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【7901】マツモトは12.10倍!
2022年のジャスダックは多くの銘柄が東証スタンダード市場に再編され、スクールアルバム事業を手掛ける【7901】マツモトがテンバガー達成となりました。
旧・ジャスダック銘柄が多い東証スタンダード市場は、注目テーマ株のボロ株・低位株を中心に押さえておくことがテンバガーを狙う上での基本戦略となります。
2022年のジャスダック(東証スタンダード)市場の動向を押さえた上で、2023年のジャスダック×テンバガー候補銘柄に注目していきましょう!
いきましょう!
目次
1.ジャスダック×テンバガーについて
2020年のジャスダックの株価動向とテンバガーを抑えておきましょう。
1-1.ジャスダックの2022年の株価動向と2023年の注目テーマ株とは?
2022年4月4日に、ジャスダックは東証スタンダード市場と東証グロース市場に再編されました。
ジャスダック・スタンダードの銘柄は東証スタンダード市場に、ジャスダック・グロースの銘柄は東証グロース市場に移行しましたが、ほぼ東証スタンダード市場に移行したと考えて問題ありません。
東証二部の全銘柄も東証スタンダード市場に移行しており、東証二部+ジャスダックが東証スタンダード市場となっています。
市場再編に伴って、ジャスダックの株価指数であった「日経ジャスダック」や「ジャスダックインデックス」も算出が終了となりました。
代わりに導入されたのが、東証スタンダード市場の株価指数である「東証スタンダード市場指数」です。
「東証スタンダード市場指数」は、算出開始となった2022年4月1日を1,000ポイントとして始まり、5月12日には936.33ポイントまで下落しましたが、11月25日には1,029.27ポイントまで上昇しました。
2022年の東証スタンダード市場指数は、ほぼ横ばいだったと言えます。
ジャスダックはマザーズ市場に比べると動きが小さく、テンバガーも出にくい傾向にありましたが、東証スタンダード市場と東証グロース市場との比較でも同様のことが言えるようになると思われます。
2022年には、旧・ジャスダック銘柄でスクールアルバム事業を手掛ける【7901】マツモトがテンバガー達成となり、ジャスダックから2年ぶりにテンバガーが輩出されています。
東証スタンダード市場のテンバガーは、注目テーマ株のボロ株・低位株を中心に押さえておくことがテンバガーを狙う上での基本戦略となるでしょう。
1-2.ジャスダックから誕生したテンバガー銘柄とは?
過去にテンバガーを達成したジャスダック銘柄を一覧で見ていきましょう。
※2021年は残念ながらテンバガーが排出されませんでした。
2023年 | ||
【7901】マツモト | 上昇率:12.10倍 | 安値:1,772円(2022年3月) 高値:21,450円(2022年6月) |
2018年 | |||
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【9820】エムティジェネックス | 23.91倍 | 1,921円(2018年2月) | 45,950円(2018年9月) |
【2164】地域新聞社 | 11.60倍 | 431円(2018年1月) | 5,000円(2018年11月) |
【8256】プロルート丸光 | 11.44倍 | 47円(2020年4月) | 538円(2020年6月) |
【5212】不二硝子 | 12.42倍 | 330円(2020年3月) | 4,100円(2020年11月) |
【6400】不二精機 | 11.13倍 | 150円(2020年3月) | 1,670円(2020年12月) |
2017年 | ||
【2722】アイケイ | 上昇率:13.5倍 | 安値:253.5円→高値:3,440円 |
【7519】五洋インテックス | 上昇率:12.1倍 | 安値:1,020円→高値:12,400円 |
2016年 | ||
【2303】ドーン | 上昇率:14.8倍 | 安値:295円→高値:4,380円 ※安値からの上昇率) ※2015年6月→2016年5月の1年内にテンバガー達成。 |
2015年 | ||
【8462】フューチャーベンチャーキャピタル | 上昇率:17.1倍 | 安値:186円→高値:3,185円 |
【4783】日本コンピュータ・ダイナミクス | 上昇率:13.5倍 | 安値:317円→高値:4,280円 ※2014年7月→2015年6月の1年内にテンバガー達成。 |
