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値動きが大きく、個人投資家に人気の銘柄だったスカイマークが2020年前半に再上場!
2015年に経営破綻・上場廃止となり、多くの個人投資家を退場に追い込んだスカイマークですが、2020年前半に再上場することを目標にしているとのニュースが飛び込んできました。
空港ビジネスは急増する外国人観光客の恩恵を受けて好況となっており、スカイマークが再上場によるIPOとなれば、関連銘柄に更なる追い風が吹くものと期待されます。
スカイマークの再上場とスカイマーク関連銘柄に注目していきましょう!
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1.スカイマーク再上場に期待
今回は、再上場によるIPOが期待されるスカイマークに注目していきます。
1-1.スカイマークとは?
| 企業名 | スカイマーク株式会社 |
| 設立 | 1996年11月12日 |
| 資本金 | 90億円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 市江 正彦 |
| 本社 | 東京都大田区羽田空港3丁目5番10号 |
航空会社というと、2大航空会社であるANAとJALが知られていますが、スカイマークは日本の航空産業の規制緩和による新規参入航空会社の先駆けとなった会社です。
スカイマークは、機内サービスを簡素化して普通運賃を他の航空会社の半額程度に抑えていたことが特徴で、2000年5月31日には東証マザーズへの上場を果たしました。
しかし、大手航空会社がスカイマークに対抗して運賃を値下げしたことによって、スカイマークの搭乗率は悪化の一途を辿り、赤字経営が続くことになります。
航空運賃の改定や最新のボーイング機の導入、サービス体制の改善などにより、スカイマークの業績は一時回復しました。
しかし、2012年からLCC(格安航空会社)が国内で就航し始め、またアベノミクスによる円安で燃料コストが増加したことから、スカイマークの経営は急速に悪化していくことになりました。
エアバスとの機材購入トラブルから多額の違約金を請求されていることも発覚し、2015年1月28日、民事再生法を適用することを東京地方裁判所に申請しました。
これを受けてスカイマークの株価は大暴落し、2015年3月1日に上場廃止となりました。
1-2.スカイマークの再上場は2020年前半!?
そして、2018年8月27日、スカイマークに関するビッグニュースが入ってきました。
スカイマークの市江正彦社長は日本記者クラブでの会見で、早ければ2020年の前半にも株式再上場に踏み切る考えを示しました。
スカイマークが再上場のIPOとなれば、東証全体を盛り上げる案件となることが期待されます。
空港市場の近年の特徴としては、若者を中心にLCCが市場を牽引していることが挙げられます。LCCに駆逐されてしまったスカイマークが、どれだけLCC市場に食い込めるかが注目されます。
また現在、訪日外国人観光客の増加を背景に空港市場は好況となっており、スカイマークの再建にも追い風となるものと期待されます。
スカイマーク再上場で注目されると期待される関連銘柄としては、航空会社や空港ビジネスを手掛けている空港ビジネス関連銘柄が中心になってくるものと考えられます。
スカイマークの再上場に関するニュースにはアンテナを張っておきましょう。
| ★注目ポイント1 |
| スカイマークは日本の航空会社。LCCの台頭や燃料費の高騰などにより経営が悪化し、2015年に経営破綻・上場廃止となった。2020年前半の再上場が期待される。 |
2.スカイマーク再上場関連銘柄の推移
上場していたときのスカイマーク株の動向と、スカイマーク関連銘柄を見ていきましょう。
2-1.2015年3月1日に上場廃止となったスカイマーク
2008年のリーマンショック後に安値で買い集めていたら、その後10倍以上に暴騰していた時期もあったほどです。このため2014年以降にスカイマークの経営悪化が伝えられていたときも、「リーマンショック後の夢、再び……」という期待を込めて、多くの個人投資家がスカイマーク株を保有し続けていました。
しかし、2015年1月28日、スカイマークが民事再生法を適用することを東京地方裁判所に申請し、2015年3月1日に上場廃止となることが決定されます。
当時まだ300円ほどで推移していた株価は連日のストップ安となり、1円に向かって暴落し始めました。
信用取引でスカイマーク株を買っていた少なくない個人投資家を破産へと追い込むことになり、経営が悪化している低位株のリスクを見せつけた形となりました。
経営破綻・上場廃止で残念なことになってしまったスカイマークですが、経営破綻する前は値動きも大きく、個人投資家にも人気の銘柄だったことは確かです。
そのため、再上場したら、再び人気銘柄になることが期待されます。
2-2.スカイマークの経営再建を支援しているANAホールディングス
スカイマークの再上場で最も期待されるのが、スカイマークの筆頭株主で経営再建を支援している【9202】ANAホールディングスです。
同社は、全日空を傘下にもち、国内線・国際線で首位の大手航空会社としても知られます。
