知っておくべき「FANG」と「MANT」!主要米国IT企業は世界経済をもけん引する!

2018年の流行語大賞候補に「GAFA」が選ばれましたが

今回は、アメリカの主要ITテクロノジー企業群「FANG」と「MANT」について詳しく見ていきます。

この5年間で見ると、「FANG」と「MANT」は8銘柄全てが2~3倍以上の上昇となっており、アメリカの株式市場だけでなく世界的株高もけん引していることが分かります。

特に、Amazonは約7倍、Netflixは約9倍、NVIDIAは約18倍もの高い上昇率となっています。

FANG関連銘柄、MANT関連銘柄に注目していきましょう!

 

1.FANGとは

まずは、FANGについて見ていきましょう。

1-1.FANGについて

FANGとは
アメリカのIT企業であるFacebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Netflix(ネットフリックス)、Google(グーグル)の4社の頭文字からなる造語です。

なお、FANGにNVIDIAを加えて「FANNG」または、Appleを加え「FAANG」と呼ばれることもあります。

  • Facebookは、世界最大のSNS「Facebook」を手掛けていることで知られています。「Facebook」の他にも、世界的にブームになっている画像投稿SNS「Instagram」を運営していることでも知られます。

Facebookの売上の大半は広告収益によるもので、コストがほとんど掛からない高収益ビジネスモデルが注目されており、2018年11月時点での時価総額は世界第6位となっています。

  • Amazonは、世界最大のECサイト「Amazon」の運営を手掛けていることで知られます。近年は、クラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」でも存在感を発揮しています。

Amazonは、今回注目するFANG・MANTの中でも最も勢いがあると言えるかもしれません。株価はこの5年間で約7倍となり、2018年11月時点での時価総額はAppleに次ぐ世界第2位となっています。

  • Netflixは、映像ストリーミングサービス「Netflix」を手掛けていることで知られます。2018年10月決算発表時点で、全世界に1億3,700万人のユーザー数を持っています。

Netflixは、自社制作コンテンツにも力を入れています。今後、番組制作費に年間1.4兆円投じると発表しており、映像製作会社としても大きな影響力を発揮していくものと見られています。

  • Googleは、検索エンジン「Google」で知られるIT企業です。検索エンジンの他にも、動画投稿サイト「Youtube」やスマホOS「Android」を手掛けていることでも知られています。

Googleの売り上げの大半はFacebookと同様に広告収益によるものとなっており、Googleの持ち株会社であるAlphabetの2018年11月時点での時価総額は世界第4位となっています。

 

1-2.過去5年間でみたFANG4銘柄の上昇率

【FB】Facebook

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上昇率4.54倍(安値:46.23ドル → 高値:209.94ドル)
取引所NASDAQ

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【AMZN】Amazon

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上昇率6.92倍(安値:290.74ドル → 高値:2,012.71ドル)
取引所NASDAQ

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【NFLX】Netflix

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上昇率8.71倍(安値:47.15ドル → 高値:411.09ドル)
取引所NASDAQ

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【GOOGL】Google(Alphabet)

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上昇率2.50倍(安値:500.72ドル → 高値:1252.89ドル)
取引所NASDAQ

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★注目ポイント1
FANGは、Facebook、Amazon、Netflix、Googleの4大IT企業を指す。株価はこの5年間でそれぞれ最大で4.54倍、6.92倍、8.71倍、2.50倍になっている。

2.MANTとは

今度は、MANTについて見ていきましょう。

2-1.MANTについて

MANTとは
アメリカのIT企業であるMicrosoft(マイクロソフト)、Apple(アップル)、NVIDIA(エヌビディア)、Tesla(テスラ)の4社の頭文字を繋いだ造語です。
  • Microsoftは、コンピューター用OS「Windows」やパッケージソフト「Office」を手掛けていることで知られています。

Microsoftは近年、クラウド事業に力を入れており、「Windows」「Office」の2大事業に匹敵する規模にまで成長しています。2018年11月時点での時価総額は世界第3位となっています。