【4777】ガーラ | 上昇率:16.8倍 | 安値:206円→高値:3,475円 ※2014年2月→2015年1月の1年内にテンバガー達成。 |
2014年 | ||
【9424】日本通信 | 上昇率:12.7倍 | 安値:99.8円→高値:1,268円 ※2013年8月→2014年7月の1年では上昇率21.8倍(58.1円→1,268円) |
【5162】朝日ラバー | 上昇率:10.2倍 | 安値:334円→3,435円 |
【5724】アサカ理研 | 上昇率:18.4倍 | 安値:484円→8,940円 |
【3444】菊池製作所 | 上昇率:19.6倍 | 安値:172円→3,380円 ※2013年7月→2014年6月の1年内にテンバガー達成。 |
【6871】日本マイクロニクス | 上昇率:47.6倍 | 安値:145.5円→6,935円 ※2013年3月→2014年2月の1年内にテンバガー達成。 |
★注目ポイント1 |
●2020年のジャスダック市場は、コロナショックで大きく落としたものの、9月にはコロナショック前の水準を取り戻すまで回復した。 ●2020年にはジャスダックから4銘柄がテンバガー達成!全4銘柄が新型コロナ関連かつ低位株・ボロ株からのテンバガーとなった。 ●2021年には引き続き、新型コロナ関連銘柄(治療法・ワクチン)に注目しておこう。 |
2.2022年、ジャスダックでテンバガーを達成した銘柄について
2022年にテンバガー達成となった東証スタンダード(旧・ジャスダック)銘柄、2022年に特に大きく上昇した東証スタンダード(旧・ジャスダック)銘柄を見ていきましょう。
2-1.2022年テンバガー達成!【7901】マツモト
卒業アルバムなどのスクールアルバム事業を軸とする【7901】マツモトは、2022年にテンバガーとなった東証スタンダード市場の旧・ジャスダック銘柄です。
同社の株価は、2022年3月には一時1,772円を付けていましたが、5月から徐々に上昇していき、黒字決算を発表した6月8日以降に上げ足を強めて、6月28日には21,450円を付けました。
2022年に最大上昇率12.10倍のテンバガー達成となっています。

急騰の材料となったのは黒字転換の決算発表ですが、出来高の推移を見ると、仕手株としてテンバガー達成となるまで急騰したものと見られます。
決算発表前から不自然に出来高が増えており、何者かが買い集めていた痕跡が見てとれるためです。
なお、テンバガー達成後は10,000円~20,000円の間でレンジ推移となっていましたが、10月以降は暴落し、12月には一時5,020円まで下げました。
過去のジャスダックのテンバガーとしては、仕手株として急騰した2018年の【9820】エムティジェネックス、テーマ的に予測不可能であった2018年の【2164】地域新聞社などと同様のケースでのテンバガー達成となったと言えるでしょう。
2-2.エネルギー株で急騰!【7692】アースインフィニティ
小規模企業向けに電気・ガスの小売事業を手掛ける新電力の【7692】アースインフィニティは、2022年に大きく上昇しました。
2022年は、ウクライナ情勢を受けたエネルギー価格の高騰が連日のようにニュースになり、電力会社は政府に来春以降の電気代値上げを申請し、新電力は倒産が相次ぐ事態ともなりました。

アースインフィニティは、2020年10月にIPOして3,470円で上場したもののIPOゴールとなり、2022年5月には283円まで下げていました。
IPO初値から10分の1以下となってから、2022年9月に黒字決算かつ復配で急騰し、11月30日には2,400円まで回復。
2022年安値からの上昇率は8.48倍となっています。
この他、2022年に大きな上昇となった東証スタンダード市場の旧・ジャスダック銘柄は次の通りです。
・【2437】Shinwa Wise Holdings:294円→1,830円(6.22倍)
・【7878】光・彩:2,312円→13,680円(5.91倍)
・【4777】ガーラ:176円→926円(5.26倍)
・【1382】ホーブ:870円→4,515円(5.18倍)
※いずれも2022年の安値から高値の値。
【2437】Shinwa Wise Holdingsは低位株かつメタバース・NFT関連銘柄、【7878】光・彩は宝飾品大手のインバウンド株、【4777】ガーラは低位株かつソーシャルゲーム関連銘柄と、低位株かつ重要テーマ株であることが共通点となっています。
3.2023年ジャスダックからテンバガー候補5選!
