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【6400】不二精機は11.13倍!【8256】プロルート丸光は11.44倍!【5212】不二硝子は12.42倍!【2191】テラは23.64倍!!
2020年のジャスダック市場は、コロナショック後から好調な値動きとなり、コロナショック前の株価水準を取り戻しています。
2020年にはジャスダックからテンバガーが4銘柄誕生しており、いずれも新型コロナウイルス関連銘柄かつ低位株・ボロ株でした。
2020年のジャスダック×テンバガーを抑えた上で、2021年のジャスダック×テンバガー候補銘柄に注目していきましょう!
目次
1.ジャスダック×テンバガーについて
2020年のジャスダックの株価動向とテンバガーを抑えておきましょう。
1-1.ジャスダックの2020年の株価動向と2021年の注目テーマ株とは?
ジャスダックの2020年株価動向は、東証一部と同程度には好調でしたが、バブルとなったマザーズ市場ほどではなかったと言えます。
日本銀行を除くジャスダック全銘柄を対象にTOPIXと同じ方法で算出される「ジャスダックインデックス」の2020年動向を見ておきましょう。
「ジャスダックインデックス」は、2020年1月初めには173.03ポイントを付けており、コロナショックによって3月13日には122.63ポイントまで下落。
その後は反発していき、2020年9月には年始水準まで回復し、2020年12月には182.12ポイントまで上昇しています。
2019年にはジャスダックからテンバガーは出ませんでしたが、2020年には【2191】テラ、【8256】プロルート丸光、【5212】不二硝子、【6400】不二精機の4銘柄がテンバガー達成となっています。
テンバガーを達成した4銘柄を見てみると、【2191】テラは新型コロナ治療法開発、【8256】プロルート丸光はウイルス対策商材、【5212】不二硝子と【6400】不二精機は新型コロナワクチンでの業績期待が背景にありました。
またテンバガー4銘柄の全てが低位株・ボロ株からのテンバガー達成となっています。
近年、ジャスダックのテンバガーにはテーマ性がない傾向がありましたが、2020年は新型コロナ関連が軒並みテンバガーとなりました。
2021年は、社会・経済全てが新型コロナのワクチン次第になると考えられるため、今後も引き続き新型コロナの治療法・ワクチン関連銘柄に注目しておきましょう。
1-2.ジャスダックから誕生したテンバガー銘柄とは?
過去にテンバガーを達成したジャスダック銘柄を一覧で見ていきましょう。
2018年 | |||
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【9820】エムティジェネックス | 23.91倍 | 1,921円(2018年2月) | 45,950円(2018年9月) |
【2164】地域新聞社 | 11.60倍 | 431円(2018年1月) | 5,000円(2018年11月) |
【8256】プロルート丸光 | 11.44倍 | 47円(2020年4月) | 538円(2020年6月) |
【5212】不二硝子 | 12.42倍 | 330円(2020年3月) | 4,100円(2020年11月) |
【6400】不二精機 | 11.13倍 | 150円(2020年3月) | 1,670円(2020年12月) |
2017年 | ||
【2722】アイケイ | 上昇率:13.5倍 | 安値:253.5円→高値:3,440円 |
【7519】五洋インテックス | 上昇率:12.1倍 | 安値:1,020円→高値:12,400円 |
2016年 | ||
【2303】ドーン | 上昇率:14.8倍 | 安値:295円→高値:4,380円 ※安値からの上昇率) ※2015年6月→2016年5月の1年内にテンバガー達成。 |
2015年 | ||
【8462】フューチャーベンチャーキャピタル | 上昇率:17.1倍 | 安値:186円→高値:3,185円 |
【4783】日本コンピュータ・ダイナミクス | 上昇率:13.5倍 | 安値:317円→高値:4,280円 ※2014年7月→2015年6月の1年内にテンバガー達成。 |
【4777】ガーラ | 上昇率:16.8倍 | 安値:206円→高値:3,475円 ※2014年2月→2015年1月の1年内にテンバガー達成。 |
2014年 | ||
【9424】日本通信 | 上昇率:12.7倍 | 安値:99.8円→高値:1,268円 ※2013年8月→2014年7月の1年では上昇率21.8倍(58.1円→1,268円) |
【5162】朝日ラバー | 上昇率:10.2倍 | 安値:334円→3,435円 |
【5724】アサカ理研 | 上昇率:18.4倍 | 安値:484円→8,940円 |
【3444】菊池製作所 | 上昇率:19.6倍 | 安値:172円→3,380円 ※2013年7月→2014年6月の1年内にテンバガー達成。 |
【6871】日本マイクロニクス | 上昇率:47.6倍 | 安値:145.5円→6,935円 ※2013年3月→2014年2月の1年内にテンバガー達成。 |
★注目ポイント1 |
●2020年のジャスダック市場は、コロナショックで大きく落としたものの、9月にはコロナショック前の水準を取り戻すまで回復した。 ●2020年にはジャスダックから4銘柄がテンバガー達成!全4銘柄が新型コロナ関連かつ低位株・ボロ株からのテンバガーとなった。 ●2021年には引き続き、新型コロナ関連銘柄(治療法・ワクチン)に注目しておこう。 |
2.2020年、ジャスダックでテンバガーを達成した銘柄について
2020年にテンバガーを達成したジャスダック銘柄を見ていきましょう。
2-1.2020年値上がり率トップ銘柄!【2191】テラ
がん免疫療法に強いバイオベンチャーの【2191】テラは、最大上昇率で見ると、東証全銘柄の中で2020年に最も大きく上昇した銘柄となりました。
