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【8031】三井物産は+47%!【8058】三菱商事は+49%!【2768】双日は+78%!【7433】伯東は+118%!【2760】東京エレクトロンデバイスは+202%!
商社関連銘柄は、7大商社(三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、丸紅、豊田通商、住友商事、双日)を中心に、配当利回りが高い銘柄が多いことから投資初心者にもおすすめのテーマ株です。
商社関連銘柄は総合商社の7大商社が中心となりますが、半導体や資源といったテーマ性の強い専門商社に投資するのもおすすめです。
商社関連銘柄に注目していきましょう!
1.商社関連銘柄とは?

7大商社を中心とする商社関連銘柄は、高配当株として初心者にもおすすめのテーマ株です。
1-1.商社関連銘柄は7大商社を中心とする高配当テーマ株
商社は幅広い商品・サービスを手掛ける「総合商社」と、特定分野に特化した「専門商社」に区分されます。なお、総合商社は日本特有の形態となっており、海外でも「Sogo shosha」と呼ばれます。
今回注目していく商社関連銘柄は、7大商社を中心に構成されるテーマ株です。
7大商社とは、日本の大手総合商社7社のことを指します。具体的には、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、丸紅、豊田通商、住友商事、双日の7社です。
7大商社にはそれぞれに特色があり、強みも異なっています。
三菱商事は資源・非資源いずれにも強く幅広い事業に強みを持ち、伊藤忠商事は繊維・食料・情報といった非資源事業に強く、三井物産は資源・エネルギー分野に強みを持ちます。
丸紅は食料に強い穀物メジャーの一角、豊田通商は元トヨタグループだけあって自動車関連に強みを持ち、住友商事は金属・輸送機・メディアなどに強く、双日は資源や航空分野に強いといった特徴があります。
株式投資の観点から見ると、7大商社はいずれも配当利回りが高い高配当株であることから、投資初心者の長期投資にもおすすめの高配当テーマ株です。
7大商社の2021年11月4日時点の配当利回りは、【8015】豊田通商の2.70%から、【8053】住友商事の5.41%となっています。
商社関連銘柄への投資を考えている場合には、7大商社を軸に考えていくようにしましょう。
1-2.専門商社はテーマ性で選ぶようにしよう
総合商社は大手7社しかありませんが、専門商社は非常に多岐に渡り、多くの銘柄があります。
ただ7大商社からなる総合商社に比べると、専門商社への投資は難易度が高いことには注意しておきましょう。
専門商社は、商社関連銘柄というよりは、それぞれに強みを持つテーマ性が重視されて物色される傾向があります。
例えば、半導体製造装置に強みを持つ【7433】伯東や【2760】東京エレクトロンデバイスといった半導体商社は、半導体株として2021年に物色されました。
また商社関連銘柄は、専門商社であっても配当利回りが高い傾向があります。
例としては、半導体株の配当利回りはそこまで高くありませんが、半導体商社の配当利回りは高く、【7433】伯東は5.17%、【2760】東京エレクトロンデバイスは2.72%です。
これは半導体製造装置大手【8035】東京エレクトロンの2.11%を大きく上回っています(2021年11月4日時点の配当利回り)。
半導体や鉄鋼、エネルギー、資源といったテーマ株に投資したい場合に、敢えて配当利回りが大きい専門商社を選んで投資するという投資戦略も悪くありません。
★注目ポイント1 |
・商社関連銘柄は7大商社(三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、丸紅、豊田通商、住友商事、双日)が中心となる。高配当株が多いため、投資初心者にもおすすめのテーマ株。 ・専門商社への投資は総合商社に比べると難易度が高い。専門商社はテーマ性で選ぶようにしよう。 |
2.商社関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2021年に大きく上げた商社関連銘柄を見ていきましょう。
2-1.資源に強い総合商社!【8031】三井物産
2021年の7大商社の値動きを見てみると、資源に強い【8058】三菱商事、【8031】三井物産、【2768】双日の3社が大きな上昇となっています。
2021年の最大上昇率は、【8058】三菱商事は+49%、【8031】三井物産は+47%、【2768】双日は+78%です。
※2021年1月以降の安値から2021年11月4日までの高値の値。