ジャスダックのテンバガー候補銘柄として、東証スタンダード市場から重要テーマ株を中心に5銘柄選定しました。今後の動きに期待したいところです。
3-1.【7760】IMV
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | 振動試験・計測装置メーカー。 |
IMVは、過去に原子力発電所向けの案件を引き受けていたことから原子力発電関連銘柄に位置付けられている振動試験・計測装置メーカーです。
岸田政権は原発の積極利用に舵を切っていることから、2023年は原発再稼働に加えて、小型原子炉(SMR)などの次世代原発についても注目が集まる可能性が高まっています。
1月10日付の日経新聞電子版で、「日米が次世代型の原子力発電の輸出で協力すると合意した」と報じられたことで、同社はストップ高となりました。
この他、【6378】木村化工機も東証スタンダード市場の原発株として可能性があるかもしれません。
3-2.【4198】テンダ
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | ITソリューション、ビジネスプロダクト、ソーシャルゲームの開発・運用を手掛ける。 |
テンダは、ITビジネスに加えて、ソーシャルゲームの開発を手掛けているIT企業です。
ソーシャルゲーム関連銘柄は、2022年にも【4393】バンク・オブ・イノベーションがテンバガーとなるなど、テンバガーの鉄板テーマ株となっています。
同社は、2021年6月に上場したもののIPOゴールとなり下げ続けていることから、ソシャゲ株として大反発する可能性が考えられます。
3-3.【3845】アイフリークモバイル
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | スマホゲーム開発やコンテンツ支援事業を手掛ける。 |
テンバガーの鉄板テーマ株であるソーシャルゲーム関連銘柄は、500円未満の低位株も多くなっています。
東証スタンダード市場の低位株×ソーシャルゲーム関連銘柄としては、【3845】アイフリークモバイル、【3823】THE WHY HOW DO COMPANY、【3672】オルトプラス、【9478】SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、【3639】ボルテージ、【3667】enish、【3758】アエリアなどがあります。
3-4.【6721】ウインテスト
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | 液晶やイメージセンサー向け検査装置を手掛ける。 |
ウインテストは、半導体株で低位株となっている東証スタンダード銘柄です。
半導体株は、2021年は最強テーマ株となっていましたが、2022年は調整局面となって多くの銘柄が売られており、2023年は反発が期待されます。
世界の産業構造からして半導体株が重要テーマ株であり続けることは間違いないため、押さえておくようにしましょう。
3-5.【5381】Mipox
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | シリコンウエハーやHDD向けなどの液体研磨剤大手。 |
Mipoxは、半導体材料のシリコンウエハー向けの研磨事業を軸にしている半導体材料株です。
なお、同社の株価は700円台と低位株ではありません。
東証スタンダード市場の半導体株は、2021年に大きく買われたため低位株は少なくなっていますが、ファブレス半導体企業の【6769】ザインエレクトロニクスや、半導体検査器具大手の【6855】日本電子材料など、1,000円前後の銘柄も多くテンバガー候補となるでしょう。
★注目ポイント2 |
ジャスダック銘柄では、ソーシャルゲーム関連銘柄に注目が集まる。また、今後登場するかもしれない新しいテーマにも注目。 |
3.まとめ
2022年のジャスダックは多くの銘柄が東証スタンダード市場に再編され、スクールアルバム事業を手掛ける【7901】マツモトがテンバガー達成となりました。
ジャスダックは2021年には不調となっていましたが、2022年には【7901】マツモト以外にも【7692】アースインフィニティや【2437】Shinwa Wise Holdings、【7878】光・彩など急騰銘柄が相次ぎました。
テンバガーとなった【7901】マツモトは低位株でも重要テーマ株でもなく予測は難しかったものの、急騰銘柄を見てみると低位株と重要テーマ株であることが共通点となっています。
東証スタンダード市場はジャスダック・スタンダードと東証二部市場で再編されましたが、いずれにしても注目テーマ株のボロ株・低位株を中心に押さえておくことがテンバガーを狙う上での基本戦略となるでしょう。
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