2018年EV関連銘柄!世界はEV(電気自動車)の開発を加速中!

【6626】SEMTECが7.1倍の上昇を見せるなど、EV(電気自動車)関連銘柄は2018年も引き続き注目です

EV(電気自動車)は2017年を代表する株式テーマに急成長。電気自動車市場はまだ開拓されたばかりで、100年に一度の成長分野とも言われるほどです。

2018年も出遅れや押し目のタイミングを迎えるEV関連銘柄がまだゴロゴロ転がっていますので、早速チェックしていきましょう!

1.世界的な環境規制の高まりでEV(電気自動車)関連銘柄に期待

株式市場で今最も有望視されているテーマと言っても過言ではないEV(電気自動車)関連銘柄と、その周辺銘柄の魅力について探っていきます。

1-1.2017年の相場を牽引したEV(電気自動車)関連銘柄の魅力

EV(Electric Vehicle)とは、日本語で電気自動車のことを言います。一般的に二次電池を搭載したモーターで走る車を指しており、いま世界的にも電気自動車へシフトする流れが加速しているのです。

その背景には環境規制の強化が挙げられ、世界最大の自動車市場である中国は国家プロジェクトとして電気自動車の普及に早くから力を入れてきました。

フランスとイギリスは2040年までにガソリン・ディーゼル車の販売を禁止する方針で、インドに至っては2030年をメドにと打ち出しています。

このニュースは自動車業界に大きな衝撃を与えており、国内ではトヨタが後を追う形でマツダと電気自動車の共同開発に動き出しました。

ガソリン車に比べて参入障壁が低い電気自動車市場は、テスラが時価総額で首位の自動車メーカーになるなど世界的なEVシフトへの流れが顕著に表れているのです。

新興メーカーが大成功を掴んでいる電気自動車市場の開拓はまだ始まったばかり。

2030年には自動車販売の半数を占めていると言われる電気自動車、その原動力となるリチウムイオン電池の生産設備がいま各国で建設ラッシュとなっています。

1-2.EV(電気自動車)の原動力となる二次電池

電気自動車を動かす二次電池の中でもリチウムイオン電池は軽量で大容量という特性から、スマホやPCなど身近なところで多くの電化製品に使われています。

日本はリチウムイオン電池の分野では世界をリードする存在であるため、電気自動車市場の拡大で恩恵を受ける企業にも注目が集まっているのです。

EVの部品で最も重要度の高いリチウムイオン電池

電気自動車関連銘柄の代表格として投資家の人気を集め、世界的に見ても2017年の株式市場を牽引してきたと言っても過言ではないでしょう。

2018年にはアメリカでZEV(排ガスを出さない車)規制が敷かれ、この問題をクリアしない限り自動車販売ができない流れになっています。

各国が大きく舵を切るEV市場はかなりの規模であるだけに、EV(電気自動車)関連銘柄は100年に一度の大相場へ突入すると考えられているのです。

ガソリン・ディーゼル車がいずれ無くなり、リチウムイオン電池を搭載する電気自動車が生き残ると予想される自動車市場。

電池素材で高シェアを誇る国内のリチウムイオン電池メーカーも、電気自動車関連銘柄の一角として押さえておく必要があります。

急騰銘柄が続々誕生したリチウムイオン電池関連銘柄の2018年は!

2018.01.08
★注目ポイント1
電気自動車関連銘柄は自動車メーカーのほかリチウムイオン電池などの部材や製造装置、充電スポットなどのインフラ整備に関わる企業など幅広い。

 2.次々にプラス材料が放たれるEV(電気自動車)関連銘柄の推移

個別の材料でもEV関連銘柄全体に波及するプラスの動きで、2017年はほとんどの銘柄が年初来高値を更新し続けています。

2-1.世界最大規模のギガファクトリー本格稼働

2017年1月、電気自動車を牽引するアメリカの自動車メーカーテスラと【6752】パナソニックは共同で、ネバダ州に世界最大規模のギガファクトリーの稼働を開始

【6752】パナソニック

 

本格稼働が始まって以降その存在感は日々増しており、電気自動車への大きな期待から物色の矛先が同社株へ向かいました。

また、その恩恵を受ける銘柄として次に注目が集まったのは、パナソニックが筆頭株主となっている【6882】三社電機製作所です。

【6882】三社電機製作所

 

パナソニックに少し遅れて動意付き始めた三社電機製作所は値動きが軽く、個人投資家から人気を集め、連騰後も株価は堅調な推移を見せています。

2-2.従来の2倍に航続距離を伸ばすEV開発に着手

2017年8月、リチウムイオン電池を手掛ける【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーションは「EV(電気自動車)の航続距離を2020年までに従来の2倍にする」と発表。

【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーション

 