  • Appleは、スマートフォン「iPhone」やタブレット「iPad」、コンピューター「iMac」などのデバイスで知られるIT企業です。

Appleは、創業者のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなってからも業績を伸ばし続けており、2018年11月時点での時価総額は世界第1位となっています。

  • NVIDIAは、パソコンやゲーム向けの半導体であるGPUの製造を手掛けていることで知られています。同社が手掛けているGPUはAI(人工知能)のディープラーニング処理には欠かせないものとなっています。

NVIDIAは、AIの発展のカギを握る企業として注目されており、株価はこの5年間で18倍以上の上昇となっています。

  • Teslaは、EV(電気自動車)を製造していることで知られる新興自動車メーカーです。創業者のイーロン・マスク氏は、電子決済サービスのPayPalや宇宙開発ベンチャーのスペースXを創業したことでも知られます。

ただ、Teslaは期待感から株価は大きく上昇している反面、「テスラ・モデル3」の生産の遅れや赤字体質など多くの懸念材料を抱えています。

 

2-2.過去5年間でみたMANT4銘柄の上昇率

【MSFT】Microsoft

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上昇率3.17倍(安値:36.04ドル → 高値:114.37ドル)
取引所NASDAQ

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【AAPL】Apple

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上昇率3.18倍(安値:71.51ドル → 高値:227.63ドル)
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【NVDA】NVIDIA

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上昇率18.70倍(安値:15.02ドル → 高値:281.02ドル)
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【TSLA】Tesla

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上昇率2.97倍(安値:121.38ドル → 高値:361.61ドル)
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★注目ポイント2
MANTは、Microsoft、Apple、NVIDIA、Teslaの4企業を指す。株価はこの5年間でそれぞれ最大で3.17倍、3.18倍、18.70倍、2.97倍になっている。

3.「FANG」と「MANT」の影響力

3-1.「FANG」と「MANT」が米国株、日本株に与える影響

「FANG」と「MANT」はアメリカ経済ひいては世界経済を牽引する8企業であり、米国株の市場動向を左右する銘柄群として注目なのは言うまでもなく、日本株にも大きな影響を与えるものと考えられます。

例えば、日本製の部品を多く使っているAppleの動向は、日本株にも大きな影響を及ぼすことで知られています。

Appleに多くの部品を提供している【6981】村田製作所【6770】アルプス電気は、Appleの決算で値が大きく動くことが少なくありません。

FacebookやGoogleが関係するネット広告関連銘柄やAmazonが関係するEコマース関連銘柄は、市場自体が大きく成長している注目テーマ株となっています。

近年の注目テーマとして期待されるのは、AI(人工知能)とEV(電気自動車)です。

特に、AI用のGPUを手掛けるNVIDIAは要注目であり、NVIDIAと提携を発表した【6629】テクノホライゾン・ホールディングス【3655】ブレインパッドは大きな上昇を遂げています。

EVを手掛けるTeslaは、日本の自動車メーカーにとって脅威になることも懸念されますが、【6752】パナソニックはテスラと共同で大規模電池工場のギガファクトリーを運営しているなど商機も期待されます。

 

★注目ポイント3
「FANG」と「MANT」は世界経済を牽引する企業群であり、米国株のみならず日本株にも大きな影響を与える。特に、NVIDIAのAI関連銘柄、TeslaのEV関連銘柄は世界中の投資から注目されるテーマになっている。

4.まとめ

今回は、アメリカの主要ITテクノロジー企業群を指す「FANG」と「MANT」に注目してきました。世界経済を占う上では、今後も8社全ての動向に注目が集まります

「GAFA」が2018年の流行語大賞候補に選ばれましたが、株式投資を行う上では「FANG」と「MANT」まで拡大してしっかりと抑えておきましょう。

日本株の投資を行う上では、多くの日本企業と提携しているAppleと、AI用の半導体を手掛けるNVIDIAの動向には特に注目です。

FANGとMANTに関するニュースには2019年もアンテナを張っておきましょう。

 

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