「段ボール」関連銘柄は注目度UP!世界で需要急増につき2018年必見!

 
 【3941】レンゴー1.6倍【3953】大村紙業6倍!!!

 
世界的なネット通販市場の拡大により、段ボールの需要が増加しています。
 
ネット通販は今後更に成長していくことは間違いなく、今後も段ボール需要は世界的に増加していくトレンドは間違いないと見られています。
 
段ボール関連銘柄に注目していきましょう!

1.ネット通販市場の拡大により成長を続ける段ボール市場

 世界的なネット通販市場の拡大に伴い、段ボールの需要が増加しています。

1-1.段ボールとは?基本からおさらい

 今回は、ネット通販の拡大によって世界的に需要が急増している段ボール関連銘柄に注目していきます。
段ボール(ダンボール)とは
板紙を多層構造化し、包装資材などに使用できるように加工した紙製品のことです。
 
狭義の意味での段ボールとは、段ボールシートという素材のことを指します。荷物の包装などに用いられることで知られている一般的な段ボールとは、段ボールシートを素材として使った段ボール箱のことです。
 
段ボールのメリットとしては、軽くて丈夫で断熱性も高く、使い終わった後は折りたたむことができ、回収しやすい点などが挙げられます。
 
また、段ボールはリサイクルシステムが確立されており、製造から回収の過程で二酸化炭素をほとんど排出せず、木が原料であることからも、クリーンで持続可能な包装資材でもあります。
 
一方、デメリットがあるとしたら、水に弱いことが挙げられます。
 
このように多くのメリットがあることから、段ボールは包装資材として幅広く使われています
 

1-2.ネット通販の拡大により段ボールの需要は世界的に増加

 現在、Amazonやアリババといった通販事業を手掛ける世界的IT企業の登場により、世界中でネット通販が拡大しており、段ボールの需要が増加しています。

 
日本でもEコマース(ネット通販)市場は年10%に迫る高い成長を遂げており、宅配便の取扱個数は2016年までの直近5年間で約5億個増加しています。
 
国内の市場調査を行う矢野経済研究所が発表した国内の段ボール市場に関する調査結果によると、2017年の国内段ボール生産量は前年比+1.4%増の141億6,600万平方メートルになると発表されました。
 
また、2021年には2016年比+5.0%増の146億7,000万平方メートルに拡大すると予測されています。
 
世界的に段ボールの需要が増加していることから、段ボールの材料となる段ボール向け古紙の価格が高騰しており、段ボールメーカー各社は製品価格への転嫁を進めている状況です。
 
段ボール価格の高騰は今後も続くと見られていることから、段ボール業界で再編の動きが加速すると見られています。
 
今回注目する段ボール関連銘柄とは、主に段ボールの製造や生産に携わっている段ボールメーカーが中心となります。
★注目ポイント1
 段ボールとは、軽くて丈夫で断熱性が高いことから包装資材として幅広く使われている紙製品。世界的なネット通販市場の拡大により需要が拡大している。

2.段ボール関連銘柄はこの1年で堅調に上昇している

 段ボール関連銘柄のこの1年の値動きを見ていきましょう。

2-1.段ボールメーカー最大手のレンゴー

 段ボールメーカー最大手の【3941】レンゴーは、段ボール関連銘柄を代表する銘柄です。
 
同社は、段ボール原紙から段ボール箱まで段ボール製品を一貫して手掛けている、段ボールのリーディングカンパニーです。
同社の株価は、2017年6月には652円を付けており、その後横ばいが続いていましたが、2017年10月末に発表した決算が好感されて上昇し、2018年6月現在は一時1,050円の高値を付けています。
 
この1年で1.6倍の上昇となり、今後更なる高値更新が期待されます。
 

2-2.国内製紙トップメーカーの王子ホールディングス

 国内製紙トップメーカーの【3861】王子ホールディングスは、段ボール市場でも存在感を発揮しています。
 
同社は、包装用紙・段ボール原紙事業や段ボール加工事業を手掛けていることでも知られます。
 
特に、ショッピングバッグや封筒などに用いられる包装用紙・段ボール原紙では国内トップシェアを誇っています。
同社の株価は、2017年6月には580円を付けていましたが、この1年で上昇していき、2018年1月には796円まで上昇しました。
 
