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【3856】Abalanceは10.11倍!【1757】クレアホールディングスは10.52倍!
2020年の東証二部市場は苦しい展開となりましたが、一部のボロ株や低位株は非常に強い値動きとなっています。
【1757】クレアホールディングスはボロ株テンバガー、【3856】Abalanceは低位株テンバガーとなり、東証二部から約3年ぶりとなるテンバガーが2銘柄誕生しました。
2020年の東証二部×テンバガーを抑えた上で、2021年の東証二部×テンバガー候補銘柄に注目していきましょう!
目次
1.東証二部×テンバガーについて
2020年の東証二部の株価動向とテンバガーを抑えておきましょう。
1-1.東証二部の2020年の株価動向と2021年の注目テーマ株とは?
2020年の東証二部市場は、コロナショック前の株価を取り戻して大きく上昇した東証一部、ジャスダック、マザーズとは対照的に、苦しい展開となりました。
東証二部に上場する全銘柄を対象にTOPIXと同じ方法で算出される「東証2部指数」の2020年動向を見ておきましょう。
「東証2部指数」は、2020年1月初めには7,253.12ポイントを付けており、コロナショックで3月19日には4,817.24ポイントにまで暴落。
その後の新型コロナ相場では反発したものの、12月16日に6,783.23ポイントまで戻すに留まっており、コロナショック前の水準を取り戻すには至っていません。
2020年に東証二部からテンバガーを達成した銘柄は【1757】クレアホールディングスと【3856】Abalanceの2銘柄となっており、株価指数・テンバガー数のいずれの点で見ても他の市場に比べて苦戦していたことは明らかです。
※Abalanceのテンバガー達成は2021年1月5日となっているため、2020年内に限ると【1757】クレアホールディングス1銘柄のみとなります。
なお、【1757】クレアホールディングスは100円未満のボロ株から、【3856】Abalanceは400円台の低位株からテンバガー達成となっています。
東証二部市場は、ボロ株・低位株からテンバガーが出やすい傾向があるため、2021年もボロ株・低位株を中心に注目しておくようにしましょう。
1-2.東証二部から誕生したテンバガー銘柄とは?
東証二部から過去にテンバガーを達成した銘柄は、大きく話題となった銘柄が数多くあります。
2020年 | |||
【3856】Abalance | 10.11倍 | 418円(2020年3月) | 4,230円(2021年1月) |
【1757】クレアHD | 10.52倍 | 19円(2020年4月) | 200円(2020年7月) |
2017年 | ||
【8023】大興電子 | 上昇率:10.2倍 | 安値:180円→高値:1,843円 |
【3810】サイバーステップ | 上昇率:19.9倍 | 安値:401円→高値:7,980円 |
【9307】杉村倉庫 | 上昇率:12.1倍 | 安値:304円→高値:3,680円 ※2017年2月→2018年1月の1年内でテンバガー達成。 |
【3825】リミックスポイント | 上昇率:12.4倍 | 安値:146円→高値:1,820円 |
2016年 | ||
【3647】ジー・スリーホールディングス | 上昇率:10.8倍 | 安値:19円→高値:206円 ※2015年12月安値→2016年11月の1年内でテンバガー達成。 |
2015年 | ||
【8202】ラオックス | 上昇率:11.5倍 | 安値:490円→高値:5,640円 ※2014年8月→2015年7月の1年内でテンバガー達成。 |
2014年 | ||
【8925】アルデプロ | 上昇率:10.3倍 | 安値:37.8円→高値:392円 |
【6668】アドテック プラズマ テクノロジー | 上昇率:19.8倍 | 安値:175.1円→3,475円 |
★注目ポイント1 |
東証二部からテンバガー銘柄が出る確率は、銘柄比率にして東証一部の4倍となっている。特に、注目テーマ株の低位株がテンバガー銘柄になりやすい特徴がある。 |
2.2020年、東証二部でテンバガーを達成した銘柄について
2020年にテンバガーを達成した東証二部銘柄を見ていきましょう。
2-1.ボロ株からテンバガー達成!【1757】クレアホールディングス
環境に強い住宅建設やリフォームを手掛ける【1757】クレアホールディングスは、2020年にテンバガーを達成した東証二部銘柄です。
同社は、典型的なボロ株となっており、2020年1月初めには25円を付けていました。ボロ株だったことが幸いし、コロナショックでもほぼ無傷。4月には一時19円を付けていました。
2020年6月3日、子会社のクレアが、ウイルスのスパイクたんぱく質を吸着する性質を持つ「ダチョウ抗体」を使った化粧品の製造販売を行っているジールコスメティックスと提携することを発表。
このニュースを受けて株価は急騰し、7月6日には200円まで上昇。最大上昇率10.53倍のテンバガー達成となりましたが、200円を付けてからは暴落となり、10月には一時43円まで大暴落。

ただ、同社は環境に強い建設株だったことから2020年秋の環境相場で反発しており、2020年12月末には76円で引けています。
2-2.再生エネ相場でテンバガー達成!【3856】Abalance
太陽光発電事業者の【3856】Abalanceは、厳密には2020年内のテンバガー達成ではありませんが、2020年3月→2021年1月の期間中にテンバガー達成となっています。
同社は、太陽光発電関連銘柄として注目される銘柄であり、世界的な環境政策重視の流れが強まった2020年秋から一段高となりました。
同社の株価は、2020年1月初めには584円を付けており、コロナショックでは3月23日に418円の低位株領域まで下落。その後は反発し、9月終値時点で887円と、コロナショック前の1.5倍ほどの水準にまで上がっていました。
”再生エネ相場”となった10月からは一段高となり、2021年1月5日には4,230円まで上昇。最大上昇率10.11倍となり、年をまたいでのテンバガー達成となりました。

★注目ポイント |
●2020年の東証二部テンバガーは2銘柄(※2020年内に限ると1銘柄)。 ●新型コロナ関連ニュースが出たボロ株の【1757】クレアホールディングス、再生エネ相場で注目された【3856】Abalanceがテンバガーを達成した。 |
3.2021年東証二部のテンバガー候補5選!