同社の株価は、2017年8月初めには3,789円を付けていましたが、そのまま上昇していき、2018年1月には4,783円まで上昇しました。
この期間に最大+26%の上昇となりましたが、今年に入ってからは下げており、2018年8月現在は3,800円前後で推移しています。
同社はスカイマークの再上場で最も恩恵を受ける企業の一つとして注目されます。
2-3.空港ビジネス関連銘柄の代表格であるエージーピー
急増する訪日外国人観光客を背景に、空港ビジネスを手掛けている銘柄は大きな上昇を見せており、スカイマーク再上場で更なる注目が集まることが期待されています。
その代表的な銘柄が、航空機の動力事業や空港の保守事業を手掛ける【9377】エージーピーです。
同社の株価は、2017年8月初めには787円を付けていましたが、2017年末から大きく上昇しており、2018年3月には1,509円まで上昇しています。
この1年で最大+91%まで上昇しましたが、直近ではやや下げており、2018年8月現在は1,000円前後で推移しています。
空港ビジネス関連銘柄としては、羽田空港を運営する【9706】日本空港ビルデングは最大+45%、国内航空貨物物流大手の【9375】近鉄エクスプレスも最大+44%の上昇となっています。
| ★注目ポイント2 |
| 2015年のスカイマークの経営破綻では、多くの個人投資家も破綻に追い込まれた。スカイマークの再上場では、ANAや空港ビジネス関連銘柄が注目を集める可能性がある。 |
3.主要スカイマーク再上場関連銘柄チェックリスト

スカイマーク関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。
| 銘柄 | 株価 | 主なサービス |
| 【2729】JALUX | 2,845円 | 免税店などの空港内店舗運営 |
| 【8802】三菱地所 | 1,844.5円 | 高松空港、下地島空港を運営 |
| 【8864】空港施設 | 625円 | 空港施設運営 |
| 【9201】日本航空 | 4,005円 | 大手航空会社 |
| 【9202】ANAホールディングス | 3,849円 | 大手航空会社、スカイマークの経営再建を支援 |
| 【9206】スターフライヤー | 3,590円 | 新興航空会社 |
| 【9233】アジア航測 | 709円 | 航空測量大手 |
| 【9375】近鉄エクスプレス | 2,197円 | 国内航空貨物物流大手 |
| 【9377】エージーピー | 998円 | 航空機への動力供給、空港施設の保守 |
| 【9603】エイチ・アイ・エス | 3,650円 | 旅行会社、格安航空券販売大手 |
| 【9706】日本空港ビルデング | 4,975円 | 羽田空港の運営 |
| 【9726】KNT-CTホールディングス | 1,272円 | 旅行会社 |
※株価は2018年8月31日終値で算出
| ★注目ポイント3 |
| スカイマーク再上場で注目される銘柄としては、航空機会社や空港ビジネスを手掛けている銘柄が挙がってくる。特に、同業のスターフライヤーは物色される可能性が考えられる。 |
4.スカイマーク関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったスカイマーク関連より上位3銘柄を発表致します。
※2017年8月31日~2018年8月31日の1年で算出
4-1.第1位【9377】エージーピー
| 上昇率 | 1.91倍(安値:787円 → 高値:1,509円) |
| 市場 | ジャスダック |
| RSI | 60.76(やや買われている) |
4-2.第2位【9233】アジア航測
| 上昇率 | 1.58倍(安値:620円 → 高値:985円) |
| 市場 | 東証二部 |
| RSI | 42.66(やや売られている) |
4-3.第3位【9706】日本空港ビルデング
| 上昇率 | 1.55倍(安値:3,735円 → 高値:5,790円) |
| 市場 | 東証一部 |
| RSI | 42.76(やや売られている) |
※RSIは2018年8月31日終値より算出
| ★注目ポイント4 |
| スカイマークの再上場に絡む関連銘柄の上昇率をチェックしたところ、空港ビジネス関連銘柄の代表格である【9377】エージーピーがトップとなった。スカイマークの再上場により、今後の動向にも期待したい。 |
5.まとめ
スカイマークは値動きが大きく、個人投資家に人気の銘柄でした。
スカイマークの再上場で連想買いが期待される空港ビジネス関連銘柄は、訪日外国人観光客の増加を背景に大きな値上がりとなっていることでも注目を集めています。
また、スカイマークが再上場を予定している2020年前半は、東京オリンピックに向けて株式市場も大きな盛り上がりになっていることが予想されます。
スカイマークの再上場には追い風が吹いていると見て良さそうです。経営再建して再上場する暁には、LCCを駆逐するサービスにも期待したいものです。
今後も、スカイマークの再上場に関するニュースにはアンテナを張っておきましょう。
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