サイバーセキュリティ関連銘柄は証券口座乗っ取りで注目集まる!?

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2025年4月の一ヶ月だけで、【338A】ZenmuTechは3.32倍!【4288】アズジェントは3.62倍!

証券会社の口座乗っ取りや不正取引被害が続いており、サイバーセキュリティ関連銘柄がマーケットで再注目される契機になるかもしれません。

サイバー攻撃やフィッシング、ランサムウェアの被害は右肩上がりで増えており、サイバーセキュリティはDXやAI時代の成長産業としても期待できます。

サイバーセキュリティ関連銘柄に注目していきましょう!

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1.サイバーセキュリティー関連銘柄とは?

証券口座乗っ取り・不正取引被害の急増を受けて、サイバーセキュリティ関連銘柄が注目されています。

1-1.サイバーセキュリティーとは?

サイバーセキュリティとは、不正アクセスや電子情報の流出・改ざんといったサイバー領域におけるサイバー攻撃を防ぐ対策や手段を指します。

デジタルトランスフォーメーション(DX)やAI(人工知能)の活用といった、経済活動のデジタル化やクラウド化が進めば進むほど、同時にサイバーセキュリティの重要性は上がります。

警察庁が2025年3月13日に発表した「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、2024年のサイバー攻撃は1日平均9,520件と、前年に続き過去最多を更新しました。

同資料では、「ランサムウェアの被害報告件数が前年から増加した。また、フィッシングの報告件数も前年比で約52万件(44%)増加したほか、インターネット上には犯罪実行者募集情報が氾濫するなど、極めて深刻な情勢が継続している」とされています。

ランサムウェアやフィッシング、ネット上での闇バイト募集などは、経済・社会ニュースでも耳にする機会が増えており、日常生活においてもサイバーセキュリティの重要性が増しています。

なお、ランサムウェアとは、暗号化などでファイルを利用不可能な状態にした上で、そのファイルを元に戻すことと引き換えに金銭を要求する不正プログラムのことです。

フィッシングとは、メールやSMS、偽のWebサイトなどの詐欺的な手法で、利用者を騙して個人情報や機密情報を盗み取るサイバー攻撃の一種です。

1-2.サイバーセキュリティ関連銘柄は証券口座乗っ取りの急増を受けて再注目!?

サイバーセキュリティ関連銘柄は、コロナ禍で「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が進んだ、2020年の新型コロナ相場で大きく買われたテーマ株となりました。

新型コロナ相場では、電子認証を手掛ける【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングスはテンバガー達成となったほか、【4475】HENNGEや【4493】サイバーセキュリティクラウドといったIPOも湧きました。

2021年以降は社会・経済活動においてサイバーセキュリティの重要性はより増していますが、サイバーセキュリティ関連銘柄は、新型コロナ相場の反動から厳しい状況が続いていると言わざるを得ません。

2025年3月には、楽天証券やSBI証券といった大手ネット証券を中心に、口座乗っ取りや不正取引が相次ぎ、SNSの株コミュニティでも大きな話題となりました。

カリスマ投資家のテスタさんも不正取引の被害を受けたと報告し、金融庁は4月の不正取引額は3,000億円を超えたと発表しています。

不正取引の要因はフィッシングとも言われていますが、全容は解明されておらず、金融庁や証券会社各社は被害拡大を防ぐために「多要素認証」の設定を投資家に呼びかけています。

今回の不正取引事件は、サイバーセキュリティ関連銘柄にとっては再浮上のきっかけになるかもしれません。

★注目ポイント1
・サイバーセキュリティ関連銘柄は、2020年新型コロナ相場ではDX株の一角として大きく買われたが、2021年以降は厳しい値動きが続いている。
・証券会社の口座乗っ取り・不正取引を受けて、サイバーセキュリティ関連銘柄が再注目される可能性がある。

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2.サイバーセキュリティー関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

サイバーセキュリティ関連銘柄について、2024年から2025年に掛けて大きく上がっている銘柄を見ていきましょう。

2-1.低位株から急騰!【4288】アズジェント

【4288】アズジェントは、セキュリティソフトの輸入販売を手掛けているサイバーセキュリティ関連銘柄です。

同社は長らく株価低迷が続いており、2023年に500円を割り込んでからは、急騰と暴落を繰り返しています。

2025年4月7日には、トランプ関税で市場全体が売られた余波で369円まで下落していました。

4月22日にCTER(継続的脅威エクスポージャー対策)ソリューション「Vicarius VRX」の販売を開始すると発表してストップ高となり、4月28日には1,336円まで急騰。

