方の清算が絡むために、取引量の増加や株価変動を引き起こします。
日経255銘柄の寄り付き価格でSQ値(特別清算指数)が決まるため、SQ値が高いと利益が出る人、低いと利益になる人の両者の思惑がぶつかり合うのです。
また、それを避けようと先回りする投資家も増えているために、SQ日の数日前から現物株への影響は徐々に増していく傾向にあります。
2-2.メジャーSQは株高のアノマリー
メジャーSQ当日と、その数日前から株価変動が起こりやすいことは分かりましたが、では実際に、株価はどの方向へ動きやすいと思いますか?
SQに関する動向についてはアノマリーとして昔から言い伝えられており、メジャーSQのある週は株高になる(SQ効果)と言わています。
しかし、この週のうち水曜日だけは軟調傾向(魔の水曜日)のようです。
その他にも、マイナーSQのある週は下がりやすいなどが挙げられます。
アノマリーとは「確実でないものの、その傾向が強いこと」を言い、経験則のようなものですので、過信せず参考程度に覚えておくと良いでしょう。
3.SQ時期に利用すべき低位株と注意点
SQによる株価傾向を投資に活かす知識を学んでいきましょう。
3-1.SQの影響が小さい低位株に注目
3の倍数月であるメジャーSQの週は相場全体が上昇しやすいことから、比較的勝ちやすいと考えることができます。
ただ、主要銘柄についてはSQに絡んだ先物主導の売買に振らされやすいため、個人投資家は手を出しづらい状況です。
そこで注目なのが、SQの影響も小さい小型株や低位株への投資です。
手を出しづらい大型株とは違い、低位株はSQの影響を受けず、活発化しやすい特徴があります。
値動きが軽い低位株ということもあり、普段より出来高が増えることでより大きな上昇を狙うことも可能となります。
地合い、株価、注目度により、時には大化け株になることもあるでしょう。
その為、メジャーSQ時期には低位株に注目するのも1つの方法です。
3-2.SQ当日の気配値には要注意
SQ値は清算当日の始値と大きく関係します。
そのため、指数を上げようとする投資家と下げたい投資家の思惑が対立するため、寄り付き前の株価は異常な気配値であることが多いです。
このケースは日経225採用銘柄のみで見られるため、新興市場などその他の銘柄はとくに影響は無いと考えて良いでしょう。
また、SQ値は株価の節目として意識されやすいため、上値抵抗線や下値抵抗線つまり支持線になると考えられています。
4.まとめ
SQ値が現物株に与える影響は大きいことがお分かり頂けたでしょうか。
投資をするうえで、SQ日とその週の株価傾向を知っておくだけで有利な戦略を立てることが可能になります。
メジャーSQ(3月、6月、9月、12月)のある週はとくに勝率が上がりやすいため、個人投資家を中心に物色される低位株に目を向け、リスク管理を徹底した投資で臨みましょう!
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