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もはや社会生活に欠かせないインフラと化している「SNS」
TwitterやInstagram、FacebookといったSNSから、老若男女問わず使われるLINEまであります。
そんなSNSの社会の浸透とともに、SNS関連銘柄も大きな上昇を遂げています。
例えば、SNS投稿監視・運用支援を手掛ける【6050】イー・ガーディアンの株価は2015年から2018年の3年間で16倍。
では、2019年はどうでしょうか?
中高生を中心に人気のSNS「Tiktok」が特に注目となりそうですが、まずは今までのSNS関連銘柄動向を振り返り、今後の注目銘柄を絞り込んでみましょう!
1.SNSソーシャル・ネットワーキング・サービス
日本のSNS市場の動向とSNS関連銘柄について抑えておきましょう。
1-1.SNSとは?
SNSには、Facebookのようにリアルの延長でコミュニケーションを取るものから、Twitterのように匿名利用が可能なものまで幅広くあります。
日本でのSNS利用者数は、LINEが7,800万人、Twitterが4,500万人、Instagramが2,900万人、Facebookが2,800万人となっています。
LINEは老若男女問わず全ての年代で使われるコミュニケーションツールとなっており、今や生活に欠かせないインフラの一つになりつつあります。
日本以外の多くの国ではFacebookが主流のSNSとなっていますが、日本は諸外国で唯一Twitterが覇権を握っています。
日本でTwitterが人気となっている理由としては、1文字当たりの日本語の情報量が他の言語よりも多いためTwitterに向いていることや、匿名性を好む国民性が背景にあると考えられています。
近年は、写真投稿型SNSのInstagramや、動画投稿型SNSのTikTokが若者文化を牽引する役割を担いつつあります。
SNSのビジネスモデルは、広告収入やユーザー課金などに分けられます。
Facebookは傘下のInstagramも含めて売り上げの95%以上を広告収入で賄っており、LINEの主な収益源は有料の「LINEスタンプ」販売によるものとなっています。
1-2.2018年までのSNS関連銘柄動向
株式市場においては、ソーシャルゲーム関連銘柄は2012年のガンホーバブルから注目テーマ株であり続けている一方、SNS関連銘柄は長らく注目テーマ株にはなっていませんでした。
しかし、LINEやTwitter、InstagramなどのSNSが社会に浸透するとともに、SNS関連銘柄が買われるようになっています。
SNSの投稿監視や運用支援を手掛ける【6050】イー・ガーディアンは、SNS関連銘柄として大きく上昇しています。同社の株価は、2015年1月初めには286.3円を付けていましたが、SNSの社会への浸透とともに大きく上昇し、2018年4月には4,825円の高値を付けました。3年で約16.8倍もの上昇となっています。
※株価は株式分割後の値で算出。
また、国内最大のSNS「LINE」を手掛ける【3938】LINEは、2016年7月に東証一部に上場し、この当時は大きなニュースとなりました。しかし、LINEの上場は大きなニュースとして伝えられたものの株価は苦戦しており、上場からの約3年間で株価は長らく横ばいとなっています。
★注目ポイント1 |
LINEやTwitter、InstagramなどのSNSは今や社会インフラの一つに。SNSの浸透とともに、マーケットでもSNS関連銘柄が注目されるようになり、イー・ガーディアンは3年で16倍以上に。 |
2.SNS関連2019
2019年に注目のSNS関連ニュースを抑えておきましょう。
2-1.SNSの最新動向
ICT総研によると、日本のSNS利用者は2018年末時点で7,523万人となり、2020年末には7,937万人にまで拡大する見込みとされていますが、既に利用者数が飽和している感が否めません。
2017年には「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれるなど、Instagramが猛烈な勢いで浸透していましたが、近年はやや勢いに陰りが見られます。
2019年現在、大きな注目を集めているのが、中高生を中心に人気の動画投稿型SNS「TikTok」です。
TikTokは日本でもユーザー数が950万人を突破しており、中国を始めアジア圏ではトップクラスの短編動画共有サービスとなっています。
TikTokを開発した中国企業のByteDanceは未上場企業ですが、推定時価評価額が750億ドルとなっています。
世界のユニコーン企業ランキングは、アメリカのUberと中国のDidi Chuxingのライドシェア2社がトップ1,2を競っていましたが、2019年3月現在はByteDanceがこの2社を抜いて推定時価評価額世界トップとなっています。
TikTokは日本市場においても注目材料となりつつあり、ByteDanceと広告提携を結んだというニュースが流れた【6069】トレンダーズはストップ高となっています。
2-2.SNSに力を入れている企業をピックアップ!
