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わずか3か月で5.6倍の急騰劇を繰り広げた介護事業を展開する【2425】ケアサービスを筆頭に、いま中国関連株が大賑わいを見せています!
とくに新興市場の低位株に激しく物色が向かっており、短期急騰の可能性を秘めた人気テーマに成長してきました。
今後も大規模に打ち出される中国政策の波を乗りこなすであろう、押さえておきたい注目の中国関連株を取り上げていきます。
1.世界第2位の経済大国で期待高まる中国関連株

中国経済はこの20年間で10倍以上に成長しており、中国関連株と呼ばれる日本企業も共に業績の拡大を続けてきました。
1-1.日本企業が好業績の理由と注目の業種
中国関連株とは、中国で積極的に事業展開している銘柄群のこと。
近年、日本企業による中国進出が目立っており、主に介護や食品、EV(電気自動車)から農業関連まで幅広い業種が挙げられます。
人口が日本の10倍ということは、中国でヒット商品を生み出すことができれば単純に需要も10倍以上に跳ね上がると考えられるのです。
中国市場で将来的に有望視されているのが介護など高齢者向けの事業。
世界的に止められない高齢化社会により、中国では介護サービスやベッド、健康食品など介護関連の需要拡大が期待されています。
また、環境汚染でも深刻な問題を抱える中国。
PM2.5の発生による大気汚染に始まり、特に深刻な土壌汚染といった環境問題が農産物や人体に悪影響を与えている事を受け、中国政府が国を挙げて環境規制に動きだしています。
大気汚染問題に対しては、国家プロジェクトとして電気自動車の普及に力を入れていることもあり、今後はEV(電気自動車)の爆発的な普及が予想できます。
トヨタやホンダなど日本の大手自動車メーカーや、車載用のリチウムイオン製造企業なども中国関連株にあたり、株式市場での注目を集めています。
1-2.習近平1強体制で中国関連株に追い風
中国は2017年の10月25日、政治局常務委員会での新体制を発表し、習近平氏による2期目の指導部が発足しました。
中国共産党が継続して今後の5年間を率いることで、中国での権力争いを軽減し長期安定化を図る狙いがあります。
この「習近平1強体制」により、中国で事業を展開している企業へは追い風となることが期待され、幅広い中国関連株に物色が向かいました。
特に、中国では2015年より推進してきたトイレ環境の改善が本格始動。
2017年11月27日、不衛生で名高い中国全土のトイレを改修・新設する「トイレ革命」の指示が出たことで、トイレ特需が発生。
日本の株式市場でもトイレ関連銘柄が人気テーマとして浮上し、中国向けに便器等を販売しているメーカーが大きく買われています。
これらのことからも分かるように、中国の消費者は日本企業の質の高いサービスや安全性を求める傾向にあるようです。
ここ最近注目を集める話題の多い中国関連株ですが、実際の株価推移をチャートを合わせて次に見ていきましょう。
★注目ポイント1 |
中国の政策により介護やEV、トイレなどの市場が注目を集めている。 |
2.中国で大躍進する中国関連株の推移

中国政府の方針や習近平氏の意向により大きく左右される中国関連株の株価推移を取り上げていきます。
2-1.大規模な農業政策で【6325】タカキタ好調
飼料系農業機械メーカーとして中国に積極展開を図る【6325】タカキタは、大規模な農業政策が推進されるなか中国関連株として注目の企業。
クボタや井関農機、ヤンマーなどと資本提携している同社は中国で業績を伸ばしており、時価総額が比較的小さく値動きが軽いことから個人投資家の物色が向かっています。

2017年の10月~12月にかけてとくに買われおり、人気化しています。
習近平1強体制による中国経済の長期安定化も事業展開の後押しとなっており、今後も期待の企業と言えるでしょう。
2-2.中国のトイレ革命で【5332】TOTOに勝機
習近平氏によるトイレ革命の指示が出た翌日の2017年11月28日、東京株式市場では中国で便器販売を手掛ける日本メーカーが激しく買われました。
中でも【5332】TOTOは連日の上場来高値更新で大躍進!