時価総額の大きい同社株ですが、その日の株価は一時15%上昇。

新型電池の開発によって、国内だけでなく将来的に海外の自動車メーカーからも需要が見込まれることから中長期的な業績拡大への期待が先行しました。

2-3.新型リーフの発表でEV(電気自動車)全体に刺激

2017年9月、日産自動車が低価格のEV(電気自動車)新型リーフを発表。

これに刺激されたEVの心臓部となるリチウムイオン関連銘柄全体も軒並み上昇し、市場は大きく賑わいを見せました。

【5986】モリテックスチール

 

この日20%を超える上昇幅でストップ高をつけたEV用充電スタンドを手掛ける【5986】モリテックスチールを筆頭に【7271】安永、【5218】オハラ、【7760】IMVなどが強く買われています。

先代と比べて航続距離が4割も伸びるということで、10月2日の発売とインフラ整備への期待から物色が向かいました。

★注目ポイント2
EV(電気自動車)関連銘柄はまだ開拓されたばかりの大規模な市場なだけに、今後も続々とプラスの刺激材料が出てくると期待できる。

3.主要EV関連銘柄&周辺事業チェックリスト

電気自動車関連銘柄は幅広く、自動車メーカーのほかEVの心臓部とも言える電池や充電器、その他部材や製造装置などが周辺事業として挙げられます。

3-1.EV関連銘柄(自動車メーカー)

世界で競争が激化する電気自動車市場の国内を代表する自動車メーカーから、第二のテスラが誕生するかもしれません。

銘柄株価主なサービス
【7201】日産自動車1,104円仏ルノー傘下、電気自動車開発
【7203】トヨタ自動車7,080円世界首位クラス、電気自動車やリチウムイオン電池の開発
【7211】三菱自動車804円ニッサン自動車の傘下でEV開発や部品調達
【7267】ホンダ3,834円小型EV開発や環境技術に強み
【7270】SUBARU3,709円トヨタ筆頭株主、電気自動車開発、安全技術に強み

※株価は2017年12月13日終値で算出

3-2.二次電池関連

二次電池の中では最も多くのデバイスで使用されている日本のリチウムイオン電池は、最高品質と位置づけられ、世界から認められています

銘柄株価主なサービス
【4080】田中化学研究所2,066円リチウムイオン電池の正極材料
【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーション559円YASUと日本電池が統合しリチウムイオン電池開発
【6752】パナソニック1,637円トヨタと車載用角形電池事業を提携
【6937】古河電池1,038円古河電工直系の蓄電池メーカーでEV用に強み
【4100】戸田工業4,145円リチウムイオン電池の正極材

※株価は2017年12月13日終値で算出

3-3.充電器・その他関連製品

EV(電気自動車)普及を加速させるための大きな課題となる充電器、その他インフラ整備分野は今後ますます需要が高まっていくと期待できます。

銘柄株価主なサービス
【5986】モリテックスチール654円自動巻き式充電スタンド、自動車向け鉄板加工品
【6506】安川電機4,710円急速充電器、EV駆動用モーター
【6926】岡谷電機産業519円電磁ノイズやサージ対策用コンデンサー
【6938】双信電機788円ノイズフィルター、コンデンサー、複合回路などの電子部品
【6996】ニチコン1,411円急速充電器、コンバーター、EV駆動用モーター

※株価は2017年12月13日終値で算出

★注目ポイント3
全体的に物色されている印象が強いEV関連銘柄ですが、世界的なテーマとなっているため今後も成長期待は大きい。

 4.EV(電気自動車)関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったEV関連上位3銘柄を発表致します。
※2017年3月9日~2018年3月9日の1年で算出

4-1.第1位【6626】SEMTEC

チャート画像
上昇率7.1倍(安値:1,584円 → 高値:11,360円)
市場ジャスダック
RSI34.46(やや売られている)

4-2.第2位【6149】小田原エンジニアリング

チャート画像
上昇率5.7倍(安値:816円 → 高値:4,680円)
市場ジャスダック
RSI43.51(やや売られている)

4-3.第3位【4080】田中化学研究所

チャート画像
上昇率4.6倍(安値:621円 → 高値:2,918円)
市場ジャスダック
RSI23.7(売られ過ぎ)

※RSIは2018年3月9日終値より算出

★注目ポイント4
EV関連の上昇率上位銘柄は、2018年1月につけた高値からやや売られている状況が続いているが、世界的にEVへシフトしていく流れは強い為、売られ過ぎの銘柄は押し目買いのタイミングとなる可能性がある。

5.まとめ

環境に対する意識の高まりがEV(電気自動車)関連銘柄に追い風となってきました。

自動運転技術とも相性が良いEV市場の拡大は、2018年さらに加速していくと期待されています。

ガソリンに取って代わる二次電池を原動力とするEV(電気自動車)へのシフトは、世界的にも止められない流れと言えるでしょう。

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