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日本代表がドイツに勝利で、【4751】サイバーエージェントは+10％！【3030】ハブは+24％！【8022】ミズノは+19％！【7936】アシックスは+36％！
2022ワールドカップでサッカー日本代表が強豪ドイツを破ったことを受けて、ワールドカップ関連銘柄に注目が集まっています。
サムライブルーの快挙を受けて日本中が感動と熱狂の渦に包まれた翌日の東証では、ワールドカップ関連銘柄が大きく買われました。
日本代表は史上初のベスト8進出を目指しており、日本代表の快進撃とともにマーケットでの注目度も高まることが期待されます。
ワールドカップ関連銘柄に注目していきましょう！
1.ワールドカップ関連銘柄とは？
2022年FIFAワールドカップカタール大会で、日本代表が強豪ドイツを下したことで、ワールドカップ関連銘柄に注目が集まっています。
1-1.FIFAワールドカップとは？
ワールドカップというと、2019年の日本開催で盛り上がったラグビーワールドカップや、2011年になでしこジャパンが世界一に輝いた女子サッカーのワールドカップなどもありますが、FIFAワールドカップを指すことが一般的です。
FIFAワールドカップは、全世界の50億人が視聴すると推計されており、夏季オリンピックと並ぶ世界最大のスポーツイベントです。
サッカー日本代表は「サムライブルー」とも呼ばれ、初出場の1998年フランス大会から、2022年カタール大会まで7大会連続での出場を決めています。
ワールドカップは、地上波テレビ番組においては最も視聴率を取れるコンテンツとなっており、2018年ロシア大会のコロンビア戦は平均視聴率48.7％を記録しました。
平成最後の紅白として大きな盛り上がりとなった2018年の紅白歌合戦の平均視聴率は41.5％であり、ワールドカップは日本人にとっても国民的なスポーツイベントとして定着しています。
サッカー日本代表にとって悲願となっているのが、ベスト8以上への進出です。
サッカー日本代表は、2002年、2010年、2018年にグループリーグを突破していますが、いずれもベスト16で敗れており、2022カタール大会ではベスト8への進出が期待されています。
1-2.日本代表は強豪ドイツを破る大金星で、ワールドカップ関連銘柄が買われる！
ワールドカップ関連銘柄は、日本代表が活躍することで特需が期待されるテーマ株となっており、ワールドカップの中継を手掛ける銘柄やスポーツ用品店などが中心となっています。
2022カタール大会は、日本代表はアジア予選から苦戦し、放映権料の高騰によって地上波放送が少なかったことなどから、開催前は盛り上がりに欠けると指摘されていました。
ただ、森保一監督のもと、鎌田大地選手や遠藤航選手、三笘薫選手などヨーロッパの強豪クラブに所属する選手が多く、サッカーファンの間では史上最強の日本代表との呼び声が高かったことも事実です。
日本代表は、グループリーグではドイツ、コスタリカ、スペインと戦うこととなり、2014年に優勝したドイツと、2010年に優勝したスペインと同じ「死の組」となりました。
2022年11月23日、日本代表はドイツに前半PKで先制されるなど一方的な展開となりましたが、後半に堂安律選手と浅野拓磨選手の2発のゴールで逆転、歴史的な勝利となりました。
日本代表の大金星を受けて、11月24日の東京株式市場では、ワールドカップ関連銘柄が大きく買われるご祝儀相場に。
残念ながら、11月27日のコスタリカ戦では日本代表は0対1で敗れてしまいましたが、12月2日のスペイン戦次第でグループリーグ突破の可能性は残っています。
今後、日本代表がグループリーグを突破し、ベスト8以上に進出することになれば、マーケットではワールドカップ特需がさらに発生してもおかしくありません。
| ★注目ポイント1 |
| ・ワールドカップ関連銘柄とは、サッカー日本代表が活躍することで特需が期待されるテーマ株。 ・2022年11月23日、日本代表がドイツに歴史的勝利を収めたことを受けて、翌日はワールドカップ関連銘柄が大きく買われた！ |
2.ワールドカップ関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2-1.日本代表がドイツ戦勝利で買われる！【3030】ハブ、【4751】サイバーエージェント
▼3030
▼4751
日本代表がドイツに勝利したことを受けて、翌日から翌々日に掛けてワールドカップ関連銘柄が広く物色されました。
特に、【3030】ハブと【4751】サイバーエージェントの2銘柄は大きく買われ、ハブは+24.58％、サイバーエージェントは+10.99％の上昇率となりました。
ハブは、スポーツバーを運営している企業で、ワールドカップ関連銘柄の中でも小型株であることから物色されやすい銘柄となっています。
