2023年の東証一部×テンバガー候補の大化け期待銘柄とは?

2022年の東証一部(東証プライム)市場は、米国利上げによる世界株安の影響で日経平均・TOPIXともに下落となり、テンバガーも輩出されませんでした。

しかし2022年は、チタンや石炭、原子力発電といった資源・エネルギー株の好調が目立ち、防衛株やインバウンドといったニュースでも話題になったテーマ株も好調。

2022年の東証一部(東証プライム)市場の動向を押さえた上で、2023年の東証一部(東証プライム)×テンバガー候補銘柄に注目していきましょう!

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1.東証一部×テンバガーについて

2021年の東証一部の株価動向とテンバガーを抑えておきましょう。

1-2.東証一部(東証プライム)の2022年の株価動向と2023年の注目テーマ株とは?

2022年の東証一部(東証プライム)市場は、米国利上げによる世界株安の影響で、下落した銘柄が目立つ展開となりました。

東証プライム市場全銘柄の時価総額加重平均で算出される「TOPIX」を見てみると、2022年初めに付けていた2,030.22ポイントから、2022年終わりには1,891.71ポイント。

東証プライム市場を代表する225銘柄の株価単純平均で算出される「日経平均株価」は、2022年初めに付けていた29,301.79円から、2022年終わりには26,094.50円で引けました。

率に換算すると、TOPIXは-6.82%の下落、日経平均株価は-10.94%の下落です。

2022年4月4日には、東証再編によって東証一部は東証プライム市場となりましたが、特に大きな混乱もなく移行が完了。

東証一部→東証スタンダード市場に降格になってしまった銘柄についても、大きく暴落するようなことはなかったように見えます。

2022年の東証プライム市場で特に注目されたテーマ株は資源株

【5726】大阪チタニウムテクノロジーズや【5727】東邦チタニウムといったチタン株は特に強く、【8058】三菱商事や【8031】三井物産など資源に強い総合商社株も買われ、石炭商社の【1518】三井松島ホールディングスも買われました。

ロシアによるウクライナ侵攻もマーケットに大きな影響を与えました。

エネルギー安全保障が重要課題となり岸田政権が原発再稼働に舵を切ったことから原子力発電関連銘柄の【9501】東京電力ホールディングスが買われ、防衛費倍増議論を受けて防衛関連銘柄の【7011】三菱重工業なども年始から株価倍増。

また、水際対策が完全緩和され外国人観光客が解禁されたことを受けて、インバウンド株も好調となり、自動翻訳機「ポケトーク」を手掛ける【4344】ソースネクストや、百貨店の【8233】高島屋や【3099】三越伊勢丹ホールディングスも買われました。

一方で、2021年に東証一部をけん引した半導体株や海運株は調整局面となり、売りが目立つ展開も。

2023年は、日銀の金融政策見直しによる利上げが注目されており、2022年末から金利上昇メリット関連銘柄として銀行株や保険株が物色されている傾向が見られています。

1-1.東証一部から誕生したテンバガー銘柄とは?

まず、過去にテンバガーを達成した東証一部銘柄を振り返って見ましょう。

2021年
【6335】東京機械製作所14.53倍256円(2021年1月)3,720円(2021年9月)
2020年
【3962】チェンジ10.91倍585.3円(2020年3月)6,390円(2020年9月)
【3788】GMO10.28倍1,381円(2020年3月)14,210円(2020年10月)
【5337】ダントー18.36倍58円(2020年3月)1,065円(2020年10月)
【3683】サイバーリンクス11.75倍334円(2020年3月)3,925円(2020年12月)
2017年
【2930】北の達人コーポレーション上昇率:12.1安値:41.9円→高値:507円
【3053】ペッパーフードサービス上昇率:13.7安値:597.5円→高値:8,230円
2015年
【3660】アイスタイル上昇率:10.3安値:120.3円→高値:1,240円
※安値からの上昇率
【3778】さくらインターネット上昇率:15.4安値:137円→高値:2,110円
※2015年1月13日→2016年1月13日の1年内でのテンバガー達成。
2013年
【4344】ソースネクスト上昇率:16.3安値:20.4円→高値:334円
※2012年10月→2013年10月の1年内でのテンバガー達成。
【2491】バリューコマース上昇率:10.3安値:152.3円→高値:1,580円
※2012年10月→2013年10月の1年内でのテンバガー達成。
【8515】アイフル上昇率:11.3安値:73円→高値:829円
※2012年5月→2013年5月の1年内でのテンバガー達成。

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2. 2022年、東証一部でテンバガーを達成した銘柄について

2022年に東証一部(東証プライム)でテンバガーを達成した銘柄はありませんでしたが、特に大きな上昇となった銘柄を見ていきましょう。

2-1.チタン株が絶好調!【5726】大阪チタニウムテクノロジーズ、【5727】東邦チタニウム

 

2022年の東証プライム市場では資源株全般が特に強い値動きとなりましたが、資源株の中でも特に強かったテーマ株はチタン関連銘柄です。

ウクライナはチタン生産量世界5位で、ロシアによるウクライナ侵攻によってチタン価格が急騰したことが買われた背景にあります。

東証のチタン関連銘柄は、【5726】大阪チタニウムテクノロジーズと【5727】東邦チタニウムの2銘柄となっており、両銘柄ともに大きな上昇となりました。

【5726】大阪チタニウムテクノロジーズは784円→4,850円で6.18倍、【5727】東邦チタニウムは834円→3,335円の3.99倍となっています。
※いずれも2022年の安値→高値の値。

高純度チタンは航空機エンジンなどに使われており、日本製が約3割を占めていることから、両銘柄ともにグローバルニッチ関連銘柄として注目されたことも買い材料の一つになったとも考えられます。