SNSに力を入れている企業を見ていきましょう。
口コミを利用したネット販売促進を手掛ける【6069】トレンダーズは、「TikTok」向けのコンテンツ開発・広告販売のための専門部署を設立し、ByteDance社と提携を結んだことで注目が集まります。
SNSが社会に与える影響が大きくなることは間違いなく、SNSの投稿監視・運用支援事業を手掛ける【6050】イー・ガーディアンにも引き続き注目が集まります。
国内最大のコミュニケーションツール「LINE」を手掛ける【3938】LINEにも注目です。LINEはキャッシュレス決済「LINE Pay」に力を入れており、キャッシュレス関連銘柄としても期待されます。
「アメブロ」を始めとするSNS「Ameba」を展開する【4751】サイバーエージェントや、国内最大級のSNS「Mobage」を運営する【2432】ディー・エヌ・エーにも注目です。
また、SNSの浸透と同時に、SNSのビッグデータをAIで分析するサービスにも期待が高まっています。AI関連銘柄でもある【3680】ホットリンクや【3905】データセクションも抑えておきましょう。
★注目ポイント2 |
2019年は、日本でも中高生を中心に普及している動画投稿型SNS「TikTok」に注目が集まる。 |
3.SNS関連銘柄リスト
2019年に注目のSNS関連銘柄リストを見ていきましょう。
3-1.注目のSNS銘柄紹介
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【2121】ミクシィ | 2,572円 | SNS「mixi」 |
【2432】ディー・エヌ・エー | 1,708円 | SNS「Mobage」 |
【3632】グリー(低位株★) | 471円 | SNS「GREE」 |
【3680】ホットリンク(低位株★) | 396円 | SNSのビッグデータ分析 |
【3775】ガイアックス | 728円 | SNS運用支援 |
【3905】データセクション | 688円 | SNSのビッグデータ分析 |
【3938】LINE | 3,850円 | コミュニケーションSNS「LINE」 |
【3984】ユーザーローカル | 4,315円 | SNSのビッグデータ分析 |
【4751】サイバーエージェント | 4,090円 | SNS「Ameba」 |
【6050】イー・ガーディアン | 2,157円 | SNSの投稿監視・運用支援 |
【6069】トレンダーズ | 755円 | 「TikTok」向けコンテンツ・広告 |
【6081】アライドアーキテクツ | 568円 | SNS活用マーケティング |
【6573】アジャイルメディア・ネットワーク | 1,193円 | SNSのビッグデータ分析 |
【9984】ソフトバンクグループ | 10,970円 | ソフトバンク・ビジョン・ファンドがByteDanceに出資 |
※株価は2019年3月20日終値で算出
★注目ポイント3 |
SNS関連銘柄を抽出すると、SNSを運用している銘柄と、ビッグデータ解析や運用支援などのSNS関連事業を手掛けている銘柄に分かれる。 |
4.まとめ
日本のSNS市場では、LINEとTwitterが2大勢力となり、次いでInstagram、Facebookが続いています。2019年には、中高生を中心に人気となっている動画投稿型SNS「TikTok」に注目が集まります。
TikTokを開発したByteDance社は世界一のユニコーン企業であり、いま世界で最も多くの投資家に注目されている企業になっています。
今後、SNSが社会的により一層大きな影響力を持つようになる流れは確実であり、SNSのビッグデータ解析や運用支援といったSNS関連市場は更に拡大していくことは確実です。
以上のことから、2019年は「TikTok」を始めとするSNS関連銘柄の動向に期待したいところです
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