必読必須の厳選3記事
【7309】シマノは+108%!【7990】グローブライドは+220%!【7816】スノーピークは+547%!!
新型コロナの影響で多くのスポーツやエンタメイベントが打撃を受ける中で、キャンプを始めとするアウトドアへの打撃は軽微に留まっています。
アウトドア関連銘柄は、新型コロナ相場ではスポーツ株の中で一人勝ちとなっており、今後もキャンプブームを背景に成長が続くと予測されています。
アウトドア関連銘柄に注目していきましょう!
1.アウトドア関連銘柄とは?
アウトドア関連銘柄は、新型コロナ相場でも力強く上昇を続ける成長テーマ株となっています。
1-1.アウトドア関連銘柄とは?
アウトドア関連銘柄とは、屋外で行うレジャーやスポーツに関する事業を手掛けている銘柄の総称です。
具体的には、アウトドア用品を手掛けるスポーツ用品メーカーやスポーツ用品店、アウトドアファッションを手掛ける銘柄などが該当してきます。
国内アウトドア市場は成長産業となっています。
矢野経済研究所が2020年12月に発表した2019年の国内アウトドア市場の推計によると、前年比+3.2%増の5,169億円になったとのことです。
特にキャンプ市場は急成長市場となっており、若年層からシニア層にいたる幅広い世代でキャンプ人気が続いています。
また家族や友人とのキャンプだけではなく、平日や冬季などの閑散期にひとりでキャンプに行く「ソロキャンパー」も増加しており、世代やライフスタイルを問わずキャンプブームが到来していると言えるでしょう。
2020年のアウトドア市場は、新型コロナの影響から2019年比で-5.3%減の4,895億円にまで市場が縮小すると予測されており、2021年も2020年から横ばいになると推計されています。
ただこれはアウトドアスポーツや登山の減少幅が大きいためであり、比較的安全なレジャーであるキャンプは、むしろ新型コロナ禍においても成長予測となっています。
1-2.アウトドア関連銘柄は新型コロナ相場で大きく上昇している
キャンプなどのアウトドアは新型コロナ禍においても比較的安全な娯楽であり、新型コロナの影響があったとはいえ屋内スポーツ・レジャーに比べたらほぼ無傷同然です。
2020年から2021年に掛けて、アウトドア関連銘柄は大きく買われている銘柄が多く、新型コロナ相場で強い隠れテーマ株の一つとなっています。
エンタメ系のテーマ株としては、アウトドア関連銘柄はゲーム株と並んで新型コロナに強い勝ち組テーマ株となっており、屋内スポーツ・イベントを手掛けるエンタメ株とは一線を画している状況です。
今後ワクチン接種が広まり、新型コロナが収束してくれば、アウトドア全般に特需が発生することも期待できるため、アウトドア関連銘柄が一段高になることも十分に考えられます。
いずれにしても、キャンプブームを背景にアウトドア市場が成長を遂げていることは確かであるため、新型コロナ相場で買われている成長株も、売られている出遅れ株もしっかり押さえておくようにしましょう。
★注目ポイント |
・国内アウトドア市場は、キャンプブームを背景に成長を続けている。 ・アウトドアは新型コロナ禍においても比較的安全な娯楽であることから、アウトドア関連銘柄は新型コロナ相場で力強く買われている。 |
2.アウトドア関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2020年から2021年に掛けて大きく上がっているアウトドア関連銘柄を見ていきましょう。
2-1.レース用自転車に強い!【7309】シマノ
自転車用部品大手の【7309】シマノは、新型コロナ相場で大きく上昇しているアウトドア関連銘柄です。
同社は世界のトップレーサーが使用する競技用自転車を手掛けているほか、釣り具でも強みを持ちます。
同社の株価は、2015年から2019年までの5年間は13,000円~20,000円のボックス圏で横ばいとなっていました。
2020年初めには17,520円を付けており、コロナショックでは3月17日に12,930円まで下落。
新型コロナ相場では大きく反発し、5月にはついに20,000円を突破してレンジ上放れとなり、2021年2月12日には26,895円まで上昇しています。
コロナショックからの最大上昇率は+108%となっており、コロナ前の2020年1月初めの水準から見ても1.5倍以上となっています。
2-2.キャンプブームを背景に急騰!【7816】スノーピーク
キャンプ用品を始めとする高価格帯アウトドア用品の製造・販売を手掛ける【7816】スノーピークは、新型コロナ相場で最も大きく上昇したアウトドア関連銘柄です。
同社の株価は、2020年1月初めには1,082円を付けており、コロナショックで3月13日には513円まで大きく下落しました。しかし、新型コロナ相場では反発に次ぐ反発となり、2021年2月24日には3,320円まで上昇。
