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【7078】INCLUSIVEは20.11倍(+1,911%)!【3936】グローバルウェイは59.36倍(+5,836%)!!
2021年の東証マザーズ市場は、全体市場が大きな値上がりとなった2020年に比べると調整となりましたが、テンバガーは2銘柄輩出されました。
東証マザーズ市場は最もテンバガーが出やすい市場となっており、2022年4月の東証再編で「グロース市場」に移行してからも、この傾向は変わらないものと見られます。
2021年の東証マザーズの値動きやテンバガー株について抑えた上で、2022年の東証マザーズの注目テーマ株や注目銘柄についてチェックしておきましょう!
目次
1.東証マザーズ×テンバガー
まずは、過去に東証マザーズから誕生したテンバガー銘柄を見ていきましょう。
1-1.東証マザーズ市場から誕生したテンバガー銘柄
2018年~2020年までのテンバガー銘柄を達成した東証マザーズの銘柄を見ていきます。
2018年は2銘柄
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【3906】ALBERT | 13.20倍 | 1,267円(2018年1月) | 16,730円(2018年11月) |
【6033】エクストリーム | 10.30倍 | 610.5円(2018年5月) | 6,290円(2018年8月) |
2019年も2銘柄
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【6096】レアジョブ | 14.47倍 | 217.3円(2019年1月) | 3,145円(2019年12月) |
【6195】ホープ | 15.93倍 | 225円(2019年1月) | 3,585円(2019年12月) |
2020年は6銘柄
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【2150】ケアネット | 11.95倍 | 537円(2020年3月) | 6,420円(2020年12月) |
【3542】ベガ | 10.71倍 | 398円(2020年4月) | 4,265円(2020年8月) |
【3998】すららネット | 13.70倍 | 682円(2020年3月) | 9,350円(2020年10月) |
【4308】Jストリーム | 10.72倍 | 638円(2020年3月) | 6,840円(2020年12月) |
【4477】BASE | 22.27倍 | 774円(2020年3月) | 17,240円(2020年10月) |
【【7317】松屋アールアンドディ | 10.27倍 | 805円(2020年4月) | 8,270円(2020年11月) |
2021年は2銘柄
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【3936】グローバルウェイ | 59.36倍 | 36.6円(2021年7月) | 2,192.5円(2021年11月) |
【7078】INCLUSIVE | 20.11倍 | 293.3円(2021年1月) | 5,900円(2021年11月) |
2.2022年のマザーズのテンバガー動向について
2021年のマザーズ×テンバガー銘柄は、転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」を展開する【3936】グローバルウェイ、メディア企業支援を手掛ける【7078】INCLUSIVEの2銘柄となりました。
2020年のマザーズ×テンバガーは6銘柄(【2150】ケアネット、【3542】ベガコーポレーション、【3998】すららネット、【4308】Jストリーム、【4477】BASE、【7317】松屋アールアンドディ)だったことからすると、3分の1に減少したことになります。
ただ、2021年のテンバガー2銘柄はいずれも大きな上昇率となっており、特に【3936】グローバルウェイの上昇率は、2012~2013年に100倍近い上昇となった“ガンホーバブル”に迫る勢いとなりました。
東証マザーズの株価指数「東証マザーズ指数」を見てみると、2020年にはコロナショック時に付けた557.86ポイントから年末には1,196.49ポイントまで上昇しましたが、2021年終わりには987.94ポイントまで下がっています。
東証マザーズ市場全体が苦しい展開となった中で、【3936】グローバルウェイと【7078】INCLUSIVEの2銘柄に資金が集中したと見ることができるでしょう。
またテンバガーとはならなかったものの、AIを活用した訴訟支援“リーガルテック”を手掛ける人工知能ベンチャーの【2158】FRONTEOも年間最大+758%の上昇率となっています。
2022年のマザーズ市場は、2021年に調整局面となったことから反発する可能性もありますが、調整が続く可能性も考えられるため注意も必要です。
なお、2022年4月に行われる東証の市場再編では、多くの東証マザーズ銘柄は「グロース市場」に移行する予定となっています。
3. 2021年、マザーズからテンバガーを達成した銘柄を解説
2021年にマザーズからテンバガーを達成した2銘柄を見ていきましょう。
3-1.2021年最強の銘柄!【3936】グローバルウェイ
転職・就職口コミ情報サイト「キャリコネ」を展開する【3936】グローバルウェイは、2021年に60倍弱の上昇を達成した2021年最強の銘柄です。
同社の2021年の株価は、6月までは停滞していましたが、大きな転機となったのは7月21日に発表した決算です。
同社の傘下企業タイムチケットが手掛ける暗号通貨「タイムコイン」を売却したことによって、経常利益を上方修正することを発表。
このニュースを受けて株価は急騰し、2021年7月には一時36.6円(分割後の株価)を付けていた株価は一方的な上昇相場となり、2021年11月2日には2,192.5円まで上昇。
この4ヶ月弱で最大上昇率59.36倍という異次元相場となりました。