わずか1ヶ月で3.62倍となり、トランプ関税ショックからの反発相場の中でも屈指の上昇率となりました。

ただ、仕手株・低位株として反発した要素が強いと見られ、単にサイバーセキュリティ関連銘柄として買われたとは言えません。

2-2.サイバーセキュリティ関連銘柄のIPO!【338A】ZenmuTech

【338A】ZenmuTechは、暗号技術を応用したセキュリティ技術の開発・販売を手掛けているサイバーセキュリティ関連銘柄です。

2025年3月28日に上場したばかりの「2025年IPO銘柄」となっています。

公開価格1,580円に対して3.2倍の5,000円でIPO初値を付け、近年低迷気味となっているIPO市況の中で非常に良いスタートを切りました。

トランプ関税ショックで4月4日には4,010円まで売られましたが、4月22日には13,340円まで急反発し、1ヶ月弱で3.32倍の上昇率となっています。

トランプ関税ショックからの反発となった2025年4月には、低位株の【4288】アズジェント、IPO銘柄の【338A】ZenmuTechの2銘柄は特に大きな上昇となりました。

時期的には、証券口座乗っ取りと合致していますが、この2銘柄以外のサイバーセキュリティ関連銘柄は依然として低迷したままであるため、テーマ株全体が買われたとは言い難い状況です。

★注目ポイント2
・証券口座乗っ取りが話題となった2025年4月には、低位株の【4288】アズジェント、IPO銘柄の【338A】ZenmuTechが大きく反発した。
・ただ、サイバーセキュリティ関連銘柄全体が強く買われているとは言い難い状況。

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3.サイバーセキュリティー関連銘柄リスト

注目しておきたいサイバーセキュリティ関連銘柄チェックしておきましょう。

銘柄主なサービス
【4704】トレンドマイクロセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」
【2326】デジタルアーツ有害情報遮断フィルタリングソフト「i-FILTER」「m-FILTER」
【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス電子認証「クイック認証SSL byGMO」
【3692】FFRIセキュリティ次世代エンドポイントセキュリティ「FFRI yarai」
【4288】アズジェントセキュリティソフトの輸入販売
【4417】グローバルセキュリティエキスパートサイバーセキュリティやセキュリティーエンジニア育成サービス
【4498】サイバートラスト認証・セキュリティサービス「SureServer Prime」
【3042】セキュアヴェイル統合セキュリティ運用サービス「NetStare」
【338A】ZenmuTechセキュアFATソリューション「ZENMU Virtual Drive」
【4475】HENNGEクラウドセキュリティーサービス「HENNGEOne」
【4493】サイバーセキュリティクラウドクラウド型セキュリティサービス「攻撃遮断くん」

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オススメのサイバーセキュリティー関連銘柄3選!

サイバーセキュリティ関連銘柄について、オススメの銘柄を3銘柄見ていきましょう。

【4704】トレンドマイクロ

市場東証プライム市場
企業概要セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」を手掛ける情報セキュリティ大手。

トレンドマイクロは、国内トップシェアのセキュリティソフト「ウイルスバスター」を手掛けている、東証を代表するサイバーセキュリティ関連銘柄です。長期的に安定した上昇を続けており、2025年2月には上場来高値を更新しています。東証プライム市場の低リスク銘柄となっており、サイバーセキュリティ市場が安定成長するとにらむなら、最もおすすめの銘柄です。

【3692】FFRIセキュリティ

市場東証グロース市場
企業概要セキュリティソフト「FFRI yarai」を手掛ける。

FFRIセキュリティは、上場した2014年10月から2015年7月に掛けては18倍の急騰となってから10年近くに渡って下落していましたが、2024年には底値から4倍弱の反発となっており、売買代金ではトレンドマイクロに次ぐ人気銘柄となっています。

【3788】GMOグローバルサイン・ホールディングス

市場東証プライム市場
企業概要GMO系でサーバー管理と電子認証提供を手掛ける。

GMOグローバルサイン・ホールディングスは、GMO系のサイバーセキュリティ関連銘柄です。新型コロナ相場ではテンバガー達成となり、2020年10月には14,210円まで上がりましたが、その後はズルズル下落し続けており、2025年4月7日には1,706円まで下がりました。そろそろ反発してもおかしくありません。

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4.まとめ

サイバーセキュリティ関連銘柄は、証券口座乗っ取りが話題となった2025年4月には、低位株の【4288】アズジェント、IPO銘柄の【338A】ZenmuTechが大きく反発しました。

ただ、サイバーセキュリティ関連銘柄全体が買われたわけではない点に注意が必要です。

サイバーセキュリティ関連銘柄は、新型コロナ相場では非常に強かったものの、2021年以降は厳しい状況が続いています。

とはいえ、証券会社の口座乗っ取りや不正取引はどこまで被害が拡大するか見通せない状況であり、この流れからサイバーセキュリティ関連銘柄が再注目される可能性は十分にあります。

サイバー攻撃やフィッシングといったサイバーセキュリティに関するニュースにはアンテナを張っておき、サイバーセキュリティ関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

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