「フェイスブック」と関連銘柄にスポット!世界最大のIT企業動向とは!

 

世界最大のSNS「Facebook」

2018年7月25日に発表した決算発表を受けての暴落によって、1,200億ドルもの時価総額が一瞬にして失われてしまったフェイスブック株ですが、このニュースで思考停止すべきではありません。

フェイスブックの株価は上場してから6年で5倍に成長しており、やや成長率は鈍化しているものの、業績は好調そのものです。

フェイスブックとフェイスブック関連銘柄に注目していきましょう!

1.フェイスブック関連銘柄に期待

世界最大のSNSサービスを手掛けるフェイスブックに注目していきましょう。

1-1.フェイスブック(Facebook)とは?

今回は、アメリカ5大IT企業の一つであるフェイスブックに関連した銘柄に注目していきます。

フェイスブック(Facebook)とは
アメリカのカリフォルニア州に本社を置き、世界最大のSNSサービス「Facebook」を運営するIT企業です。

フェイスブックは、2004年に、マーク・ザッカーバーグ氏とその同級生であるエドゥアルド・サベリン氏がハーバード大学の学生だったときに創業されました。

当時学生だったザッカーバーグ氏が、ハッキングをして得た女子学生の写真をネット上に公開して投票させる「フェイスマッシュ」というゲームを考案したことが創業のきっかけになったというユニークなエピソードが残っています。

Facebookは2004年のサービス開始と同時に学生を中心に利用者数が急増していき、2009年には競合していたMySpaceを抜き、世界最大のSNSサイトになりました。

そして、2012年5月18日、アメリカのNASDAQ市場に新規上場(IPO)を果たしました。

Facebookの月間アクティブユーザー数は20億7,000万人となっており、人類の3.5人に1人が利用している計算となります。

なお、日本国内の月間アクティブユーザー数は2,800万人となっており、LINEの7,500万人、Twitterの4,500万人に次ぐ規模となっています。

ただ、Facebookはセキュリティやプライバシーの点で、その脆弱性が度々問題となっています。

2018年には、8,700万人分の個人情報が流出した問題を受けて、ザッカーバーグ氏がアメリカ連邦議会の公聴会に召喚される事態となりました。

 

1-2.フェイスブックの事業内容は?

Facebookは、2012年には画像投稿SNSのInstagramを、2014年にはメッセージアプリのWhatsAppを買収して傘下に置いています。

フェイスブックの事業収益の大半は広告収益によるもので、モバイル向け広告が全体の90%以上を占めており、コストがほとんど掛からない高収益ビジネスモデルが注目されています。

2018年7月25日に発表されたフェイスブックの2018年第2四半期決算によると、売上高は前年同期比42%増の132億ドル、純利益は同+31%増の51億ドルとなっています。

また、日本でもブームになっているInstagramも世界的に好調で、業績に大きく寄与したことをザッカーバーグ氏自らが発表しました。

数字だけを見れば堅調な成長を続けるFacebookですが、広告収入や利用者数の伸びが鈍化していることやセキュリティ投資のために営業利益率が圧縮されることが投資家から嫌気されました。

この決算を受けて、フェイスブックの株価は時間外取引で-24%まで暴落……。

これはフェイスブックが上場して以来最大の下げ幅となり、時価総額にして1,200億ドルの企業価値が失われてしまいました。

長い歴史があるアメリカ市場の中でも、1企業が1日に失った損失額としては最大のものとなります。

「フェイスブック・ショック」は世界中の投資家に衝撃を与えましたが、フェイスブックの事業が堅調であることに変わりありません。

「フェイスブック・ショック」を受けても、フェイスブックの時価総額はApple、Amazon、Alphabet、Microsoftに次ぐ世界5位をキープしています。

 

★注目ポイント1
フェイスブックとは、世界最大のSNS「Facebook」を手掛けるアメリカのIT企業。広告収益を柱とした高収益ビジネスモデルが特徴であり、「フェイスブック・ショック」があったものの業績は好調。

2.フェイスブック関連銘柄の推移

フェイスブックとフェイスブック関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.世界最大のSNSサービス「Facebook」を手掛けるフェイスブック

まずは、今回注目するフェイスブック(NASDAQ:FB)の株価動向を見ていきましょう。

チャート画像

Facebookは、NASDAQにIPOした2012年5月18日には38.23ドルを付けていました。その後、Facebookは上場日に付けた高値を1年以上超えられずに推移していました。

2013年8月、遂に上場日に付けた上場来高値を突破します。ここからFacebookの株価は5年間に渡って堅調に上昇し続け、2018年7月の決算発表前には209ドルの高値を付けていました。

その後の「フェイスブック・ショック」で-20%ほど下落しましたが、それでも2018年8月1日時点の株価は172.58ドルと、今年3月に付けた安値159.39ドルに比べても高い水準にあります。