ただ、高値を付けてからは大暴落となり、2022年1月7日には一時248円まで下げており、高値から-90%近い暴落となっています。
同社の買いが始まったきっかけは決算発表でしたが、これだけの上昇が続いたのは決算だけでは説明できません。
同社が注目テーマ株である人材派遣関連銘柄であること、クラウド型プラットフォームを手掛けていること、仮想通貨を手掛けていること、東証マザーズで行き場を失った資金が集中したことなど、複数要因が重なったと考えられます。
3-2.ホリエモン関連で急騰!【7078】INCLUSIVE
メディア企業のネットサービス運営支援を手掛ける【7078】INCLUSIVEは、2021年に20倍超えのテンバガー達成となった東証マザーズ銘柄です。
同社の2021年の株価動向は、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏への期待から大きな値動きとなりました。
同社の株価は、2021年1月初めには一時293.3円を付けていましたが、堀江貴文氏への第三者割当増資のニュースなどを受けて、4月には2,576円まで上昇。
その後は暴落となり、10月には737円まで値を落としていました。
10月26日、堀江貴文氏がファウンダーを務めている宇宙ベンチャーのインターステラとの資本提携が発表されたことで7日連続ストップ高となり、11月5日には5,900円まで上昇。
年間上昇率は最大20.11倍となりましたが、その後は暴落となっており、2022年1月7日には1,094円まで下げています。

★注目ポイント1 |
毎年マザーズからテンバガー銘柄が出ているが、2019年においては【6096】レアジョブと【6195】ホープの2銘柄のみが達成となった。 |
4.東証マザーズからテンバガー候補5選!

東証マザーズの2021年のテンバガー候補として期待したい銘柄です。
4-1.【3698】CRI・ミドルウェア
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | 映像・音声向けミドルウェアを開発。音声解析技術に強み。 |
CRI・ミドルウェアは、メタバース(仮想空間)関連銘柄として名前が挙がりやすい銘柄です。
同社の音声解析リップシンクミドルウェア「CRI LipSync」は、メタバースにおいて重要となるアバターにおいて重要となるためです。
世界的にメタバース相場となった2021年10~11月に物色されなかったことから、出遅れのメタバース株として急騰することが期待されます。
4-2.【5759】日本電解
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | プリント配線板や半導体パッケージ向け電解銅箔の製造・販売。 |
日本電解は、プリント配線板や半導体パッケージ向け電解銅箔を手掛けている2021年IPO銘柄です。
半導体関連銘柄かつEV関連銘柄として注目されていることから、2021年IPO銘柄では最も人気がある銘柄となっています。
IPO以降上昇し続けているためリスクもありますが、テーマ的には要チェックしておきたい銘柄です。
4-3.【6195】ホープ
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | 地方自治体向けに広告・エネルギー事業を展開する。 |
ホープは、2019年にテンバガーを達成したマザーズ銘柄です。
テンバガー銘柄はテンバガー達成後に暴落することが多い中で、2020年も上昇し続けていましたが、2020年11月に7,910円を付けてからついに暴落が始まり、1年以上に渡る下落トレンドが継続中です。2021年1月には一時200円割れとなってしまいました。
テンバガー達成後のリスクを体現している銘柄ですが、さすがにそろそろ反発してもおかしくありません。
4-4.【3911】Aiming
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | スマホゲームやオンラインゲームを開発。 |
Aimingは、ソーシャルゲーム関連銘柄として知られるゲーム株の一角ですが、300円弱の低位株となっています。メタバースが注目されている流れから、2022年にはゲーム株に大きな注目が集まる可能性は十分にあります。
4-5.【3815】メディア工房
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | 占いを中心とするデジタルコンテンツ事業を展開。VRに注力。 |
メディア工房は、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)の技術を利用したソフトウェアやコンテンツに注力していることで知られています。
VRはメタバースにおいて最重要技術の一つとなることから、2022年にメタバース関連の一角として注目テーマ株となる可能性が考えられます。
株価は300円台の低位株となっているため、VR低位株として押さえておきましょう。
5.まとめ
2021年のマザーズ市場は調整局面となり、全体的には苦しい展開となる銘柄が目立ちました。
ただテンバガーを達成した【3936】グローバルウェイと【7078】INCLUSIVEの2銘柄は異次元の値動きとなりました。
2022年のマザーズ市場は、調整局面が終わり反発する可能性もありますが、調整が続く可能性も考えられます。
2022年のマザーズ市場の注目テーマ株としては、FacebookのMetaへの社名変更で世界的に注目されているメタバース(仮想空間)は要チェックしておきましょう。
マザーズ市場には、ゲーム株やITベンチャーが多いため、メタバース関連で火が付きそうな銘柄も少なくありません。
また、AIベンチャーとバイオベンチャーという東証マザーズの2大ベンチャーテーマにも引き続き注目です。
なお、2022年4月に行われる東証の市場再編では、多くの東証マザーズ銘柄は「グロース市場」に移行する予定となっていることには注意しておきましょう。
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