そのほか低位株からは【5341】アサヒ衛陶が+28%、【7985】ネポンが+34%を上回りともにストップ高をつけ、【5342】ジャニス工業も連日大幅高。
中国関連株の一角としてトイレ特需への注目度の高さが伺えます。
★注目ポイント2 |
中国でのトイレ革命や習近平一強体制による恩恵を受ける企業が値を伸ばしており、新たな中国関連株として注目されている。 |
3.主要中国関連株チェックリスト

幅広い中国関連株の中でも人気化しやすい新興市場銘柄は、短期急騰の可能性を秘めていますのでチェックしておきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【2122】インタースペース | 2,155円 | 中国最大のアフィリエイトネットワークを提供 |
【2160】ジーエヌアイグループ | 692円 | 中国を製造・開発拠点とするバイオ創薬ベンチャー |
【2425】ケアサービス | 1,534円 | 中国企業と介護事業の合弁会社を設立 |
【2897】日清食品ホールディングス | 8,250円 | カップ麺市場を狙い香港証券取引所に子会社の上場申請 |
【2927】AFC-HDアムスライフサイエンス | 938円 | 中国で美容商材、健康食品の販売 |
【3561】力の源ホールディングス | 2,017円 | 中国進出ラーメン店に食材の提供 |
【4004】昭和電工 | 5,290円 | 中国でEV用高純度アルミ箔の生産能力拡大 |
【4183】三井化学 | 3,795円 | 中国向けリチウムイオン電池電解液の生産能力拡大 |
【5332】TOTO | 6,610円 | 温水洗浄便座ウォッシュレットの販売 |
【5341】アサヒ衛陶(★低位株) | 293円 | 中国政府系団体と協力し温水洗浄便座を展開 |
【6239】ナガオカ | 1,302円 | 中国でエネルギー・水・環境の関連事業を展開 |
【6310】井関農機 | 2,915円 | 芝刈機や軽土木用などの農業機械を提供 |
【6325】タカキタ | 1,012円 | 中国向けに梱包作業機や有機肥料散布機などが好調 |
【6506】安川電機 | 5,930円 | 中国企業と産業用ロボット関連事業で提携 |
【6890】フェローテックホールディングス | 2,710円 | 半導体事業で中国企業と提携、精密再生洗浄工場を稼働 |
※株価は2018年1月16日終値で算出
★注目ポイント3 |
近年、中国で業績を大幅に伸ばしている企業が多いことから中国関連株の人気が高まっている。 |
4.中国関連株の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出した中国関連株より、最も上昇を見せた上位3銘柄を発表致します。
※2017年1月16日~2018年1月16日の1年で算出
4-1.第1位【2425】ケアサービス
上昇率 | 5.6倍(安値:338円 → 高値:1,902円) |
市場 | ジャスダック |
RSI | 54.02(売り買い均衡) |
4-2.第2位【2160】ジーエヌアイグループ
上昇率 | 4.3倍(安値:216円 → 高値:938円) |
市場 | 東証マザーズ |
RSI | 78.77(買われ過ぎ) |
4-3.第3位【5341】アサヒ衛陶(★低位株)
上昇率 | 3.7倍(安値:94円 → 高値:348円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 67.29(やや買われている) |
※RSIは2018年1月16日終値より算出
★注目ポイント4 |
中国でヒット商品を生むことができれば企業は急成長できるほど大きな市場であるため、中国の政策などの動向は要チェック。 |
5.まとめ
農業やトイレの大規模な整備など、習近平1強体制による中国の政策に乗る中国関連株の成長は長期的に続くと見ています。
今後も中国に事業展開する企業や政策の恩恵を受ける銘柄が続々と出てきますので、中国の動向には目が離せません。
とくに低位株から業績等のファンダメンタル面に注視し、初動を捉えられるよう値動きもチェックしておきましょう。
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