今回の「フェイスブック・ショック」は、単なる調整に過ぎなかったと見られます。

今後、フェイスブック株が調整から下落トレンド入りする可能性もゼロではありませんが、フェイスブックの決算は良好以外の何物でもなく、株価が半分まで落ちるような大暴落が起こる可能性は低いと見られます。

ニュースなどでは「フェイスブックの終わり」などというような過激な文面が載ることもあるかもしれませんが、中長期の株価チャートや決算を自分の目で見て、自分の頭で考えることが大切です。

 

2-2.フェイスブック関連銘柄として注目はネット広告関連銘柄

直接的なフェイスブック関連銘柄というのは東証にはありませんが、フェイスブックの動向に影響を受けやすい関連銘柄としては、ネット広告関連銘柄が挙げられます。

2018年3~4月に、フェイスブックから8,700万人分の個人情報が流出したニュースが大体的に取り上げられた際は、ネット広告関連銘柄が軒並み売られる事態となりました。

そのため、フェイスブック関連銘柄としては、ネット広告関連銘柄に注目していきましょう。

例えば、市場規模が拡大している成果報酬型広告(アフィリエイト広告)大手の【2491】バリューコマースは、ネット広告関連銘柄の中でも注目される銘柄です。
同社の株価は、2017年には642円を付けていましたが、好調なネット広告市場を背景に上昇していき、2018年7月には2,135円まで上昇しました。

この1年で最大3.3倍の上昇となり、2018年8月現在も2,000円前後で推移しています。

テレビや雑誌などあらゆる媒体の広告費が減少傾向にある中で、国内ネット広告市場は2017年に前年比+15.2%という驚異的な成長を遂げています。

フェイスブック関連銘柄としても、急成長セクターとして注目されるネット広告関連銘柄は必ず抑えておきましょう。

ネット広告関連銘柄は2018年も注視!テレビ広告を追い抜き間近!

2018.05.17
 
★注目ポイント2
フェイスブックの株価は上場から6年で約5倍にまで上昇している。フェイスブック関連銘柄としては、ネット広告関連銘柄に注目!

3.主要フェイスブック関連銘柄チェックリスト

フェイスブック関連銘柄として、厳選したネット広告関連銘柄をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【2130】メンバーズ1,492円Facebookの「認定マーケティングデベロッパープログラム」のパートナー認定
【2433】博報堂DYホールディングス1,746円広告代理店大手
【2489】アドウェイズ514円アフィリエイト広告
【2491】バリューコマース2,017円アフィリエイト広告
【3660】アイスタイル1,440円ネット広告
【4293】セプテーニ・ホールディングス(低位株★)180円ネット広告代理店
【4324】電通4,725円広告代理店大手
【4751】サイバーエージェント5,990円ネット広告代理店大手
【6047】Gunosy1,818円ネット広告
【6050】イー・ガーディアン2,931円SNSの投稿審査、広告審査
【6058】ベクトル2,428円ネット広告
【6081】アライドアーキテクツ590円SNS活用マーケティング支援
【6175】ネットマーケティング698円Facebook出会いアプリ「Omiai」
【6534】D.A.コンソーシアムホールディングス2,724円ネット広告
【9449】GMOインターネット2,385円ネット広告

※株価は2018年8月1日終値で算出

★注目ポイント3
フェイスブック関連銘柄としては、ネット広告関連銘柄が候補に挙がってくる。

4.フェイスブック関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったフェイスブック関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年8月1日~2018年8月1日の1年で算出

 

4-1.第1位【2491】バリューコマース

チャート画像
上昇率3.32倍(安値:642円 → 高値:2,135円)
市場東証一部
RSI58.37(やや買われている)
 

4-2.第2位【3660】アイスタイル

チャート画像
上昇率2.96倍(安値:610円 → 高値:1,807円)
市場東証一部
RSI70.27(買われ過ぎ)
 

4-3.第3位【3922】PRTIME

チャート画像
上昇率 2.66倍(安値:1,375円 → 高値:3,660円)
市場東証マザーズ
RSI68.12(やや買われている)

※RSIは2018年8月1日終値より算出

★注目ポイント4
上昇率上位はバリューコマースに続き、化粧品口コミサイトを運営する【3660】アイスタイルが2位となった。フェイスブック関連として大きく意識されている流れではないが、今後の動きはチェックしておきたい。

5.まとめ

8,700万人の個人情報が流出したり、決算を受けて株価が暴落するなど、フェイスブックに関するニュースはネガティブなものが多い印象があります。

しかし、フェイスブックの業績は好調そのものであり、今回の「フェイスブック・ショック」も一時的な調整に過ぎないというのが現実的な見方であると思われます

また、フェイスブック関連銘柄として注目されるネット広告関連銘柄には成長企業が多く、今回紹介したバリューコマース以外にも多くの関連銘柄がこの1年で大きく上昇しています。

その為、今後も米国を代表する「フェイスブック」に関連するニュースにはアンテナを張っておき、動向はチェックしておきましょう

 

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