外食関連銘柄は新型コロナで二極化が進む!デリバリーやテイクアウトに強い銘柄を押さえておこう。

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【2695】くら寿司は+144%!【3097】物語コーポレーションは+206%!【3563】スシローグローバルホールディングスは+290%!

外食産業は新型コロナで甚大な打撃を受けていますが、株式市場では新型コロナでも好調な銘柄と停滞する銘柄に二極化している状況です。

デリバリーやテイクアウトに強い外食関連銘柄は、新型コロナ相場でも好調を維持しており、この傾向はしばらく続きそうです。

外食関連銘柄に注目していきましょう!

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1.外食関連銘柄とは?

新型コロナが蔓延してから1年、外食関連銘柄は強い銘柄と弱い銘柄の二極化が目立ちつつあります。

1-1.外食関連銘柄の概要

外食関連銘柄とは、外食事業を手掛ける企業を総称するテーマ株です。

外食関連銘柄は、マクドナルドやすき家、スシロー、ケンタッキーなど身近な銘柄が多いため、投資初心者の投資デビューにも最適のテーマ株です。

外食は不況期でも一定の需要があるため業績が安定しており、ローリスク・ローリターンのディフェンシブ銘柄が多いことも投資初心者におすすめのテーマ株と言えます。

一般社団法人・日本フードサービス協会によると、2019年の外食産業市場規模は前年比+1.3%増の26兆439億円でした。

外食市場は2012年から2019年まで8年連続の伸びとなっており、2019年には2000年以来19年ぶりに26兆円を超えました。

外食が好調だった背景には、ライフスタイルの変化による1人当たりの外食支出の増加や訪日外国人の増加といった要因が挙げられていました。

しかし2020年には新型コロナの影響で、外食産業は壊滅的な打撃を受けるに至っています。

日本フードサービス協会が2021年1月25日に発表した、2020年の外食産業市場動向調査結果によると、前年比-15.1%と調査開始以来最大の下げ幅になったとのことです。

テイクアウトやデリバリーに支えられた「ファーストフード」ですらも前年比-3.7%のマイナスとなっており、「ファミリーレストラン」(-23.4%)、「喫茶」(-31.0%)「ディナーレストラン」(-35.7%)、「パブレストラン/居酒屋」(-94.5%)など壊滅的な数字が並びます。

1-2.新型コロナ相場で外食関連銘柄は二極化の様相に

新型コロナ第三波を受けた緊急事態宣言では、外食店や夜の街が集中的に対策されることになり、外食店は甚大な打撃を受けています。

緊急事態宣言下の地域では1日6万円の協力金が出ていますが、中小店舗はともかく、大規模店にとっては焼け石に水の状況です。

とはいえ、全ての外食チェーンが新型コロナで打撃を受けているわけではなく、新型コロナに強い外食関連銘柄は好調です。

マクドナルドやケンタッキー、モスバーガーといったテイクアウトに強い外食チェーンは新型コロナ禍でも好調で、マクドナルドは最高益を記録するに至っています。

また、2020年秋から始まったGo To Eatキャンペーンは、「無限くら寿司」がトレンドになるなど大好評のうちに終わりました。

Go To Eatキャンペーンは、ネット予約から利用できるポイント制度は終了しましたが、+25%のプレミアがついたお食事券は2021年6月末まで継続されます。

Go To Eatキャンペーンで大きな恩恵を受けた【2695】くら寿司の株価は好調で、ここでも二極化している傾向が見てとれます。

このように、新型コロナ相場で、外食関連銘柄は二極化している状況にあると認識しておくようにしましょう。

★注目ポイント1
新型コロナの影響で外食関連銘柄は二極化しており、テイクアウトやデリバリーに強い外食チェーンや、Go To Eatキャンペーンの恩恵を受けた銘柄は強い。

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2.外食関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