サイバーエージェントは、ネットテレビ「AbemaTV」で2022ワールドカップの全試合を独占生中継していることで知られており、今回のワールドカップでは地上波テレビよりも影響力があるとすら言われています。
2-2.スポーツ用品株はワールドカップ開催前から買われていた！【7936】アシックス、【8022】ミズノ
スポーツ用品を手掛けるワールドカップ関連銘柄は、ワールドカップ開催前の2022年11月以前から徐々に物色されていました。
具体的には、スポーツ用品メーカーの【7936】アシックスと【8022】ミズノの2銘柄です。
▼7936
▼8022
2022年11月初値時点から見てみると、アシックスは+36％、ミズノは+19％となっています。
日本代表が勝利したことでワールドカップ関連銘柄への注目度が上がっていますが、ワールドカップの盛り上がりに先駆けて投資していた投資家が少なかったということでしょう。
| ★注目ポイント2 |
| ・日本代表がドイツに勝利したことを受けて、【3030】ハブと【4751】サイバーエージェントが大きく買われた。 ・ワールドカップ開催前から、スポーツ用品メーカーの【7936】アシックスと【8022】ミズノは買われていた。 |
3.ワールドカップ関連銘柄リスト
| 銘柄 | 主なサービス |
| 【4751】サイバーエージェント | ネットテレビ「AbemaTV」で2022ワールドカップ全試合中継 |
| 【3030】ハブ | 英国風スポーツバー「HUB」を展開 |
| 【7936】アシックス | スポーツ用品メーカー |
| 【8022】ミズノ | スポーツ用品メーカー |
| 【2503】キリンホールディングス | 日本代表のオフィシャルパートナー |
| 【4324】電通グループ | 日本サッカー協会と2030年まで総額350億円のパートナシップ契約 |
| 【8281】ゼビオホールディングス | スポーツ用品専門店「ゼビオ」「ヴィクトリア」 |
| 【9409】テレビ朝日ホールディングス | 「日本×コスタリカ」を中継、「AbemaTV」に出資 |
| 【4676】フジ・メディア・ホールディングス | 「日本×スペイン」を中継 |
| 【9766】コナミグループ | サッカーゲーム「eFootball(ウイニングイレブン)」 |
4.オススメのワールドカップ関連銘柄３選！
サッカー日本代表の躍進で注目が集まるワールドカップ関連銘柄を見ていきましょう。
【4751】サイバーエージェント
| 市場 | 東証プライム市場 |
| 企業概要 | ネット広告代理店大手。スマホゲーム「ウマ娘」やネットテレビ「AbemaTV」でも注目。 |
サイバーエージェントは、2022年FIFAワールドカップカタール大会の全試合を「AbemaTV」で生中継することが決まっており、2022年ワールドカップで最も注目されているワールドカップ関連銘柄です。
長期的にも成長株となっており、2021年に社会現象となったスマホゲーム「ウマ娘」を開発したCygamesを傘下に持つことからゲーム株の一角としても注目されています。
【3030】ハブ
| 市場 | 東証プライム市場 |
| 企業概要 | 英国風パブチェーン「HUB」「82HUB」を展開する。 |
ワールドカップ関連銘柄リストを見てみると、サイバーエージェントや大手スポーツ用品メーカー、テレビ局や電通など大型株が並んでいることが特徴です。
ハブは、ワールドカップ関連銘柄の中で唯一とも言っていい中小株であるため、物色されやすい銘柄となっています。案の定、日本代表がドイツに勝利した翌日から翌々日に掛けては最も大きく上昇した銘柄となりました。
【7936】アシックス
| 市場 | 東証プライム市場 |
| 企業概要 | 競技用シューズ最大手のスポーツ用品メーカー。 |
日本代表にゆかりのあるスポーツ用品メーカーはアディダスで、日本代表の10番はアディダスとゆかりのある選手が付けるとも言われています。
ただ、残念ながら、アディダスはドイツ企業であり、東証では株を買えません。スポーツ用品メーカーとしては、【7936】アシックスと【8022】ミズノが、ワールドカップ開幕前から物色されています。
5.まとめ
2022年11月23日、日本代表がドイツに劇的勝利したことを受けて、【4751】サイバーエージェントや【3030】ハブなどのワールドカップ関連銘柄は強く買われました。
また、スポーツ用品メーカーの【7936】アシックスと【8022】ミズノは2022年11月以前から物色されており、アノマリーとしての値動きがあったとも言えます。
日本代表は、ドイツに勝利し、コスタリカには破れてしまいましたが、スペイン戦の結果次第ではグループリーグを突破する可能性はまだ残っており、史上初のベスト8進出も夢ではありません。
サッカー日本代表に関する情報にはアンテナを張っておき、ワールドカップ関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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