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デイトレ関連特集Part3
今回は、デイトレでのエントリー(買い)タイミングについて解説していきます。
これまでにデイトレ銘柄の「見つけ方」や負けない「メンタル」について取り上げましたが、いよいよエントリー編です。
デイトレと言えば、その日で売買を終える取引手法で個人投資家に人気がありますが、有効なエントリータイミングを知らずにトレードしている人も多いと思われます。
そこで、デイトレ初心者にもおすすめなデイトレのエントリータイミングをまとめました。
デイトレでエントリーするタイミングを学習・実践して、デイトレを攻略していきましょう!
1.寄り付き
まず最初に、デイトレで最も入りやすい寄り付きでのエントリーについて見ていきましょう。
1-1.寄り付きから30分
デイトレで最もエントリーしやすいタイミングは寄り付きで、その次が寄り付きからの30分です。
この時間帯は、大きな出来高を伴って大きな動きをする銘柄が多くなることから、デイトレの「ゴールデンタイム」と呼ばれています。
また、週明けの月曜日の寄り付きは、特に大きな値動きになりやすい特徴があります。
特に初心者におすすめのエントリーポイントは、「寄成」注文を出しておき、寄り付きでエントリーすることです。
その日の日足が「陽線」となれば、寄り付きでエントリーして終値で決済するだけで即利益となります。これはデイトレで最も利益を出しやすいパターンとなります。
また、寄り付きには大量の取引が行われて売買代金が膨れ上がりやすい点も大きなポイントです。これはつまり、寄り付きでエントリーすれば、一定価格でその銘柄の玉を集めやすいという利点に繋がります。
寄り付き以外の時間にエントリーをすることになると、価格が動く中でエントリーしたり、板が出ていない中でエントリーしたりと、株数(玉)を買い集めるだけでも初心者にとっては大変です。
まずは寄り付きエントリーからデイトレを始めてみることをおすすめします。
1-2.寄り付きで注目したいエントリーポイント
デイトレは、日足を見ながら銘柄を選んで、5分足や3分足を見ながらエントリーや利食い・損切りを行うのが基本となります。
特に、寄り付きで注目したいのが、日足で窓を開けて陽線になりそうな銘柄です。
つまり、前日の価格よりも上昇して窓を開けて(「ギャップアップ」と呼ばれます)、寄り付く銘柄が狙い目です。
窓を開けて大きく上昇した銘柄は、その勢いのまま上昇していくことが多いため、寄り付きからエントリーすると即利益になりやすい傾向があります。窓開け陽線銘柄の寄り付きとともに注目したいのが、寄り付き後に大きな値動きをした銘柄の調整タイミングです。
例えば、前日から大きな動きをしている銘柄が、寄り付きから大きな動きをして大きく下げた場合は、一時的な「売られ過ぎ」により押し目買いのチャンスになることがあります。ただ、寄り付きの場合は「寄成」注文を入れれば、寄り付き価格でエントリーすることが可能となりますが、寄り付き以降の5分足を見ながらエントリーする場合は、板を見てエントリーする必要があります。このことについて詳しくは後述します。
寄り付き以降のタイミングでエントリーするには、ある程度の慣れが必要となってきます。
★注目ポイント1 |
寄り付きからの30分はデイトレのゴールデンタイムと呼ばれる。特に、初心者は「寄成」注文で寄り付きにエントリーするのがおすすめ。 |
2.場中のエントリーポイントとコツ
デイトレで場中にエントリーするときのポイントを見ていきましょう。
2-1.場中のエントリーポイント
寄り付き以降にエントリーするポイントをいくつか見ていきましょう。
- ストップ高張り付き銘柄に一旦調整が入る場合の押し目
ストップ高となった銘柄が、張り付き状態で推移するも、その後に一旦調整などにより大きく下げる場合があります。このような場合は、押し目を拾えるチャンスになることがあります。
- 切り上げ陰線が出る
3~5分足で下げ続けている銘柄が、安値を付けてからやや上昇し、直近の安値を下回らない陰線(切り上げ陰線)が出ると、売り尽くしで上昇することが多々あります。
- 出来高を伴ったブレイクアウト
日足の抵抗ラインを超えられない銘柄(例えば、500円を超えられず跳ね返されている銘柄)が、日足の抵抗ラインを5分足でブレイクアウトするタイミングで入るのは鉄板パターンの一つです。
