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Netflixは5年で8.8倍!!
関連銘柄の【3791】IGポートは2ヶ月で2.3倍!!
映像ストリーミングサービスで世界シェアトップであるNetflix(ネットフリックス)の勢いが止まりません。
Netflixは映像制作に年間1.4兆円投じることを発表しており、ハリウッドや世界中のテレビ局を飲み込むかもしれません。
NetflixとNetflix関連銘柄に注目していきましょう!
1.Netflix(ネットフリックス)関連銘柄に期待
今回は、FANGの一つであるNetflix(ネットフリックス)に関連する銘柄に注目していきます。
1-1.Netflix(ネットフリックス)とは?
Netflixは、1997年8月29日に、現在もCEOを務めるリード・ヘイスティングス氏とマーク・ランドルフ氏によって、DVDレンタルサービス事業を手掛ける会社として設立されました。
2000年には、会員の評価や視聴履歴によって、おすすめ作品を提示する「レコメンド機能」が導入されました。
「レコメンド機能」はNetflixが開発したアルゴリズムであり、全世界に1億3,000万人以上のユーザーを抱えるようになった現在でも、Netflixの特徴の一つとなっています。
2007年1月からは、NetflixはDVDレンタルサービスからビデオ・オン・デマンド方式による映像ストリーミング配信サービスに注力していくことになります。
Netflixの映像ストリーミングサービスは全世界に広まっていき、日本でも2015年から映像配信を開始しています。
また、Netflixは映像配信を手掛けると同時にオリジナル作品の制作にも力を入れており、映像コンテンツ会社としても注目されるに至っています。
1-2.Netflix(ネットフリックス)の事業業績は?
2018年10月に発表された直近の決算からNetflixの事業業績を見ていきましょう。
2018年10月16日に発表されたNetflixの2018年度第3四半期決算によると、直近3ヶ月で全世界の契約者数は696万人増えており、全世界での契約者数は1億3,700万人となっています。
売上高は前年同期比+34%の約40億ドル、純利益は約4億ドルとなっています。
売上高の内訳を見ると、アメリカでのストリーミング収入は19億4,000万ドル、アメリカ以外の海外でのストリーミング収入は19億7,000万ドルとなっています。
映像ストリーミングがNetflixの売上の97%以上を占めるに至っており、海外比率が年々高くなっている傾向が見て取れます。
Netflixの2018年11月時点での時価総額は1,384億ドルとなっています。
アメリカ4大IT企業FANG(Facebook、Amazon、Netflix、Google)の中では、Netflixの時価総額は他の3社と比べると小さくですが、今後の成長が期待されます。
Netflixは番組制作費に年間1.4兆円投じると発表しており、今後ハリウッドを始め世界中の映像業界に大きな影響力を持つ世界一の映像製作会社になっていくことは間違いなさそうです。
今回注目するNetflix関連銘柄は、Netflixと事業提携している銘柄や、今後市場規模が拡大することが予想される動画配信サービスを手掛けている銘柄が中心となります。
★注目ポイント1 |
Netflix(ネットフリックス)とは、映像ストリーミング事業を手掛けるアメリカのIT企業。世界的に業績を拡大しており、映像製作会社としての影響力も日増しに高まっている。 |
2.Netflix(ネットフリックス)関連銘柄の推移
NetflixとNetflix関連銘柄の動向を見ていきましょう。
2-1._Netflixの株価動向は?
