必読必須の厳選3記事
ロボット関連株の本命、ヒーハイスト精工が株価4倍に迫る勢いで値を伸ばしています!
2017年は衆議院選挙で勝利した自民党の掲げる生産性革命や、世界的な人材不足によってロボット関連株が大きく注目された年でもありました。
それでもロボット関連株の動きはまだ序章に過ぎず、今後の成長性に期待が高まりつつありますので、早速主要銘柄をチェックしていきましょう。
1.ロボット関連株が国策として息の長いテーマに
世界有数のロボット大国と言われる日本では、実際にどれだけの役割をロボットが担っているのでしょうか、今後の展望も一緒に見ていきましょう。
1-1.医療・産業・介護など幅広い分野で活躍するロボット
ロボットと言えば、ソフトバンク社が開発したペッパーのような人工知能を搭載する人型ロボットを想像する方も多いでしょうか。
現在のロボット業界は医療や産業、介護用など様々な分野で活躍しており、人間が装着して使用するマッスルスーツなども注目されています。
介護用のコミュニケーションロボットもそうですが、近年は人件費削減の動きもあり、生産性向上のため製造工場で稼働するロボットも需要が高まっている。
自民党の経済戦略では「ロボットでの生産性革命を実現する」という内容で、2020年度までの3年間を生産性革命集中投資期間と位置づけています。
また、ロボットによる業務の自動化・効率化を実現する「RPA」にも注目です。
企業による設備や人材への投資を力強く促すことを表明しており、ロボット関連株は長期的な国策テーマとして、近年人気化しています。
1-2.世界トップシェアを誇る日本の産業用ロボット
日本は産業用ロボットで世界ナンバーワンのシェアを誇っています。
ただ、サービスロボット(医療用、災害救助、掃除など)の面では欧米に後れを取っているのが現状です。
少し前のデータでは、2035年のロボット市場の経済成長予測は9.7兆円になると試算されており、その中でもサービスロボットの成長が著しい。
出所:NEDO「2035年に向けたロボット産業の将来市場予測」(2010年4月23日)
進む高齢化社会によって、今後世界的な課題となるであろう人材確保の問題を解決するのは、産業用ロボットしかありません。
新興国でもロボットの需要は拡大し続けているため、産業用で高シェアを誇る日本のロボット業界、とくに関連株は狙い目と言えます。
中でも自動車生産向けや半導体、バイオなど幅広くロボット事業を展開している【6506】安川電機は去年の販売台数で世界首位を獲得。
2017年の上昇率も高く、ロボット関連株の本命として躍り出ています。
★注目ポイント1 |
ロボット関連株は国策として今後ますます成長が期待される分野であるため、長期目線で投資対象を選定するのが好ましい。 |
2.世界でも活躍するロボット関連株の推移
個別材料からロボット関連株全体へとプラスに波及する動きで、2017年後半の株価の伸びは目覚ましいものとなっています。
2-1.【9984】ソフトバンクがロボット開発会社買収
2017年6月9日、ソフトバンクグループは米国グーグルよりロボット開発会社のボストン・ダイナミクスと日本発のロボットベンチャーシャフトの2社を買収すると発表。
ボストン・ダイナミクスは二足歩行のロボットがバク宙する動画を公開し話題となった企業です。
【9984】ソフトバンク
この日のソフトバンクグループ株は前日比で一時8%の上昇と大幅高。
苦戦が続いていた同社ロボット事業の救世主となるかの期待と、ロボットに関する投資家の注目が高いことを伺わせました。
2-2.【7779】CYBERDYNEがロボットの市販承認を取得
2017年12月18日、CYBERDYNEの開発するロボットスーツ「HAL」医療用下肢タイプが、米国にて市販承認を取得したと発表。
米国から医学的治療効果を認められた内容に、翌日の株価上昇率は一時10%を超えました。
【7779】CYBERDYNE
その後もロボット関連株として連日買われ、12月の僅か3週間でCYBERDYNEの株価は約1.5倍の上昇と大盛り上がりを見せています。
歩行機能の改善目的に作られたロボット医療機器を軸に、最先端技術が集積する米国での展開が加速する期待から日本のロボット業界に再燃の兆しです。
★注目ポイント2 |