2021年は、年初から金属価格が高騰し、さらに原油やLNG、石炭といったエネルギー価格が高騰しました。この影響が商社関連銘柄の株価にも波及した形となったと言えるでしょう。
2-2.半導体不足で買われた半導体商社!【7433】伯東
2021年は、半導体不足がマーケット最大のテーマとなっており、半導体関連銘柄は全面高となりました。もちろん、半導体を手掛ける半導体商社も大きく買われています。
半導体製造装置に強いエレクトロニクス商社の【7433】伯東は、商社関連銘柄でありながら半導体株としても注目される銘柄です。
同社の株価は2021年1月初めには1,066円を付けていました。年初から買われ続けており、11月1日には2,329円まで上昇。
最大+118%の上昇率となっています。

また、東京エレクトロンを筆頭株主とする半導体商社【2760】東京エレクトロンデバイスは+202%の上昇率となっています。
この他にも、アルミニウムや銅を手掛ける非鉄金属商社の【7637】白銅は+177%、石炭商社の【1518】三井松島ホールディングスは+155%など、2021年の注目テーマと関わりがある専門商社は大きく上昇しました。
★注目ポイント2 |
・2021年の7大商社は、資源価格の高騰を背景に、資源に強い【8058】三菱商事、【8031】三井物産、【2768】双日の3社が大きな上昇となった。 ・半導体や資源など、2021年の注目テーマと関わりがある専門商社株も大きく上昇した |
3.商社関連銘柄リスト
厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 主なサービス |
【8058】三菱商事 | 資源・非資源にバランスよく強い総合商社 |
【8001】伊藤忠商事 | 非資源事業に強い総合商社 |
【8031】三井物産 | 資源・エネルギー分野に強みを持つ総合商社 |
【8002】丸紅 | 穀物などの食料に強い総合商社 |
【8015】豊田通商 | 自動車関連に強い総合商社 |
【8053】住友商事 | 金属や輸送機に強い総合商社 |
【2768】双日 | 資源や航空分野に強い総合商社 |
【7433】伯東 | 半導体商社 |
【2760】東京エレクトロンデバイス | 半導体商社 |
【1518】三井松島ホールディングス | 石炭商社 |
4.オススメの商社関連銘柄3選!

投資初心者にもオススメの商社関連銘柄を見ていきましょう。
【8058】三菱商事
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 大手総合商社。資源・非資源に強い。 |
三菱商事は、最も基本となる商社関連銘柄です。7大商社の中では最大の規模を誇っており、商社株に投資したい場合に一押しの銘柄です。
配当利回りも4%弱と高いため、投資初心者から上級者まで全ての投資家におすすめできる銘柄となります。
【8001】伊藤忠商事
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 大手総合商社。非資源事業に強く、中国ビジネスにも強み。ファミマを傘下。 |
伊藤忠商事は、商社関連銘柄の中でも成長株としておすすめの銘柄となります。配当利回りは7大商社の中でも控えめですが、値上がりが期待できるという裏返しでもあります。
商社株投資で値上がり益を追求したい場合にはおすすめです。
【8053】住友商事
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 住友系総合商社。金属や輸送機に強みを持つ。 |
住友商事は、7大商社の中では配当利回りが5%強と最も高い商社関連銘柄です。配当目的で商社株投資をしたい場合には、最もおすすめの銘柄となります。
また7大商社はいずれも配当利回りが高めですが、複数銘柄に分散投資してポートフォリオを形成しても問題ありません。
5.まとめ
商社関連銘柄は、7大商社(三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、丸紅、豊田通商、住友商事、双日)を中心とするテーマ株です。
7大商社はいずれも配当利回りが高く、投資初心者から上級者まで全ての投資家におすすめのテーマ株となっています。
また半導体や資源といったテーマ性が強い専門商社株も2021年には大きく上昇しましたが、専門商社への投資は難易度が高いことには注意が必要です。
商社関連銘柄への投資を考えている場合には、まずは7大商社を軸に考えることが基本となります。7大商社の複数銘柄に分散投資するのもおすすめです。
資源価格など商社にとって重要な情報にはアンテナを張っておき、今後も商社関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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