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デイトレ関連特集Part2
今回は、デイトレを始めとする株のトレード全般で勝てるようになるためのメンタルについて解説していきます。
トレードで勝つために必要となるメンタルとは、「損切りになっても、マイルールを機械的に実行し続ける規律」と言い換えることができます。
また、メンタルは生まれつきのものだと勘違いされることが多いですが、勝つためのメンタルは訓練によって身に付けることが可能です。
勝てるメンタルを身に付けて、デイトレを攻略していきましょう!
1.勝てる人の投資心理
デイトレで勝てる人の心理について見ていきましょう。
1-1.勝ち組、勝てる人の心理とは
デイトレに限らず、トレーディングにおいて利益を出し続けるためには、メンタルコントロールが必要不可欠となります。
投資の本場であるアメリカでは、トレーダー向けのメンターが職業として確立されているほど、投資やトレーディングにおいてメンタルは重要です。
日本の個人投資家は外国人投資家に負け続けているというのがマーケットでは常識となっていますが、これは投資におけるメンタルの重要性を認識しているかどうかの差にあると言っても過言ではありません。
それでは、デイトレで勝てる人のメンタルとは具体的にどういうものなのでしょうか?
デイトレで勝つために必要なメンタルは「確率的思考で考えること」、これはすなわち「目の前の一つ一つのトレードではなく、トータルで考えること」と言い換えられます。
確率で考える思考を身に付けることによって、「自分自身の売買ルールを繰り返す規律」が生まれます。
どのようなルールであろうと、損切りが連続することはあります。これは絶対に避けられません。勝率100%のルールは存在しません。
つまり、デイトレで勝てる人のメンタルとは、「損切りが連続しても、マイルールを繰り返すことができるメンタル」となります。
1-2.勝ち組になる為の心得
どれだけ優秀な売買ルールであろうと、損切りが連続することはあります。
しかし、自分自身の売買ルールを繰り返せるメンタルを身に付けていなければ、どのようなルールであろうとそこから利益を掴み取ることはできません。
それでは、トレードで必要となるメンタルを身に付けるには、具体的にはどのような訓練を積めばいいのでしょうか?
トレード心理学について書かれた名著「ゾーン最終章」には、トレードで勝つために必要なメンタル(確率統計思考)を身に付けるための具体的な訓練方法が書かれています。
それはズバリ、あるルールを決めて、それを淡々と機械的に20回繰り返すというものです。
多くの人は、損切りが連続すると、その時点でルールの執行をやめて、ルールを変えてしまいます。このため、勝つために必要な「ルールを淡々と機械的に執行するメンタル」が身に付きません。
あるルールを決めて、そのルールに20回従い続けると、利確が連続することもあれば、損切りが連続することもあるでしょう。
損切りが連続して嫌な感情が出てきても、淡々とルールを20回執行することによって、機械的にルールを継続できるメンタルが身に付きます。
この訓練をする際に重要なことは、「損切りになったときの嫌な感情を抑え込むことはできない」ということです。
人間の脳は、何かを失った体験を、論理ではなく感情を司る部分で判断します。そのため、どのように考えを巡らせようと、損切りになって感じる嫌な感情を抑える方法はありません。
重要なのは、損切りが連続して嫌な感情が生じても、怯まずにルールを執行し続けるメンタルを身に付けることです。
★注目ポイント1 |
デイトレで勝つために必要なメンタルは、確率統計的に考え、損切りが連続しても売買ルールを執行し続ける規律にある。 |
2.勝てない人の投資心理
デイトレで勝てない人の心理を見ていきましょう。
2-1.負け組、負ける人の心理とは
デイトレで負ける人の心理は様々なものがありますが、代表的なものをいくつか見ていきましょう。
・目の前のトレードにこだわってしまう
デイトレで含み損を抱えたら、早めの損切りをする以外にありません。しかし、目の前のトレードが全てだと思って執着してしまうと、損切りすることができず、ズルズルと含み損が大きくなっていくのを見ているしかありません。そして、最終的に取り返しが付かなくなってしまいます。
・貪欲にリスクを取り過ぎる
マーケットでは「ブル(買い)とベア(売り)は勝てるが、ブタでは勝てない」と言われることがあります。ブタのように貪欲な心構えは、過剰なリスクの取り過ぎに繋がり退場することを意味します。
・体験から学ぼうとしない
マーケットから学ぼうとしない、スキル向上のための努力をしようとしない心構えでマーケットに参加しても、退場する以外の結末は待っていません。これはもはやメンタル以前の問題です。
・ルールを一貫して執行できない
自分で決めた売買ルールにも関わらず、ちょっと損切りが連続しただけでルールの執行をやめてしまっては、何も得ることはできません。
2-2.負け組から脱出するための心得
デイトレで負け組から勝ち組に転換するために捨てた方がいい考え方を見ていきましょう。
・目の前のトレードではなく、トータルで考えるようにする
目の前の一つ一つのトレードの結果ではなく、トータルの結果で考える習慣を身に付けることが重要です。トータルの結果が重要だとしたら、目の前のトレードの損切りを先送りすべきでしょうか?
・リスクを取り過ぎる必要はないと認識する
「早く稼がなければいけない!」と焦るかもしれませんが、人生100年時代に時間はたくさん残されています。今すぐに過剰なリスクを取る必要があるのかどうかを自問自答してみましょう。
・マーケットから学ぶ習慣を身に付ける
勉強でもスポーツでも結果からフィードバックして改善の役に立てることは重要ですが、トレードにおいても例外ではありません。自身のトレード内容は記録しておき、学ぶ習慣を身に付けましょう。
・利益を得ることではなく、ルールを執行することを目的とする
どうしてもルールを機械的に執行できないときは、結果に執着していませんか?結果を目的にするから動けなくなります。ルールを淡々と執行することを目標にすることが大事です。ルールに従って正しく負けるのは、ルールを破って間違って勝つよりも価値があります。
★注目ポイント2 |
デイトレで勝てない人のメンタルとしては、目の前の一つ一つのトレードに執着してしまう、焦ってリスクを取り過ぎてしまう、マーケットから学ばないなどが挙げられる。 |
3.まとめ
デイトレに限らずトレードで勝つために必要なメンタルは、「確率で考えること」です。
勝てるトレーダーに必要である「損切りが連続しても、淡々と売買ルールを執行し続けるメンタル」は、プロ野球選手に学ぶことができます。
全盛期のイチローでも4打数0安打に終わった試合は数えきれませんし、イチローであっても6割は凡退しています。
では、イチローはヒットが打てなかった次の打席で、落ち込んで打席に入るでしょうか?前の打席で凡打になったからといって、それまでの打撃スタイルを変えてしまうでしょうか?
プロ野球選手のように確率で考える思考やメンタルを身に付けて、デイトレを攻略していきましょう。
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