この期間に約1.4倍の上昇となり、2018年6月現在も760円前後の高値圏で推移しています。
 
現在、製紙業界を取り巻く環境は厳しく、製紙セクターではこの1年で横ばい~下落となっている銘柄が少なくありません。
 
しかし、段ボール関連事業に強みを持つ銘柄は上昇傾向にあることが見て取れます
 

2-3.「ニンテンドーラボ」で暴騰した大村紙業

 ここまでは段ボールメーカー最大手と製紙メーカー最大手と、値動きがそれほど大きくない大型銘柄を見てきました。最後に、新興市場に上場している段ボールメーカーを見ていきましょう。

 
段ボールシートや段ボールケース、段ボールパレットといった段ボール製品を手掛ける【3953】大村紙業は、段ボール関連銘柄としてこの1年で最も大きく上昇した銘柄です。
同社の株価は、2017年6月には618円に過ぎず、その後も横ばい~やや上昇に留まっていました。しかし、2018年1月に暴騰し、2018年2月には一時3,895円まで暴騰しました。
 
このわずか1ヶ月足らずで6倍以上に暴騰し、その後は暴騰の反動から値を下げており、2018年6月現在は1,700円前後で推移しています。
 
この暴騰の背景にあったのは、2018年1月18日に、任天堂が段ボールの工作キットを組み立てて「ニンテンドースイッチ」と連動させて遊ぶ新商品「ニンテンドーラボ」の発売を発表したことです。
 
このニュースを受けて、段ボール関連銘柄は軒並み高騰し、特に段ボール関連商品を多数手掛ける大村紙業はその筆頭として大きく買われました。
 
ただ残念ながら、2018年4月に発売された「ニンテンドーラボ」は大ヒットにはならなかったため、現在はややフェードアウトしています。
 
 
★注目ポイント2
 段ボール関連銘柄はこの1年で堅調に上昇している。特に、「ニンテンドーラボ」からの連想買いが入った大村紙業は暴騰した。

3.主要段ボール関連銘柄チェックリスト

 段ボール関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【3708】特種東海製紙4,505円  段ボール原紙用板紙
 【3861】王子ホールディングス755円  大手製紙メーカー
 【3863】日本製紙1,869円  大手製紙メーカー
 【3865】北越紀州製紙604円  製紙メーカー
 【3880】大王製紙1,582円  大手製紙メーカー
 【3892】岡山製紙848円  段ボール用中芯
 【3941】レンゴー1,042円  段ボール製造
 【3943】大石産業2,140円  包装用段ボール
 【3946】トーモク2,223円  段ボール加工
 【3947】ダイナパック1,640円  段ボール製造
 【3950】ザ・パック3,965円  包装用段ボール
 【3952】中央紙器工業1,408円  トヨタ系段ボールメーカー
 【3953】大村紙業1,685円  段ボール製品
 【6208】石川製作所2,039円  段ボール製函印刷機
 【7974】任天堂39,120円  段ボールの工作キットを使った「ニンテンドーラボ」

※株価は2018年6月13日終値で算出

★注目ポイント3
 段ボール関連銘柄を抽出してみると、段ボールメーカーと製紙メーカーが中心となる。

4.段ボール関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった段ボール関連より上位3銘柄を発表致します。
 
※2017年6月13日~2018年6月13日の1年で算出
 

4-1.第1位【3953】大村紙業

チャート画像
上昇率 6.4倍(安値:603円 → 高値:3,895円)
市場 ジャスダック
RSI 22.06(売られ過ぎ)
 

4-2.第2位【6208】石川製作所

チャート画像
上昇率 4.4倍(安値:1,000円 → 高値:4,435円)
市場 東証一部
RSI 36.34(やや売られている)
 

4-3.第3位【3892】岡山製紙

チャート画像
上昇率 1.8倍(安値:541円 → 高値:999円)
市場 ジャスダック
RSI 28.85(売られ過ぎ)

※RSIは2018年6月13日終値より算出

★注目ポイント4
 上昇率トップはやはり、「ニンテンドーラボ」で急騰を見せた大村紙業。現在、株価調整局面の銘柄が多い中、最大手の【3941】レンゴーは右肩上がりで上昇している為、今後の動きに注目していきたい。

5.まとめ

 
製紙業界を取り巻く環境は厳しさを増している中で、段ボール関連銘柄はこの1年堅調に上昇しています。
 
ネット通販市場は今後も拡大していくことは間違いないと見られるため、段ボール関連銘柄には今後も大きな注目が集まります。
 
また、東証で最も注目されている銘柄である任天堂が段ボール工作キットを使った「ニンテンドーラボ」を発表したことは、段ボール関連銘柄にとっては、まさに青天の霹靂でした。
 
今後も、段ボールに関するニュースで再び急騰銘柄が誕生する可能性もある為、気になる方は注目しておきましょう。
 

為になったらぽちっとシェア!