ロボット関連株はまだ未開拓の市場であるため、好材料が出たときのインパクトは強く、業績寄与への期待が高く買いが入りやすい。 |
3.主要ロボット関連株チェックリスト
ロボット関連株には産業用ロボットや医療、介護用ロボットなどが挙げられますのでチェックしておきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【2374】セントケア・ホールディング | 847円 | 合弁会社を設立し、医療用介護ロボットを開発 |
【3443】川田テクノロジーズ | 6,170円 | 子会社が産業用ロボット、人間型ロボットを開発 |
【6134】富士機械製造 | 2,187円 | 移乗介助用サポートロボットを開発 |
【6268】ナブテスコ | 4,405円 | 産業ロボット用精密減速機を開発 |
【6445】蛇の目ミシン工業 | 872円 | 産業用ロボットの開発・販売 |
【6474】不二越 | 755円 | 産業用ロボットで世界をリード |
【6503】三菱電機 | 1,905.5円 | 産業用ロボットの開発・販売 |
【6634】ネクスグループ(★低位株) | 401円 | 介護ロボットや介護ICTシステムの提案、開発、販売 |
【6724】セイコーエプソン | 2,676円 | 腕時計組み立てロボットなど精密な産業用ロボットを開発 |
【6752】パナソニック | 1,668円 | 産業用、介護用など様々なロボットの開発 |
【6861】キーエンス | 64,090円 | 電子応用機器の製造・販売 |
【6902】デンソー | 6,830円 | ロボットアームなど産業用ロボットを開発 |
【6954】ファナック | 27,470円 | 産業用ロボット、ロボマシンを開発 |
【7012】川崎重工業 | 3,690円 | 医療用ロボットを開発 |
【9742】アイネス | 1,135円 | ロボティクスソリューション事業を展開 |
※株価は2017年12月22日終値で算出
★注目ポイント3 |
ロボット関連株は、ここ数年ゆるやかに株価上昇している銘柄が多いものの、まだ出遅れている銘柄や成長期待の大きい銘柄もあり注目したい。 |
4.ロボット関連株の上昇率ランキングTOP3!
過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったロボット関連株上位3銘柄を発表致します。
※2017年3月12日~2018年3月12日の1年で算出
4-1.第1位【6433】ヒーハイスト精工
上昇率 | 4.6倍(安値:213円 → 高値:989円) |
市場 | ジャスダック |
RSI | 35(やや売られている) |
4-2.第2位【4284】ソルクシーズ
上昇率 | 3.6倍(安値:530円 → 高値:1,921円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 47.01(売り買い均衡) |
4-3.第3位【6264】マルマエ
上昇率 | 3.1倍(安値:718円 → 高値:2,281円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 63.37(やや買われている) |
※RSIは2018年3月12日終値より算出
★注目ポイント4 |
ロボット関連上昇率トップ銘柄は、1月につけた高値から売られている銘柄が多い。ただ、工場の自動化ニーズは高まっていることからみると、今後もロボット関連銘柄は注目で、売られた銘柄は押し目買いのタイミングともいえる。 |
5.まとめ
現在、国策となっているロボット関連株についてまとめました。
今後もロボットは重要テーマとして掲げられており、ロボット市場規模も大きな拡大が予測されているので、長期的にロボット関連株は注目度が高いでしょう。
すでに株価が急騰しているロボット関連株も多いですが、まだまだ出遅れ銘柄も数多く放置されていますので、お宝ロボット関連株を探してみてはいかがでしょうか。
厳選テンバガー狙いの3銘柄を無料で!
分析者が精査済みの短期急騰期待が出来る低リスク3銘柄情報を先行配信しております。
サポート体制には自信があり、銘柄相談も無料にて承っておりますので是非ご活用下さい。厳選3銘柄も先行配信しております。