2-2.場中にエントリーするときの板の見方
寄り付き以降にエントリーするときは、十分な玉を集めるために板を見ておく必要があります。
スイングトレードの場合は寄り付き(始値)や大引け(終値)でエントリーすることが多いため玉の集め方に気を付ける必要はありませんが、寄り付き以降にエントリーするデイトレでは玉を集める際に注意が必要です。
いわゆる“板読み(チャートではなく板を見てエントリーの判断をすること)”をする必要はありませんが、自身の注文を消化できる売り板・買い板が出ているかどうかを確認する必要があります。
買いでエントリーする際には、その銘柄の売り板を見ておき、“自身のエントリーを十分に吸収できるかどうか”を確認してからエントリーすることが重要です。
例えば、売り板が全部で500株しか出ていないのに1000株買おうとしたら、非常に不利な価格で約定してしまうことになります。
デイトレがスイングトレードや長期投資よりも難しいと言われるのは、このように場中の流動性が確保されている銘柄が少ないことも一因です。
このため、デイトレ銘柄を選ぶ際には十分な流動性(売買代金)がある銘柄を選ぶのが絶対的な条件となります。
目安としては、1日の売買代金が最低でも10億円以上ある銘柄を選ぶように心掛けていくことが重要になってきます。
★注目ポイント2 |
場中のエントリーポイントとしては、前日ストップ高銘柄の調整や日足でのブレイクアウト狙いなどがある。デイトレでエントリーする際は、自身の注文で玉を集められるかどうかを確認することが大事。 |
3.大引け前
大引け前のエントリーについて見ていきましょう。
3-1.大引け前の30分
大引け前の30分も、注文が入りやすく大きな動きをしやすいことから、寄り付きからの30分に次ぐチャンスになっています。
特に、週末金曜日の大引け直前やゴールデンウィークなどの連休前には、利益確定売りが出やすい傾向があります。
とはいえ、寄り付きや寄り付き後30分に比べると、大引け付近でのエントリーはデイトレに向いているとは言えません。
その日の値動きを確認してから終値でエントリーできる大引け付近は、スイングトレーダーにとってのゴールデンタイムであり、デイトレーダーにとってはそれほど恵みの時間ではありません。
大引け前の30分に大きな動きをすることが多いのは確かですが、やはりデイトレの王道は寄り付き付近です。
大きく動くことがあると言っても、大引け前の30分にデイトレをするのは初心者にとっては無謀であるとすら言えるかもしれません。
3-2.大引け前の注目ポイント
大引け前にデイトレをする際には、持ち越さないように注意することが肝心です。
デイトレの利点の一つに、暴落によるギャップアップ被害から逃れられることが挙げられます。
例えば、ニューヨークダウが暴落したり、大引け後に何らかのニュースが出たりすると、翌日の日経平均は大きく下げて寄り付くことがあります。
特に、日本市場は世界で最も早く始まるため、外国人投資家のリスク売りを呼びやすい傾向があります。
前日に持ち越してしまった場合、このようなギャップダウンは防ぎようがありません。
持ち越さないデイトレでは、このような持ち越しリスクを回避することが可能です。
大引け前にデイトレでエントリーした場合、翌日に持ち越すとは考えず、損が出たとしても最悪でも大引けまでに損切りすることが重要です。
★注目ポイント3 |
大引け前の30分にも相場が大きく動くことがあるが、デイトレで利益が出せるほど動くことは少なく、初心者がデイトレをするのには適さない。仮にデイトレするとしても持ち越さないようにすること。 |
4.まとめ
今回は、デイトレのエントリーについて見てきました。
どの場合においても、デイトレをする銘柄は日足チャートで十分なボラティリティーと流動性がある銘柄を選んだ上で、5分足や3分足を見ながらエントリー・利確・損切りを行うことが重要です。
今回は説明を省きましたが、テクニカル指標も合わせて見ることは忘れてはいけません。
また、初心者に多いデイトレのミスとしては、損切りをせずに持ち越してしまい、そのまま含み損が拡大していってしまうパターンでした。
その為、デイトレをすると決めたら持ち越しはしないようにしましょう。
持ち越しを防ぐ為にも、初心者の場合は寄り付きにエントリーし、前場で取引を終えるといったデイトレをおすすめします。
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