新型コロナ相場で大きく上がっている外食関連銘柄を見ていきましょう。

2-1.「焼肉きんぐ」を展開!【3097】物語コーポレーション

焼肉食べ放題「焼肉きんぐ」を展開する【3097】物語コーポレーションは、新型コロナ相場で上場来高値を更新した外食関連銘柄です。

「焼肉きんぐ」は焼肉業界において破竹の勢いで成長を遂げていることに加え、焼肉店は換気が行き届いていることからコロナ禍でも好調です。

同社の株価は、2020年1月初めには4,270円を付けていましたが、緊急事態宣言直前の4月6日に2,325円まで下落。

その後は反発し続けており、2021年3月16日には7,120円を付けて上場来高値を約3年ぶりに更新しました。

コロナショック後から1年での最大上昇率は+206%となっています。

2-2.「スシロー」を展開!【3563】スシローグローバルホールディングス

回転ずしチェーン「スシロー」を展開する【3563】スシローグローバルホールディングスは、新型コロナ相場でも好調な外食関連銘柄です。

同社は持ち帰りを強化していることもあり、新型コロナ禍でも業績の悪化を食い止めていることが好感されています。

同社の株価は、2020年1月初めには2,345円を付けており、緊急事態宣言前の4月6日に1,250円まで下落。

しかしその後は反発し続けており、2021年3月17日には4,880円まで上昇しています。

コロナショック後からの最大上昇率は+290%と、外食関連銘柄の中では圧倒的な値上がり率です。

なおGo To Eatキャンペーンで「無限くら寿司」が話題となった【2695】くら寿司も、この1年で最大+144%と好調です。

ただ、上記3銘柄は特に大きく上げていますが、外食関連銘柄全体で見ると厳しい状況に変わりありません。

【9861】吉野家ホールディングスや【7616】コロワイド、【3197】すかいらーくホールディングスといった多くの外食関連銘柄が、2021年3月時点でもコロナ前の株価水準を取り戻せていません。

★注目ポイント2
・「焼肉きんぐ」の【3097】物語コーポレーションや「スシロー」の【3563】スシローグローバルホールディングスは新型コロナ相場でも絶好調!Go To Eatで「無限くら寿司」が話題となった【2695】くら寿司も強い。
・とはいえ、新型コロナ前の株価を取り戻せていない外食関連銘柄は多く、全体的に見ると厳しい状況。

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3.外食関連銘柄リスト

外食関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。

銘柄主なサービス
【7550】ゼンショーホールディングス牛丼「すき家」、回転ずし「はま寿司」、ファミレス「ビッグボーイ」
【9861】吉野家牛丼「吉野家」
【2702】日本マクドナルドファーストフード「マクドナルド」
【9873】日本KFCファーストフード「ケンタッキーフライドチキン」
【2695】くら寿司回転ずし「くら寿司」
【3563】スシロー回転ずし「スシロー」
【3097】物語コーポレーション焼肉チェーン「焼肉きんぐ」
【3197】すかいらーくファミレス「ガスト」「バーミヤン」
【7616】コロワイド居酒屋「甘太郎」、焼肉チェーン「牛角」、回転ずし「かっぱ寿司」
【8153】モスフードサービスファーストフード「モスバーガー」

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4.オススメの外食関連銘柄3選!

投資初心者の投資デビューにもオススメの外食関連銘柄を見ていきましょう。

【2702】日本マクドナルドホールディングス

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市場東証ジャスダック
企業概要ハンバーガーチェーン「マクドナルド」を展開。

日本マクドナルドホールディングスは、投資初心者の投資デビューにもおすすめの外食関連銘柄です。ディフェンシブ銘柄でありかつ、株主優待ではマクドナルドで使えるクーポンを貰うことができます。

なお同社はジャスダック上場銘柄ではありますが、流動性は十分にあり、リスクも小さいため、平均的な東証一部銘柄よりも低リスクです。

【7550】ゼンショーホールディングス

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市場東証一部
企業概要牛丼チェーン「すき家」や回転ずし「はま寿司」、ファミレス「ビッグボーイ」を展開。

ゼンショーホールディングスは、牛丼チェーン「すき家」や回転ずし「はま寿司」を展開している外食関連銘柄です。

配当利回り・株主優待ともに旨味はありませんが、東証一部の低リスク銘柄として投資初心者におすすめの銘柄となります。

とにかく安全に株式投資を始めたいという方におすすめの銘柄です。

【7616】コロワイド

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市場東証一部
企業概要居酒屋「甘太郎」を軸に、「牛角」などを運営するレインズ、「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイトを傘下に持つ。

コロワイドは、株主優待が魅力的な外食関連銘柄です。

500株保有することで「甘太郎」や「かっぱ寿司」、「ステーキ宮」などで使える年間40,000円相当の株主優待ポイントを貰うことができます(「牛角」などレインズ傘下の企業では使うことができません)。

優待利回りに換算すると4%弱となっており、株主優待の中でも特におすすめの銘柄の一つです。

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5.まとめ

新型コロナ相場での外食関連銘柄は、「焼肉きんぐ」の【3097】物語コーポレーションと「スシロー」の【3563】スシローグローバルホールディングスの2銘柄が非常に強い値動きとなっています。

またGo To Eatキャンペーンで「無限くら寿司」が話題となった【2695】くら寿司も、Go To Eatキャンペーン後から買われており好調です。

ただ外食関連銘柄を全体として見てみると、コロナ前の株価を取り戻せない銘柄も多く見られます。

コロナ第三波を受けた緊急事態宣言でも、外食店が対策の槍玉として挙げられるなど、しばらくは外食産業全体に逆風が吹く展開となりそうです。

逆に言えば、ワクチンで新型コロナの感染状況が大きく改善することになれば、外食関連銘柄が大反発する展開になることも考えられるでしょう。

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