まずは、今回注目するNetflix(NASDAQ:NFLK)の株価動向を、直近5年間に絞って見ていきましょう。
Netflixは、2013年11月初めには48ドル前後で推移していました。その後、右肩上がりで上昇を続けており、2017年11月には200ドルを突破しました。
今年に入ってから上昇ペースを上げており、2018年6月には423ドルまで上昇し、今年の上半期だけで2倍の上昇になっています。
しかし、7月以降には調整が入って下落しており、2018年11月現在は320ドル前後で推移しています。
この5年間で見ると最大8.8倍の上昇となっており、Facebook、Amazon、Googleを凌ぐ株価上昇率となっています。
時価総額では、NetflixはFacebook、Amazon、Googleより小さく、世界時価総額ランキング50位以内にも入っていませんが、株価上昇率では他のFANG銘柄を凌いでいます。
2-2.Netflixと共同で番組制作を行うフジ・メディア・ホールディングス
「フジテレビ」を運営する【4676】フジ・メディア・ホールディングスは、Netflixと業務提携を結んでいることから、Netflix関連銘柄として注目されます。
同社は、Netflixと共同で人気番組「テラスハウス」の新シリーズや、芥川賞を受賞した又吉直樹氏の「火花」などのオリジナル作品を制作し、Netflixで独占配信しています。同社の株価は、2017年11月には1,674円を付けており、この1年は小動きながらも上昇して2018年9月には2,077円まで上昇しましたが、2018年11月現在は1,750円前後まで下げて推移しています。
この1年はほとんど値動きがない状態であると言えます。フジテレビのような大企業の株価は、Netflixと業務提携している程度ではそれほど動かないと見るのが現実的なようです。
2-3.Netflixとアニメ制作の業務提携を発表したIGポート
「進撃の巨人」や「攻殻機動隊」などの人気アニメ制作で知られる【3791】IGポートは、Netflix関連銘柄として大きく買われた銘柄です。
同社は、2018年1月31日にグループ会社の「プロダクション・アイジー」「ウィットスタジオ」がNetflix日本法人とアニメ作品における業務提携を締結したことを発表しました。同社の株価は、2017年11月には1,917円を付けていましたが、前述したニュースを受けてストップ高を連発し、2018年3月には4,435円まで上昇しました。
Netflixとの業務提携を発表したことで、わずか1~2ヶ月足らずで2.3倍の上昇となりました。
ただ、高値を付けてからはズルズルと下落しており、2018年11月現在は1,778円と、1年前よりも低い水準まで下げています。
★注目ポイント2 |
Netflixの株価はこの5年間で8倍以上に上昇している。Netflixとの業務提携を発表したことで、IGポートの株価はわずか1ヶ月で2倍以上に急騰した。 |
3.主要Netflix(ネットフリックス)関連銘柄チェックリスト
Netflix関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【3791】IGポート | 1,789円 | 子会社がNetflixとアニメ制作で業務提携 |
【4676】フジ・メディア・ホールディングス | 1,741円 | Netflixと共同で番組制作 |
【4751】サイバーエージェント | 5,280円 | ネットテレビ「AbemaTV」 |
【4755】楽天 | 816円 | 映像配信サービス「RAKUTEN TV」 |
【9404】日本テレビホールディングス | 1,790円 | 子会社が映像配信サービス「Hulu」 |
【9409】テレビ朝日ホールディングス | 2,108円 | ネットテレビ「AbemaTV」 |
【9418】USEN-NEXT HOLDINGS | 1,095円 | 映像配信サービス「U-NEXT」 |
【9433】KDDI | 2,410円 | Netflixと業務提携、動画配信サービス「auビデオパス」 |
【9437】NTTドコモ | 2,535円 | 映像配信サービス「dTV」 |
【9984】ソフトバンクグループ | 8,699円 | Netflixと業務提携 |
※株価は2018年11月2日終値で算出
★注目ポイント3 |
Netflix関連銘柄としては、Netflixと業務提携を結んでいる企業や動画配信ストリーミングサービスを手掛けている銘柄が挙げられる。 |
4.ネットフリックス関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!
過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったネットフリックス関連より上位3銘柄を発表致します。
※2017年11月2日~2018年11月2日の1年で算出
4-1.第1位【3791】IGポート
上昇率 | 2.61倍(安値:1,696円 → 高値:4,435円) |
市場 | ジャスダック |
RSI | 63.64(やや買われている) |
4-2.第2位【9418】USEN-NEXT HOLDINGS
上昇率 | 2.37倍(安値:778円 → 高値:1,849円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 45.68(売り買い均衡) |
4-3.第3位【4751】サイバーエージェント
上昇率 | 1.88倍(安値:3,680円 → 高値:6,930円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 52.99(売り買い均衡) |
※RSIは2018年11月2日終値より算出
★注目ポイント4 |
関連銘柄全体で見ても、上昇率トップはNetflixとの業務提携を発表した【3791】IGポート。短期急騰後は急騰前の水準まで株価を下げているが、好材料によるポテンシャルの高さから今後にも期待したい所。 |
5.まとめ
Netflix(ネットフリックス)は、Facebook、Amazon、Googleに比べると時価総額が小さいですが、この5年間の株価上昇率ではFANGの中で最も高くなっています。
東証には、Netflix関連銘柄と言える銘柄は少ないですが、Netflixとの業務提携を発表したIGポートがわずか1~2ヶ月で2倍以上の上昇になるなど、投資家の関心は高いと言えます。
今後、Netflixは動画配信サービスはもちろん、世界最大のコンテンツ製作会社としての影響力を強めていくものと思われます。
Netflixのニュースや、関連銘柄の動向にはアンテナを張っておきましょう。
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