東証二部の2020テンバガー候補銘柄は、500円未満の低位株から算出。計5銘柄に期待したいところです。
3-1.【3825】リミックスポイント
市場 | 東証二部 |
企業概要 | エネルギー関連事業のほか、仮想通貨取引所「ビットポイント」を運営する。 |
リミックスポイントは、売電事業などのエネルギー関連事業を手掛けるとともに、仮想通貨取引所「ビットポイント」を運営しています。
2020年秋から注目されている環境株に位置付けられる銘柄であり、再高騰しているビットコイン関連銘柄でも期待される銘柄です。テーマ性があるにも関わらず、ボロ株となっています(2020年12月終値:71円)。
3-2.【3528】プロスペクト
市場 | 東証二部 |
企業概要 | 首都圏でマンション分譲事業を手掛ける。再生可能エネルギー事業に注力。 |
プロスペクトは、太陽光発電とバイオマス発電にも力を入れている不動産業者です。2020年12月終値は30円のボロ株となっています。
再生可能エネルギーを始めとする環境テーマ株が2021年にも引き続き注目される場合には、ボロ株から急騰する可能性が考えられます。
3-3.【1491】中外鉱業
市場 | 東証二部 |
企業概要 | 金などの貴金属リサイクル事業が柱。 |
中外鉱業は、金(ゴールド)などの貴金属リサイクル業者です。2020年12月末時点で36円のボロ株となっています。
2020年はコロナショックの影響で金(ゴールド)価格が一時高騰しましたが、金(ゴールド)価格の高騰が続けば、同社のようなレアメタル・都市鉱山関連銘柄が物色されることが期待されます。
3-4.【6835】アライドテレシスホールディングス
市場 | 東証二部 |
企業概要 | ネットワーク機器専業メーカー。自治体や医療機関向けに注力。 |
アライドテレシスホールディングスは、ネットワーク機器専業メーカーです。近年はネットワークセキュリティに力を入れており、サイバーセキュリティ関連銘柄に位置付けられるデジタルトランスフォーメーション(DX)株です。
2020年最強のテーマ株となったDX銘柄でありながら、2020年終値は93円のボロ株となっています。
3-5.【3010】価値開発
市場 | 東証二部 |
企業概要 | バジェット・シティ・中長期滞在型の3タイプのホテルを全国展開。 |
価値開発は、インバウンドでも注目のホテル事業者です。新型コロナ前にはオリンピックに向けて注目の低位株に位置付けられていましたが、新型コロナで2020年には停滞。
株価は100円を割り込みそうな領域となっています。ワクチンで新型コロナが収束した場合に向けて抑えておきたい低位株です。
★注目ポイント |
東証二部のテンバガー銘柄候補は、低位株×AI、5G、インバウンドといった注目テーマ株が挙げられる。 |
4.まとめ
2020年の東証二部市場は全体的に見ると苦しい展開となりましたが、ボロ株だった【1757】クレアホールディングス、低位株となった【3856】Abalanceの2銘柄がテンバガー達成となりました。
過去の動向からしても、東証二部からテンバガーとなる銘柄にはボロ株・低位株が多い傾向がありますが、2020年もその傾向通りになりました。
ただ東証二部のボロ株・低位株というだけでテンバガー達成となったわけではないことには注意が必要です。
ボロ株・低位株だったことに加えて、【1757】クレアホールディングスは新型コロナ関連ニュースを発表したこと、【3856】Abalanceは2020年秋に注目された再生エネルギー関連銘柄(太陽光発電関連銘柄)だったことが追い風となりました。
2021年の東証二部×テンバガー候補は、テーマ性があり注目されそうなボロ株・低位株を抑えておくようにしましょう。
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