低位株のスクリーニング法を4つのステップで紹介!

低位株投資によって、これまで多くの個人投資家が富を築いてきました。

もしハイリスク・ハイリターンであることを懸念されているのであれば、それは大きな間違いかもしれません。

今回は低位株に焦点をあてたスクリーニングの条件、その魅力を最大限に引き出す選び方や注意点、おすすめの便利サイトまでご紹介していきます。

1.個人投資家と相性の良い低位株の魅力

スクリーニングによって倒産リスクを下げることで、低位株の魅力を最大限引き出すことができます。

1-1.急騰の可能性を秘めた低位株

低位株とは概ね500円以下の銘柄を指しており、その安さゆえ少額投資でも大きなリターンが見込める魅力を秘めています。

時にわずかなきっかけでも驚くほどの上昇を見せることから、低位株で資産を築いた個人投資家も少なくありません。

株価100円台であれば50円の値幅制限が設けられているので、仮に100円からストップ高をつけた場合の上昇率は、1日で50%も動くことになるのです。

反対に下落した場合も同じだけ変動するため、低位株投資はハイリスク・ハイリターンな投資と言えるでしょう。

そもそも低位株における「安い」とは、本来の価値より割安な状態という訳ではなく、市場全体の株価水準と比べて低いという意味合いで使われています。

つまり、単に低位株というだけで購入の判断を行うのは禁物です。

価格が安い理由には業績や財務体質が悪い場合もあるので、特定の条件を決めて銘柄を絞り込むスクリーニングを行う必要があります。

1-2.優良低位株を探すスクリーニングの重要性

株式投資は銘柄選定の段階から勝負を大きく左右すると言っても過言でないほど重要で、売買のタイミングは二の次です。

そこでカギを握るのが、銘柄選定の際に行うスクリーニング

現在約3,500社の上場企業が存在しますが、500円以下の低位株をピックアップするのであればそこまで手間はかかりません。

その中から運用期間などそれぞれの投資スタイルに合った銘柄を、スクリーニングによって効率良く絞り込んでいきます。

基本的に、スクリーニングはこれから上昇するであろう銘柄の選定に行われますが、低位株投資では倒産リスクを下げることも重要です。

そのためには企業の安全性を測る自己資本比率やその他の指標を組み合わせるなど、低位株ならではのスクリーニング方法を用いる必要があります。

では実際に、優良低位株を見つけ出すにはどの指標を組み合わせて条件決めていくのが最適かを見ていきましょう。

★注目ポイント1
1日20%~30%の上昇も珍しくない低位株ですが、スクリーニングによっていかに早い段階で優良低位株を見つけられるかが鍵を握る。

 2.低位株のスクリーニング4つのステップ

投資初心者の方でも簡単に理解できる、低位株のスクリーニングを4つのステップに分けて解説していきます。

2-1.PBR1倍以下はバーゲン価格!

割安な銘柄を探す代表的な指標にPBR(株価純資産倍率)があります。

PBRは企業の持つ資産から株価を判断していきますが、PBR1倍を基準にそれ以上は割高、1倍以下は割安というのが一般的です。

以下の計算式より、企業本来の価値よりも割安で放置されている銘柄をスクリーニングすることができます。

・PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産(BPS)

PBRが1倍以下であれば、万が一企業が倒産した場合でも株主にプラスの分配金が戻ってくると考えられるため、低位株の倒産リスクを抑えることができます。

2-2.自己資本比率30%以上で倒産しにくい

自己資本比率では経営の安定性がわかるため、倒産しにくい企業か判断することができます。

一般的に自己資本比率50%を超えると超優良企業ですが、低位株であれば30%以上を目安にスクリーニングすると良いでしょう。

・自己資本比率 = 自己資本 ÷ 他人資本

貸借対照表から読み取る自己資本比率は、数値が高いほど返済不要のお金が多いことを示しています。

2-3.営業キャッシュフローで収益力がわかる

決算書で確認できる3つのキャッシュフローのうち、最も重要となるのが営業キャッシュフローです。

本業による収入と支出の差額から企業の収益力がわかる営業キャッシュフローは、プラスであるほど順調な経営を行っている証拠となります。

この項目がマイナスの場合は、借金返済や新規投資の際に借入金に頼らなければならないため悪循環に陥ってしまうことが予想されます。

低位株の場合は、連続してマイナスが続いていないかどうかを判断基準に見ると良いでしょう。

2-4.PER10倍以下で投資金を早期回収

PERでは投資金額を何年分の利益で回収できるか知ることができます。

例えば、PER20倍の銘柄は現在の利益を20年出し続けてやっと投資額と同じだけの利益を手にしたと理論上考えることができるのです。

・PER = 時価総額 ÷ 純利益

こちらも割安かどうかの判断に役立ちますので、PER10倍以下というのを目安にスクリーニングしていきましょう。

PER値は業種によって偏りがあり、IT関連はPER高めで証券や金融関連は低い傾向にあります。

★注目ポイント2
スクリーニングで優良低位株が見つけ出せる4つのステップを活用しよう!

3.効率良く優良低位株を探して成績アップ!

低位株をスクリーニングする際に使用したい便利サイトや、スクリーニング後の投資する前に注意したいチェックポイントなど見ていきましょう。

3-1.スクリーニングに役立つ便利サイト

実際に低位株を一つ一つ検証していくには結構な労力がかかってしまいますので、すべてスクリーニング機能に任せてしまうのも賢いやり方です。

ネット口座をお持ちであれば各証券会社のトレーディングツールでも使えるかと思いますが、以下のWEBサイトでも便利なスクリーニング機能が無料で使えます。

▼株探
https://kabutan.jp/tansaku/

長期投資であればファンダメンタルズ分析、デイトレードなど短期投資ならテクニカル分析からスクリーニングできるため、初心者の方にも使いやすい機能です。

▼トレーダーズ・ウェブ
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/screening/screening_top.asp
ここでは37項目の条件から銘柄を絞り込むことができる、上級者向けの高性能なスクリーニング機能となっています。

個人投資家に欠かせない、心強い味方となるスクリーニング機能を使って、効率良く理想の優良低位株を見つけていきましょう。

3-2.低位株に投資する際の注意点

低位株のスクリーニングでは企業の収益力や経営の安定性から割安な銘柄に絞り込んでいく方法をお伝えしてきましたが、投資する前に注意する点があります。

それは、株価チャートの確認です。

現在どのようなトレンドを描いているか、上昇か下降もしくは横ばいなのかを見て、投資すべきかどうかのタイミングを判断することが大切となります。

スクリーニングで割安な低位株を見つけたからといっても、下降トレンドの銘柄に手を出すのは避けたほうが良いでしょう。

過去にテンバガーを達成した銘柄の多くが、初動の段階では500円以下であることからわかるように、低位株で資産倍増も夢ではありません。

【2017年版・急騰低位株】話題となった銘柄や急騰した低位株特集!

2018.01.12
★注目ポイント3
初心者向け株探のスクリーニング機能を活用し、株価チャートを最終確認して優良低位株を発掘しよう!

 4.まとめ

今回は低位株に焦点をあて、主にリスクを軽減することを目的をとしていますので、4ステップにまとめました。

スクリーニングの条件によっては、投資金や運用期間などそれぞれの投資スタイルに合わった理想の優良銘柄へと絞り込むことができます。

投資成績で差をつけるのであれば、まずスクリーニングの精度を高め、情報収集と銘柄チェックを日々積み重ねることが大きなチャンスを掴む近道と言えるでしょう。

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