絶対読んで欲しいおすすめ記事3選!
テンバガー特集Part6
今回は、テンバガー(10倍株)になる可能性が高い銘柄の見つけ方についてまとめてみました。
10倍のリターンとなれば「非常に魅力的」で、一度はそのような銘柄に投資したいと思うことも少なくないでしょう。
実際簡単ではありませんが、テンバガー銘柄の特徴は探すことが可能です。
テンバガーを達成した銘柄にはいくつかの特徴があり、見つけるヒントは身近なところにある場合も。
それら過去のテンバガー銘柄の特徴を踏まえることで、急騰銘柄の発見や、投資の経験値を上げるにも役立つと思われます。
テンバガー銘柄の見つけ方を早速チェックです!
1.身近なところから見つける
身近なところにある何気ない情報がテンバガー銘柄を見つけるヒントになることがあります。
1-1.「テンバガーの卵」は身近なところに?
テンバガー銘柄候補を見つけるとなると、PERやPBR、財務諸表などのファンダメンタル分析、もしくはチャートからのテクニカル分析に頼ってしまいがちです。
これらも一つの方法ではありますが、見過ごしてはいけないのが、身近なところにテンバガーのヒントがあるケースです。
投資家のピーター・リンチは、成長株を見つけるための方法として、「身近な所にヒントがある」という言葉を残しています。
身近な所というのは例えば、「最近、近所に出店したチェーン店が大賑わいとなっている」「最近、子供が遊んでいるゲームが、子供達の間で大ブームになっている」というようなことです。
この現象を体現したテンバガー銘柄としては、2017年にテンバガーを達成した【3053】ペッパーフードサービスが挙げられます。同社は、立ち食いステーキ店「いきなりステーキ」が大ブームとなったことから、2017年に上昇率14.1倍(583円→8,230円)のテンバガーを達成しました。
また、2012年6月から2013年5月に掛けてテンバガーどころか上昇率94.9倍(17.2円→1,633円)を達成した【3765】ガンホーも、スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」の大ヒットがもたらしたものでした。
テンバガー銘柄は誕生しませんでしたが、2016年の「ポケモンGO」も子供達を中心に大ヒットし関連銘柄の【7022】サノヤスホールディングスをはじめ、数多くのポケモン関連銘柄が急騰を見せました。これも身近なところでしたね。
指標や財務諸表、チャートを見てテンバガー銘柄候補を探すのも悪くないですが、ここは一旦立ち止まって、身近なところを見渡してみるのもアリではないでしょうか?
★注目ポイント1 |
「いきなりステーキ」のペッパーフードサービスや、「パズドラ」のガンホーのように、テンバガー銘柄のヒントは身近なところにある場合がある。 |
2.旬なテーマから見つける
マーケットで注目されている旬なテーマからも、テンバガーは多数登場しています。
2-1.テンバガーは旬なテーマから?
AI(人工知能)やIoT、EV(電気自動車)、キャッシュレス化など、現在マーケットで注目されているテーマからテンバガー銘柄を探すのも可能性が高い方法です。
注目テーマ株からのテンバガー銘柄としては、2017年に上昇率12.6倍(144円→1,820円)でテンバガー達成となった仮想通貨取引所の【3825】リミックスポイントが挙げられます。同社は、仮想通貨バブルとなった2017年に最強のテーマ株となっていた仮想通貨関連銘柄としてテンバガー達成となりました。
また、2018年には、2018年最強のテーマ株となったAI関連銘柄の【3906】ALBERTが上昇率12.6倍(1,319円→16,730円)でテンバガー達成となりました。
テンバガー銘柄ばかりが注目されていますが、2017年には仮想通貨関連銘柄全体が高騰し、2018年もAI関連銘柄全体が高騰したことには注目です。
また、2017年の働き方改革関連銘柄や、2018年のキャッシュレス関連銘柄からはテンバガー銘柄は輩出されませんでしたが、年間で2倍以上となった銘柄が多数輩出されています。
旬なテーマ株からテンバガー銘柄候補を選ぶのは、期待値が高い方法としてもおすすめです。
2-2.やっぱり気になるバイオ、ゲーム関連
2012年末から2013年のアベノミクス相場で多数のテンバガー銘柄を輩出し、以後も多くの暴騰銘柄を輩出しているバイオ、ゲーム関連にはやはり期待が集まります。
特に、バイオ株は、2018年末に掛けて創薬ベンチャーの【4588】オンコリスバイオファーマや【4592】サンバイオなどが大きく上昇しており、2019年にテンバガー銘柄を輩出しても不思議ではありません。
