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格安レンタカー「ガッツレンタカー」を展開するガッツジャパンは、2022年12月を目安に東証マザーズ市場への上場IPOを目指しています。
ガッツレンタカーは、長期間借りて低価格という新しいレンタカービジネスを実現しており、「買うより借りる方がお得!」というレンタカーの新しい価値観を生み出しています。
若者を中心に自動車は保有からシェアへと価値観の転換が進んでおり、モビリティ革命ことMaasの時代に向けてガッツレンタカーのようなサービスが拡大していくことは確実です。
ガッツレンタカーを展開するガッツジャパンの上場IPOに注目していきましょう!
1.ガッツレンタカー(ガッツジャパン)の上場IPOに期待
格安レンタカー「ガッツレンタカー」を展開するガッツジャパンの上場IPOに注目が集まっています。
1-1.ガッツレンタカー(ガッツジャパン)とは?
ガッツジャパンは、1996年1月に有限会社本陣マイカーとして設立されました。設立当初は新車・中古車販売やオークション代行、リース・レンタカー事業などを手掛ける会社でした。
2014年7月にガッツレンタカー本店を開設し、2014年12月に現在の株式会社ガッツジャパンへ社名変更しています。
2015年からフランチャイズを開始しており、2018年には100店舗、2019年には150店舗、2020年3月には200店舗を突破し、順調に店舗数を拡大しています。
ガッツレンタカーの特徴は、「ストック型格安レンタカー事業モデル」という長期レンタルをメインとした格安レンタカーであることです。
具体的には、軽自動車の24時間レンタルが2,000~3,700円、1ヶ月レンタルが24,800~40,500円という破格の価格となっています。
ガッツレンタカーが格安レンタカー事業で利益を出せている理由としては、維持費・仕入れコストが安い中古の軽自動車を中心にしていることや、人件費や広告費などで徹底したコスト削減を図っていることなどが挙げられています。
1-2.ガッツレンタカー(ガッツジャパン)の上場IPO観測情報は?
ガッツレンタカーを運営するガッツジャパンは、2022年12月に向けて東証マザーズに上場を目指していると2019年12月4日付けの中部経済新聞で報じられています。
上記記事によると、ガッツジャパンは2022年12月に東証マザーズに上場することで信用度の補完などを図り、2026年3月までに全国500店舗体制の実現を目指すとのことです。
ガッツジャパンの資金調達に関するニュースなどは特に出ておらず、上場の目的は上記記事にあるように知名度・信用度の拡大にあるようです。
2020年3月にはガッツレンタカー店舗が200店舗突破してからも事業拡大を進めており、2020年7月には法人向け自動車リース事業「ガッツリース」を開始しています。
2020年は新型コロナによって移動が制限された影響で自動車産業は苦しい状況が続いていますが、ガッツジャパンは新型コロナ下でも成長戦略を進めているようです。
ガッツジャパンが上場することになれば、マーケットではモビリティ革命ことMaas関連銘柄の一角として注目されるものと見られます。
ガッツジャパンの上場IPOに関する続報にはアンテナを張っておきましょう。
★注目ポイント |
・ガッツジャパンは、軽自動車を中心とした長期格安レンタカー「ガッツレンタカー」をフランチャイズ展開する。 |
2.ガッツレンタカー(ガッツジャパン)上場IPO関連銘柄の推移
ガッツレンタカーを展開するガッツジャパンの上場IPOで注目されそうな関連銘柄の2020年株価動向を見ていきましょう。
2-1.カーシェアリング最大手!【4666】パーク24
24時間駐車場「タイムズパーキング」を展開する【4666】パーク24は、ガッツジャパンの上場IPOで注目されそうな銘柄の一つです。
同社は、カーシェアリングサービスでトップシェアを誇る「タイムズカーシェア」を展開しており、レンタカー事業「タイムズカーレンタル」も手掛けています。
同社の株価は、2020年1月初めには2,649円を付けており、コロナショック後の4月6日に1,260円まで暴落しました。
新型コロナによる移動制限が嫌気されたからか、コロナショックによる下落幅が大きくなっていたことが分かります。
その後の反発も限定されており、6月10日に2,271円まで戻しましたが、10月末時点では1,500円を割り込そうな価格まで下落しています。
2-2.ニッポンレンタカーの最大株主!【8439】東京センチュリー
伊藤忠商事系のリース大手【8439】東京センチュリーは、レンタカー大手「ニッポンレンタカー」の最大株主であることから、ガッツジャパンの上場IPOでも注目される可能性があります。
同社の株価は、2020年1月初めには5,760円を付けており、コロナショックでは3月13日に2,870円まで下落。その後は戻しており、8月14日には6,220円まで上げています。2020年トータルでは横ばいです。
2020年は新型コロナで移動が制限されたことから、カーシェアリングやレンタカーを含む自動車セクター株は苦しい値動きとなっています。ほとんどの銘柄がコロナショック前の株価を回復できていません。
★注目ポイント |
・2020年新型コロナ相場では、カーシェアリングやレンタカーを含む自動車セクターは苦しい値動きとなっている。 |
3.ガッツレンタカー(ガッツジャパン)関連銘柄リスト
【4666】パーク24 | カーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」、レンタカー事業「タイムズカーレンタル」 |
【8439】東京センチュリー | ニッポンレンタカーサービスの最大株主 |
【8591】オリックス | レンタカー「オリックスレンタカー」 |
【7201】日産自動車 | 軽自動車「ルークス」、傘下の日産カーレンタルソリューションがレンタカー事業「日産レンタカー」 |
【7203】トヨタ自動車 | 傘下に軽自動車大手ダイハツ工業、軽自動車「ミラ」「タント」、傘下のトヨタレンタリースがレンタカー事業「トヨタレンタカー」 |
【7211】三菱自動車 | 軽自動車「ミニカ」「EKワゴン」 |
【7267】ホンダ | 軽自動車「ライフ」 |
【7269】スズキ | 軽自動車大手、軽自動車「アルト」「MRワゴン」「ワゴンR」 |
【4732】ユー・エス・エス | 中古車オークション最大手「USSオークション」 |
【7599】IDOM | 中古車買い取り大手「ガリバー」 |
4.まとめ
格安レンタカー「ガッツレンタカー」を運営するガッツジャパンは、2022年12月に東証マザーズへの上場を目指していると報じられています。
ガッツジャパンが上場すれば、マーケットではモビリティ革命ことMaas関連銘柄に位置付けられることになるでしょう。
ただ、Maas関連銘柄は新型コロナ前までは注目テーマ株となっていましたが、2020年は新型コロナで移動が制限された影響で関連銘柄は軒並み苦しい値動きとなっています。
ガッツジャパンが上場を目指している2022年12月までには新型コロナが収束し、自動車セクターに活気が戻ってくることを期待したいものです。
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