コロナショックから1年の最大上昇率は+547%です。東証一部銘柄にも関わらず、これだけの上昇率になるのは、キャンプブームを背景に買われたと見てよいでしょう。
上記2銘柄以外のアウトドア関連銘柄では、【7501】ティムコが+77%、【3028】アルペンが+110%、【7990】グローブライドが+220%となっており、いずれもコロナ前の水準を上回って推移しています。
※いずれも2020年3月安値から2021年2月までの最大上昇率。
アウトドア関連銘柄は、最強テーマ株とまでは言えないものの、新型コロナ相場で堅調に上昇している成長テーマ株となっています。
★注目ポイント |
・アウトドア関連銘柄は、2020年から2021年に掛けて堅調に買われている成長テーマ株となっている。 |
3.アウトドア関連銘柄リスト
銘柄 | 備考 |
【3028】アルペン | アウトドア専門店「アルペンアウトドアーズ」「アルペンマウンテンズ」 |
【5121】藤倉コンポジット | 登山靴「キャラバン」 |
【7309】シマノ | レース用自転車、釣り具 |
【7501】ティムコ | フィッシング用品の卸売、アウトドアウェア |
【7564】ワークマン | 作業服チェーン「ワークマン」 |
【7816】スノーピーク | キャンプ用品などのアウトドア用品の製造・販売 |
【7990】グローブライド | 釣り具世界トップ、自転車 |
【8111】ゴールドウイン | アウトドアウェア「ザ・ノース・フェイス」 |
【8114】デサント | スポーツウェア大手 |
【8281】ゼビオ | スポーツ用品チェーン「スーパースポーツゼビオ」 |
4.オススメのアウトドア関連銘柄3選!
新型コロナ収束後に向けても押さえておきたいオススメのアウトドア関連銘柄を見ていきましょう。
【7309】シマノ
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 自転車用部品大手。レース競技用自転車に強みを持つ。 |
シマノは、自転車や釣り具に強い、東証一部を代表するアウトドア関連銘柄です。アウトドア関連銘柄の代名詞と言っても過言ではありません。
新型コロナ相場で株高となっていますが、業績は絶好調で、増収増益を続けています。唯一のネックは、最低投資金額が300万円弱と高めであることです。
【7816】スノーピーク
市場 | 東証一部 |
企業概要 | キャンプ用品の製造・インターネット販売を手掛ける。 |
スノーピークは、キャンプ用品の製造・販売を手掛けるアウトドア関連銘柄です。キャンプブームがアウトドア市場の成長を支えていますが、キャンプ用品を手掛けている銘柄は、同社以外には特に見当たりません。
ただコロナショック以降6倍以上の上昇となっているため、高値警戒感が出てきていることには注意が必要です。
【8281】ゼビオホールディングス
市場 | 東証一部 |
企業概要 | スポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ」、ゴルフ専門店「ヴィクトリア」を展開。 |
ゼビオホールディングスは、スポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ」でアウトドア用品を扱っていることから、アウトドア関連銘柄に位置付けられます。
この数年間は下落が止まらず、新型コロナでスポーツ全般が打撃を受けたこともあり、コロナショックで大きく下げてからも反発が限定されています。
ただ、配当利回りは3%を超える高配当銘柄になっており、アウトドア関連銘柄の中では最も高くなっています。配当金目的でアウトドア関連銘柄に投資したい場合には一押しの銘柄です。
5.まとめ
キャンプを始めとするアウトドアは感染リスクが比較的安全であることから、新型コロナの影響は軽微に留まっており、アウトドア関連銘柄はスポーツ株の中では一人勝ちとなっています。
特にキャンプ用品の製造・販売を手掛ける【7816】スノーピークは、新型コロナ相場で6倍以上の上昇率となっており、キャンプブームが反映されたと見てよいでしょう。
2020年には「ソロキャンプ」が流行語大賞に選ばれるなど、アウトドア市場はキャンプブームがけん引している状況です。
また安全とは言われていても、新型コロナでアウトドアを控えている人は少なくないと思われるため、アウトドア関連銘柄は新型コロナ収束後に一段高になってもおかしくはありません。
今後も、アウトドア関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!
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