同社は新型コロナワクチン開発とは無縁だと思われていましたが、2020年4月27日、先端医療支援事業を手掛けるセネジェニックス・ジャパン社と、新型コロナの間葉系幹細胞を用いた治療法開発で共同研究契約を結んだことを発表したことで急騰。
同社の株価は、2020年1月時点では172円の低位株となっており、コロナショックを受けて3月13日には92円のボロ株領域にまで売られました。
その後、株価は戻していき、ニュース発表前の4月24日には151円で大引け。新型コロナ治療法開発ニュースを受けてストップ高連発となり、6月9日には2,175円まで急騰。
コロナショック安値から最大23.64倍、ニュース発表前日から見ても1ヶ月半で14.40倍になりました。

しかし、ニュースへの期待感だけで急騰したため6月以降は大暴落となっており、2020年12月終値時点では223円まで落としています。6月の高値から見ると、-89%の暴落です。
2-2.新型コロナワクチン期待でテンバガー達成!【6400】不二精機
自動車や医療機器向けの金型を手掛ける【6400】不二精機は、新型コロナワクチンへの期待からテンバガーを達成したジャスダック銘柄です。
同社の株価は、2020年1月初めには290円を付けており、コロナショックで3月13日には150円まで下落。その後は7月に460円まで急騰したものの、その後は300円前後で推移していました。
転機となったのは11月です。アメリカ製薬大手ファイザーが新型コロナのワクチン開発に成功したと報じられたことによって、注射器を手掛けている同社が物色されることに。
11月初めには333円を付けていた同社の株価は、12月14日には1,670円まで急騰。コロナショックからの最大上昇率は11.13倍となり、テンバガー達成となっています。

低位株だったことから投機資金も多く流入したと見られますが、日本でもワクチン接種が始まる今後、さらに注目される可能性があります。
なお、同じくジャスダックでテンバガーを達成した【5212】不二硝子も、新型コロナワクチン関連銘柄として急騰しました。
★注目ポイント |
2020年のジャスダックテンバガー4銘柄は、いずれも新型コロナ関連でテンバガーとなった。また、全4銘柄がボロ株・低位株だった。 |
3.2021年ジャスダックからテンバガー候補5選!
ジャスダック銘柄から2020年のテンバガー銘柄候補を5銘柄選定しました。今後の動きに期待したいところです。
3-1.【4978】リプロセル
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | iPS細胞の研究試薬などを手掛けるバイオベンチャー。 |
リプロセルは、iPS細胞の研究試薬などを手掛ける低位株バイオベンチャーです。新型コロナの研究用生体試料の提供も行っているため、新型コロナワクチン関連銘柄に位置付けられます。ジャスダック×新型コロナ関連×低位株として注目しておきましょう。
3-2.【2321】ソフトフロントホールディングス
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | 通信ソフト開発を手掛けるIT企業。 |
ソフトフロントホールディングスは、通信ソフト開発を手掛けており、5GやAI、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連にも位置付けられる銘柄です。株価は100円台の低位株となっています。DX低位株としてチェックしておきましょう。
3-3.【6634】ネクスグループ
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | IoT組み込み通信機器を手掛けるIT企業。 |
ネクスグループは、通信機器開発を柱としており、IoTに強いIT企業として知られています。株価は100円台の低位株となっていますが、2020年11月の決算では黒字転換を発表しており、今後いつ急騰してもおかしくありません。
3-4.【6888】アクモス
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | 金融・医療系システムに強いシステムインテグレーター。 |
アクモスは、金融・医療系システムに強みを持つシステム開発会社です。デジタルトランスフォーメーション関連に位置付けられることはもちろん、マイナンバーを安全に管理できるクラウドサービス「SecureNum」を手掛けていることから、菅政権が進めるデジタル庁やマイナンバー関連でも注目の銘柄です。株価は300~400円の低位株として推移しています。
3-5.【4347】ブロードメディア
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | 映画配給や番組制作を手掛ける放送メディア企業。 |
ブロードメディアは、ネット配信に強みを持つ放送メディア企業です。
赤字続きであることから100円未満のボロ株となっていますが、クラウドゲームや通信教育といった成長テーマを手掛けていることから注目されるかもしれません。
★注目ポイント2 |
ジャスダック銘柄では、ソーシャルゲーム関連銘柄に注目が集まる。また、今後登場するかもしれない新しいテーマにも注目。 |
3.まとめ
2020年のジャスダック市場は、バブルとなったマザーズ市場ほどではないものの好調に推移しており、コロナショック前の株価水準を取り戻しています。
2020年には、ジャスダックからテンバガーが4銘柄誕生しました。
【2191】テラは新型コロナ治療法開発、【8256】プロルート丸光はウイルス対策商材、【5212】不二硝子と【6400】不二精機は新型コロナワクチンへの期待と、いずれも新型コロナ関連となっています。また、テンバガー4銘柄全てが低位株・ボロ株からのテンバガー達成です。
2021年は、新型コロナワクチンがオリンピックの開催のカギを握っていることはもちろん、社会・経済全てが新型コロナワクチン次第になるものと見られます。
2021年も新型コロナワクチンや治療法に関連する銘柄を中心に、ジャスダック×テンバガー候補銘柄に注目しておきましょう。
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