必読必須の厳選3記事
1.円高メリットを享受する関連銘柄の魅力!
円高になると株価は下がる傾向にありますが、円高によるメリットを期待して上昇する銘柄もあります。
1-1.円高メリットとは?
1-2.円高メリットを受ける主なセクター
1-2.コロナ禍で大きく動く
新型コロナウィルスの世界的パンデミックの中で、株式市場は大暴落後に反発していますが、為替市場も大きく動いています。
2020年に入ってからのドル円市場の動向きを抑えておきましょう。
2020年1月1日には、ドル円は1ドル=108.72円を付けていました。アメリカ軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受けて中東情勢が緊迫化したものの、早期収束となったことで為替相場への影響も短期的なものとなりました。
2020年2月下旬までは株式市場も堅調だったことから、円相場も円安に傾き、2月20日には1ドル=112.21円まで円安が進行。
しかし新型コロナウィルスの世界的広がりによって世界中の株式市場は大暴落。
サウジアラビアとロシアの協調減産決裂による原油安も進んだことから「有事の円買い」が進み、3月8日には1ドル=101.23円まで急激な円高に。
その後世界株安が一服する流れから円安となり、3月19日には1ドル=111円台まで急激な円安が進行しました。
2020年2月から3月に掛けてのドル円相場は、10円以上の円高と円安を繰り返す波乱の展開となりましたが、その後は1ドル=107円前後で安定しつつあります。
新型コロナウィルスの状況下における円高メリットとしては、原油安との相乗効果が期待できることが挙げられます。
ただ円高メリット関連銘柄の中でも、航空株などの旅行セクターは新型コロナウィルスが収束するまでは非常に苦しい状況になることは避けられません。
★注目ポイント1 |
円高になると基本的に全体相場は下がるが、内需系の円高メリット関連銘柄は上昇する傾向にある。 |
2.円高メリット関連銘柄の株価推移
2-1.石油関連事業は最も恩恵を受ける?
2-2.飼料の販売を行う中部飼料
2-3.製糖業界首位の三井製糖
★注目ポイント2 |
石油を輸入・販売している石油関連や、石油を原材料として大量に使用する航空・電力会社などは円高メリット関連銘柄としてチェック。 |
3.円高メリット関連銘柄チェックリスト
円高メリット関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。
銘柄 | 主なサービス |
【2001】日本製粉 | 製粉 |
【2053】中部飼料 | 飼料販売 |
【2109】三井製糖 | 製糖 |
【2282】日本ハム | 食肉総合メーカー |
【2602】日清オイリオグループ | 食用油 |
【2670】ABCマート | 靴小売店「ABCマート」 |
【2871】ニチレイ | 冷凍食品販売 |
【3861】王子ホールディングス | 製紙 |
【5020】JXTG | 石油元売り |
【5021】コスモエネルギーホールディングス | 石油精製 |
【9201】日本航空 | 航空会社 |
【9501】東京電力(★低位株) | 火力発電 |
【9531】東京ガス | 都市ガス |
【9603】エイチ・アイ・エス | 海外旅行 |
【9843】ニトリホールディングス | 輸入家具販売 |
★注目ポイント3 |
円高メリット関連銘柄を抽出してみると、輸入品を販売する企業や原材料を輸入する企業、海外旅行に関連する銘柄と幅広い。 |
4.注目の円高メリット関連銘柄の3選
【3941】レンゴー
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 板紙・段ボール最大手。 |
レンゴーは、ダンボール専業の製紙メーカーです。製紙セクターは、原材料価格の下落という形で円高メリットを享受することができます。
また新型コロナウィルスの外出自粛・巣ごもり消費によってネット通販の利用が急拡大しており、ネット通販で必須となるダンボールには特需が発生している状況です。
【9843】ニトリホールディングス
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 家具・インテリア販売チェーン最大手「ニトリ」を展開。 |
ニトリホールディングスは、海外にある自社工場での開発輸入品の販売が主であり、円高メリット関連銘柄を代表する銘柄です。
同社の似鳥昭雄会長は為替相場のスペシャリストとして知られており、その神懸かり的な相場観がニトリの業績拡大に寄与してきたことは経済界では広く知られています。
また同社はテレワーク特需によって家具の販売が拡大しており、2020年5月末現在、上場来高値更新まであと一歩の水準にまで買われています。
【2002】日清製粉グループ本社
市場 | 東証一部 |
企業概要 | パスタなどに強い製粉最大手。 |
新型コロナウィルスの外出自粛によって、ホットケーキミックスやパスタなどで特需が発生していることはニュースでもたびたび報じられています。
製粉最大手の日清製粉グループ本社は、新型コロナウィルスに強い円高メリット関連銘柄です。新型コロナ相場ではそこまで買われていませんが、今後注目される展開になることも考えられます。
5.まとめ
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