2-2.コロナ明けでパチンコ・パチスロ関連銘柄が好調!【2767】円谷フィールズホールディングス

パチンコメーカー大手のフィールズと、「ウルトラマン」で知られる映像製作会社の円谷プロダクションを傘下とする【2767】円谷フィールズホールディングスは、2022年に大きく買われた東証プライム銘柄となりました。

同社の株価は、2022年1月には一時461円を付けていましたが、好決算発表を背景に買われ続け、12月30日には2,851円まで上昇。

2022年の最大上昇率は6.18倍となり、小数点第3位の差で【5726】大阪チタニウムテクノロジーズに次ぐ2022年東証プライム銘柄2位の上昇率となっています。

パチンコ・パチスロ市場はかつて30兆円市場とされていた全盛期に比べると市場は半減したこともあり長期的には下落が目立つ銘柄が多いものの、2022年はコロナ明けによる好決算を受けて大きく上昇する銘柄が目立ちました。

3. 2023年東証一部からテンバガー候補5選!

東証一部から選定した2023年のテンバガー候補の5銘柄を予想。注目理由にもあるよう今後に期待です。

3-1.【7184】富山第一銀行

 

市場東証プライム市場
企業概要富山県の第2地方銀行。新潟、石川、岐阜にも展開。

ソースネクストは、自動通訳機「ポケトーク」で知られるソフト開発会社です。

2023年は、日銀の金融政策見直しによる利上げおよび金利上昇が注目トレンドになってくる可能性があります。

金利上昇は株価全体には下落圧力になりますが、銀行・保険株は金利上昇メリット関連銘柄として注目されます。

ディフェンシブ高配当銘柄が多い銀行株でテンバガー達成は厳しいと言わざるを得ませんが、大きく売られている地方銀行株が急騰する可能性はあるかもしれません。

富山第一銀行は、特に材料がないにも関わらず2022年に急騰している地方銀行株となっています。

3-2.【6619】ダブル・スコープ

 

市場東証プライム市場
企業概要リチウムイオン電池セパレーターの専業メーカー。

ダブル・スコープは、リチウムイオン電池の主要材料であるセパレーター専業企業です。EV関連銘柄やリチウムイオン電池関連銘柄に位置付けられます。

2022年には人気銘柄となっていましたが、韓国での子会社IPO失敗を突然発表し、多くの個人投資家・トレーダーを追証に巻き込む大暴落となってしまった罪深い銘柄となってしまいました。

とはいえ、テーマ的にも上昇するポテンシャルは大きい銘柄です。

3-3.【4344】ソースネクスト

 

市場東証プライム市場
企業概要自動通訳機「ポケトーク」を展開するソフト開発会社。

ソースネクストは、自動通訳機「ポケトーク」で知られるソフト開発会社です。

代表的なインバウンド株であることから、新型コロナで最も大きな打撃を受けた銘柄の一つとなっていましたが、水際対策が緩和された2022年にはついに反発に転じました。

それでも300円台の低位株であるため、中国人インバウンドが本格回復する2023年にはさらなる急騰となってもおかしくありません。

3-4.【3053】ペッパーフードサービス

 

市場東証プライム市場
企業概要外食チェーン「いきなり!ステーキ」を展開する。

ペッパーフードサービスは、「いきなり!ステーキ」で知られる外食チェーンです。
2017年にテンバガー達成となった際に付けた8,230円から、2023年1月10日時点では174円まで暴落しています。
これだけの暴落となってしまうと、業績が大きく改善するなどのサプライズ反発でテンバガー達成も可能かもしれません。

3-5.【6572】RPAホールディングス

 

市場東証プライム市場
企業概要事務代行ソフトのロボットアウトソーシング(RPA)を手掛ける。

AI画像生成ソフトやAI小説生成ソフトなどAI(人工知能)は日常生活にも進出してきていますが、2022年の株式市場においてAI株はほぼ全滅状態となっており、2018年以降に続いてきたAIバブルは崩壊したと言わざるを得なくなっています。

AI株はIPOではまだ強いものの、ほぼ100%に近い確率で、IPO時に高値を付けて暴落するIPOゴールになってしまっているのが現状です。

とはいえ、AIの発展が目覚ましいことは間違いないため、再び大きく反発する可能性もないとは言えません。

★注目ポイント2
東証プライム市場のテンバガー銘柄候補は、注目テーマ株を中心に押さえておこう。ただ、プライム銘柄はそもそも長期投資向きの市場のためテンバガー発掘には向かない。

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3.まとめ

2022年の東証一部(東証プライム)市場は、米国利上げによる世界株安の影響で調整局面となり、テンバガー達成となった銘柄もありませんでした。

2022年は資源株が強く、特にチタン関連銘柄の【5726】大阪チタニウムテクノロジーズと【5727】東邦チタニウムはトップクラスの上昇率となりました。

資源株以外で2022年に注目されたテーマ株としては、原発再稼働による原子力発電、防衛費倍増議論を受けた防衛株、水際対策緩和を受けたインバウンド株、コロナ回復を背景にパチンコ・パチスロ関連銘柄にも強い銘柄が目立ちました。

とはいえ、いずれのテーマ株からも、テンバガー達成となる銘柄は輩出されませんでした。

2022年4月に東証一部は東証プライム市場に再編され、東証プライム市場はより長期投資に適した銘柄に集中した市場となっているため、東証プライム銘柄でテンバガーを狙うのは難しくなっています。

東証プライム市場では、テンバガーを狙うのではなく、資源株や半導体、EVといった注目テーマ株を押さえて、安定した利益を狙うというのが王道です。

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