また、ゲーム株からは、2015年に上昇率16.8倍(206円→3,475円)のテンバガー達成となった【4777】ガーラ、2017年に上昇率19.9倍(401円→7,980円)でテンバガーとなった【3810】サイバーステップなど、2013年の【3765】ガンホー以降はほぼ毎年のようにテンバガー銘柄が輩出されています。
2018年にも、スマホゲーム開発の技術者派遣を手掛ける【6033】エクストリームが上昇率10.3倍(610.5円→6,290円 ※安値からの上昇率)となりテンバガー達成となりました。ゲーム株はテンバガー輩出率が最も高いテーマ株となっており、2019年にもゲーム株からテンバガー銘柄が輩出されることが期待されます。
新薬の開発で期待されるバイオ株、急騰が起こりやすいゲーム株は、テンバガー銘柄を探すにあたって必ず抑えておきたいテーマです。
★注目ポイント2 |
仮想通貨関連銘柄のリミックスポイントや、AI関連銘柄のALBERT、スマホゲーム関連のガーラやエクストリームなど、注目テーマ株からは多くのテンバガー銘柄が輩出されている。 |
3.成長性の高さから見つける
割安の成長株からもテンバガー銘柄が輩出されやすくなっています。
3-1.割安な成長株をスクリーニング
ファンダメンタル分析によって、テンバガー銘柄を見つける方法も考えられます。
特に、直近5年間でテンバガーを達成した銘柄に共通してみれるのは、「時価総額300億円以下」、「業績が2ケタ増益」、「上場して10年前後」であることです。
ファンダメンタル分析で銘柄をスクリーニングする際は、これらの条件に絞りましょう。
ただし、これだけではテンバガー銘柄候補としては不十分です。
既に多くの投資家から注目されていて、ある程度上昇している銘柄がテンバガー(10倍)になることは難しいです。
多くのテンバガー銘柄は、低位株から急騰して、成長への高い期待感から10倍以上にまで上昇することがほとんどです。
そのため、“株価が500円以下の低位株”の中から、「時価総額300億円以下」「業績が2ケタ増益」「上場して10年前後」の銘柄をスクリーニングすることが1つのポイントになります。
この条件を満たす銘柄をスクリーニングしたら、ある程度の銘柄に資金を10銘柄以上に分散投資しておくことが重要です。
ピンポイントでテンバガー銘柄を探し当てられれば最高ですが、現実は難しいので、分散投資することが望ましいでしょう。
★注目ポイント3 |
テンバガーを達成している銘柄の共通点は、「時価総額300億円以下」「業績が2ケタ増益」「上場して10年前後」であり、株価が500円以下の低位株であることが多い。 |
4.立会外分売 昇格を狙った銘柄から見つける
立会外分売、昇格からテンバガー銘柄候補を見つける方法を見ていきましょう。
4-1.立会外分売を発表した銘柄
割引価格は、前日終値の3%前後となるのが一般的です。
大株主が割引価格分のコストを払ってまで立会外分売を行う理由としては、株式市場に放出される浮動株が増えることによって、流動性(出来高)が高まることにあります。
流動性が高くなり注目が集まれば、それだけ大きく上昇する可能性が生まれるため、大株主にとってもメリットがあります。
また、立会外分売で株主数が増えることで市場替えの要件が満たされることによって、東証2部や新興市場から東証1部に市場替えが起こることも期待されます。
今回、テンバガー銘柄候補として立会外分売に注目するのは、まさにこの市場替え・昇格にあります。
新興市場から東証1部へ昇格となると、機関投資家の買いが入ることによって更に上昇することが期待されます。
現に、2017年にテンバガーを達成した【3053】ペッパーフードサービスは、2017年5月1日付けで東証マザーズから東証2部に市場を変更し、8月15日に東京証券取引所の指定を受けて東証2部から東証1部へとスピード昇格しています。
ペッパーフードサービスは市場昇格の度に価格が上昇していき、テンバガー達成となりました。
★注目ポイント4 |
市場が昇格することで大きく上昇してテンバガー達成となることもある。昇格に繋がるかもしれない立会外分売を発表した銘柄には要注目。 |
5.まとめ
今回は、テンバガー銘柄の見つけ方についてまとめてみましたが、過去の動きから様々な特徴が分かりました。
それらを踏まえ、身のまわりのテーマや、マーケットで旬になっているテーマ、割安成長株などの銘柄はチェックですね。
ただ、テンバガー株で10倍の利益を得られたら最高ですが、2~3倍でも目的は達成されたと言えるほどの利益となります。
テンバガーにこだわり過ぎて、自身の投資ルールを忘れないように注意しましょう。
最注目テーマ株記事ベスト1
厳選テンバガー狙いの3銘柄を無料で!
分析者が精査済みの短期急騰期待が出来る低リスク3銘柄情報を先行配信しております。
サポート体制には自信があり、銘柄相談も無料にて承っておりますので是非ご活用下さい。厳選3銘柄も先行配信しております。